電力に強い行政書士
ソフィ法務事務所

資格取得から、現場力アップ、組織のサポートまで

行政書士ソフィ法務事務所  TEL:086-431-8704   Mail:sophy.office@gmail.com

電力に強い行政書士事務所 代表挨拶

お客様から本当に必要とされる存在に
私たちはお客様目線のサービスを心掛けております。お客様のビジネスや生活にまつわる困り毎を全力サポートし、お客様にとって身近なパートナーとして信頼頂けるよう日々業務に励んでおります。

<主な電力関連業務>
■実務経験による電気主任技術者の資格取得サポート
■技術者の気持ちを適切に表現した文書の作成
 お客さまあて説明文、ホームページ、文書作成
■法律やルールに則った適切な書面作成
■法人設立等開業サポート
■組織運営サポート
■技術内容を含む申請書類等作成・サポート

<上記業務が出来る理由>
■担当専門家の実務経歴
○専門家自身が第2種電気主任技術者でもある。
○20年以上の、特別高圧、超高圧、高圧の多くの施設で業務経験がある。
 水力発電所保守、変電所工事・保守、
 送電線保守・工事、配電線関連業務
○電気管理技術者としての業務経験
○大規模太陽光発電施設の企画
 工事指導・点検業務指導
 故障・不調原因究明サポート

○電気主任技術者の第1種~第3種
 約200名の資格取得をサポート
 実務経歴証明書作成支援から面接に向けた準備まで
○依頼者のご経験は様々
 電力会社各部門、ビール工場、鋳物工場、上下水道場、アリーナ、大規模病院、高圧太陽光発電施設での勤務実績がある方など多数で、それぞれ円滑に資格を取得されました。

こうした経験・実績があるため技術者である依頼者とのコミュニケーションが取りやすく、資格取得希望者(申請者)ご自身の経験でもなかなか表現することが難しい内容をきちんと表現し、行政担当者との申請ご希望者(申請者)の面接に向けたサポートも可能なのです。
つまり、この分野では圧倒的な存在であるからです。

代表者:下村幸喜(右写真)

*もしお時間とご興味があれば、代表者の長い経歴もお読み下さい。↓ 


業務内容

電力関係主要業務

電力資格取得サポート
お客さまの実務経歴を活かした、電力資格(電気主任技術者等)の資格取得をサポートします。
豊富な電力関係の知識・経験と多数の申請実績を活かし、円滑な資格取得に取り組んでいます。

『電力資格取得専用サイト』はここをクリック
電力関係業務
電力に関係した事業者様を支援をいたします。
電力技術を含む契約書、取引先・顧客へ向けた説明文書などの書類作成を適切に行います。
補助金申請業務
電力技術的な内容も含む補助金の申請、融資のための資料作りもご相談下さい。
独立・法人設立
個人事業から法人へ、独立して経営者になる、あるいは共同事業を行う。そんなとき、どのような法人がふさわしいのか迷っている、そんな場合も、お気軽にご相談下さい。
独立・法人設立
個人事業から法人へ、独立して経営者になる、あるいは共同事業を行う。そんなとき、どのような法人がふさわしいのか迷っている、そんな場合も、お気軽にご相談下さい。
ここに記載した電力関係業務の中では、特に電力資格取得業務において、非常に多くのお客さまにご利用頂き、第一種、第二種、第三種電気主任技術者や、電気管理技術者の免状を取得するお手伝いをいたしました。
実務経歴で電気主任技術者になり、企業内での昇進や転職、定年退職後の再就職のお手伝いが出来たことは非常にうれしく感じております。
電気保安管理業務(電気保安協会・電気技術者協会の設立・就職等)や、この電験1種・2種・3種を活かした創業、転職、再就職などをお考えの方は、お気軽にご連絡をお願いいたします。

    詳しい情報はこちらから⇒『電力資格取得専用サイト』 又は下のボタンから

その他業務

相続関連業務
自分史・家族史の作成、遺言書の作成、遺産分割協議書、法定相続情報一覧図作成など、幅広いご要望に対応いたします。
家族信託業務
亡くなってからのための遺言書、亡くなるまでの間の成年後見と比較し、家族信託は、生前・没後、想いが届く制度です。
知的資産経営支援
ご自身や社員の内面的な資産、資格を取得し活かすのが知的資産経営です。当事務所は、この分野の専門家でもあります。
統計・プログラミング・教育
統計は見えないものを見えるようにします、目に見えにくい知的資産(ビジネスの種)を見つけるお手伝い。プログラミングや、社員・ご子息への法律関係教育も承ります。
統計・プログラミング・教育
統計は見えないものを見えるようにします、目に見えにくい知的資産(ビジネスの種)を見つけるお手伝い。プログラミングや、社員・ご子息への法律関係教育も承ります。
営業時間 お客さまのご都合により、調整させていただきます。
    *メールへのお問合せは済みやかに返信いたします。
TEL(FAX)  086-431-8704
*外出機会が多いため、不在時はお手数ですが、
 メール・FAXでご連絡をお願いします。

当事務所について

事務所概要

事務所名
行政書士 ソフィ法務事務所
所 在 地
岡山県倉敷市
 真備町有井100-15
電話(FAX)
086-431-8704
代 表 者
下村 幸喜
設     立
2008年2月
電力関係事業内容
<主な電力関連業務>
■実務経験による電気主任技術者の
 資格取得サポート
■技術者の気持ちを適切に表現した
 文書の作成
 お客さまあて説明文、
 ホームページ、文書作成
■法律やルールに則った
 適切な書面作成
■法人設立等開業サポート
■組織運営サポート
■技術内容を含む
 申請書類等作成・サポート
その他事業内容
・相続関係業務
・家族信託業務
・家族史作成業務業務
・知的資産経営支援業務
・補助金申請業務
・省エネ報告関連業務

・法教育
・統計解析
・プログラミング

電力関係事業内容
<主な電力関連業務>
■実務経験による電気主任技術者の
 資格取得サポート
■技術者の気持ちを適切に表現した
 文書の作成
 お客さまあて説明文、
 ホームページ、文書作成
■法律やルールに則った
 適切な書面作成
■法人設立等開業サポート
■組織運営サポート
■技術内容を含む
 申請書類等作成・サポート

アクセス

行政書士 ソフィ法務事務所
TEL(FAX) 086-431-8704
■電話受付
 外出機会が多いため、不在時はお手数ですが、メール・FAXでご連絡をお願いします。
■mail
 sophy.office@gmail.com
■アクセス
 倉敷市真備町「まび記念病院」を目印にお越し下さい。

営業時間 お客さまのご都合により、調整させていただきます。
    *メールへのお問合せは済みやかに返信いたします。
TEL(FAX)  086-431-8704
*外出機会が多いため、不在時はお手数ですが、
 メール・FAXでご連絡をお願いします。

近著のご紹介

アマゾンKindle版
この本の目的は、あまりお金をかけずに売電額を確保したい、外注せずに自分でできる点検や修理をしたいと思っている方のために、実務的な内容を具体的にわかりやすくお知らせすることを目指しています。
 
著者は、過去、電力会社で技術者として20年以上、高圧、特別高圧、超高圧の電力設備を保守・管理・運用し、台風・大雨等災害の発生に備えた対策を実施してきました。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(フィット)が始まった頃、複数の事業者の方とともに、どのようなことが予想されるか、そのために設備はどうであるべきか、運用や保守・管理体制はどうするべきかを考えて来ました。

フィット制度が20年の折り返し地点が近づいてきた今日、毎年ニュースで報道されるように、強風で吹き飛び交通の支障になった設備、台風により移動し、燃え始めた設備、火山の噴火により噴煙をかぶった設備、設計ミスによるのか多くの配線が燃えた設備、洪水により水没した設備などの大きな出来事が生じ、さらに、ニュースで取り上げられないような事故・故障は相当の数に上ると思われます。

本書は、著者自身が深くかかわっている実際の設備を中心に、生じた現象や問題を具体的にご紹介し、参考にしていただきたいと思うものです。

「こんな現象が生じたがどうすればよい」とお感じになったときに、役に立つ内容が少しでもあればうれしく思います。ですが、その対応は万能なものではなく、あくまで事例の一つにしか過ぎないとご理解ください。

 本書でご紹介している事例の中で、触れていますが、売電量が減っているのに気がつかない、翌月の売電量が届いて初めて、発電量が少なかったことに気づくということは、様々な原因で生じがちです。
 
 監視装置があるから、何かあれば教えてくれるとして注意力が乏しくなる他、同じような故障がいつも発生していると、それが季節(積雪など)要因なのか、現地の天気によるのかをきちんと判断するのも難しいので、おざなりの対応をしてしまい、日常業務に注意を向けてしまいがちです。
 
 近年、電力会社でも「現場力」の欠乏が問題になっているようです。自分がコンピューターで操作したことによって、現場でどんな機械がどんな音とともに動作しているというイメージが欠乏し、単に画面上のマークの色や数字だけで判断しがちになるということのようです。現場での仕事が少なくなった現在、社員を指導する立場の管理職自身も実は現場経験がほとんど無いことも、問題を深くしているようです。
 
 電力会社がそういう状況であるなら、人員の限られた中小企業では、なかなか現場から離れた場所で、現場の状況をイメージし、問題が発生している事を早く判断する能力を養うことは簡単では無いでしょう。本書がそれに少しでも役に立つ事が出来れば著者としてうれしく思います。

専門家としての行政書士は、一般の方からは分かりにくい職業でもあります。裁判所=弁護士さん、法務局=司法書士さん、税務署=税理士さん・・というのはイメージしやすいのですが、行政書士の場合、役所・陸運局など扱う書類が多く、特定の場所とイメージがつながりません。一般には、許認可手続の書類を作成するという事になるでしょう。「代書」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。
現在、AI等の進歩により、上記の士業は仕事が少なくなるのではないかと言われています。「知的資産」とは、目に見えにくい企業(事業者)の底力をことをいい、経営者自身も気がつきにくいこうした経営要素を活かし、新たな企業戦略や事業展開を行うことを知的資産経営と言います。この分野は「代書」とは大きく異なっており、コンサルティング業務としての色合いが強くなります。いわば行政書士の新たな展開の分野でもあり、AI時代にも必要とされる専門家であり続けることにもつながると考えます。
本書は、この分野を中心に業務を展開している著者の経験から得た到達点を、隠すことなくご紹介するものです。

■まえがき より
 平成27年3月27日、岡山県行政書士会はトマト銀行と「中小企業支援に関する業務協定」を締結した。ここで注目すべきは、その中に、「知的資産経営に関する」という項目が独立した形で盛り込まれた事であり、同時に発表された「トマト知的資産経営支援ローン『価値のきずき』には、融資条件として「岡山県行政書士会の会員と連携して知的資産経営に取り組む中小企業者で、岡山県行政書士会会員が知的資産経営に取り組んでいる事業者であることを示す「知的資産経営連絡票」をご提出いただける方」とされ、さらに金利優遇として「岡山県行政書士会の会員が作成する知的資産経営起業評価書の評点平均が3.0以上(満点5.0)の中小企業者の方は当社所定金利から最大0.5%金利を引き下げいたします。」という内容が含まれました。
 物的担保、人的保証に過度に依存しない融資を行うよう金融庁から求められる地域金融機関の中でも、こうした内容を含む制度が発足したのは、トマト銀行がおそらく全国で初めてのケースであり、全国の各行政書士会としても、岡山県行政書士会が締結した内容は初めてのケースとなりました。
著者は、この協定締結に向け、約6箇月間に渡り、トマト銀行本社の推進役を担う方とその内容や進め方について、毎週協議を行いました。これは、著者が取り組んできた知的資産経営に対する考え方がもたらした一つの成果であり、一定のゴールに到達したと感じ、大変嬉しく思いました。

 ところが、実はこれは新たな始まりであり、そこからかなりのスピードで生じた多くの事柄、感じた事が、本著のタイトルに「体系」とつける所以となったのです。
各地の行政書士の方の中には、「岡山では何か目新しいことが進んでいるらしい。」とか「銀行と提携したらしい。」などということをご存じの方もいらっしゃると思いますが、行政書士が行う知的資産関連がどのような業務になるのか分からず、それに取り組む人も少ない状況では、岡山の人の話をわざわざ聞くにも費用がかかるし、それほどのニーズがないという判断をされている場合も多いのではないでしょうか、その一方で、新しい動きとして知っておき、適当な時期がくれば自分の業務に取り込みたい、そうお考えの方もあるでしょう。そこで本著では、いきさつ、裏話も含めて、記載することにしました。
専門家としての行政書士は、一般の方からは分かりにくい職業でもあります。裁判所=弁護士さん、法務局=司法書士さん、税務署=税理士さん・・というのはイメージしやすいのですが、行政書士の場合、役所・陸運局など扱う書類が多く、特定の場所とイメージがつながりません。一般には、許認可手続の書類を作成するという事になるでしょう。「代書」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。
現在、AI等の進歩により、上記の士業は仕事が少なくなるのではないかと言われています。「知的資産」とは、目に見えにくい企業(事業者)の底力をことをいい、経営者自身も気がつきにくいこうした経営要素を活かし、新たな企業戦略や事業展開を行うことを知的資産経営と言います。この分野は「代書」とは大きく異なっており、コンサルティング業務としての色合いが強くなります。いわば行政書士の新たな展開の分野でもあり、AI時代にも必要とされる専門家であり続けることにもつながると考えます。
本書は、この分野を中心に業務を展開している著者の経験から得た到達点を、隠すことなくご紹介するものです。

■まえがき より
 平成27年3月27日、岡山県行政書士会はトマト銀行と「中小企業支援に関する業務協定」を締結した。ここで注目すべきは、その中に、「知的資産経営に関する」という項目が独立した形で盛り込まれた事であり、同時に発表された「トマト知的資産経営支援ローン『価値のきずき』には、融資条件として「岡山県行政書士会の会員と連携して知的資産経営に取り組む中小企業者で、岡山県行政書士会会員が知的資産経営に取り組んでいる事業者であることを示す「知的資産経営連絡票」をご提出いただける方」とされ、さらに金利優遇として「岡山県行政書士会の会員が作成する知的資産経営起業評価書の評点平均が3.0以上(満点5.0)の中小企業者の方は当社所定金利から最大0.5%金利を引き下げいたします。」という内容が含まれました。
 物的担保、人的保証に過度に依存しない融資を行うよう金融庁から求められる地域金融機関の中でも、こうした内容を含む制度が発足したのは、トマト銀行がおそらく全国で初めてのケースであり、全国の各行政書士会としても、岡山県行政書士会が締結した内容は初めてのケースとなりました。
著者は、この協定締結に向け、約6箇月間に渡り、トマト銀行本社の推進役を担う方とその内容や進め方について、毎週協議を行いました。これは、著者が取り組んできた知的資産経営に対する考え方がもたらした一つの成果であり、一定のゴールに到達したと感じ、大変嬉しく思いました。

 ところが、実はこれは新たな始まりであり、そこからかなりのスピードで生じた多くの事柄、感じた事が、本著のタイトルに「体系」とつける所以となったのです。
各地の行政書士の方の中には、「岡山では何か目新しいことが進んでいるらしい。」とか「銀行と提携したらしい。」などということをご存じの方もいらっしゃると思いますが、行政書士が行う知的資産関連がどのような業務になるのか分からず、それに取り組む人も少ない状況では、岡山の人の話をわざわざ聞くにも費用がかかるし、それほどのニーズがないという判断をされている場合も多いのではないでしょうか、その一方で、新しい動きとして知っておき、適当な時期がくれば自分の業務に取り込みたい、そうお考えの方もあるでしょう。そこで本著では、いきさつ、裏話も含めて、記載することにしました。

<代表者の長い経歴>

*非常に長文ですので、お時間が許す範囲でお読み下さい。

<代表者の長い経歴>

■なぜ電力に強い行政書士になったのか。どのような道を歩んできたか。

子供の頃、私の父は JR (旧国鉄)の電気区という所で働いていました。詳しい仕事の内容は子供が理解するはずはありませんが、踏切の故障や鉄道の信号機の故障などがあると、夜間でも、天候が悪い中でも父は急遽出かけて行った。父は酒が好きで毎日飲んでいましたので、そんな時は母が運転して出かけていました。
国鉄に勤める前の父は、戦後、地元で電柱に変圧器を取付る仕事を行っていて、電気が通ると周囲の方から感謝され、宴会に招待されたという話をよく懐かしそうにしていました。
そんなことから、電気という言葉は、自分の家では当たり前の存在でした。

高校に進む頃になると、家が貧しかったので、大学に行きたいと口にして、親に無理だと言わせたくは無かったので、先生から薦められてもかたくなに断って、工業高校電気科に進んだ。
そこで初めて電気理論とか発送配電とかいう電力についても意識した。先生は、回路を切る時は順番が重要だとして、何度も「オーシービー、ディスコン」いう言葉をセットで使った。

高校卒業が近づくと就職先として家から通える、小さな電気工事会社を選んで担任の先生に志望届を渡したが、社名も全く覚えていないほど適当だった。それでも親も反対はしなかった。しかしすぐに担任の先生から中国電力行ったらどうかという薦められた。いつも先生に逆らっていたのだが、その時だけはなぜか素直にその言葉に従い、中国電力に入社した。

◆送電(維持業務)
電力会社に入ると思いもよらず、「送電課(旧線路課)」に配属された。何課があるのか、どんな仕事をしているのかしらないので、本当は思いもよらずでもなかった。
高校で第3種電気主任技術者に合格していたので、もっと電気の理論的な仕事をするのかと思っていたが、実際は、高い鉄塔に登る、敷地の草刈りをする、スコップを持って穴を掘るなど、「電気土方」と言われる種類の仕事も多かった。しかしおかげで、それまで使ったことが無かった草刈り機やチェーンソー、高所での作業、木柱に昇柱器を使って昇ることなどが身についた。

◆変電(維持業務)(工事業務)
約1年半後、今度は変電関係の維持業務をやることになった。それから2年後には、変電工事部門に回され、変電所の変圧器や遮断器の取替工事を行った。その事業所では初めてとなる官庁検査を担当した。

◆超高圧変電所(運転業務)
変電工事も短期間で、今度は超高圧変電所で運転業務を行った。3人一組の三交代で、平日の昼間に時間が出来たのが不思議だった。ここも一年で50万ボルトの建設所行くことになった。

◆50万ボルト変電所(建設所)(運転業務)
50万ボルトの機器は非常に大きく、扉に触れただけでビリビリくるような所だ。既存の変電機器の増設や取替は行ったがここでは、山を切り開いて全国を結ぶ50万ボルトの電力幹線を連係する大型の変電所の建設現場だ。その最後の年から、社内試験、官庁検査そして運転開始から運転業務と経験できたのは非常に良い経験だった。

◆制御所(日勤・当直業務)
数年後、大幅な組織再編があり、超高圧以外の変電所は、運転区という組織から、それをさらにまとめた制御所という組織が出来ることになり、岡山市内(旧市内)を中心とする制御所の最初のメンバーとなった。変電所は50万ボルトの変電所以外は、無人変電所となり、それを定期的にパトロールしたり、系統運用の停電調整や保護継電器の管理を行ったりする日勤業務と運転を行う運転業務の両方を行った。この頃、操作をコンピュータの画面上で行うようになった。

◆停電調整・系統運用検討
その後、本部事業所の総括的な業務として、停電調整業務を行うことになった。停電調整というのは電力系統の停電が重ならないように、いつどの回線を停電するかを年計画、月計画で行うもので、それぞれ制御所の停電担当者もいるの、それを調整し総括する電力所の停電担当者という役割だ。

◆揚水式水力発電所(運転業務)
数年後、自分にとって新しい分野である、大きな新成羽川発電所という、揚水式の発電所で当直主任をすることになった。ダムの内部にある制御所はいつでも暗く、外の様子がわからない。発電所なので電気の仕事のはずだが、ほとんど河川の水量ばかり見ていた。上流で急な大雨が降れば途中のダムの出力を上げる、それは下流に流す水の量を増やすということだ。
一日の時間毎の水量を決めるグラフは、状況が変わると急いで作り直す必要がある。手作業で時間がかかったり誤りがあってはならない。そこで、貯水池のデータと、求められる数量から自動的にグラフを作成するマクロを、エクセルで作成し、ごく短時間で正確なグラフが出来るようにした。
ダムの下流では、晴天の中、子供たちが水遊びをしているかもしれない。上流の地域で激しい雷雨になれば、河川の水量が増え、子供たちに被害を与えるかも知れない、また、送電線の停電事故も発生するかも知れない。
そんな緊張感をもって、内部で「1000日修行」という3年間を過ごした。

この電力技術者としての勤務の間、行政書士の資格取得や、法律に強い興味を持ったことから、大学の法学部を卒業した(休職なし)。そこで、自分の希望により大きく方向性を変えることにした。子供も小さかったため、退職しすぐに独立をする勇気は無く、生活を維持しながら、より法律に近い職種を選ぶ事とし、すでに退職されている親しい先輩に相談をして希望を決めた。

◆営業所総務課(総・労・経・資・広報・渉外)
同じ会社でも、従来の技術部門(工務系電力所)と営業所(営業系)では、全く雰囲気が異なる。
自ら希望した職場だが、技術部門ではお手伝い程度と感じていた事務屋さんが、ここでは主流であり態度も大きい。社内的には中堅の年齢になっていたが、特に営業関係の仕事は、若い女性に「こんなことも知らないなんて、バカじゃないの。」と思われることも覚悟しながら、恥を恐れず仕事を始めた。
なじみがない言葉も多い、最初に担当した「電敷」もその一つだ。
これは「電柱敷地」の略。分からないながら、お客さまと交渉をしなければならず、立場上、苦情を伺うために訪問することもある。最初は、非常に緊張したが、次第にお客さまとの話し合いに慣れ、なかでも交渉力の優れた先輩と同行したたった一度の機会は、非常に学びの多いものだった。

その一方で、宅建資格も取得していたため、登記や不動産に関する知識はあるので、その面では自信はあった。この「電敷」の仕事の中には、市道に建っている電柱が増減を一本一本、本社コンピュータから出てきた、大量の紙のデータを手作業で(両方のリストに定規を当ててずらしながら)前年分と比較し、それを新しいリストにして行政に申請するという作業があり、前任者の女性からやり方を教えてもらった。これは当時、5人の担当者が手分けをして、1週間かかっている作業だった。パソコンの初期の時代だったが、本社のコンピュータにデータがあるのだから、前年分と今年度分を、そのコンピュータから出てきた「紙」で照らし合わせるというのは、どう見てもナンセンスだと感じた。
調べてみると、前年分と今年度分のデータを、職場のコンピュータで取り出せることが分かったので、そのデータを比較するマクロをエクセルで作り、申請に必要なデータが半自動で出てくるようにした。パソコンの性能が低いため時間はかかるが、それでも一人で半日あれば、データが出来た。

ここから、10年間総務課で、総務・労務・経理・資財・広報・渉外・組合対応などを行った。

なかでも、健康増進法が最初に施行された翌日、すぐに事業所の禁煙に取り組んだ。当然、本社労務部の役付も関心度は高いと思っていたが、聞いてみると「あれは努力目標ですから、なにもしません。」という対応だった。直属の上司もその上もヘビースモーカーで、所内各課の課長(部下20名程度)も、多くは喫煙者で、組合幹部も喫煙者だった。
それでも、若い女性も所内に多く、たばこの煙をいやがる人もいた。当時の話では、たばこの煙には約200種類の発がん性物質が含まれること、胎児にも影響が及ぶ可能性があること、イギリスでは喫煙1回に8分労働時間が少なかったと見なすことなどが紹介されていた。
「もし私がこの職場で働く女性の夫で、その女性がたばこの煙に触れる機会が、この職場しか無く、生まれた子供が、タバコにしか含まれない物質で障害を受けていたなら、当時のその職場の管理職を相手取って裁判を起こしますよ。たとえ退職していても同じです。」などと話をしたり、工夫して取り組み、結局数ヶ月後、建物全館が禁煙となり、内部には喫煙所を設けず、すべて屋外で喫煙することとなった。
この事業所全体の完全喫煙は、中国電力でも初めての事業所となった。
後日、本社労務部から、事業所完全喫煙の取り組みについて、本社で説明して欲しいという連絡が上司に入ったが、即、お断りした。知りたければ、こっちに来いと言っておいた。

広報活動としては、商工会議所での経営者向けの省エネセミナーや、小学校では、手作りの電池を作り豆電球をともす、工業高等学校では、送電線の保護をどのようにやっているかの説明など、総務課の人らしくない活動も行った。

◆行政書士として独立
その後、早期退職制度を利用して、独立することとした。
何をするかについては、行政書士だが、脱サラなので、普通の行政書士さんが行っていることを主にするのではなく、独自な道を選ぼうと思っていた。
その一つが知的資産経営であり、当時ネットで公開されていた様々な会社の「知的資産経営報告書」約500部を全部ダウンロードし、全ページをデザインや構成、文章の作り方などにも注意を払って精読した。また、地域金融機関に対する金融庁の取り組みや、各金融機関の対応、具体的な知的資産経営支援の事例など、可能な限り学び、単に知的資産経営ガイドラインにあてはめるのではなく、具体的で実効性のある知的資産経営支援とは、どんなものかについて研究した。ここでの学びは、今でもあらゆる面で役に立っている。
その一方で、退職とともに、電力の仕事は行わない、つまり電力会社の関係会社・出入りの会社への営業は行わないと決めていた。安易な道でもあるし、OBが職場にやってきて営業活動を行うことは、在籍者にとっては迷惑だと考えたからだ。

そんなとき起きたのが、東日本大震災だった。実は電力会社在籍中から、クリーンなエネルギーとか、安いとか安全とか言う電力会社のPRには、大きな疑問を感じていた。それは、廃棄物の処分が単に見えない所に埋めるという手段しか無いからだ。800年安全に保管といっても、現在の誰も責任がとれるわけでは無い。
それでも福島第一のような大事故が起きることは予想していなかった。この震災を機に、東西の周波数の違い、電力の東西間の流通に制約があることなどが知られ、電力を大幅に節約しての生活など、全国で電力への関心が一機に高まった。

◆ファンドマネージャーと出会い
再エネの始まりは、新たな出会いを多く生み出してくれた。異業種からの参入が多く、一攫千金を成し遂げた事業者もいれば、逆に失敗した事業者もいるだろう。融資を受けるための組織の組成について、ファンドマネージャーと出会い、一緒に活動をすることで、大変勉強になった。法人設立は行政書士も多く取り組んでいるが、ビークルとしての組成への取り組みの知識と経験を深めた人はそれほど多くないかも知れない。また、フィット(Fit)制度が始まってすぐ、O&Mが重要になると考え、電力会社で使用していた保修という言葉をもとに、体系的なO&M資料を作成した。

◆銀行のお客さまへのアドバイス

それに次いで、再エネが推進され、中でも全国の至る所で、太陽光発電施設が作られた。電力に関わってきた者としては、まずチャンスと感じるよりも、怖い施設があちこちに出来ているという不安が多かった。それから年月が経ち、それが現実になっている。
同時に、電力の事が分かる中立的な立場の人として、銀行からもお客さまへのアドバイスを求められるようになった。銀行にとっては、業者の売り込み内容が客観的にどうかという意見が欲しく、自行の融資にも繋がる狙いがある。

◆太陽光発電施設の企画とO&M
太陽光発電が始まって7年程度経過した現在、当初考えていたO&Mに記載したリスクは、間違いなく発生し、さらに加える事項は増えてきた。それは工事がやっつけ仕事の場合があるからであり、作業者も電気の専門家では無い人も多く関わっていることから、単に回路が出来ていれば良いと考えて施工しているからだと感じることが多くある。
その点は電力会社で数多く見てきた設備とは、全く異なる。
太陽光発電施設の故障や異常に対応するためには、その技術者が体験してきた、あるいは現場で学んできた事が生きてくる。ペーパーだけの有資格者であるなら、どこかで経験知を高める工夫が必要だ。経験があれば、簡単に解決する問題が、必死でがんばっても解決しないという事にもなる。

◆電力に強い行政書士として
一般論だが、技術屋さんは、法律や手続きを面倒だと感じ、手を出さない。行政書士は、その面倒を代行する立場だ。電力の技術屋さんとしての経験は、実は大変貴重なもので、電気は身近ではあるが、一般的には特別な物なのだ。その経験を活かせば、電気主任技術者(電験)等の資格が取得できる可能性がある。そうしたお手伝いをしている。お客さまの中には、電験3種を私の事務所で取得され、管理職に昇進し、6年ほど経過後、電験2種を取得された方がある。また、定年後、再就職先として太陽光発電施設の主任技術者になるため、電験3種を取得された方もある。いずれの方からも、大変感謝され、その方の生活に役立つ取り組みが出来、こちらもうれしかった。
そうしたお客さまが、現在まで約200名はある。

かつて私の父の時代は、通信と言えば電話、信号といいえば踏切とか信号機で脇役だったが、現在は、情報・通信・AIが主流となっている、けれど根底にあるのは電力だと言える。
大規模な停電が発生すると、信号も通信もテレビも灯りもエアコン・調理器も使えなくなってしまう。その電力をささえるのは技術者であり、感電死の危険性がある高い電圧の電気が安全に届けられてこそ、市民生活も企業の経済活動もなりたつ。その一方で、電力会社でも、中堅から若い世代の技術者では現場力が不足していると言われている。

そこで、行政書士として、技術者が実務経験で資格を取得するお手伝いや、独立のための法人設立、組織の運営のサポートなどを行っている。一方で、現場力を磨き、技術的な実務能力を高めるための支援も行っている。
かつて大学法学部を卒業したとき、上司から「法律の分かる電力屋になれ」と言われ、当時は「電力の分かる法律家になる」と思っていた。行政書士が法律家と言えば、弁護士さんから叱られそうなので、ここでは行政書士らしく、
『電力に強い、街の法律家です。』と言っておきます。
弁護士さんが、大学病院の先生なら、行政書士は、親しみやすい開業医の先生と考えます。難解な法律相談は出来なくても、円滑に仕事を進めるお手伝いや、トラブルに巻き込まれないような運営の相談は出来る。
電力技術者またはそれを目指すお客さまには、気軽に相談出来る専門家であるべく取り組んでいる。

◆当たり前の事
仕事が重要でも、経営者も社員も私生活に悩みがあると、フルに力は発揮出来なくなります。電力技術者でも、相続は生じます、子供たちはユーチューバ-になりたいとか、ネットショップを開きたいとか言うかも知れません。ちょっと知っていれば巻き込まれない犯罪に関わってしまう。あなたご自身やご家族が、誰一人そんな被害に遭わないように、そうしたサポートも行政書士として行っている。


さて長文も最後になりました。もし最後までお読み頂いた方は、何か当方にご連絡頂く機会がございましたら、その旨お伝え頂ければ、心より感謝いたします。

行政書士 下村幸喜




お問い合わせ
TEL 086-431-8704