首輪・リードは使用目的に合わせ選ぶと便利です
首輪・リードは素材が丈夫でも接続が弱ければ意味を果たしません
現在警察犬訓練所を経営し、訓練士生活50年になります。
小さい頃から動物と物作りが大好きで、悩んだものの犬の世界を選び訓練士になりました。今はあるきっかけから長年の夢だった物作りに没頭する毎日です。
以前は訓練士生活と共に好きな物作りは趣味として、溶接による犬舎製作や訓練用具製作と様々な挑戦と冒険を経験して来ました。
ザイルの溶着方法は20年以上前から行っており、溶着方法によっては縫製よりも強いと気付いたからです。
又、首輪・リードの元となる紐の形態そのものが、昔からあまり変わらない事に気付いた事で、まだ世界に無い紐で紐自体の機能性・形状(デザイン)の紐構造に変える必要があると考え、そこで職業的経験から犬の習性・本能・行動を理解し、愛犬家からの数々の相談・要望などを統合して考案・創作・出願・実験・試験を繰り返し製作・販売できるまでになりました。
この商品(アイロープ・穴開きロープ)は、あるきっかけから紐の概念を覆す発見をしました。自分としては常識では考えられない不思議なロープ構造です。
力の原理によって働く作用ですが、ロープの太さによる数値比率で、角度と交差点の長さが統一条件で起きる摩擦力が、強固に留まるミステリアスなロープです。
アイロープは基本的には紐全体どの位置にもバックル(接続具)を使わず、又結ぶことなく強固に留められることや、紐同士をどの位置からもずれることなく留められ簡単に外すことが出来る特徴をもった紐です。
そして結び目が無いため邪魔にならず外れる心配が無い見た目も良くスマートに留められ広い分野に使用でき、又形状がデザインとしてだけではなく機能として使用できる紐構造が特徴の紐です。
アイロープの製作方法として、溶着・接着・固着などの全ての方法を使用できますが、樹脂・ナイロン素材のザイル構造などは溶着が最も適した方法です。溶着は剥がれるイメージがありますが、力の働きによって剥がす張力を剥がさない張力に変える現象を起こすからです。
力の原理の応用と新技術による溶着によって製作することの出来る商品です。
首輪・リード分野での素材としてはザイル・パラコード・ナイロンテープを材料として製作しています。首輪・リードの様々なタイプと目的に合った使い方と機能を取り入れることなど、ザイル本来の美しさを利用し紐の組み合わせなどにより色のバリエーションを生み出し、ファッション性・実用性・アート感・安全に散歩・運動・しつけ・訓練に使うこと、コレクションの一つとして優れた首輪・リードを開発し製作することを目指しています。愛犬家の要望があれば改善・改良し、常に新しい商品を作るための努力をしています。
なおこの「穴開きロープ」は東京大学教授(2012年特許出願当時 現在広島大学教授)の松本眞氏(京都大学理学博士、東京大学工学博士)との共同発明です。松本純裕の従弟で力学計算をしてロープが強固で頑健、溶着面から剥がれることのないことを証明し、特許取得に繋がりました。又現在においても出願しています。(大仁田厚氏:左 松本純裕:右)
ゲスト大仁田 厚氏との対談で、犬の仕事を選んだきっかけや、今までの訓練士の歩みなど、下積み生活の話をしましたが、大仁田さんも同じような経緯だと伺い大変共感を覚えました。
ソフロック社商品名[アイロープ]の発想、試作、権利化、製作、販売のこと、またこれからの目標などの話で花を咲かせました。
大仁田さん自身が愛犬家で、愛犬のシェパードが警察嘱託犬であるそうです。また、犬の知識や訓練士の仕事内容を良く理解されていることも私の想像を超えるものであり、以前より会えたら良いと思っていた方と貴重な時間を過ごすことができ感銘を受けました。
アイロープ(穴開きロープ)の穴に通し使用する方法です。これから説明する方法は、一本のアイロープを犬用リードとして使用する方法で、ナスカンの取付けと持ち手となるスリングを形成するA方法です。
【ナスカン取付け方法】
最初にアイロープとなる末端部で、先が細いほうをナスカンのリングに通します。その後ナスカンをアイロープの先端部で先が丸くなっているところまで移動させ、先端となるロープの穴に末端となるロープを挿入し、末端ロープを最後まで引っ張り、ナスカンが先端になれば完成です。
【持ち手をスリングにする方法】
アイロープの末端となるロープに手が入る大きさにして、先端ロープの穴5~6個残る状態にします。その後末端ロープをアイロープの本体の穴に挿入し、順番に最後まで通しロープリングが5~6個入っていれば接続する作用が働きます。
又接続状態を解除する場合は、挿入された本体ロープを片手で押さえ、挿入したロープをもう片方の手で引っ張れば簡単に一瞬のうちに解除できる不思議な作用が働くロープです。
(注)アイロープは使用目的、又は用途により製作時の数値比率の取り方で留まる穴数が変わる場合があります。
アイロープ(穴開きロープ)の穴に通し使用する方法です。これから説明する方法は、一本のアイロープを犬用リードとして使用する方法で、ナスカンの取付けと持ち手となるスリングを形成するA方法です。
【ナスカン取付け方法】
最初にアイロープとなる末端部で、先が細いほうをナスカンのリングに通します。その後ナスカンをアイロープの先端部で先が丸くなっているところまで移動させ、先端となるロープの穴に末端となるロープを挿入し、末端ロープを最後まで引っ張り、ナスカンが先端になれば完成です。
【持ち手をスリングにする方法】
アイロープの末端となるロープに手が入る大きさにして、先端ロープの穴5~6個残る状態にします。その後末端ロープをアイロープの本体の穴に挿入し、順番に最後まで通しロープリングが5~6個入っていれば接続する作用が働きます。
又接続状態を解除する場合は、挿入された本体ロープを片手で押さえ、挿入したロープをもう片方の手で引っ張れば簡単に一瞬のうちに解除できる不思議な作用が働くロープです。
(注)アイロープは使用目的、又は用途により製作時の数値比率の取り方で留まる穴数が変わる場合があります。
事業所名 | ソフロック |
所在地 | 〒989-6241 宮城県大崎市古川清水沢向原6 |
代表 | 松本 純裕(まつもと すみひろ) |
事業内容 |
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所在地 | 〒989-6241 宮城県大崎市古川清水沢向原6 |