「 ものづくり、仕掛けづくりを通じた、人材育成 」
日 時 2019/10/26(土) 9:30-15:00
場 所 日本文理大学
参加者 26名
モーターを制御し頭上3メートルのステーションまでロボット本体を上昇、 そしてスタート地点までロボットを下降させる競技会の点数はロボットが搬送したピンポン球をステーションに配置すると1点 ステーションから落下するとマイナス1点、合計50個のピンポン球を制限時間内に何個配置できるかで競いました。
デジタルワールドで完結するプログラミングとは違い、重力を意識したバランスが重要となる「機体作り」。さらに機体を駆動させ、ピンポン球を配置する機能をどういう形状・動きにするのかという「仕掛け作り」。それら全てを自動化するための「プログラミング」。ものづくり、仕掛けづくりを通じて、参加者は試行錯誤、トライアンドエラーを繰り返し、自分たちの思い描く理想形に近づけていきました。
繰り返し確実に1個づつピンポン球を運ぶ機体、一気に数個を運び数で勝負する機体、小学生から大学生、当日の保護者枠の大人まで様々な世代が参加するイベントとなりました。
EV3を触るのもはじめての初心者、昨年参加したチーム、宇宙工学でロケット開発を学んでいる大学生など参加者のスキルもまた様々でしたが、自分たちの持ち得るスキルを活かしながら、参加者それぞれがルールに沿って競い合いました。
優勝は、昨年も参加した日本文理大付属高校チーム。ピンポン球を落とす仕掛けの精度を向上し見事、優勝となりました。昨年から引き続き参加していたリピーター組みは蓄積したノウハウを活かし、いずれも昨年からの点数アップを見事に果たすことができました。
宇宙エレベーターロボット競技会は、「ものづくり、仕掛けづくり」をワークショップの中心に置きながら子供達の次世代スキルの育成を目指し活動を続けていきます 子供達のワークショップや教育関係者向けの研修会など、 ご要望があればご相談ください。
文末となりましたが会場をお貸しいだきました日本文理大学の関係者の皆様、ご後援、ご協賛を頂きました組織団体、機材の手配をいただきました株式会社ナリカ、実行委員及び大会スタッフの皆さん そして参加していただいた子供達と保護者の皆様に心から感謝いたします。
また来年、皆様とお会いできることを楽しみにしながら、第二回大会の幕を閉じさせていただきたいと思います。