VUCA時代に最大の成果を上げる『プロジェクトを成功に導く OODAループ入門』


「変動、不確実、複雑、曖昧」、先が見えないVUCA(ブーカ)時代を生き抜く武器「OODA(ウーダ)ループ」の使い方をシンプル解説!
 

「OODA(ウーダ)」って何?

  • OODAとは、Observe(観察)、Orient(方向づけ)、Decide(決定)、Act(行動)の4つのステップで回すマネジメント理論です。
  • OODA(ウーダ)は、米国空軍パイロットのジョン・ボイド氏が提唱した意思決定理論であり、計画を作成できない場合に有効です。
  • 空軍のパイロットは、一瞬の躊躇や判断の遅れによって敵軍に撃ち落とされてしまいます。机上の計画に則って相手を攻撃するのではなく、相手の出方や周りの環境、相手と自分のスキル、現在の状況等によって攻撃方法や回避方法などを変えています。
  • OODAは、従来の参謀本部で作成する計画が中心の消耗戦ではなく、機動戦を想定した戦術ですが、ボイド氏は退役後、軍での教育だけではなくビジネスにもそのサイクルを活用することを提唱しました。
  • ビジネスでも、時間をかけて進めることができる消耗戦では、計画の精度と管理の適切さが成功のポイントとなります。そこでは「組織」を中心としたPDCAが求められます。反して、機動戦的なプロジェクトでは臨機応変さが求められます。いかにサイクルを速く回せるかがポイントとなり、同時に「人間」中心のマネジメントが重要となってきます。
  • 先を読むことが困難であり、かつ、すぐ動く必要のある機動戦の場合はOODAが適しています。 Observe(観察)、Orient(方向づけ)、Decide(決定)、Act(行動)の4ステップからなるOODAループ理論は、VUCA時代を生きる現代人すべてに必要な考え方といえるでしょう。
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本書の主な内容

ステークホルダーマネジメント、リスクマネジメントetc.
プロジェクトマネジメントの基礎から「OODAループ」の実践方法までをシンプル解説!

【内容紹介】~先が見えないVUCA時代を生き抜く武器「OODAループ」をシンプル解説!~

現代は、変化が激しく不安定であり、問題や出来事の予測がつかず、多数の原因や因子が絡み合っていて、出来事の因果関係が不明瞭で前例もない「VUCA(ブーカ)時代」です。新型コロナウイルス危機により、世界はさらに混迷の時代に突入しました。

「OODA(ウーダ)」は、今注目の“プロジェクトマネジメントにおける意思決定理論”です。

本書では、VUCA時代、Withコロナ時代において、仕事の成果を最大限上げるために、自律的に素早く動く「OODAループ」を使ったプロジェクトマネジメントについて基礎から分かりやすく解説しています。

プロジェクトマネジメントにおいて重要なPDCAサイクル、ステークホルダーマネジメント、リスクマネジメント、SPMシート活用法を取り上げ、プロジェクトマネジメントにおいて最低限必要な基礎知識と、これからの時代に必要なマネジメントの考え方を凝縮してまとめた一冊です。

目次(一部抜粋)

  • 序章 OODAループで自律的に動く
    そもそもプロジェクトとは何か
    消耗戦より機動戦に適した「OODA」
    OODAの実践は「プロジェクトマネジメント」の理解から
     
    第1章 PDCAで進めるプロジェクトマネジメント
    成果物は「ゴールイメージ」を実現するために作る
    プロジェクトマネジメントで重視される「QCDS」
    プロジェクトマネジャーは何をするのか
    迷いが生じたら常に「目的」に立ち返る
    計画にしたがって進める「PDCAサイクル」
     
    第2章 OODAループの正しい使い方
    計画が作成できないときはOODAループを使え
    第1ステップ「観察(Observe)」で具体的なモノを見る
    第2ステップ「方向づけ(Orient)」で状況判断をする
    第3ステップ「決定(Decide)」は仮説の決定である
    第4ステップ「行動(Act)」は仮説の検証である
    OODAループの中心は「コンセプト」
    条件反射的行動パターンからOODA的行動へ
    PDCAとOODA、どちらが重要?
     
    第3章 ステークホルダーマネジメントとOODAループ
    プロジェクトの進行を左右するステークホルダー
    煩わしいが欠かせないステークホルダーマネジメント
    ステークホルダーは何を期待しているのか
    上位概念でWin-Winを考える
    OODAループで考えるステークホルダーマネジメント
    相手は「自分の価値観」ですべてを判断している
     
    第4章 プロジェクトを成功させるためのリスクマネジメント
    リスクマネジメントの条件は「詳細な計画」が存在すること
    自律的に動くには「ロバスト(頑強)な計画」を立てよ
    OODAループの中にリスクマネジメントを含める
    「観察」において求められる「リスクへの敏感さ」
    リスクマインドを高める5つのポイント
     
    第5章 プロジェクトはPDCAとOODAの両輪で回す
    メンバーが責任・権限を持つマネジメント手法「SPMシート」
    プロジェクトにとって意外と重要な「定性的なタスク」
    マネジャーとタスクオーナーの役割はどう違う
    チームコミュニケーションの「3大問題」を避けよ
    タスクオーナーは担当作業にOODAループを取り入れるべし
    OODAループを活用したタスク実施計画
  • OODAの意義を理解し適切に活用するためには、まずプロジェクトマネジメントについて理解する必要があります。そこで第1章では、プロジェクトとそのマネジメントについて、序章(本章)の話をもう少し深く掘り下げ、まず代表的なマネジメント手法であるPDCAを取り上げます。
  • 第2章ではOODAの4ステップについて詳しく解説します。そして第3章、第4章で、PDCAサイクルにおいてもOODAループにおいても、プロジェクトを成功させる重要ポイントであるステークホルダーマネジメント、リスクマネジメントについて解説します。
  • 第5章では、「SPMシート」というマネジメント用シート1枚でPDCAサイクルを回し、各タスクはタスクオーナーがOODAループで自律的に作業を進めるマネジメントについて解説します。ここで肝となる「自律的に動く」という考え方は、プロジェクトだけではなく、定常業務で作業を進めていく上でも重要な考え方です。本書ではその考え方と行動について、OODAループを使って自律的にタスクを実行し、成果を上げていくためのポイントを各所で解説しています。

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著者プロフィール

(株)プロジェクトマネジメントオフィス
鈴木 道代
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス取締役
神戸大学工学部卒業後、アパレル会社の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、チームリーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。

その後 独立し、システム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発を担当する。2004年 PMP®を取得、2010年 PMSを取得。

現在、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、コンサルティング、研修講師、公開セミナー講師を担当する。
主な担当講座
  • プロジェクトマネジメント基礎・応用
  • PM養成講座
  • ステークホルダーマネジメント
  • リスクマネジメント
  • コンセプチュアルスキル入門
  • クリティカルシンキング
  • OODAプロジェクトマネジメント
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PMstyle
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