ある日、どこかで、ある瞬間、感覚あるいは心に突然ショックを受ける。
それを与えたものの正体は何なのか? 放っておいていいものか?
いや、それは何かしら特別なもののようだから、ここはひとつ探ってみよう・・・
そうして考え込んでみるという訳です。
そのあげく、どうにか捕えたらしいと思ったその正体を仮に詩と名付け、ここに集めました。
作詩期間、1987年~2016年の約30年間。その間わずかこれだけです。
これらの獲物は個人的過ぎ特殊過ぎる嫌いもあるでしょうが、ひょっとしたら、この詩集を手にされた方へのお土産品として楽しんで頂ける要素もあるかも知れないと微かな希望も抱いているのです。