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先生方は今まで「姿勢評価・動作分析」を学んだことがあるでしょうか。
正直にお話すると、
私は鍼灸師・按摩マッサージ指圧師ですが、学校で姿勢評価や・動作分析を学んだことがありませんでした。
臨床現場に立つようになり、肩なら肩、腰なら腰というように患部を揉むしかできない日々。
患者さんにも「まだ痛い」と言われる。
何度施術しても「まだ痛い」
結果的に「すぐには良くならないですよ」「ちょっとずつ良くしていきましょう」とごまかしてばかり。
そんな悔しい思いをずっとしてきました。
そこで思ったのが、「技術」を学ぶこと。
技術を学べば、もっと患者さんを治せるようになる。
そう思っていました。
「一瞬で腰痛が・・・」
「〇秒で肩が・・・」
「たったこれだけで・・・」
など凄いテクニックを追い求めていました。
確かに技術は高いにこしたことはありません。
ゴットハンドと呼ばれる先生もいるでしょう。
当然、技術を学ぶことによって治せる幅は広がりました。
でも、そこで壁にぶつかります。
「教わった技術が効かない」
技術不足はあったかもしれません。
しかし、教わった技術が効かないとなると次はどうすればいいのでしょうか。
ここで次の壁にぶつかりました。
そして、やっと大事なことに気づきました。
テクニックの前に原因を見極める「評価」が重要だと。
初めから、原因がわかっていれば施術は簡単です。
その為には原因がどこにあるのかを鑑別できる技術が必要なことに気づいたのです。
これが「姿勢評価・動作分析」だったのです。