【内容紹介】~先が見えないVUCA時代を生き抜く武器「OODAループ」をシンプル解説!~
現代は、変化が激しく不安定であり、問題や出来事の予測がつかず、多数の原因や因子が絡み合っていて、出来事の因果関係が不明瞭で前例もない「VUCA(ブーカ)時代」です。新型コロナウイルス危機により、世界はさらに混迷の時代に突入しました。
「OODA(ウーダ)」は、今注目の“プロジェクトマネジメントにおける意思決定理論”です。
本書では、VUCA時代、Withコロナ時代において、仕事の成果を最大限上げるために、自律的に素早く動く「OODAループ」を使ったプロジェクトマネジメントについて基礎から分かりやすく解説しています。
プロジェクトマネジメントにおいて重要なPDCAサイクル、ステークホルダーマネジメント、リスクマネジメント、SPMシート活用法を取り上げ、プロジェクトマネジメントにおいて最低限必要な基礎知識と、これからの時代に必要なマネジメントの考え方を凝縮してまとめた一冊です。
第5章では、「SPMシート」というマネジメント用シート1枚でPDCAサイクルを回し、各タスクはタスクオーナーがOODAループで自律的に作業を進めるマネジメントについて解説します。ここで肝となる「自律的に動く」という考え方は、プロジェクトだけではなく、定常業務で作業を進めていく上でも重要な考え方です。本書ではその考え方と行動について、OODAループを使って自律的にタスクを実行し、成果を上げていくためのポイントを各所で解説しています。