我が家のわんこたち

ごあいさつ

初めまして!snow*momの山口です。
当店では、市場でお料理屋さんなど飲食店で使われる食材をそのまま仕入れています。鮮度はもちろん、高級料亭でも使われるというだけあって味も一級品です。そんな食材を惜しみなく使うので、素材をそのまま活かし、添加物や、香料などは一切使わない、余分な手はかけず素材の味をそのまま活かした商品になっております。また注文を受けてからお作り致しますので、到着までお待たせはしてしまいますが、新鮮な食材を仕入れできる限り購入者さまのご要望にもお応えできるようにしたいと考えております。

きっかけは、わが子の病気から。
もともとは、手作り食に興味があり勉強し、ごはんやおやつを作っていたものの、超大型犬の多当飼いのため途中断念。しばらく月日が流れたある日、一番大きな男の子ジョージが骨肉腫と診断され右後ろ脚断脚を余儀なくされました。そして、医師からは余命3か月。当時GW真っただ中でしたので、「おそらく夏はこせないでしょう」と。


術後治療として、抗がん剤治療を進められましたが抗がん剤治療をすると一時でも体が弱ると聞いたことがありました。彼ジョージは大きな体で当時72キロ(MAX85㎏)もあり、かつ後ろ脚が1本しかない状況で一時でも寝たきりになってしまった場合、筋力が弱り再び自分で起き上がるのは厳しいかもしれない。また、人間2人でも抱えるのがやっとだから日中私一人では寝返りを手伝うこともできない。そして、寝たきりのまま日々過ごすのはジョージにとって幸せなのだとうか?とかなり悩みました。

術後4日間の入院予定ですが、ジョージは手術終了後すぐに私の顔を見るなり一緒に帰るとばかりに必死に立とう、歩こうとしていました。もちろん4日間の入院なので看護師さんたちに抑えられていましたが、その姿を見たら「きっとジョージは3本脚でも歩けるようになる」と確信し、かなり悩んでいました抗がん剤治療をやらないと判断しました。

入院も終わり数日後抜糸の際に担当医にその旨を伝え、今後は定期的に血液検査など行ったほうがよいのか確認したところ「何のためにするのか?」と聞かれ「もう病院ではすることはない」と言われました。今思えば「ごもっとも」と思えますが、当時は心中穏やかではありませんでした。

「今の私に何かできることは?」と必死に探して、大阪の小さな動物病院を見つけました。
そこで食事療法を教えていただき、高濃度ビタミンC点滴を知り、金銭的にも、時間的にも余裕がある状態ではありませんでしたが、できる限りやれることはやってあげたいと小さな光にすがりました。

ジョージも一生懸命にがんばってくれ、3か月と言われた命の時間は11か月も一緒に過ごすことができました。
心配していた3本脚でも、術後早々に彼は自分で歩けるようになりトイレも自分で外でやれるようになったり、ほかの子たちと一緒に外で元気に歩き回り遊ぶまで回復してくれました。

高濃度ビタミンC点滴をしていたものの、行ったことは食事をかえただけです。
食事でこんなにも変わるんだということを実感し、経験したことを少しでも同じ思いをされている方、また元気で長生きをしてほしいと願う方への一助になればとこの「snow*mom」を開くことを決めました。

一気に変えるのやはりハードルが高いです。まずはおやつから。少しずつ、少しずつ変えてみませんか?
わが家がそうであったように、多頭飼いの方でも、超大型犬のわんちゃんにもご満足していただき、継続していただけるように良い食材をできるだけ安価で提供してまいりたいと考えております。

また、商品代としていただく金額の一部をわんちゃん・ねこちゃんを始め困っている動物さんたちへの寄付として使わせていただきます。
わが子の未来を考えることが、他の動物さんへも手を差し伸べることにつながり、たくさんの動物さんの笑顔を一日でも長くみられるようにお手伝いしたいと思います。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

                                             山口