スポーツシューフィッターが教える本当のシューズの選び方
新潟県南魚沼市の一鍼一灸堂大塚鍼灸治療院、院長の大塚です。
このサイトは元オリンピック委員会強化スタッフを歴任した、現役市民ランナーであり、
スポーツシューフィッターである、鍼灸師が教える本当のシューズの選び方について
解説したサイトです。
今まで多くのトップアスリートから学生アスリート、市民ランナーの施術を通してシューズのアドバイスも行なってきました。
シューズは道具です。
道具を適切に選ぶ、使うことはスポーツのパフォーマンスアップはもちろん、ケガの予防にも大切です。
YouTuberやスポーツ用品店の店員さんの言いなりになっていませんか?
このサイトを見ることで正しいシューズの選び方が理解できます。
実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください
シューズの選び方のポイント
①シューズは目的に合わせて選ぶ
近年インターネット等でさまざまな情報を手軽に得ることができるせいか、ランニングの大会ではほとんどの方が『ランニング』シューズを履いているようになりました。
当たり前のようですが、ほんの10年くらい前はバスケットシューズやテニスシューズで大会を走るランナーも多く見かけたものです。
スポーツシューズは種目特性によって特有の動きを円滑に行えるように設計されています。
球技系のシューズは前方向だけでなく、左右、後方の動きをアシストします。
ランニングシューズは前方向の重心移動をスムーズにします。
ランニングシューズでも、トレーニングシューズ、ライトトレーニング(レーシング)シューズ、レーシングシューズ、ベアフットシューズなどのコンディショニングシューズなどに分類できます。
最近では、トレーニングシューズ(デイリートレーナー、日々のジョギングやウォーミングアップに使うシューズ)でも、ドロップといって
かかととつま先の高低差が大きいものからゼロドロップのように高低差がないものが選べる時代になりました。
デイリートレーナーでもかかととつま先がフラットで自分自身で前方に揺らすタイプのシューズもあります。
いわゆる、『厚底』シューズの出現によりレースデイシューズの形も様変わりしました。
また、走歴が長いからと言ってどの練習でもレーシングシューズで走ることはおすすめしません。
そのような方に限ってそもそも耐久性が低いレーシングシューズがすぐボロボロになると言ってますね。
目的に合わせた【履き分け】によってケガを防ぐことが可能です。
②正しいサイズのシューズを選ぶ
適切なサイズのシューズを選べていない方が本当に多いです。
当院の患者様に足のサイズを尋ねると
ほとんどの方がご自身の足のサイズではなく、シューズ(靴)のサイズを答えます。
本来であれば自分の足のサイズを知らないでシューズは選ぶことはできません。
足のサイズは実測値です。
かかとから一番長い足指のつま先までが実測です。
同様に足幅(足囲)も親指の付け根の関節から小指の関節の付け根までの実測を測ります。
シューズ(靴)の構造上、シューズは(靴)は実測値で履けるように捨て寸といって大きく作られています。
ですから、24.0センチが実測の人は24.0センチのシューズ(靴)を履けるように最初から設計されています。
24.0センチのシューズ(靴)の中敷きを取り出し測ってみると25.0センチだったりと大きく作られています。
わざわざつま先を押さえて、余裕をもって選ぶ必要は全くありません。
試し履きの際にはジャストサイズ(実測値に近いサイズ)から試し、きつかったらワンサイズ(0.5センチ)上げていくように試し履きをしましょう。
大きなサイズから小さなサイズを履くとジャストサイズでもきつく感じてしまいます。
また、付属のインソールが外せるシューズはインソールを外して足を置いてみると、自分の足の形と
シューズの形の違いやつま先の余裕などが確認できます。
ランナーに多い黒爪などはほとんどがオーバーサイズが原因で、シューズの中で靴の壁とつま先が動き過ぎて当たるために発生します。
③購入者も正しい知識を持ち、正しい知識を持つ店舗で購入する
スポーツ用品店でもいまだにつま先に余裕をもったものを選ぶような接客をするお店が多くあります。
ランニングをはじめとしてスポーツシューズの市場は拡大しています。
毎年、毎シーズン新しいモデルが発売されますが、目的によっては
新しいものが必ずしも良いかは疑問なことも多々あります。
新しいモデルのみをすすめるお店、軽くて足入れがしやすいもののみをすすめるお店は知識不足です。
一番売れているサイズ以外の特に小さいサイズの在庫を持っているお店や試し履きを嫌がらないお店、新旧比べて比較対象してくれるお店、また接客する店員がスポーツをしていたり、勉強している店員がいるお店が良い店舗です。
自分の足のサイズ(実測値)を知っていますか?
足のサイズを測ってみましょう
(店舗の機械でなくても簡単に測れます)
正しい足長を測る
かかとから一番長い指の先までが本当の足のサイズです。
実寸を知らずにシューズを選んでいる方が本当に多いです。
シューズのサイズではなく、ご自身の足に合わせたシューズを履くだけで様々なトラブルが回避できます。
正しい足囲を測る
足囲は親指の付け根から小指の付け根の距離です。
(若干斜めになります)
ジャストフィットさせるためには足長だけでなく、足囲のサイズ感も必須です。
また、ジャストフィットの感覚が分からないため幅広モデルやワイドモデルを選ぶ方が多いですが足囲を正確に測れば実はそれほど幅広ではないことが分かります。
足長と足囲を測ることにより、適正なサイズを選ぶことができます。
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当院では『足と靴の相談室』(予約制)でご案内いたします
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サイジング・フィッテングでケガ予防!
オーバーサイズで履けば、シューズの曲がるところと足指の関節の曲がるところがズレるので靴の機能を活かせません。
その細かい動きの繰り返しが蓄積するとケガの原因になります。
シューズは機能的に曲がる場所と曲がらない場所があります。
その曲がる場所と足指の関節部分が一致すると前方向に誘導がスムーズになります。
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ランニングシューズの種類
『履き分け』でケガ予防!
デイリートレーナー
(トレーニングシューズ)
スポーツショップなどでは初心者用やフルマラソン完走レベル、というような形で売られていますがアスリートや走力のある方も必ず1足は持つべきシューズです。
足の傾きを抑えてよい動きを誘導することができるのでコンディショニングやウオーミングアップで使う、またこのジャンルのシューズを適切なサイズで使い分けることができればケガの予防になります。
テンポアップシューズ
トレーニングシューズとレーシングシューズの中間的な位置のシューズです。
走歴が長い人や学生はこれ一足のみや、プラスレーシングシューズのような使い方をしてしまっています。
テンポアップランや距離に不安があるレース用としての使用はOKですがこれでアップやジョグはすべきではありません。
1足しか履かない、年に1回だけ駅伝を走る、フィットネスレベルで週に1回だけ走る、程度ならこのカテゴリーで良いかと思います。
レースデイシューズ
とにかく速く走ることだけに機能を絞ったカテゴリーのシューズです。
当たり前ですがトレーニングシューズに比べて耐久性はありません。
このジャンルのシューズに耐久性を求める方がとても多いのですが、それはナンセンスです。
以前は、ソールが薄くてとにかく軽いものがレースデイシューズの主流でしたが、現在は高反発のソール素材にプレートを入れて安定感を出すタイプのシューズが開発されて、使いこなすにはコツやその他のタイプのシューズとうまく履き分けることでケガの予防やパフォーマンスアップすることができます。
コンディショニングシューズ
ナイキフリーやニューバランスミニマスなどに代表されるはだし感覚を謳ったシューズやドロップ(かかとと前足部の高低差)が少ないものは使用方法によって活きてきます。
間違えてもこのカテゴリーはメインにしてはいけません。ダウンジョグや動的回復、レース会場への移動、などに使用すべきです。
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シューズの正しい履き方
STEP 1
股関節ーひざーつま先を一直線に
椅子に座って落ち着いて片足ずつ履きます。
毎回面倒でも靴ひもは緩めて履き、脱ぐ時もひもほどきましょう。
履くときは、つま先を靴の中で上げたまま足の付け根ーひざーつま先が同じ方向を向くようにセットして履きます。
STEP 2
かかとをトントンしてヒールカップとかかとの隙間を埋めます
靴に足を入れたらかかとをトントンと、かかとと靴の隙間を埋めるようにヒールカップに合わせます。
その時もつま先は上げたままです。
つま先を上げたまま履くとアーチが作られた良い状態のまま靴に足を入れることができます。
STEP 3
くつひもをつま先からしっかり引っ張ります
つま先を下ろしてくつひもを締め過ぎないように適度に引っ張って結びます。
脱ぐときはひもをほどいてから脱ぎましょう。
靴ひもをほどかずに脱げるというサイズはオーバーサイズであることが理解できますね。
STEP 3
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足にシューズがフィットすると・・・
☑くつひもがつま先から等間隔に絞められてますか?
☑くつひもが余っていませんか?
☑足の甲の生地にしわが寄ってませんか?
→これらがあるとフィットしていない、オーバーサイズの可能性が高いサイズです
シューズ(靴)を履くすべての方へ
一鍼一灸堂大塚鍼灸治療院は新潟県南魚沼市にあります、鍼灸施術の治療院です。
鍼灸はもちろん、足の重要性についてはスーパーフィートインソール(オーダーメイドインソール)カスタムフィットの
作成からもアプローチしています。
スポーツ障害やランニング障害などは、医学的な評価はもちろん動作やシューズ環境などから総合的にアプローチしています。
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当院ではランナーの患者様向けにプロのランニングシューズアドバイザーともコラボしてセミナーなども開催しています。
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スポーツシューフィッターのいる鍼灸治療院
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受付・施術時間
あさ9時から夜20時
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毎週水曜日休診日
大会帯同等で臨時休診あり
アクセス
新潟県南魚沼市西泉田85-1
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プロフィール
スポーツシューフィッター・はり師きゆう師
一鍼一灸堂大塚鍼灸治療院 院長大塚俊勝
はり師きゆう師 国家資格免許
スポーツシューフィッター
体育学士
保健体育教員免許
トレーニング指導士 など
元オリンピック委員会強化スタッフ
当院ではさまざまなコンテンツを提供しています
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