予防をしていても、出来てしまった肉割れ・妊娠線。
一度出来てしまったら消す事はできないのでしょうか？

「肉割れ・妊娠線はできてしまったら治らない？」
「時間が経てばそのうち消える？」

色々な声が錯綜していますが、
どうやら、
医師や専門家によると、
時間が経つことによって、妊娠線は色が赤から白っぽくなり薄くなるものの、
やはり
完全に消えることはないという見解が多いようです。
真皮を構成するコラーゲンは修復しにくいとのこと。

なので、
出来てしまう前の予防が大事であり、
数多くの妊娠線予防商品が出ています。
→妊娠線・肉割れ予防！おすすめクリーム&オイルランキング

意外と思われる方もいらっしゃるかもしれませんんが、
男女問わず肉割れができやすい場所として、ふくらはぎがあります。

ふくらはぎに肉割れができてしまうのは、

1. 妊娠中の体型の変化
2. 急激な筋肉トレーニング
3. 激太り、ダイエットやリバウンドを繰り返すこと
4. 浮き指（指上げ歩き）をしている
5. ふくらはぎは乾燥しやすい

が主な要因として考えられます。
４.５.がふくらはぎ特有で、
浮き指とは、足指が地面に接していない状態のことをいいます。
足指が浮いていると、重心がかかとに片寄ってしまい、
かかとと指の付け根だけの二点歩行になるため、左右差も起こり、足裏がグラグラと不安定になります。
その不安定さをカバーしようと、
太ももやお尻などの大きな筋肉が発達したり、ふくらはぎやすねに余計な力が入ってしまうことが原因です。
また、ふくらはぎはカラダの中でも、
皮脂腺が少なく、皮脂の分泌量の少ない乾燥しがちな部位なのです。
→結構目立つ！？ふくらはぎの肉割れ原因と予防・改善方法

女性の場合、胸も脂肪がつきやすい部位の一つです。
成長期もそうですし、妊娠期は２サイズアップもざらですし、赤ちゃんを受け入れるための大きな体の変化が訪れる場所です。

赤色から赤紫色の肉割れは、出来たばかり（皮膚がダメージを受けたばかり）の状態です。

若干盛り上がっていたり（逆にへこんでいたり）、紅斑があったりと、まだ皮膚にダメージが残っているのが赤色の肉割れです。

→肉割れの原因とは？赤色と白色でタイプやケアは違うの？【病気じゃない？】

赤色の肉割れは時間とともに色素が薄れていき、白色から灰白色（皮膚の色に溶け込むような肌色）に変化します。
一般的に肉割れといわれるのはこの状態を指すことが多いです。
痛みやかゆみなどの症状もなく、医学的にも良性の病変なのですが、とにかく『見た目』が気になるのが大きな問題です。
この白色の肉割れの状態は長期間残存し、しっかりとケアをしなければずっと跡が残り続けることになってしまいます。