高血圧の薬を1度飲み始めたら
一生やめられない
と思っていませんか?

 高血圧はそれ自体では、痛くも痒くもないし別に困ったことが起こるわけではありません。ただ、血圧が高い状態を放っておくと、脳梗塞や心筋梗塞、ひいては認知症などの合併症を発症しやすくなります。正しい知識を身に着けて、高血圧をうまく治療していきましょう。

目次


高血圧はなぜいけないのか

そもそも血圧とは何なのか

高血圧の治療法

1度薬を飲み始めたらやめられないのか

下の血圧は気にする必要があるのか

冬場は要注意

高血圧の予防法

高血圧はなぜいけないのか

別に高血圧で症状が出るわけではない
 高血圧は症状のない病気です。もちろん、血圧が200mmHgを超えるような高血圧だと、頭痛や吐き気といった症状が出現します。ただ、150mmHg程度の高血圧では、痛くもかゆくもありません。なんら、生活に困ったことが出てくるわけではないので、どうしても放っておいてしまうのです。

高血圧は血管を悪くする
 しかし、日常生活に支障が出なくても、高い血圧を放置しておくと困ったことが起こります。すべての臓器は血管によって支えられています。つまり、臓器を栄養するための血液は、全て血管によって運ばれているということです。もしこの血管が悪くなったらどうでしょう。心臓の血管が悪くなったら、心筋梗塞になって命に係わるかもしれません。脳の血管が悪くなったら、認知症を発症する確率が高まります。

高血圧がもたらす怖い病気
 脳梗塞や心筋梗塞、認知症 そうです。高血圧はあなたの血管を悪くするから、放っておくとよくないのです。もちろん、1日や1週間では血管は悪くなりません。ただ、10年も高血圧を放っておくと必ず血管は劣化します。ひいては、脳梗塞や心筋梗塞、認知症を発症しやすくなってしまうのです。だから、高血圧を治療する必要があるのです。

そもそも血圧とは何なのか

血圧って何?
 そもそも血圧とは何なのでしょうか。もっとわかりやすく言えば、どうして血圧が高くなるのでしょうか。少したとえ話をしたいと思います。

水まきの時のことを想像してみて
 ホースで水を撒く時のことを想像してみてください。ホースから出る水の勢いが、あなたの血圧に相当します。この時、遠くまで水を飛ばすためにはどうしたらいいでしょう。答えは簡単ですね。水道の蛇口を開くか、ホースの先をつまめばいいのです。水道の蛇口を開くことは、全身の血液の量が増えることに相当します。また、ホースの先をつまむことは、血管が細くなることに相当します。

血圧が高くなる原因は2つ
 つまり、血圧が高くなる原因は、全身の血液の量が増えるから、もしくは、血管が細くなるからということが分かります。もちろん、その両方かもしれません。逆に言うと、全身の血液の量を減らしたり、血管を太くすれば血圧を下げることができるということです。

高血圧の治療法

高血圧の治療は2パターン
 先ほどの水まきの例でもわかるように、高血圧の治療は2パターンしかありません。全身の血液の量を減らすか、血管を太くするかの2パターンです。これ以外の方法は、どれだけ医学が進歩しても、存在しないのです。

血液の量を減らすには
 では、全身の血液の量を減らすためには、どうすればいいでしょう。まずはダイエットです。太った人と痩せた人、どちらの方が血液が多いでしょうか。太った人ですよね。だから、ダイエットをすれば血液の量が減って、血圧が下がるのです。そして、減塩です。塩辛いものを食べた後は、のどが渇きますよね。そうして飲んだ水はどこに行くのでしょう。そう、血液の中です。つまり、塩分が多いとそれを薄めようとして、血液の中の水分が増えるのです。だから、塩分を減らせば血圧も下げることができます。

血管を太くするには
ウォーキング 次に、血管を太くするにはどうすればいいのでしょう。まずは禁煙です。タバコは、全身の血管を収縮させる作用があるので、タバコをやめれば血圧が下がります。また、有酸素運動も効果的です。ウォーキングのような運動は、血管を広げる作用があることが分かっています。もう1つは、野菜や魚を中心とした食生活です。栄養のバランスのとれた食事は、血管を柔らかくしたり太くしたりする効果があります。

お薬もあります
 もちろん、お薬も治療法の1つです。全身の血液の量を減らしたり、血管を広げたりするお薬がたくさんあります。自分に合った薬を見つけていくことが大切です。

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1度薬を飲み始めたら一生やめられないのか

お薬は補助的なもの
 先ほどもお話ししたように、ダイエットや減塩、禁煙やウォーキング、食事療法を行うことで血圧は薬を使わなくても下げることができます。ただ、効果がすぐに現れるわけではありません。だから、どうしても始めのうちはお薬に頼らざるを得ません。しかしそのことと、1度薬を飲み始めたら一生やめられないということは違います。

お薬は減らすことができる
 薬を飲む量は減らしていくことができるのです。もちろん、そのためにはダイエットや減塩、ウォーキングなどは必要です。5㎏痩せただけでも、かなり効果があります。何錠も血圧の薬を飲んでいる人であれば、1つぐらいはお薬を減らすことができるはずです。じゃあ、10kg痩せて、ウォーキングも始めたらどうでしょう。そうです。もっと薬を減らすことができるでしょう。もしかしたら、薬を飲まなくても済むようになるかもしれません。

血管を若々しく保つことが大事
 高血圧そのものが何か怖い病気を引き起こすわけではありません。高血圧のせいで悪くなった血管が、認知症などの怖い病気を引き起こすのです。だから、血圧を下げて血管を若々しく保つことができれば、薬を飲む必要などないのです。

下の血圧は気にする必要があるのか

下の血圧はそこまで大事じゃない
 よく下の血圧を気にしている方がいます。もちろん、下の血圧も心臓弁膜症といった特殊な病気においては大事な数値なのですが、血管に関していうとそんなに大事ではありません。

血圧は血液の流れる勢い
 そもそも上の血圧や下の血圧とは何なのでしょう。血圧とは、血管の中を流れる血液の圧力です。もっとわかりやすく言うと、血液の流れる勢いのことです。つまり、血液が流れなければ、血圧は0mmHgということになります。ここまでは簡単ですね。
 上の血圧は、心臓が収縮したときに押し出された血液の勢いを示しています。これも簡単ですね。心臓がギュッと収縮したときの、血液の1番勢いがあるときの圧力が上の血圧ということです。

心臓は縮めるが広がれない
 それでは、下の血圧とはいったい何なのでしょうか。それは、心臓が休んでいるときの血液の圧力です。分かりにくいですね。順番に考えていきましょう。まず覚えておいてほしいのは、心臓は縮むことはできるけれど、広がることはできないということです。つまり、広がるためには、力を抜いて休まないといけないのです。では、心臓が休んでしまったらどうなるでしょう。どうやって、血液を送り出すのでしょうか。じつは、休んでいる間、心臓は血液を送り出していません。

下の血圧って?
 でも、心臓が休んでいる間も血液は流れていないと困ります。それを解決するために、人間には血管というものが備わっています。つまり、ギュッと心臓が収縮したとき、その勢いで血管が外側に広がるのです。そして、心臓が休んでいる間は広がった血管が縮まって、血液を流しているわけです。

もし血管が水道管だったら
 では、もし血管が水道管のように固くなって、全く広がれなかったらどうなるでしょう。広がれないということは、縮むこともできないということです。ということは、つまり心臓が休んでいる間は血液が流れないということです。言い換えるなら、下の血圧は0mmHgになってしまうのです。

上の血圧が低ければ大丈夫
 年齢が高くなってくると、実は下の血圧は下がってきます。つまり、上の血圧と下の血圧の差が広がってくるのです。それは、血管が固くなってきているからです。だから、下の血圧はそこまで気にする必要はありません。もちろん上の血圧が高いことは気にする必要があります。ただ、上の血圧が高くないなら、下の血圧は高くても大丈夫です。

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冬場は要注意

冬は血圧が高くなる
 冬は血圧が高くなる季節です。先述した通り、血圧が高くなるのは2つの原因しかありません。全身の血液の量が増えること、もしくは、血管が細くなることです。冬場はダブルパンチでこれらに効いてきます。

血液の量が増える
 まずは、血液の量についてです。冬場は汗をかきません。だから、血液の量は多くなりがちです。また、汗から塩分も失われないので、それも血液の量に響いてきます。

血管も細くなる
 そして、血管の細さです。冬は寒いので、体温を外に逃がさないために血管は収縮します。もし血管が夏場のように広がっていたら、体温がどんどん奪われて凍死してしまいます。だから、血管が収縮するのです。

夏場は血圧が下がる
 逆に夏場は血圧が下がります。10~20mmHgぐらいは、冬場に比べて低くなります。だから、夏場は血圧の薬を飲んでいないけれど、冬場だけ1錠飲んでいるという人も多いのです。

高血圧の予防法

今は大丈夫でも
 今血圧が正常であるからといって、安心していてはいけません。太ったり、タバコを続けていたり、食生活が乱れたりすれば、いつでも血圧が高くなる可能性はあるのです。だから日ごろの心がけが大切です。

正しい生活習慣の維持を
 まずは、適正な体重を維持しましょう。タバコはやめて、3食きちんとバランスの良い食事も心がけましょう。そして、ウォーキングのような有酸素運動も大切です。

わたしたちがお手伝いします
 きちんと管理すれば、高血圧は怖い病気ではありません。ましてや、薬を一生やめられないような病気でもありません。生活習慣を正していくことは、とても難しいことですが、10年後の健康のためにも、今日から1歩ずつ始めていきませんか。わたしたちが、全力でサポートさせていただきます。

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住所・アクセス
〒553-0006 大阪市福島区吉野5丁目11-22
(北港通りのスーパー万代すぐ隣)

最寄り駅:JR環状線野田駅、西九条駅から徒歩10分

院長紹介

このたびは、私どものホームページをご覧いただきありがとうございます。わたしは、管理医師の坂口海雲(みくも)といいます。
当院は、患者さんが笑顔になれるクリニックを目指しております。そのために、わたしたちは3つの約束をしています。

  • わたしたちは、患者さんの笑顔を大切にします。なぜなら、患者さんの笑顔は満足のあかしだからです。
  • わたしたちは、わたしたち自身の笑顔を大切にします。なぜなら、患者さんを笑顔にするには、わたしたちの笑顔が不可欠だからです。
  • わたしたちは、わたしたちの大切な人の笑顔を大切にします。なぜなら、大切な人の笑顔が、わたしたちの笑顔を支えているからです。

この約束を胸に、日々研鑽に励んでまいります。
わたしたちは、地域で一番笑顔を発信できるクリニックを目指しています。患者さんの笑顔のために、考えられるすべての努力を惜しみません。
どんな小さな困ったことでも結構です。お気軽にご相談ください。

福島吉野スマイル内科・循環器内科
院長 坂口 海雲(さかぐち みくも)

[ 専門分野 ]
・高血圧症
・高コレステロール血症
・動脈硬化などの血管の病気
・医学博士(循環器内科)

[ 経 歴 ]
平成21年 大阪市立大学医学部 卒業
平成21年 大阪市立大学 臨床研修
平成23年 大阪市立大学循環器内科 入局
平成23年 ベルランド総合病院
平成24年 川崎病院 臨床助教
平成25年 大阪市立大学病院
平成28年10月 福島吉野スマイル内科・循環器内科 開院
平成30年 医療法人笑顔会 設立

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