『最後に何話したっけ…』
2018年7月、
未曾有の豪雨が広島を襲いました。
被災地へボランティアに入ったとき、
そこに居合わせた
行方不明者のご家族が
ふと発した言葉。
胸が締めつけられました。
当たり前に日常を過ごしながら
『これが最後になる』と思って
いつもの相手と話すでしょうか。
時計の針を戻すことはできません。
復旧、復興に向け目の前のことに
ひたすら向き合わねばならない日々。
せめて大切な人のことを想う時間を
設けることができないだろうか。
犠牲者に想いを馳せ、
その時間を共にし、
災害の記憶を風化させず、
被災地域の復興に繋がるような
機会をつくれないだろうか。
被災地支援については
いろんな考えがあると思います。
何が正解かは人それぞれでしょう。
このイベントでは
夜空にランタンを舞い上げ
ゆっくりと、しっかりと
大切な人に祈りを捧げます。
優しくいつまでも心に残る光景が
あなたのご来場をお待ちしています。
空飛ぶランタンフェスティバル実行委員会