はじめまして、コトバ。
はじめまして、アート。

はじめてキャラバンは対話・表現(詩や演劇)・発信を一連のプログラムとする高校生向けワークショップです。はじまりは聞き書き甲子園・夏の研修会にて開催した“くらやみわーくしょっぷ”でした。普段は空気を読んで会話をしている高校生たち。慣れない暗闇での空気を読めない対話はガッコウでは話せないことを話すきっかけとなりました。対話を経て相手を漢字一文字で表現し、その一字を題名に相手をイメージした詩をつくるという体験も楽しげでした。
ワークショップを通じて表出したコトバ・表現・高校生の可能性。これらが互いに染まりあう鮮やかな空間をもっともっとつくってゆきたい。花火みたいな、再現不可能な瞬間をつくる一団が歩きはじめます。
(はじめてキャラバン隊 工藤・山﨑)

キャラバンの1日

1.対話する


目の前にいるひとの声を聞く。
声を声のままに。
時には言葉の奥底に宿る熱い感情に触れる。

私を伝えるには、あなたを知るには。
言葉では足らない。
そのことに気づくかもしれない。

それでも心からの「聞く」体験を。
届け!と切に願う「話す」体験を。
響き合う言葉に身をゆだねて。

2.表現する


対話で見つけた私を、あなたを、
なるたけそのままシャッターを切るがごとく。

表現してみよう、詩で。
表現してみよう、演劇で。
表現してみよう、素材で。

私もあなたも、想像以上に最高だから。
とめどなく全部溢れさせて。
奔放で軽快に、今を紡ごう。

3.染まる


表現と一緒にまちへ飛びだす。
いつもの景色に一色のしずくが落ちる。
美しく染まりあう。

表現をみんなに伝えてみよう。
一夜限りの舞台かもしれない。
一日だけの展覧会かもしれない。

思いも言葉もありったけを“瞬間”に込めて。
明日になったら、
染まりあった色だけが鮮やかに残る。

粧う

<よそおう>おそろいのTシャツやバッグにノート、自分だけの舞台に臨む衣裳。はじめてキャラバンは特別な1日。みんなでめいいっぱい粧うのが楽しむ秘訣です。

縁る

<ゆかる>同じ町に住んでいても話したことがない同世代は多い。コトバが好き、アートが好き...そんな共通点で出会えたらきっと仲良くなれる。縁を繋ごう。

慣れる

<なれる>キャラバン隊は日本各地で聞き書き取材もしています。インタビューの方法、文章の書き方も興味がある高校生には教えます。「習うより慣れろ」ということで実際に地域のひとに取材しながら学びましょう。

キャラバンは日本を巡る


美しい自然がある土地へ

息をのむような、ほっと息を吐くような、そんな美しい自然がある地域へ赴きたいです。はじめてキャラバンに参加してみたい高校生や学校の先生・地域の大人の皆さんからのお声かけお待ちしています。実施地域へのキャラバン隊の交通費などは頂きません。詳細はご連絡頂いた方にお伝えしますので、お気軽にどうぞ!

ご連絡

キャラバン隊

工藤大貴

(くどうひろき)聞き書き編集者。認定NPO法人共存の森ネットワーク理事。「生きていない時間を旅する」をメインテーマに、日本各地で伝統的な食や生業の取材を行う。NPOでは毎年100人の高校生が森や海・川で働く名人に取材をする聞き書き甲子園の運営を担う。

山﨑詩央

(やまさきしお)北九州市立大学1年生。岡山県岡山市出身。表現すること・他者の表現を見ることの面白さを演劇部の3年間で痛感する。全国各地の郷土食を取材しアーカイヴしてゆくリレシピプロジェクトや聞き書き甲子園運営チームに所属。