紫外線が皮膚に当たると、内側にある細胞の核を破壊してしまいます。
そのため、人間の身体はメラニン色素という物質を黒くすることで紫外線からお肌を守ろうとするのです。
通常、日焼けをしても、お肌はターンオーバーを繰り返しているため、一定の周期で古いお肌から新しいお肌へ生まれ変わります。そのため、色素が沈着することなく、押し出されますが、代謝が悪い状態が続くと、色素がお肌から排出されずに残ってしまい、シミになってしまいます。
また、紫外線の他にも、活性酸素が身体に溜まることでシミになる場合があります。悪玉活性酸素がお肌を酸化させるため、シミやシワができてしまうのです。
日常で使用するスキンケア用品も、配合されている化学合成物質が原因で炎症がおき、シミができてしまうこともあります。
皮膚に異常を感じたら、使用を止めるべきでしょう。
私たちの皮膚は、汗をかいたりして体温を調節する機能のほか、体から水分が蒸発するのを防いだり、内部の組織を保護したりする機能を持ち合わせています。その皮膚は、表面から順に「表皮(ひょうひ)」、血管や神経のある「真皮(しんぴ)」、おもに脂肪の「皮下組織」の三層構造になっています。
皮膚の総面積は、大人の男性で約1.8メートル、畳一枚分に相当します。
皮膚の厚さは0.06~0.2ミリで、表皮と真皮を合わせた厚さは1.5~4ミリです。
皮下組織を含めた皮膚の総重量は約9キロで体重の14~16%で、皮膚内を流れる血流は体全体を循環する血液の3分の1を占めます。面積としても重量としても、人体の組織としてはもっとも大きい皮膚は、それ自体、絶えず新陳代謝を繰り返しながら、生命の保持に不可欠な器官としての役割を果たしています。
ただし、この角質層は、身を挺してバリアーの役割を果たしているだけあって短命です。2,3週間でカスとなって皮膚から剥がれ落ちて、新しい角質層に取って代わられるのです。こうした皮膚の新陳代謝を「ターンオーバー」と呼びます。
新生児や乳幼児は、このターンオーバーのサイクルが短く、毎日はがれ落ちる角質層の断片の数はなんと100億にもなります。日射しのいい日、部屋の中をキラキラ舞う細かいチリの何割かは、はがれ落ちた角質のカスというわけです。
三層構造の真ん中にある「真皮」は、ぷるぷるとしたコラーゲン繊維でできています。網目状に規則正しく組織が結合しているので、皮膚に弾力性を持たせるのに一役買っています。
皮膚のなかでいちばん深部にある「皮下組織」は、脂肪を含んでいるので水となじみにくい疎水性(そすいせい)があり、皮膚と体内の間の結合を維持する役割を果たしています。ただし、この皮下組織は、表皮のバリアーをくぐり抜けて侵入した有害物質がたまりやすい場所でもあります。
シミというのは女性の悩みの種であり、現在では男性でも気にする人が多くなっています。そのようなシミですが、どのようなメカニズムでできるのでしょうか。
今回はそんなシミができるメカニズムについて説明していきたいと思います。
太陽光に含まれる紫外線は皮膚に当たることで細胞核を破壊する働きをします。そんな紫外線から皮膚を守るために、メラニン色素(メラノサイト)という物質を作り出します。
この物質が皮膚内に残ることでシミの原因になります。
通常、メラニンはターンオーバーと呼ばれる新しい皮膚を作るサイクルによって体外に排出されます。
普通の日焼けの場合はこのターンオーバーによって肌がもとの色に戻るようになっています。
しかし、加齢が原因でターンオーバーの周期が長くなることにより、日焼けした後に皮膚が新しくならずに、シミができやすくなります。そのため、女性は紫外線対策として外出の際に日焼け止めを使用するのです。
また、ターンオーバーの周期の乱れは加齢だけではありません。加齢のほかに不規則な生活習慣もターンオーバーの乱れる原因になってしまいます。なので、シミを改善するためには生活習慣を見直さなければなりません。
他にも、活性酸素もシミの原因になります。紫外線を浴びることで体内の活性酸素量が増加します。そして、活性酸素が増加してしまうと、細胞の酸化の原因となり、細胞の酸化がシミの原因になります。
シミは肌の酸化や老化によって起こることが多いです。シミができてしまうのは紫外線を浴びることによってケラチノサイトが過剰に反応し色素細胞にメラニン作成の指令を行います。
メラニンは適切な量であると、肌のターンオーバーの際に古い角質と共に排出されますが、過剰になってしまうと残ってしまいます。さらに、ターンオーバーがしっかりと行われていれば良いのですが、老化や肌の刺激、ホルモンバランスの乱れによってターンオーバーがうまくできない場合は、メラニンを排出するきっかけがなくなってしまうので、シミとなって残ってしまいます。
シミには、老人性色素斑、肝斑、ソバカス、炎症性色素沈着、脂漏性角化症などがあります。
ハイドロキノンは、メラニン色素を作り出すメラノサイトの働きを抑制し、シミをできにくくする成分です。ハイドロキノンは効果が高い分、皮膚への刺激も強く、使用方法を厳守する必要があります。使用方法を間違うと、新たな肌トラブルを招いてしまうことも。
ビタミンCは、シミの予防やシミの解消に効果があるとされています。しかし、ビタミンC含有スキンケアアイテムを利用しても、シミが薄くなるとは限りません。この成分は、そのままの状態では肌に浸透しにくく、効果がほとんど無いとされています。そのため、肌に浸透しやすい形状に加工されている、もしくは浸透しやすいようにその他の化学合成物質を含んでいるものがシミを薄くする効果が期待できるとされています。
レーザーによるシミ消しは、高出力のレーザーをシミなどの気になる部分に照射し、シミの部分を焼き切る方法です。痛みがややあり、シミはかさぶたとなって剥がれ落ちます。保険は適応されず、高額になることが多いと言われています。
しかし、肌に強い負担のかかるハイドロキノンや、化学合成物質と共に配合されたビタミンC、そして、レーザーによるシミ消しは、体への負担が大きく、やや不安が残りますね。
化学合成物質を使用しない100%天然素材で作られた高濃度の竹塩石鹸は、強力なアンチエイジング作用を持つ還元竹塩によってシミやくすみをケアしていく効果があります。
微細な竹炭粒子が、毛穴の汚れをかきだし、毛穴の奥からスッキリとした爽快感ある洗い上がりとなります。先に書いたように、還元力は、肌のシミやくすみ、シワなど老化の原因となる活性酸素を還元(元に戻す)し、健やかな肌を導く力です。竹塩石鹸には、その還元力がとても強く、使い続けることによって、徐々にその効果を実感できるとされています。
シミは消したいけど、肌に負担を与えるのには抵抗がある、という方に適した化学合成物質無添加の、肌にも体にも優しい竹塩石鹸。たっぷりと泡立てて、濃密な泡で優しく肌を洗ってみてください。
肌トラブルがある人や敏感肌でも安心で顔以外にも身体や頭皮、頭髪など全身に使えます。
スキンケアの基礎は洗顔です。
スキンケアを適切に行うと肌を良い状態に維持することができます。スキンケアの基本として洗顔がありますが、洗顔を間違ってしまうと乾燥肌や敏感肌となってしまい、かえって肌の状態を悪くしてしまいます。ごしごし洗うことや洗い始める部分が間違ってしまうと必要な皮脂まで落としてしまうので注意が必要となります。
ふわっとした感じで洗った後はぬるま湯で洗い流します。33度程度のぬるま湯を使用し、20回ほどしっかりとすすぎます。石鹸や洗顔料が残ってしまうと炎症を起こす要因となるので、気を付けましょう。
すすぎが終わったら清潔なタオルでふき取ります。この時もごしごしと拭くのではなく、水分を抑えるようにしてふき取ります。なお、ふき取った後はすぐに保湿を行います。肌の表面にある水分は蒸発した時に角質の水分も一緒に奪われてしまうことがあります。3分以内を目安にしっかりと保湿を行うようにします。
夏など顔がべたべたとした感じになるため1日に何度も洗いたくなりますが、ほこりや汗であれば、ぬるま湯でも落としきることができます。肌のためにも洗顔料を利用した洗顔は1日に2回までとします。
洗いすぎてしまうと必要な皮脂が洗い流されるだけでなく、セラミドも流されてしまいます。結果として肌の状態が悪くなるので、1日に3回も洗わないようにしましょう。なお、朝よりも夜を重点におくようにします。寝ている間に新陳代謝が行われるので、手洗い後洗顔を丁寧に行い、メイク落としもきちんと行います。入浴中に洗顔を行う場合は、シャワーで洗い流さないようにしましょう。シャワーを利用することでマッサージ効果があるように感じますが、肌にとっては水圧が高くダメージを受けやすくなります。桶などにためたぬるま湯などを利用してゆっくりと洗い流すようにします。
ケアしてすっぴん素肌力も上がっていきます。ぜひ一度試してみてください。