はじめてキャラバンは対話・表現(詩や演劇)・発信を一連のプログラムとする高校生向けワークショップです。はじまりは聞き書き甲子園・夏の研修会にて開催した“くらやみわーくしょっぷ”でした。普段は空気を読んで会話をしている高校生たち。慣れない暗闇での空気を読めない対話はガッコウでは話せないことを話すきっかけとなりました。対話を経て相手を漢字一文字で表現し、その一字を題名に相手をイメージした詩をつくるという体験も楽しげでした。
ワークショップを通じて表出したコトバ・表現・高校生の可能性。これらが互いに染まりあう鮮やかな空間をもっともっとつくってゆきたい。花火みたいな、再現不可能な瞬間をつくる一団が歩きはじめます。
(はじめてキャラバン隊 工藤・山﨑)