私は小さい頃から近所の男の子と遊ぶ活発な子供でした。
そして、親の言う事をきちんと聞く「いい子ちゃん」でもありました。
それは、大人になってからもずっとそうで親に「ダメだ」と言われると、それ以上には意見を言うことも、反抗をすることもなくただ受け入れていたのです。
ずっとどこか満たされない感情もありながらも、その居心地の良さに流されていた部分もあり大きな挫折も感じたこともないまま、恋愛結婚をして子育てをし、ようやく子供が成長して自由な時間を持てる様になった時、挑戦したい事をしようとすると今度は夫からの批判や反対の声とともに行動を制限されることになりました。
よく娘は父親に似た人を結婚相手にすると言われますが、まさに私は男尊女卑の考えの持ち主を生涯の相手に選んでしまった様でした。
自分の存在自体を否定された様にも感じて悲しい気持ちになったと同時に
「自分の人生ってこれで良いのだろうか?」「私が生まれてきた意味は何だろう?」「何で我慢をしながら生きていかないといけないのだろうか?」
と、残りの人生の時間を大切に使いたいとスイッチが入ったのでした。
そして、これからの人生を楽しく過ごしたいと考える様になりました。