親と暮らせない子どもを支援するNPO法人のネットワーク

NPO法人のネットワークって?

親と暮らせない子どもを支援している
複数のNPO法人による合同イベント

 本グループは、児童養護施設を支援しているNPO法人に所属する有志が集まり、お互いに連携して情報交換や共通の課題解決を図っていきたい、という目的で2015年の3月に活動を開始しました。

これまでに4回の合同イベントを行い、3月24日(木)には当事者の方にご協力いただきプレゼン、ディスカションイベント「被支援者から協働へ、支援から協働へ」を開催しました。

これまでの参加団体(ABC順)

NPO法人Accountability for Change(AFC)
NPO法人Blue For Tohoku(BFT)
NPO法人Bridge for Smile
NPO法人International Foster Care Alliance(IFCA)
NPO法人3keys
認定NPO法人Living in Peace(LIP)

前回までの取り組み

前回のイベントでは社会的養護下にいる子どもを取り巻く状況の全体像を表現しようと、グループワークで因果ループ図※を作成しました。

児童養護の課題の因果関係や課題ごとの関係性の確認や、参加者が所属している支援団体の活動範囲のマッピング、重視している目標の根拠や想いの共有、そして、政策提言等取組む効果は大きいがどの団体も活動できていない活動範囲を確認しました。

※因果ループ図とは、複雑な問題の全体像を多角的に捉えるためのツール。問題の要素を洗い出し、要素同士の因果関係を矢印でつないで問題の構造(システム)を図示します。

これまでの参加団体(ABC順)

NPO法人Accountability for Change(AFC)
NPO法人Blue For Tohoku(BFT)
NPO法人Bridge for Smile
NPO法人International Foster Care Alliance(IFCA)
NPO法人3keys
認定NPO法人Living in Peace(LIP)

第4回イベント開催報告
第4回 開催概要

日時:3月24日(木) 19:00~21:30
場所:UBSグループオフィス
参加人数:18名、8団体

(主に、児童養護施設支援NPO(施設卒業者含め)、他NPO、施設職員)

主催:児童養護施設支援NPOグループ

テーマ

「被支援者から協働へ、支援から協働へ」

第1部 当事者プレゼンテーション
「当事者の声が作り上げた自立支援の仕組み」
   IFCA米国 ユースディレクター ジャニス・コール氏
   IFCA米国 理事 ティム・ベル氏

第2部 情報共有 & ディスカッション
「日本の社会的養護の現状」
   AFC 駒田和也氏
「日本の社会的養護にいるこどもたちの困難を解決するためにやりたいこと、やるべきこと」
   参加者全員

テーマ

「被支援者から協働へ、支援から協働へ」

第1部 当事者プレゼンテーション
「当事者の声が作り上げた自立支援の仕組み」
   IFCA米国 ユースディレクター ジャニス・コール氏
   IFCA米国 理事 ティム・ベル氏

第2部 情報共有 & ディスカッション
「日本の社会的養護の現状」
   AFC 駒田和也氏
「日本の社会的養護にいるこどもたちの困難を解決するためにやりたいこと、やるべきこと」
   参加者全員

第1部 

IFCA米国よりプレゼンテーション
「当事者の声が作り上げた自立支援の仕組み」

IFCA米国 ユースディレクター ジャニス・コール氏

児童養護における状況を変えていくには、児童養護の課題に関わるステークホルダーが協働し、政策提言等「システム・チェンジ」することが重要です。協働の際大切なのは、1、コモンビジョンの共有とゴールをフォーカスすること 2、ステークホルダーに様々な分野の人だけでなく、社会的養護下にいる子ども(ユース)や里親など生きた経験・信念をもつ人が参加していること。

以前、ユースへの奨学金プログラムの効果検証を政府から要請を受けました。客観的な成果の数値として専門家からのデータを提示しただけでなく、ジャニス氏自身の個人的な経験をふまえたプレゼンテーションをしました。結果、奨学金の継続・予算の拡大につながり、奨学金の受給者も増加しました。

【プロフィール】里親と親族里親の保護のもとで育つ。幼少期の度重なる困難にもかかわらず、2015年6月ワシントン州立大学を卒業。大学在学中、当事者たちに向けられる偏見を撲滅することを、自己のライフワークにしようと決意。

大学進学・入学後支援をするワシントン州立大学の『チャンピオンシッププログラム』の理事を務め、『カレッジサクセス基金』のメンターとして後輩の当事者たちに就学の重要さを伝える。

ワシントン州の州府へフォスターユースの権利擁護と生活改善のために提言、『全米大学諮問協会』の専門職へ、当事者たちの教育の向上について訴えた。

IFCA米国 理事 ティム・ベル氏

社会的養護には、当事者(ユース)をパートナーとして、その声を政策協議等の場も含め広く届けられる仕組みの構築・運用が必要です。なぜならば、当事者であるユースの視点が入り込むことなしに、社会的養護の改善をなさないからです。

この実行のために、米国の当事者活動の根底としては次に掲げる「Positive Youth Development」の概念があります。ユースは社会的養護の専門家として貴重なスキルを持っています。大人のサポートがあれば、自信をつけ自立する力をつけるだけではなく、他のユースをサポートすることや政策提言をすることも可能です。そのためにも、当事者自身が、過去の経験に向き合う場や頼りにできる場の構築が必要ではないかと考えています。

【プロフィール】ワシントン州のフォスターケアシステムのもとで18歳までの6年間過ごす中で、初めて人とのポジティブなつながりや絆を経験。大学を卒業し現在『フォスタークラブ』という全国組織の実習と政策コーディネーターとして勤務。

これまで米国内の多くの当事者アドボカシープログラムのコーディネートを担当。当事者の権利保障のための連邦法の草案から樹立までを遂行するグループの重要なメンバーでもある。彼の手がけた法律(当事者へのサービスの上限年齢を18才から21才に引き上げる法案等)は、全米の当事者の生活向上に目覚ましい貢献を果たした。

IFCA米国 理事 ティム・ベル氏

社会的養護には、当事者(ユース)をパートナーとして、その声を政策協議等の場も含め広く届けられる仕組みの構築・運用が必要です。なぜならば、当事者であるユースの視点が入り込むことなしに、社会的養護の改善をなさないからです。

この実行のために、米国の当事者活動の根底としては次に掲げる「Positive Youth Development」の概念があります。ユースは社会的養護の専門家として貴重なスキルを持っています。大人のサポートがあれば、自信をつけ自立する力をつけるだけではなく、他のユースをサポートすることや政策提言をすることも可能です。そのためにも、当事者自身が、過去の経験に向き合う場や頼りにできる場の構築が必要ではないかと考えています。

【プロフィール】ワシントン州のフォスターケアシステムのもとで18歳までの6年間過ごす中で、初めて人とのポジティブなつながりや絆を経験。大学を卒業し現在『フォスタークラブ』という全国組織の実習と政策コーディネーターとして勤務。

これまで米国内の多くの当事者アドボカシープログラムのコーディネートを担当。当事者の権利保障のための連邦法の草案から樹立までを遂行するグループの重要なメンバーでもある。彼の手がけた法律(当事者へのサービスの上限年齢を18才から21才に引き上げる法案等)は、全米の当事者の生活向上に目覚ましい貢献を果たした。

第2部
 情報共有 & ディスカッション

「日本の社会的養護の現状」

まずは事務局駒田より、日本の社会的養護の最近の動向(児童福祉法の改正、官民連携協議会の発足、議員連盟の動き等)のプレゼンを行いました。行政の取り組みや方向性を整理することで、自分たちが今後果たすべき役割について立ち止まって考えることが目的です。

「日本の社会的養護にいるこどもたちの困難を解決するためにやりたいこと、やるべきこと」

プレゼン後は少人数のグループに分かれて、「日本の社会的養護にいるこどもたちの困難を解決するためにやりたいこと、やるべきこと」をディスカッションしました。前回作成した子どもを取り巻く困難の因果ループ図を見ながら、どこに手を打つべきか、制約がないとしたら何をしたいか等々、普段の活動から少し離れた議論を行いました。

・子どもが転々としないための施策が必要
・退所後困った時のサポート機関も大事だけれどそもそも困らないような施策はできないか
・里親のサポートをもっと手厚くしたい
・様々な活動にもっと当事者の声が反映されるようにしたい

等、さまざまな意見が挙がりました。
「日本の社会的養護にいるこどもたちの困難を解決するためにやりたいこと、やるべきこと」

プレゼン後は少人数のグループに分かれて、「日本の社会的養護にいるこどもたちの困難を解決するためにやりたいこと、やるべきこと」をディスカッションしました。前回作成した子どもを取り巻く困難の因果ループ図を見ながら、どこに手を打つべきか、制約がないとしたら何をしたいか等々、普段の活動から少し離れた議論を行いました。

・子どもが転々としないための施策が必要
・退所後困った時のサポート機関も大事だけれどそもそも困らないような施策はできないか
・里親のサポートをもっと手厚くしたい
・様々な活動にもっと当事者の声が反映されるようにしたい

等、さまざまな意見が挙がりました。

アンケート

「当事者の声を聞く、当事者が話をするというのは言われてみれば確かに必要だと感じましたが、10年も活動に関わる中であまり意識することができていなかったです。他の社会的課題でも当事者の声が政策・制度につながった例は多いですし、日本でも事例を作っていきたいです。」
男性
「様々な団体のエネルギーが児童福祉システムの改善に向けて議論・共有の時間があることが嬉しかった。」
女性
「子ども=守られる存在として見ることは一面的であり、制度を変えるプレイヤーになりうるということ。でも、日本は道のりは長いと思います。」
女性
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男性
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男性
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