世界的に「SDGs(持続可能な開発目標)」が叫ばれているなか「貧困問題」「環境問題」「生物多様性」「エネルギー」などをテーマに各企業が取り組み始めています。

このような状況にもかかわらず、当社がたずさわる「サイン・ディスプレイ業界」というものは高精細な印刷、施工・耐久性、低価格を重視するあまり「塩ビ」「PET」「アクリル」といった環境に悪い素材が多く使用される傾向にあります。

サイン・ディスプレイ業界もかつては「エコブーム」がありましたが「エコ素材は価格が高い」という理由から文字通りブームで終わってしまいました。

このようにサイン・ディスプレイ業界でエコに取り組むということは容易ではありません。

しかし以前のようにブームで終わらないよう、当社といたしましても「SDGs」への取り組みを本格化することとしました。

そこでまずは環境問題に着目し、サイン・ディスプレイで使用できる「エコ素材」の取り扱いをはじめました。

これを「サインアーテック・エコプロジェクト」とし、下記4つをテーマとしたエコ素材のインクジェットメディアをご紹介します。

●PVC・可塑剤フリー
●サーマルリサイクル
●フェアトレード
●グリーン購入

本プロジェクトの貢献度は未知数ですが「SDGs」は企業として取り組むべき課題であり、今後生き残るためのカギになり得ると考えています。

当社は品質や価格だけではなく、環境負荷や社会面に配慮した製品・サービスを模索し続けていきます。