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立川志ら門ホームページ

笑う門には福来る‼️
  • 大学までプロを目指し、数々の名投手が受けたトミー・ジョン手術を経験。

  • 中高・養護学校教員免許を取得しているため
    学校寄席なども得意にこなす
  • 前職がTV関係で仕事していたこともあり、あの有名なドラマやドキュメンタリーの
    経験談も好評

7月13日(土)立川志ら門10周年記念落語会チケット発売!!!!

 

2024年立川志ら門10周年!!!

 

立川志ら門10周年記念落語会!!!

日時:2024年7月13日(土曜) 14:00〜16:30
会場:なかのZERO小ホール
予約 3,500円 当日4000円 【学割】1000円

ヨネスケちゃんねるに出演させてもらえました♪

クイズバラエティ!?【立川志ら門の知らんことばかり】

毎週月曜日22時30分~
おバカな立川志ら門がゲストにクイズを出してもらって それに解答し、
ちょっとずつお利巧になっていこう という番組。

【大喜利2アウト】

立川志ら門の好きにやっていいよ企画! 毎週月曜日22時30分~【大喜利2アウト】 大喜利セーフ22から破門新団体を立ち上げた 【大喜利2アウト】 人生も野球もゲームセットになるまでわからない 今までのZOOM配信を止め 新たに、ストリームヤードを使って配信。 2団体では、やらなかったお題をぶち込みます! また、リアルタイムに観て頂いてる視聴者から お題を頂戴!!! なんせ、志ら門がやるので許してね♪ 放送事故覚悟!?いや、確実に事故が起こる!! 月曜ならではの企画です!!


GGC(グリーンゲートカンパニー)

GGC(グリーンゲートカンパニー)

とは、柳家緑助(グリーン)立川志ら門(ゲート)立川かしめ(カンパニー)の落語家がドローンを使ってなにか面白い事が出来ないかと立ち上げた落語家飛行隊
そこへ、デザイン担当として落語家らむ音さんが加わり、これからのか活動に目が離せない!!


四季彩キッチン
フジテレビ毎週月曜日21:54~22:00BSフジ 毎週(水) 22:55~23:00
こちらの番組で過去ナレーションをさせてもらってます。【ホームページからでも、過去の番組ご覧いただけますので、是非とも感想を番組ホームページよりおよせ下さい。】2019年5月6日~2020年3月30日まで(スナップエンドウ・緑茶・わさび・加賀野菜・小麦・白桃・ブルーベリー・レタス・チンゲンサイ・バター・サトイモ・ミカン・大根・モロヘイヤ・春菊・はちべえトマト・ピーマン・食用ナバナ・豚肉・うど・黒糖・アスパラガス)

【落語立川流寄席】
日暮里サニーホール
広小路亭立川流夜席・立川流広小路寄席(昼席)
立川流日本橋亭(昼席)・金曜日の新宿

落語立川流一門会情報をチェックして志ら門出演情報を観てみよう

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立川志ら門なんだか分からないオフショット


立川 志ら門

【プロフィール】

『立川志ら門』(たてかわ しらもん)
落語立川流 立川志らくの16番目の弟子

生まれ 1984,7,24

出身  愛媛県大洲市

 

身長 180センチ

体重  86キロ

 

平成12 帝京第五高等学校  入学(野球特待)

平成15 作新学院大学 入学(野球推薦)

平成19 ドリマックス・テレビジョン入社

 

平成25年1月桂文治門下(桂しゃも治)

平成26年6月立川志らく(立川志ら門)

平成30年9月二ツ目昇進

令和元年5月前座降格

令和元年8月3日二ツ目に1日だけ復帰

令和2年1月1日二ツ目復帰

 

【ワタナベ・エンタテインメント所属】

 

【免許・資格】

普通自動車 第一種免許 (8t)マニュアル

中学校教諭一種免許状(国語)

高等学校教諭一種免許状(国語)

特別支援学校教諭一種免許状

 

【特技・趣味】

野球・手話・体力・子育て・

自転車・ドローン・映像編集

 

【受賞】

大洲市非行防止弁論大会 優秀賞

 

【出演作品・音源協力】

2009年 映画 『かさぶた姫』

(三城真一監督)

 

2015年 テレビ朝日ドラマ 

『ザ・ドライバー 』(音源協力)

 

2016年 短編映画『空っぽの渦』

(湯浅典子監督)

 

2017年 TBSドラマ 

『リバース』

 

2018年 Amazonドラマ

『日本をゆっくり走ってみたよ』

(音源協力)

 

2018年 南海放送ドキュメンタリー

『立川志ら門二ツ目昇進に密着』

https://youtu.be/nqvwcQ4Ixfk

 

 

2018年 フジドラマ 

『限界団地』(音源協力)

 

2018年 映画 『億男』

(大友啓史監督)

 

『新婚さんいらっしゃい』

2019年 1月27日

https://youtu.be/ld6dAgxN6s8

 

 

『夕やけ ミッドナイト寄席』

2019年2月13日

 

 

『四季彩キッチン』

フジテレビ毎週月曜日21:54~22:00

ナレーション担当

https://www.fujitv.co.jp/shikisai_kitchen/

 

 

【プロフィール】

 

落語立川流 立川志らくの16番目の弟子

 

1984年7月24日愛媛県大洲市大洲中町一丁目『ラブ美容室』3人兄弟の末っ子として産まれる。

 

 

199?年 夏 桂枝雀師匠の公演を観に行き、落語に興味を持つようになる。

 

1997年~2007年 小学校からプロ野球選手になることを夢見て、野球一筋で『帝京第五高等学校』野球特待、『作新学院大学』野球推薦、大学一年の時に、右肘故障により、トミージョン手術を受ける。しかし、プロの道厳しく断念。

 

 

 

2007年~2012年 新卒採用で大手TV番組制作会社に就職。数々のTVドラマ、ドキュメンタリー番組を制作。

 

 

 

【社会人時代これまでの制作番組】

 

『(ドラマ)肩ごしの恋人、あんどーなつ、東京少女、恋する日曜日、ケータイ刑事銭形海、となりの芝生、遺品の声を聴く男、RESUCUE~特別高度救助隊~、TBS開局60年記念99年の愛、美男ですね。、眠れる森の熟女

 

(ドキュメンタリー・情報)バース・デイ、スボーツ人間交差点~光と影~、おしゃコレ!サンデーブレイク、パ・リーグマニア など』

 

 

2011年3月11日 東日本大震災で本当に人生はいつ終わるか分からない。人生一度きりだと思い本当にやりたかったことは何なのかを考えるようになる。

 

 

 

2013年1月 落語芸術協会の桂文治師匠に弟子入りし『桂しゃも治』として、前座修行を始める。

 

しかし、師匠に内緒で行った早朝野球で右膝骨折。

 

師匠から自宅謹慎処分を命じられる。

 

足も治りようやく歩けるようになった矢先、パチンコ屋に入って、同じくその師匠もそのパチンコ屋に居合わせて、『破門』

 

それでもまだ、落語をやりたいと協会を変えて

 

2014年6月 『立川志らく』に弟子入り

 

破門の門で

 

『立川志ら門』となる。

 

8月29日(水)

現在の師匠、志らくと前の師匠、桂文治を呼んで昇進披露落語会を行う。

 

2018年9月1日に二つ目に昇進。

2019年5月 

師匠志らくの逆鱗に触れ

二ツ目全員を前座に降格。

【志ら門も降格】

2019年8月3日

地元での昇進披露の会で【1日限定の二ツ目復帰】

一年間の前座修行を終え
2020年二ツ目復帰

 

【落語家で唯一のトミー・ジョン手術を受けたことのある男】

 

志ら門記事

芸能ショナイ業務話
毎日開催していた『がんぱる落語会』の事を取り上げてもらいました。
サンケイニュース
2019年二つ目から銭座に降格したが、2020年から二つ目に復帰
愛媛新聞
愛媛県大洲市出身の落語家立川志ら門さん(34)=本名・橋本堅=の「二つ目昇進披露の会」
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ぐっとラック! 志らく一段落 まとめ 【2020年1月~】師匠お疲れ様でした!

志らく一段落【1月】
6日(月)『カルロスゴーン』108日まくら 弱気を助け強気にヨイショすしざんまい

7日(火)『辞めていく弟子達』弟子の破門の弟子入り志願のはなし メールで破門 世の中に快適な場所は自分で快適にする
8日(水)『志らくがやった異業種コラボ』ザゼンボーイズライブの話し落語とロック 前澤社長とお年玉ライブ
9日(木)『ゴーン被害のどうでもいい話』カルロスゴーンはつらいよ。映画カルロスゴーン 東京オリンピック演出パワハラ辞任。カルロスゴーン役トムハンクス。奥さんキャメロン・ディアス日産木下ほうか 監督山田洋次
10日(金)『鬼滅の刃』ウォーキングデッドと鬼滅の刃締めコメ間違え
13日(月)『カワウソについて』向田邦子 『カワウソ』『あうん』舞台ダイエット バセドー病のはなし志らく カワウソに似てる
14日(火)『住宅と落語界の問題』キムタク 落語界3の数え方 目の奥が笑ってない
15日(水)『電車にまつわる話』電車の小咄 。 先頭車両。小話。電車に乗ってた時間は短いんですけど。
16日(木)『カラスにまつわる雑学』三千世界のカラスを殺して主と朝寝がしてみたい。 居残りさへいじ。幕末たいおうでん。 愛嬌のはなしキムタクと風呂に入りたい。
17日(金)『テレビドラマについて』『赤めだか』『雨の中らくだ』をドラマ化に
20日(月)『無断キャンセル』 チャップリン黄金郷時代チャップリンが体に入ってくる。志らくはチャップリン!野菜博士。チャップリン憑依芸
21日(火)『給食モグモグタイムについて』映画館の注意事項に、ついて山田洋次監督、美術館で映画をみてるような感じがおかしい。寅さん焼き肉奉行、鍋奉行は切腹。

22日(水)『固定電話のちょっといい話』談志の電話弟子にかけたら、ちんぺい先生と談志の話。最後に談志のため息で仲直り。

23日(木)『ブランド品とはなんぞや』ヒステリックグラマー。18下の妻。ヒス店員に間違えられる?孫にも衣装 『理想は、自分がブランド』
24日(金)『0円旅行はなし』海外旅行の旅行会社ので国内旅行をプレゼント千葉。オーダーバイキング。クレームを言ったら、旅館が手のひら返し、旦那様、お殿様、ただより高い物はない。概念が変わる。
27日(月)『更正した落語家の話』芝浜の話し、深い愛。『東出くん、杏さん愛ですよ。』
28日(火)※岩清水さん産休報告
29日(水)『受験にまつわる話』学生の時に役者になりたい。受験の帰り道漫画に出てくるガリベンが出てくるぞ。大学入ってからふざけよう。不良の言葉がなかったら、あの時の暴言が今では美しい言葉。立川志ら美(満足げな顔)
30日(木) 『公園の禁止事項』談志 声 『うちの子どもがお騒がせしました。すいませんでした、今の親は恥とがいぶんが無くなった。』いいわるいはないとおもうけど。林パー子は、公園で騒げない。江戸っ子は宵越しの銭とポイントは持たねぇ。
31日(金)『本当の鬼女』『豊志が』鬼女の話起業家が喜んだ。いいことをやろうとしてる人は、悪い話を聞いてバランスをとっている。日本人はホラーは因縁が好き。


【2月】
3日(月)『ネットのアンチ、悪口について』お前落語できるのか、アンチも含めてファンなんです。
4日(火)『お墓のおはなし』談志のお骨。散骨。ネタ散骨というのは、大切な人の骨を魚に食べられてしまう。
5日(水)『落語界のルール』落語会のルール。高座まえで談志が座っていた勘違い。
6日(木) 『はしの持ち方論争にトドメ』はしの持ち方。萩本欽一がみる。持論で『弱味をみせたら、天才は愛してくれる、バカは食いつく』
7日(金)『芸能界への不祥事』イングリッドバードマン。アメリカに戻って、ダイブーイング!談志の政務次官女性のパンツをぎゅっと結んだ
10日(月)『スターの結婚離婚について』伝説のスターは結婚離婚を繰り返す。チャップリン、マリリンモンロー。芸と同じに幸せとの極みを求めている。
11日(火)『アカデミショーエピソード』マイ・フェアレディ ジュリーアンドリュース

12日(水)『野村克也さんに逝く』落合と野村の対談野球を教えたらどうだと野村。野球は難しすぎて教えられないと落合。そういえば、少年野球を教えていた時に、技術的なことは一切教えなかった。いかに野球を好きになるかしか教えてない。好きだから野球選手になる。好きだとどんなに押さえつけてもやる。やらないやつは、やらない。野村克也のいないプロ野球界は面白くない。
13日(木)『おば声から声のお話』双葉あき子 キーを下げて歌手を続ける。おば声はどうでもいい。どう生きるかが大切。
14日(金)『バレンタインと牧原容疑者』薬師丸ひろ子の大ファン。高平哲郎先生演出の『雨に歌えば』で見に行き薬師丸ひろ子に引き合わす。お礼に落語会に来てくれた。今度、高平先生が舞台をやるから、薬師丸を誘って観にこい。じぁ一緒に行きましょう。いつにしますか?2月14日、舞台デートでチョコレートもらえるかも!言いふらしたら、前日にお断りの連絡。もぅ。恋なんてしない。どんなときも。どんなときも。by槇原敬之
17日(月)『ハセン一段落』国山ハセン、ナンパ結婚

18日(火)『眼と落語について』義眼、
19日(水)『映画を発明した人』映画発明、ユメール兄弟。黒澤監督は戦争をやめさせる力がある。400年の寿命があれば。止めさせるそれを大林信彦監督にたくした。きっと若者にたくす。ユメールの全編ナレーションは私。

20日(木)『芸術とは何だ?』ベニスに死す。山本晋也監督がとったら、変態になる。芸術とは変質的ものを美しいものに浄化する。ベニスにしすを教科書に載せることができるか?芸術の本質は、中島さんに。
21日(金)『談志ハラスメント』前座時代のコロッケの話。

24日(月)『SMAPについて』解散すべきではない。SMAPに帰属している。落語に帰属してる。TBSに寄生している。
25日(火)『じゅげむ』じゅげむの話。さだまさし風、さきもりの歌にのせて『じゅげむ』中国の小学校で流行った。
26日(水)『名物東京物語』人間は自分を否定すると生きていけなくなるから、自分を肯定して他社を否定して前に進もうとする。だけど、進化するひとは、自分を否定して、他者を肯定することが出来るかどうか。東京物語の決めつけ。オズマニアになった。私を嫌いな人、一度私を肯定してみましょう。

27日(木)『自転車泥棒の話』イタリア映画、『自転車泥棒』昔の映画は想像力ゆたか豊か。自転車を盗まれたというだけで、映画を作っちゃう結末はなんとも、切ない。映画グランドホテル。グランドホテル方式。映画の凄いところは、何気ない日常を切り取ってドリームにすることができる。舛添さん、頑張れホテル三日月!

28日(金)『新型コロナの影響』震災があった時に、独演会を決行。サラリーマンは仕事に行ってる。落語は私の仕事だからやるんだ。観に来ていたのがクドカン。こんな時でも笑いは必要なんだ。『あまちゃん』誕生秘話。コロナが終息したあと、力、勇気、希望を与えてくれるのは、エンターテイメントなんだ。


【3月】
2日(月)『政府マスクを北海道へ』
マスクを買い占めて北海道に送る。いい悪関係なく、助けるのが江戸っ子の了見。小噺『隣の家が芋しか食ってない。うちの米をやれ。うちの米もさっきあげちゃってない。仕方ない芋食おう』助け合いが江戸っ子の了見。困ってる人に渡るようにしたい。日本の大切な部分。舛添さんの興奮が移った。

3日(火)『新型コロナについて』
せやろがいおじさんがピンチはチャンスに変えろという話をした。マイナス思考をプラス思考に。チャップリン『ライムライト』なぜ人間は死ぬのが怖いのか。生きてることが日常だから、その日常が消えることが怖いんだ。談志が癌を宣告されて、癌はそんなに怖いものじゃない悪いものじゃない。未練を整理できる。コロナ休校で、家族や仕事について考えるのもいいかも。舛添さんがいいこと言ってるのに、ネットではお前が言うなと言われる。あれは、それ、これはこれ!良い話はちゃんと聞きましょう。

4日(水)『頑張る子供のアニメ』
クレヨンしんちゃん猛烈大人たちの逆襲勧められたが、しょせんクレヨンしんちゃんでしょ?観なかったが、どうしても仕事で観ないといけなくなって観たら、素晴らしく面白い。クレヨンしんちゃんはどんな下品な事をやっても品よくみえる。これは一流コメディアンに通ずる。クレヨンしんちゃんだからというイメージでとらえてはいけない!イメージで語らず内容をみる。

5日(木)古典落語『紙入れ』※フライデー報道が出て『紙入れ』をやって、うちの家庭の話じゃないですらね!!ようはデマは信じない! 

6日(金)『こんな時だから落語を』
こんな時だから、落語を聞いてもらいたい。人間は業の肯定。映画は業の克服。忠臣蔵の27士この成功したのは、映画芝居。落語はこの逃げちゃった侍にスポットを当ててるのが落語。不細工が頑張って美女と結ばれるのが映画。頑張っても結局は、不細工が振られるのが落語。デマだと分かっていても並んでしまうのが落語の世界。こんな時代だから。落語を。コロナウイルスで元気になったのは、舛添さんぐらい。


9日(月)『理想の政治家とは?』
『スイス都へ行く』理想通りに行けば、政治なんてそんな簡単なもんじゃない。だけども、少しでも理想に近づこうと頑張ってる人を国民は支持をするんです。舛添さんもそうです。いずれは、総理だんかと言われていたんですが。。舛添さんは『スミス都へ行く』じゃなく。『舛添、湯河原に行く』

10日(火)『志らくの名言』
手塚治虫が大好き。談志も手塚治虫を愛してた。手塚先生に談志政治はよしとけと言われて二度と政界に復帰をしなかった。手塚治虫先生が旅立つ若者に送った言葉が『物語はこれから、はじまるんだ』モーツァルトの名言は『人生が輝くのは夢を見続けること』この言葉と非常に合わさる。私が突き刺さった名言。ミケランジェロの言葉『人生の危機は高い目標を達成できなかった事にあるんじゃなく、低い目標を達成してしまったことだ』銅版画家山本容子さんが、私にくれた言葉『志らくちゃんは、バカに嫌われて天才に愛される』志らく様の言葉『落語とは志らくか志らく以外か』(批判ブーブー)最後に口直しに、ウディアレンの言葉『恋愛というのはサメとおんなじで止まってしまったら生きてゆけない』

11日(水)『東日本大震災から9年』岩手県の観光大使をやっている。慰問にいって岩手県でブルースハープで『ふるさと』を吹いたら、感動して泣いてる。音楽の力は凄いなと感じていた時に、そのあとすぐに、ザゼンボーイズ向井さんとコラボ。向井さんが『赤トンボ』を歌う。ロックシンガーが歌う赤トンボは、感動的。自分も歌えると歌ったら、ブーイング。状況によって音楽は全然違う。しかし、これから復活した時にはエンターテイメントを助けて下さい。
12日(木)『落語家の凄み』落語家になった、きっかけは馬生師匠の亡くなる直前の高座。落語家としての執念を感じた。この時に、馬生師匠の弟子になろうと決めた。馬生師匠が亡くなってすぐに談志師匠の高座で、落語を語らない。馬生師匠の思い出話し。落語をやらないから客からクレーム『落語をやる気分じゃないんだ、金返すから帰っていいよ』その言葉が物凄くかっこよくて、談志師匠の弟子になることを決めた。命尽きるまで落語と戦った馬生師匠悲しみが多過ぎて落語が出来なかった談志。どちらも正解だと思ってる。芸人というのは、人生をしょって喋ってるから、凄まじい!舛添さんを突っ込まずに話を終わらせて頂きます。
13日(金)『こんなウイルスに負けるな』山田洋次監督『家族はつらいよ3』に刑事役で出演している。その映画に正蔵さん(元こぶ平)と同じシーン。山田監督は、私には凄く優しいんですけども、正蔵さんには、厳しい。楽屋で正蔵さんが愚痴を言ってた。『監督は落語家に物凄く優しいと評判なのに、僕にだけ厳しい』正蔵さん違うんですよ。監督は正蔵さんの事を役者だと思ってるんですよ。『そうな!そうかな!』えぇ、落語家だと思っちゃいません。。といったら口を聞いてもらえなくなった。林家正蔵さんのちょっといい話。映画はドリーム。落語は現実。家で映画も落語も観ること聞くとが出来るのでコロナ鬱を吹き飛ばしちゃって下さい。
16日(月)『頑張れ』落語家の数は800人ぐらい。講釈師は70人ぐらいしかいない。この講釈の衰退した世界を救ったのが、100人に一人の逸材の神田松之丞、この度、神田伯山を襲名。しかし、新型コロナウイルスの影響で御披露目が延期で水をさすようなかたちになってしまった。ただ、この伯山は自分の事をディスる!志らくはTwitter芸人だの。私の家族は大嫌い!だけども、伯山は、談志が大好きだったから、談志に可愛がられた志らく師匠に嫉妬してるんだよ。それを聞いて、人間的だなと思って奴の事が大好きになった。もっと頑張って欲しい!頑張れ講談。頑張れ神田伯山。頑張れ!舛添要一!エンターテイメントも水をさすような状態ですが、必ず復活しますので、宜しくお願い致します。
17日(火)『一段落お休み』『恋はつづくよどこまでも』番宣

18日(水)『不況になる悲劇』不況で銀行をクビになった、アンディーべルドー、家族を養う為に、選んだ次のビジネスが殺人。お金持ちの未亡人と結婚して大量の保険金をかけて殺す。逮捕され、裁判官からなぜ殺人を犯したのか?と問われて、『ビジネスだ。フランスという、国が推奨してるではないか』それは、戦争です。100万人殺すと勲章をたくさんもらって英雄になる。数人殺すと殺人になるんですか?とチャールズチャップリンの殺人狂時代。 不況というのはとんでもない悲劇を生み出すもの。コメディアン喜劇王がシリアスセリフをはきましたので、落語家の私も笑いなしシリアスな一段落。もぅ、コロナ疲れで!会も全部キャンセル!西村『もう落語家辞めちゃっていいんじゃないですか!(笑)』志らく『馬鹿なこといんじゃない!(笑)』

19日(木)『新型コロナで変わった日常』
私の日常は、朝、グッとラック!からのひるおび、他のバラエティに出て、夜落語会をやって、週末は全国に行って独演会をやる。しかし、コロナの影響で、3月はゼロ。だから、やりたくて、やりたくてしょうがないので、小噺やります。ある若い夫婦の小話。喋らない子供、1歳の時ママと言ったらママが死んだ。2歳の時ジィジと言ったらジィジが死んだ。3歳の時バァバと言ったらバァバが死んだ。4歳の時パパとに言ったら・・・隣のおじさんが死んだ。時間が余ったので、手洗いの歌をみんなで歌いましょう。
20日(金)『サプライズ』立川談志が独演会でネタ出し『包丁』難しいネタ。それを十八番にしてるのが、三遊亭圓生師匠。あの談志が『包丁』をやる。チケットは即完売。当日、談志が包丁は出来ません!客は騒然。しかし、本物を聞かせてあげると、ゲストに圓生師匠を高座に上げるというサプライズ!グッとラック!も私が体調悪いときは、メインの司会は、この方に変わりますと言って、国分太一くんと真矢みきさんというサプライズはどうでしょうか?

23日(月)『頑張ってる競走馬』
競馬も無観客。キーストンの悲劇、昭和42年阪神ダービー馬だったキーストンが一番人気に押されて、4コーナーまわった最後直接で悲劇が起きた。骨折、山本騎手は落馬。落馬して脳震盪の騎手がパッと目をさますと、本来、もう足が折れて骨がむき出し悲鳴をあげてのたうちまわる馬が、そぉ~と騎手の側によっておぃ!大丈夫かという感じで、山本騎手を気遣った。これがキーストンの悲劇。人間も大変だけれども、馬もいろいろと頑張ってる。こんな小噺。5月5日誕生日の男が5レースにファイブゴーゴーという馬が出たから、これは俺のための馬だ!単勝50万つっこんだら、結果は5着だった。 (あっ!まだ時間がある?さようなら)照れ笑い
24日(火)『ウイルスの古典落語』せんきの虫の説明。こんな古典落語が江戸時代にあるんです。新型コロナウイルスの天敵はいったい何なのでしょうか?

25(水)『徐々にの大切さ』
100日後に死ぬワニという4コマ話題。何が話題かというと、一作品終わると死ぬまで何日とカウントダウンされる。読者はワニ君の運命をみんな知ってる知らないのはワニ君だけ、で100日たって見事なフィナーレを迎えるのですが、終わった事に大炎上。なぜか。いきものがかりがテーマ曲を歌うことが決まっている。映画も決まっている。グッツも決まっている。なんだ、商業ベースに踊らされていたんだとショックを受けた。これは、よく分かる。こういったものは、夢を売る世界だから仮に決まっていても、小出しにすべき!あぁ。俺達が指示したから、映画化にもなったんだ。いきものがかりが歌うのも決まったんだ。グッツも決まったんだと。徐々に出すこれは凄く大事!オリンピックの延期も徐々にだったから我々はショックを受けなかった。舛添さんも、徐々にだったらいいのに、いきなりTVに出始めたから叩かれる。いきなりイタリア人のいとこがいるって言うから、ビックリしちゃう。徐々にがいかに大事か。

26(木)『有名人の病気』
マイケル・J・フォックスがパーキンソン病というのは有名。彼は始めは病気をかくして活動していたが後に発表した。発表したことによって、この病気が物凄く注目されて、不治の病に対する研究費が物凄く上がった。同じ病気のモハメド・アリが二人でタッグを組めばこの病気に絶対に勝てるんだと!同じ病気の人にどれだけ勇気と希望を与えたことか!有名人の病気はそういう効果がある。志村さんの場合も同じことがいえる。フリーアナウンサーの笠井さんも癌になって毎日Twitterを上げてるこれは凄いことです。だから、有名人が病気であるということを世間に伝えるということは、そうとうな影響力がある。これは、芸能人の大事な役割かもしれません。病院の小噺。物忘れの小噺。犬だと思ってる小噺。

27日(金)『自粛に立ち向かう映画』
インド映画『ストミーナイト』の紹介歌わない。踊らない。インド映画


30日(月)『きょうは辛坊治郎と新型コロナ問題語る』
辛坊『めちゃくちゃ楽しかった!テレビでこんなに言いたいこと言えたの久しぶりだわ!』師匠『ここで、ストレス発散されても困るんですけど』(笑)


31日(火)『きょうはヒロミさんと志村けんさんを語る』
ヒロミ『番宣でも大激論とかでるけど、ぜんぜん出来なくてもうしわけない』師匠『志村さんの悲報とかで、大激論できる訳がない』ヒロミ『志村さんの事を伝えるのが僕らの義務なので、少しは伝えたから良かったけど、皆さん、昨日の後遺症が残ってませんか?』師匠『Twitterとかで志らくさんも辛坊さんぐらいバンバン言ってくださいってあれをやったら番組なくなりますから。』ヒロミ『観てる方は面白いんですけどね。』

【4月】1日(水)『きょうはロンブー淳さんと新型コロナを語る』
淳『今日の反省点は、緊急事態宣言じゃないかといった、ところを取り返したいなぁ。ひょっとしたら炎上してるんじゃないか』師匠『雰囲気が辛坊さんぽかった』淳『それだけ生放送って大変ですよね』師匠『淳さんの企画力の素晴らしさが凄い。山藤先生が談志に面白い企画力をやってる若者がいるとビデオを持っていったことがある。』師匠『やっぱり、若者に言っても分からない。結局おじさんが怒るだけ』


2日(木)『今日は東野幸治さんと逆ワイドナショー』
東野『発言に問題なかったですか?師匠が元気でなによりですよ、楽しく話させてもらえましたし、また呼んでいただねれば』師匠『最初のうちはワイドナショーと逆なんですよ。だから、違和感みたいなのがあって、前半はけっこう真面目だったでしょ?』東野『真面目です。ふざけたらアカンなと思って』師匠『自分のコメントに苦しくなったら先生にふっちゃうっていう。』東野『いじんの止めてくださいよ師匠。コロナウイルスでなかなかでしたけど、次は明るいニュースの時に呼んで頂ければ、是非ともワイドナショーにも来て頂いて、松本さんもあの一件騒動いらいいじるの嫌やろうなぁ思って』師匠『全然いじってもらって結構です』東野『大変な奥さんもちましたねぇ』師匠『今は、いじるの止めてください(笑)』

3日(金)『名倉潤さんと新型コロナを語る』
潤『イメージアップできて良かったと思います。芸人だとも思ってないしコメンテーターも向いてないので、テレビですみていつも凄いなぁと思ってるんですけど。先ほど小林先生がおっしゃってましたけど、コロナウイルスが蔓延をしてるんじゃなくって人が動くから蔓延するので、人がコロナウイルスなんだ。というのを自覚して行動してほしいですね』師匠『バリバリコメンテーターの意見じゃないですか。出ないとか言ってるわりには、いろんな局にアピールしてるんじゃないですか』潤『最後ぐらいちゃんと締めとかないと、イメージアップだけしやがってと思われるから、恥ずかしいので』師匠『さっきの話じゃないですけど、エンタメが国に守られるようになったらおしまいなんですよ。ネプチューンが国に守られるようになったら嫌でしょ』潤『嫌です!だから僕たちは、お金なくなってもいいんです、どっかで頑張ってどっかで弾けるから、どっかで頑張るから、もっと必要な人に回してほしい。エンタメは最後です。』師匠『共通の意見でございました』

6日(月)『おすすめ読み聞かせ絵本』
小さなお子さんがストレスで寝付けない家庭にオススメの本『おやすみロジャー』10分ぐらい読み聞かせをするだけで寝てしまう。しかし、私が読むと落語家なので、言葉がたってしまって、娘が逆に興奮して寝ない。YouTubeで探したらありました。女性のナレーションで、これはいいと思ったら、子供よりも先に私が寝てしまった。大人の人には、名人の落語いいです。いいリズムで語るから徐々に眠りに入り、江戸の夢をみる!今日驚いたのはシュワルツェネッガーの自宅にロバがいる。座敷犬は聞いたことあるけど、座敷ロバは驚きました。

7日(火)『学校に行けない子どもたちへ』
マンホールと奇妙な男(怖い)オーディションの鳥のモノマネ男(楽しい)アマビエ(怖い)と折り紙(楽しい)にひっかけたのです。気が付いたんだけど野口さんとハセンさん顔にてるね!

8日(水)『今こそ幸せの基準を』
今こそ、幸せの基準を持つべき。学力低下、受験はどなる。と心配なことだけれとも、家族そろってご飯が食べられるこれが幸せなことだと思ったら、すこしの事は我慢できる。一人暮らしの人がビール飲んでうめぇ~とこれが幸せと思えるのだったら、飲めるうちはいい。男はつらいよ!8作で農家が慎ましくご飯を食べていたこれが、人間の暮らしなんだ、感動して涙が出た。これを、とらやで話をすると、おばちゃんが、夜なんてみんなでご飯を食べることは当たり前じゃないかいと笑われるんだけども、幸せは何かを考えればいい。コロナウイルスで大勢の人が失くなった。私達は生きているのです。生きていることが幸せだと思えるのであれば、この困難は乗り越えられると思う。今こそ、幸せは何なのかということを思って、苦難を乗り越えていきたいと思います。今日はギャグなし!舛添さんをいじろうと思ったけどよします。

9日(木)『こんなときだからこそ笑いが必要』
お笑い芸人がコメンテーターになってギャグを言って、メインの司会が落語家で笑いをとり、しまいにはえらい先生が柿の種が好きだと言って笑いをとる。こういう状況だから不謹慎だと怒られることもある。こういう状況だからこそ、笑いが必要。こういう状況だからこそ、笑が誕生する。ユダヤジョークは、アウシュビッツに収容されて、死の恐怖から逃れるために、ジョークをいいあって生まれた。ポケットジョーク。豪華客船沈没。海に飛び込まないといけない。いろんな人種がいてみんな怖がっている。船長がアメリカ人には、一番最初に飛び込んだら英雄になれるぞ。ドボーン!イタリア人には、美女が溺れてるぞ!ドボーン。中国人には、金塊が沈んでいるぞ!ドボーン。ドイツ人には、ちゃんと規則を守らないといけない。飛び込みなさい!ドボーン。フランス人には、絶対に飛び込むな!ドボーン。日本人に対しては、さぁ。みんな飛び込んだらんだから、飛び込んで下さい。ドボーン。世界的に日本人はこうみられている。自粛というとみんなきっちり自粛をする。大変に真面目なんですけども。個々で価値観をもって考えるのも大事なことかもしれません。

10日(金)『芸術は素晴らしい!!』
青い山脈の作詞家、西條 八十戦前戦後のヒットメーカーです。西條八十が若い頃、関東大震災に直面して町が焼け野はらになった。上野のおやまに避難来た。みんな希望を失って項垂れている中に一人の少年がハーモニカを吹き始めた。大人たちはこんな時にハーモニカを吹きやがって不謹慎なガキだとなっていたのが、しばらくすると聞き入って、希望を見つめているようにみえた。西條は音楽は、なんて素晴らしいんだ。芸術はなんて凄いんだ。よし!俺も音楽家になるんだと西條八十が誕生したんです。若く明るい歌声にぃ~♪なにも歌うことはないですけども。。。(最強の二人)の映画の名言。『人々はなぜ芸術に引かれるのか、この地上で唯一残せる足跡だから』どんなときでも芸術というのは必ず残る。アンミカさんがこんな時だからこそ。新しい芸術が誕生するかもとおしゃっていた。それを、期待したいと思います。


13日(月)『大林宣彦監督死去』
私は大林宣彦監督には、すごく甘えまくっていました。22才別れにワンシーンだけ出演させてもらったり、私が自主映画を監督したときに、役者としてでてもらったり、『あした』を演劇で演出したいと直談判しに行きました。そしたら監督が、君が転校生やさみしんぼをやりたいといったら、僕を利用してる臭いがするから断ろうと思ったけど、あしたならいいよ。何故かというと、僕がなんのしがらみもなく好き勝手に作った映画でぼくの作品をどれだけ愛してくれてるかの証だからいいよ!余命3ヶ月の宣告を受けて、大丈夫映画を作ってれば死なないから!その言葉の通り、『海辺の映画館』を作りました。もし、またクランクインしてたら、監督は死ななかったと思います。黒澤明監督が400年の時間があったなら、映画で戦争をなくしてみせる。だけどその時間がないから、大林くん頼むよといって、その意思を受け継いで映画を作っていた。くしくも今はコロナとの戦争です。そこ状況をどうみてみたのか、聞いてみたかったのができない。それが、無念。監督に頂いた言葉は、志らくさんは、もっともっと芸能の神様に可愛がられるよ。私はその言葉を宝物にして、武器は落語ですが、生きていこうと思ってます。監督の劇場は映画はこれでクランクアップしましたが、天国でクランクインしてると思います。(涙ぐむ)


14日(火)『大林宣彦の作品その1』
大林宣彦監督のなかで一番好きな作品が『なごり雪』。歌の歌詞から想像して作った作品なんですね。優しさの塊のような映画は、そこに狂喜が入ってくる。監督は本当に優しい方。大林宣彦監督が癌になったときに、俺が死んだらお前も死ぬんだぞ、仲良くしようじゃないかとした。やっぱり、優しさそこに狂喜も加わってくるんです。『なごり雪』大分県の臼杵が舞台。雪なんか降らないけど、雪が降ったら奇跡が起きる。なんとか雪を降らしたい主人公。彼女は何を起こしたかったのか。ラブストーリーなんたけれども、サスペンス映画のような展開になって、男の友情、三角関係。とんでもない結末。ラストシーンの駅でもって号泣が異様で、狂喜のファンタジーなんだということに気づく。優しさと狂喜が交わった映画。是非ともご覧になって下さい。

15日(水)『こんなときだから大林映画』
『なごり雪』を観てから無性に大林監督出演したいという気持ちが出て来て、これはもう念じようとずーと念じてました。ある時私のラジオに出演して頂いたときに、いかになごり雪が好きかって話をしたら、収録後、22才別れをモチーフにした、映画を作るから、志らく君でる?はい。早かったですよ!こっちは念じてたから。普通に電話を取り次ぐだけのシーンなのだけど、あんパンを食べながらという。狂喜を入れる。『22才の別れ』お馴染みの歌詞にそって物語がすすんでいくんですが、クライマックス、しょーやんがギターを弾きながら実際に歌う。号泣のラストシーンです。是非ともご覧下さい。

16日(木)『こんな時だから見たい大林映画③』
名だたる監督がいるシネマズ会の一回目に呼ばれて、中華料理屋で丸テーブル。右側に山田洋次監督。左側に大林宣彦監督、私真ん中に座らされて、とにかく2時間の間ずっと、気を付けってターンテーブル回してました。今日オススメするのは、『その日の前に』子供2人いて、これからというのに奥様が病気にかかり余命宣告をされてしまう。その日がくるまでこの夫婦はどういう行動をするかという。ファンタジー。この題材は、重松清さんの(とにかく泣けるベストセラー小説)監督の作品はそこに狂喜が入るから、ただ泣くだけじゃなく魂をえぐられる感じになる。ですから、ただ泣きたいだけなら、小説を魂をえぐられたいと思ったら大林作品をご覧下さい。

17日(金)『こんな時だから見たい大林映画④』
誰かが、映画は、お客様のトイレの事も考えて2時間で作らないといけないと行った時に、大林監督は、それは違う。もし、そこでトイレに、行って見逃してしまったら、もう一度観たいとおもうような物を作らないといけないんだと。大林映画の最高峰である『この空の花長岡花火物語』これは2時間40分あります。これは、山下画伯が、爆弾をすべて花火にして打ち上げたらこの地球から戦争がなくなるんじゃないかというのをテーマに作ったドキュメンタリー風映画。私がこれを初めて観た時に監督から感想を求められて、「いろんな物が詰め込まれていて、凄かったんだけども、訳が分からなかった」と言ったら、「そうだろうね、この映画は七回観ないときっと分からないよ」と言われました。だから、私は、5年に1度、35年かけて観ようと思います。皆さん7回連続で観ないで下さい、年齢と共にいろんなものが見えてくると思います。

20日(月)『こんな時だから名人の落語その①』
昭和の最高峰の落語家は、八代目桂文楽師匠。精密機械のように何回やっても寸分たがわず、同じにやっていたという名人。その代わりネタ数は少なかった。私ですら二百何席。おそらく三平くんよりはネタ数は少ない。しかし、一席、一席が十八番。この方の最後の高座はというと、ある登場人物の名前を忘れて絶句してしまう。名前なんてどうでもいいのに。勉強し直してまいります。と言って高座をおりて、二度と高座に復活することはなかった。数年後亡くなってしまった。なんとも潔い名人。談志はしょっちゅう絶句してました。それでも、落語を続けて出来が悪いと客に謝ってた、俺のドキュメンタリーを観たと思って諦めてくれ。そういう言い訳をしてました。是非とも文楽師匠の落語を聞いてみてください。

21日(火)『そんな時だから名人の落語その②』
昭和の名人で一番愛されているのは、古今亭志ん生師匠いだてんで武さんが演じて評判になりました。野球に例えるなら長嶋のような存在。丁寧に無法。悪い言葉で言うと無茶苦茶。お酒が大好きで関東大震災の時に、居酒屋にこぼれた酒がもったいないというので、飲みに行ったぐらい。戦時中、満州に慰問に行けばお酒が呑めるというのを聞いて、家族を全部捨てて満州に行っちゃった。むちゃくちゃな落語家なんです。晩年は、お酒を飲んで高座に上がる事が多くて、高座中に寝ちゃって、前座がお越しに行くと、客が「寝かしといてやれよ!」と客も実に粋だった。終生のライバルが文楽師匠。文楽師匠が死んだ時は、自分の奥さんが死んだ時には、涙も流さなかったのに、文楽師匠が死んだ時には号泣したそうです。ライバルがどれだけ大事か。談志が志ん生を愛してました。その談志が私の高座を観て、志ん生を感ずるんだと言った。私にとっては、宝物の言葉です。

22日(水)『こんな時だから名人の落語その③』
売れてる落語家には条件があって、若い頃に売れている。ほとんどそうなんですね。じぁ。若い頃売れなかった落語家は希望がないのかというと、さにあらず、昭和の名人三遊亭圓生師匠。この師匠は50半で売れて名人になり、天皇陛下の前でいういつ落語をやったという落語家なんです。だから、圓生師匠の例があるから、みんな努力をしてるんです。ただ、談志が『努力というのはな、馬鹿に与えた夢だ』なんて身も蓋もないこと言ってましたが、もうひとつ例外があるんです。落語家が若い頃タレントになって、年をとってから、落語の方に戻ってくる。ずーと落語をやって50半でタレントとして開花したのは、志らく私だけなんです。もうひとつ、若い頃ずーとタレントとして開花して50半で落語で開花したのは、鶴瓶師匠なんです。だから、鶴瓶パターンが名人なるのか、志らくパターンが名人になるのか。圓生パターンと違うパターンが2つあるので、答えは十数年後にでると思ってます。

23日(木)『こんな時だから名人の落語その④』
落語ファンに一番人気のあるのは、古今亭志ん朝師匠。談そんな時だから名人の落語その②志のライバル、ファンからは、朝様と言われて愛されていました。談志の方が先輩だけれども、志ん朝師匠の方が先に真打ちが決まった、その時に志ん朝師匠を呼び出して、俺の方が、人気があって、芸があるのに、お前が先になるのは、志ん生の伜七光りだから、だからお前辞退しろ。と言ったときに、兄さん俺は芸で兄さんよりも上だと思ってるよっと言って、返す言葉がなかった。それから、終生2人のライバル物語が続くのですが、晩年の落語会の夢である。二人会を企画するのですがその時に談志の出した条件は一つだけ。志ん朝よりもギャラを100円だけ俺の方が上にしろ。俺のプライド料だ。芸人はプライドで生きている。結局その夢叶うことなく。志ん朝師匠は63の若さでお亡くなりになるのですが、その際に談志は、いいと時に死んだ。明るく花がある時に死んだんだ。枯れた志ん朝は見たくなかった、しかし、俺が金を払って聴きたいのは志ん朝だけだ。今でもその言葉が残っております、是非とも志ん朝師匠の落語聞いて下さい。

24日(金)『こんな時だから聞こう談志の芝浜』
伝説の芝浜 の言われているのが2007年よみうりホールで行われた高座。落語のミューズが談志に降りたと言われています。一席終わって談志が客席に向かってこの芸をするために今日まで俺を生かして来たんだと。全編アドリブ登場人物が勝手に喋りだす。すごい高座でした。芝浜の従来の女房は、とっても頭のいい女房悪く言うと計算高い貞女。談志は可愛い、けなげな、ちょっと天然な女房にしたんです。まったく計算なしでただただ愛してるからこそとった行動だと。この芝浜を多くの落語ファンが愛しました。その談志の芝浜を亡くなられた岡江久美子さんに捧げます。毎日、嫌な出来事、悲しい出来事が続いておりますけれども、談志の言葉に『人生成り行き』というのがございます。人生というのは、成るようにしかならない。コロナと一生懸命戦うのも大事だけれども、少し気を楽にして身のゆだねるというのと生き方としてあるかもしれません。

27日(月)『今だからささる映画名セリフ1』
ダイ・ハードという映画があります。これは、アクションシーンがすごいから大ヒットしたというイメージがありますが、違うんですそれまで頑張ってもB級だった映画をA級まで押し上げたんです。アクション映画でありえないぼど、決め細やかに書かれた脚本。そして、人情話ラブストーリーいろんなものが詰まっていて、アクション映画だって一流映画になるんだと証明した傑作なんです。ダイハードの中でこんなセリフがあります。自分の女房を人質にとられてしまったお巡りさんがいうセリフ『今までなんべんも愛しているという言葉は言ったけれども、有り難うという言葉を一度も言ったことがなかった』もう、今これが一番大事かもしれないです。日本人だから照れ臭いかもしれないけど、アイラブユーはあまり言えないかもしれないけど、有り難うこの一言が言えるだけで、コロナ離婚も減るんじゃないでしょうか。

28日(火)『今だからささる映画名セリフ②』
ハリウッドの子役の中で一番好きな女優さんは、テータム・オニール。『ペーパームーン』という映画で生意気な小娘を演じてアカデミー賞では最年少で受賞したんです。分かりやすく言うと、安達祐実みたいな、広末涼子の顔をした芦田愛菜。。どんどん分からなくなってきますが、『頑張れベアーズ』という映画で、ダメチームに天才少女のピッチャーが現れて弱いチームを強くするというスポ根映画。この映画の中の名セリフ『今、諦めるな、今諦めてしまうと、諦めることが習慣になってしまう』人間というのはどっか必ず諦めるでも、ここぞという時に諦めるとそれが、習慣になるから、ここぞという時には決して諦めてはいけない。コロナウイルスもこのコロナ疲れでもって諦めたくなるでも、密の状態とか人と接することがどれだけ、幸せな状態だったとか、勉強しました。平和な日常を取り戻す為にも今は絶対に諦めてはいけないのでございます。落語家らしかなぬ言葉で終わります。

29日(水)『今だから映画名セリフ③』
落語にバカの与太郎が出て来て、ちり紙の小噺。これは、ただのバカではなく世の中を素直に真実だけを見つめている、隅っこの無口は嘘をしっている。そういったタイプの人間なんです。この与太郎が出てくる映画が『フォレスト・ガンプ』その中の名セリフが『奇跡は毎日起きているんだよ。ホントだよ』というのがある。我々はそのちっちゃな奇跡を見落として生活している。与太郎はちゃんとそれをすくい上げているんです。コロナで嫌なものしか見えていないだけど、ちっちゃな奇跡を見ることによって、ストレスも少し軽減されていくんではないでしょうか?黒澤明の『生きる』癌患者が余命宣言されて、空をみると夕日がこんなにキレイなんて今まで気が付かなかった。これも一つの奇跡かもしれません。

30日(木)『今だからささる映画名セリフ④』
一番好きな映画はゴッドファーザー。好きすぎて、学生時代の進路面談で、マフィアと答えたぐらい。親からは、マフィアになりたいってもね、イタリアの移民じゃないからなれないよ。と言われて、夢はトンザしましたけど。それぐらい好きでいろんないいセリフがあるんですね。『敵を憎むな、いざというときに判断力が鈍るから』『無言というのは自信の表れ、自信のないやつに限って多弁になる』一番心にきたのが、『家族と過ごさない男は男ではない』これはいい言葉ですね。このコロナの状況の中で、お父さんがウチにいると、もうストレスが溜まってしょうがないという奥さんは少しは我慢してほしいんだけれども、そう言わせる男がダメです。いかに家族が大事で、家族と過ごす時間が有意義かってのを表せば、こんなことは起きません。ゴッドファーザー三部作ありますので、お時間あるかたはご覧下さい。

【5月】
1日(金)『今だからささる映画名セリフその⑤』
私がもっとも好きな映画人は、チャップリンでございます。チャップリンは、たくさん愛を解く映画をこしらえたのでございますが、実生活は、性格が悪くてむちゃくちゃな人間で、政治的思想も偏り過ぎていて、極度のロリコンで結局アメリカから国外追放されてしまう。後にアメリカが謝罪をして、アカデミー特別賞を受賞するんですが、ようは聖人君子が解く愛よりも、そういうめちゃめちゃな人間が解く愛の方がけっこう真実があったりするんですね。めちゃめちゃな人間なんだけれども、普通の人には真似が出来ないような芸がある。そこに人々が憧れるのがスターなのかもしれません。そのチャップリン映画のライムライトで『人生に必要なのは勇気と想像力とわずかばかりのお金だ』チャップリンはうんとお金を持ってるくせに。。僅かばかりのお金だ。私が今心にささるのは、独裁者『人間はあれこれ考えすぎる。もっとも感ずるべきだ』そうなんですね。考えることは政治家だと専門家に任せて、我々は、どう社会と向き合うか、家族とこのウイルスと戦うのか、それを感ずるべきだと思います。

4日(月)『モネ「散歩、日傘をさす女」』
印象派のクロードモネが凄く好きです。一番好きなのは日傘をさす女性。この女性に恋をしたのがきっかけですね。これはモネの奥さんなんです。しかし、30代の若さで死んでしまったんです。モネは死に行く末様を絵に書くんです。後にショックのあまり人物画を一切書かなくなる。例外が2つございまして、おんなじ構図の絵を書くんですが、決定的に違うのが、同じ構図なんだけれども女子の表情がない。まったくののっぺらぼうなんです。なんで、表情がないのかというのは、諸説あるんですが、私が思うのは、死に行く様をみたから、幸せだった妻の顔を思い出せなくなってしまったんじゃないかと、思います。毎日毎日、嫌なことが起きます。だけれども、大切な顔の不幸な顔はみずに、なるべく幸せな顔を見続けるこれが幸せになる一つのコツだと思います。

5日(火)『こんな時だからこそ癒される絵画②』
今日はシャガールをとりあげます。日本人は絵の見方が下手。絵に近づいて横あるきで観る。これだと、絵の良さがよくわからない。特に印象派の絵は2~3m距離をおいて観ると、光や風が浮かび上がってくるように見えるんです。シャガール。これは、いったん距離をおいて、絵の中に飛び込む。ホントに飛び込んではいけないですよ。イメージで飛び込む逆に貞子みたいな感じで、絵の中に入っていく。360度シャガールの世界にするとこの夢のような幻想的な世界が、現実的にみえてくるんですね。そういう見方をすると段々シャガールが面白くなってくる。シャガールの世界というのはそういう世界なんです。シャガールの言葉があって「友人は同じ色、恋人は、違う色」これは、価値観なんですね。友人は価値観が共有できるから成立する。恋人、夫婦の場合はそこに、価値観の共有がなくても、愛情があれば、成立する。よく芸能人夫婦が価値観がずれたから離婚します。という。これは違うんですね。もう愛情がない時点でアウト。こんなことを考えながらシャガールの絵に浸ってみてください。

6日(水)『クレー「忘れっぽい天使」』
立川談志を絵画に例えると、若い頃は写実主義きっちり、風景を描いていた、やがて己の考え方を入れる印象派になり、なんだか訳のわからないピカソになってキュビズムになって最後は一筆書きのようになって終わったんです。落語ファンの多くは写実主義が好きで、人気が沸騰したのは印象派で、世間がなんだか分からないけど凄いぞと思ったのはキュビズム、談志を最後まで愛し続けたのは一筆書き。今日はこの一筆書き、クレーの「忘れっぽい天使」この絵をみてハセンさんは、俺でも書けるぞってこういったんだけれども、違うんです。クレーはこう言ってます。『心を込めて書いた作品は、大抵上手くいく。知恵を絞った作品は、ほとんど無駄になる』といってるんです。だから、テクニックを通り越して最後は、心なんです。その心が入っていれば、心がある人には、この絵が通ずるということなんですね。だからさっきのグッドニュースでも、心のある人を観るときっとホッとするじゃないかな。なんか、子供に戻ったような天使ってこんな感じじゃないかなあって、心がない人がみるとなんだこりゃとなるかもしれません。

7日(木)『ルノアール「舟遊びをする人々の昼食」』
ルノアールというと、喫茶店かとおもうのですが、そうじゃなくて、画家、あまり好きな画家じゃなかったのですが、最近「舟遊びをする人々」の絵を観たらば、涙が出たんですね。これが、人の暮らしだ、これが人間の暮らし。楽しそうに談食をしながらご飯を食べてる。以前私は美しいものでなければ芸術じゃないと言ったら、いやいや、不愉快なものであってもそれが表現であれば、芸術なんだとお叱りを受けた事があるです。だけれども、コロナの状況になって、革新になりました。やっぱり美しくないと、ちっぽけなリンゴだとか、知らない叔父さんやおばさんをみて、気持ちよくなるこれが芸術なんだと革新をしました。ルノアールも言ってます。「美しいものが芸術なんだ。だって人生は、嫌なことばかりじゃないか」だから、今の時代なんかは美しい物をみて、いい心持ちになる。中島先生、芸術とはなんですか?中島「ルノアールの時代はスペイン熱もありたしたし、戦争もありましたし、凄く死が身近にあった時代なんですよね。だからこそ、こうやって美しい性というのが、描けるのだろうなと感じていて、我々はコロナを通してどういう生き方を見つけて、この作品をみて本当に涙がでますね!性とは、生きる美しさと思いますね」師匠「世の中が、平和な時はその不愉快な物も含めてこれが、芸術なんだとあってもいいけど、根底は、美しいもの楽しいものが、芸術なんだなというのが心に響きました」

8日(金)『ゲルニカ』
誰もが知っているピカソのゲルニカ絵は、スペインで空爆が起きたその悲劇を描いている絵なんです。悲劇の絵なんですけど、どこか美しいさを感じてしまう。よく、ピカソの絵をみて何だか分かんない、ハセンさんを初めそういう方が多い、何だか分かんないこれに対してピカソはちゃんと答えを出しています。「人々は、花やなにかを観るときに何も理解せずに、愛している。たけれどもなぜ、人々は芸術を理解しようとするのか」これを、理解する必要はないんだ。評論家がこじつけて、いろんなことを言ってくれる。観る側は感ずればいいんだ。これは、スペインの戦争の絵ではありますけれども、他の戦争でもテロでも災害、コロナそれに、置き換えてどう感ずるか何ですね。その、悲惨さを伝えるのが歴史でございます。芸術とは、悲惨さではなく、それを、美として伝えてくれます。ピカソを分からないとせずに、何を感ずるか試してみてください。


11日(月)『泣けるエンタメ①落語』
夫婦の愛情を長続きさせる条件はお互いに好きになった時と同じ症状をしているかどうか。落語に「子別れ」というのが、あって、酒飲みで女遊びが好きな旦那と愛想をつかして、女房は子供を連れて出ていく、亭主はその後構成をして、3年たって子供とばったり開会をして、子供のお陰でもって元のさやに治まる。子供は夫婦の鎹という落語。わずか3年。北朝鮮の拉致問題なんかに比べたらたいしたことがない。なので、私はこの落語を夫婦のラブストーリーに作り替えた。お互いが好きだった表情に戻ったかどうか?志らくの十八番。涙なくしては聴けない落語。この落語が今夜夜8時ネット配信されます。宣伝です!どうぞ、お聴きください。本気でやります。

12日(火)『泣けるエンタメ2②歌謡曲』
私の大好きな昭和の歌姫、藤圭子を紹介します。この中で、ヒットはしてないのですが、「面影平野」という名曲がございます。この面影平野すきな男が居なくなった。女性の部屋には色がない。試しに赤いお酒を絨毯にこぼしてみる。すると波紋のように広がって、まるで涙の後のように変わっていく、六畳一間の部屋が彼の面影でいっぱいになってそこはるで、平野のように広がったという。物凄い悲しい歌です。しかし、あまりヒットしませんでした、藤圭子いわく、ポリープで喉にメスを入れてしまった。そのために、持ち前であったハスキーな声がなくなって、藤圭子の持ち味がなくなってしまったからだと、自分の歌声を失くしてしまった人が、色を失ってしまった人の歌を歌うという。壮絶な曲であります。藤圭子の魅力はこのなかにも残ってます。いろんな方がカバーをします。私も名曲だと思ってます。宇多田ヒカルがこれを歌う映像を観てお母さんカッコいいとコメントを残したぐらいです。それでは最後に藤圭子の面影平野映像と主にお別れでございます。藤圭子『面影平野』映像

13日(水)『泣けるエンタメ③映画』
映画をあまりよく知らない子に映画ってなんですかって聴かれたら私はドリームと答えます。そのドリームを如実に表しているこの映画を観れば分かりますと。その映画が『5つの銅貨』コルネット奏者のレットニコロズという実在する人の半生を描いた。ダニー・ケイ 谷圭さんじゃありませんよ!谷圭さんはダニー・ケイに憧れて芸名をつけたんです。このコルネット奏者が都会に出て来て、ジャズの王さま。ルイ・アームストロングに見出だされる。ファイブペニーズというバントを作ってスター街道まっしぐらなんですけど、最愛の娘がリュウマチにかかってしまう。最愛の娘をかまってあげることが出来なかった。そこで、コルネットを捨てて、真っ当な道で金を稼ごうと、時代がさってライバル達はみんなスターになってしまった。自分の事を覚えてる人は誰もいない。そこで、ちっちゃな奇跡が起きる。これを観ると、膨大の涙が出ます。やっぱり、神様っているんだなと。それだけで、泣きそうになりますけれども、私は自分の葬式の時にはこの曲をかけろと弟子に言ってあるぐらい。この時期ですので、この映画をみて是非とも涙してください。

14日(木)『泣けるエンタメ④画家』
悲劇の画家モジリアーニを取り上げます。モジヒアーニの描くものはほぼ、妻のジャンヌだと言われています。非常に特徴的なのは、瞳がないということなんですね。これは諸説ありますけど、観る側の想像力をかきたてる。瞳のないほうが面白いのではないのかというのですが、なぜ悲劇の画家と呼ばれたかというと、まったく世間から評価されなかった。それが、酒とドラッグに溺れて35歳の若さで野垂れ死にするんです。死んだとたんに画商がそれで、ようやくモジリアーニが注目を浴びる。この絵は必ず売れるに違いないと片っ端から買い上げるんです。それを妻のジャンヌがみていて、自分の夢が叶ったと涙するのですが、わずか5日後に主人の後を追いかけて自殺をしてしまうんです。このエピソードを聞いてからこの絵を見返してみるとこの瞳がないというのが、私からすると私の瞳はモジリアーニを見るためだけにあるのと聞こえてきてならないのです。なにも知らずに観ると目がなくて顔が長くて変な絵だなぁと思うんですけどそこらへんのエピソードを思いながらみてください。中島さん何かありますか、この絵について『この絵ってモデルさんが愛がないと許してもらえないと思うんですよね。その愛がいまは、100億を越える値段になっているので』師匠『実際の写真をみるとね。ものすごく綺麗な絵ですからね。やっぱり愛。さすが画家いいこと言いますね!』

15日(金)『泣けるエンタメ⑤小説』
私の大好きな向田邦子の『あうん』これは、戦時中の話で、金持ちでプレイボーイの門倉、一般サラリーマンの水田、二人は友情で結ばれている。この水田のたみは、亭主の事が大事だと思っているんですけど、この親友の門倉の事を愛しているお互いに愛し合っている。それを亭主の水田はすうすう感ずいている。水田の娘の里子が、自分も恋をしながら、この奇妙な大人達の関係をずーと観察している。これは、普通は三角関係というとドロドロしてしまうのに、もしかしたら、この関係が一番美しい関係じゃないかと結論づける。向田邦子の凄さ。三人がお茶を飲みながら、来世について話をする。門倉がいつまでたってもこの形がいいねというと、水田が、いや、今度はお前達が一緒になれ!おれはこっちがわでいいやというここ場面。もう、涙が止まらなくなります。実は、向田邦子没後25年その時に、私が舞台、演劇にしてるんですね。しかし、これ今は映画にしたい!志らく、キムタクダブル主演w私の娘役は決まってます!上白石萌音。彼女の恋人が、佐藤健。。。それじゃ恋つづじゃねぇーか。是非とも興味のある方はプロデューサーに声をかけてください。何の話しか分からなくなってしまいましたが。。。

18日(月)『笑えるエンタメ①小説』
森博嗣の「六人の超音波科学者」、どういう物語かというと、山里離れた超音波の研究所、パーティーが開かれて主人公が招かれるそこから物語がスタートする。招かれたとたんに町との唯一の橋が爆破されたり、研究所内に博士の死体が現れたり、物語ミステリーなんですけど、次から次へと展開がまったく読めないジェットコースターに乗ってるような楽しさ、だけれどもゲラゲラ笑えるんです。笑えるコースターなんです。さらにギャグが、突拍子もないところから攻めてくるんですね。暗闇の中からいきなり5メートルのムーミンが現れたらどうする?みたいな。頭の上にテトラポットを乗せてる違和感とか、訳がわからない。でも、品があるんですね。下品なやつがおんなじギャグをやっても面白くないが品があると面白い。それとまったくおんなじなんです。この小説は、品がある。笑えるジェットコースター。おすすめです!

19日(火)『笑えるエンタメ②映画』
バカなやつは、弱味を見せると攻撃してくる。普通の人は受け流す。天才は愛してくれる。今日紹介するのは、フランスの喜劇映画『奇人たちの晩餐会』金持ちが街中でバカを見付けてきてそいつを魚に晩餐会を開いて酒を飲もうと。ある時、とてつもないバカがいた。こいつを肴に晩餐会を楽しもうと思っていたのだけれど、バカだから、トラブルが次から次に、おきてもう晩餐会に送って行くことが出来ない。要は、バカを笑うやつの方がよっぽどバカだとそういう映画。あまりにも、面白かったので、談志にこれをみせたら、喜んでいろんなところでこの話をする。3か月頃してから、私に『お前奇人たちの晩餐会みたか?観た方がいいぞ!』私に言っちゃったり、これは、フランスの喜劇なので取っつきにくいイメージがありますが、アメリカでもリメイクしております。でも、品が違うんです。ハリウッドのは、ただただ、お馬鹿な映画でフランスは品があるんです。同じギャグでも。やっぱり喜劇は品があった方がより、笑える。日本人でもとっても楽しめるゲラゲラ笑える映画なので是非ともご覧下さい。
20日(水)『笑えるエンタメ③落語』古典落語はだいたい300席ぐらいあるのですが、私は持ちネタ206席ございます。この中で、もっとも笑える落語は何かというと!古今亭志ん生師匠「火焔太鼓」というお話。汚い太鼓を買ってきたらこれが、お殿様に300両で売れたというお話。何が、凄いのかというと、志ん生師匠が実体験でビンボーな生活をしているそのビンボーから生まれた芸だから凄いのです。ビンボーから生まれたギャグ!これが、凄い!この志ん生師匠の火焔太鼓 若い頃からずっと十八番にしている芸人は誰かというと私なんですね。師匠談志が私が火焔太鼓をのべつやっていたら、「バカ!十八番の安売りするな!」と凄い小言でしょ!十八番を認めてくれたということなんです。この志らくの火焔太鼓はどこで聴けるのかというと今日聴けます。今日、14時~ネットで配信致します。後々も聴けますので。先週、「子別れ」を50分かけてやったんです。おそらく落語ファンが五六百人きいてくれるかなと思ったら、50分で4万人が聴いてる凄いことでは、ありませんか?今回は、30分ぐらいの落語なので気楽にゲラゲラ笑って聴いて下さい。

21日(木)『笑えるエンタメ④絵画』
今日は、アルチンボルトの作品。こちらの絵をご覧下さい「四大元素(大地)」肖像画なのですが、全部動物で描かれてます。アルチンボルトは、レオナルドダ・ヴィンチの影響を受けて、ダ・ヴィンチは醜い部分を広げて描くのが得意だった画家なんです。似顔絵なんか観ると、周りの人は似てるねっていうけど、当人が嫌なのは、自分の嫌な部分が凄く強調されてるから、それに繋がると思うんです。この方は、皇帝のお偉い方に依頼されて描いてますから、その嫌な部分を出して描いたら怒られてしまう。そこで、皇帝の力の象徴である。動物ライオンだとか、鹿、猿をおいて、描く。女性の場合だったら、そこに花を入れて美しく描くみたいな。もらった人はとっても嬉しいし、知らない人は、けっこう楽しんで観ることが出来る。私、アルチンボルトの絵画展があったときに、もしアルチンボルトが私を描いたらどうなるか、というものが、あった。これが私です。「師匠の自画像」面白い画家です。中島先生アルチンボルトについて一言。「正直、普通に描くよりよっぽど難しいんです。よっぽど、大きな人を楽しませたいという。エンタメに溢れる精神がないと出来ないので、まさしくこれがエンターテイメントですよね」志らく「そうですよね。こういう面白い画家もいるということを覚えといて下さい」

22日(金)『笑えるエンタメ⑤歌謡曲』
ハナ肇とクレジーキャッツの隠れた名曲『これで日本も安心だ』というのをご紹介します。これは、青島幸夫の詞ですけれども、今時の若いやつは、ほんとに呑気だと、お前ら大人になって結婚して、どんな子供が生まれたっておりゃ知らねぇよ、フニャフニャしてやがってという。まぁ。世間の若者を笑い飛ばした、痛快な歌なんですけれども、マイナス思考になるものをプラス思考で歌うから楽しんですね!とっても、大事なことで、コロナの悲惨な状況みんなマイナス思考になったる。だけど人生ケセラケセラですよ。呑気に、呑気に時にはプラス思考で考えることも大事ですよ。私はこの歌を、聴いてそう思いました。しかし、クレジーキャッツの歌は今だと大炎上するでしょうね!だって、サラリーマンは気楽な家業ときたもんだとか、人生で大事なものは、タイミングに身長に、無責任、コツコツやるやつご苦労さん!こんなこと言ったら大炎上ですよ。ショボくれ人生なんてのは、バーやキャバレーで灰皿盗み、残したビールは飲むし、焼き鳥頼めば数ごまかして、犯罪ですからね!それを楽しく歌っちゃって、みんなが許すという。『これで日本も安心だ』とってもいい曲です。みなさんもそう考えましょう。もぅ、コロナは北村先生がいるから日本もこれで安心だ。そう考えればいい。山崎さんが涙を流すだけで、これで日本も安心だ。そう考えましょう。週末はクレジーキャッツの歌を聞いて皆さん楽しんで下さい。グッとラックがあれば、これで日本も安心だ!

25日(月)『恐怖のエンタメ①映画』
人間は恐怖の疑似体験をしたがるもので、バンジージャンプ、スカイダイビングでも、すべて非日常なんですね。でも。日常で恐怖体験というのは、あまりしたくない、たとえば、殺人だとか、これを解消する為に怖い映画というのがあるんです。今日紹介するのは『悪魔のような女』ふるい映画で、ある学校の校長先生と女房と愛人が結託してこの校長先生を殺そうとする。殺して死体を隠そうとするが、その死体が消えるんです。ラストその死体が現れるんですが、その表れることの恐いこと、悲鳴をあげたくなるぐらい恐い。さらに怖いのは、監督の奥さんが実際に出演しているヒロインなんです。この映画の公開の後、奥さんが急死するんですけれども、その死んだ場所が映画のシーンで死体がでてきた場所と同じ場所で死ぬんです。凄まじく怖い!皆様も怖い体験をしたい人。日常における怖い体験をしたい方は「悪魔のような女」この映画を楽しんでください。

26日(火)『怖いエンタメ②小説』
人間の怖さを描いた向田邦子の「阿修羅のごとく」テレビドラマのために書いた台本です。でも、向田作品というのは、脚本でも戯曲のような気高さがあります。これは、4人の姉妹がおります。その父親に自分達よりも若い愛人がいて、幼い子供がいるというのを知ってしまう。父の阿修羅の顔を見てしまう。しかしこの4人姉妹もそれぞれ問題をかかえていて、時折みせる阿修羅の顔が恐いんですね。一番、ぞっとするのが、いっさい焼きもちをやかなかった、優しいお母さんがある場面で、阿修羅の顔が凄まじく怖いんです。人間それぞれ阿修羅の顔を持っている顔を持っているその恐怖を味わう作品です。SNSなどで罵詈雑言を書く人は阿修羅の顔が出て来て書いているんでしょう。向田邦子はなんて恐ろしい作品を書くんだ。人間の怖さを痛感させられる作品。私が興味あるのは、ひろゆきさんの阿修羅の顔はどんな顔なのか、ひろゆき『志らくさんが不倫したときは、僕も阿修羅の顔になると思いますね』志らく『何をいってんだよ。wどうでもいいことだよ!w』

27日(水)『怖いエンタメ③歌謡曲』
怖い歌謡曲というのは、別に曲の中にすすり泣く声が聴こえてくるとかそういうことではなく。昭和歌謡の最高傑作が「影を慕えて」作曲は古賀政男で歌うは藤山一郎、これは、作詞作曲した古賀政男が大学生の頃大失恋をして、自殺をしようとするんです、その時、蔵王に夕日がかかる。それをみてこの歌を思い付いて自殺を思い止まった。そして、音楽の道に進むということなんですけど。だから、歌詞は物凄い恨み節なんです。このエピソードを聞いて歌を聴くとホントに怖いのです。特に、三番。あなたのせいで私の人生はしもがれてしまって、私の春は永久に見えないんだと、好きな女の人の影を慕う。影をおうという。ものすごいおっかない歌なんです。だけども、こういう、怨み節の歌というのは、うつくしいメロディがついて、美しい歌声が入ってくると、応援歌になるんですね!歌謡曲は恋愛の応援歌そして、人生の応援歌にまでなってしまうこれが凄さです。でも、古賀政男を振った女性はこの歌を聞いてひっくり返ったでしょうね!


28日(木)『怖いエンタメ④絵画』
以前、絵画の見方で絵の中に飛び込んで360度見渡してたら、面白いという話をしました。じぁ。肖像画の場合はどうするかというと、その絵のモデルと対談する会話をするという見方でみると楽しい。今回紹介するのは、ゴッホ「耳を切った自画像」なぜ、耳を切ったかというと、ゴーギャンと同棲をしていて、絵を描いていた、価値観の相違で家を飛び出す。ゴッホが錯乱状態になって自分の耳を切り落とす。その耳を箱に入れて馴染みの娼婦にプレゼントした。という恐ろしい話なんです。その後、精神を患って病院に入って、出てきてしばらくたって拳銃自殺をする。一説には、自殺ではなくて子供が遊んでいて、その拳銃が暴発したんではないかという説もあります。そこらへんをゴッホさんと会話しました。そうすると。ゴッホさんが、耳を切った怒りだとか悲しみ苦しみいろんな話をしてくれました、で、何故、耳を切って娼婦に送ったんだと聞いたら、普通送るだろっ?って訳の分からない返事をされました。そして、もう1つ、自殺だったんですか?子供をかばったんじゃないんですかと言ったら、ゴッホさんは何も言わずにやっと笑いましたね。中島さんゴッホについて何か一言。中島「ゴッホも実は感染症にかかってたという説があるんですよね。後は36歳の頃の絵なんですけど、ちょっと老けてますよね。あと、すごい怖いのが、厚切りジェーソンがメガネを外すとちょっとゴッホに似てた」厚切りジェーソン(自画像の真似する)志らく「もしかしから、それが一番怖い話かもしれません!」

29日(金)『ちょっと怖いエンタメ⑤落語』
怖い不気味な落語というと「死神」というのがあります。長患いしてる。病人の枕元か足元にかならず死神が座っている。足元に座ってる患者はまだまだ寿命がある。枕元はもう寿命がないと、ある呪文を、となえると死神がいなくなって病人がよくなり、枕元にいる死神は、やっちゃいけない。ということを教わった男のすいきな人生なんです。この落語が一躍有名になったのは、アニメの『落語心中』という落語がありまして、それは落語の物語なのですが、中に、八雲という名人が出て来て、死神を語るです。でこれが、評判になった。でこの八雲の声優が誰かというと、石田明さん、で、彼が参考にした死神をやった落語家が誰かというと、私なんですね。私の死神を参考にして、劇中で話をしたと。ならば、志らくの死神はどこで聴けるんだ。。。明日聴けます!ネット配信を致します。番宣ですね。ワタナベエンターテイメントチャンネルで明日放送されます。人間の欲望には切りがないという、噺です。


【6月】
1日(月)『ファンタジー①映画』
人間はなぜ死にたくないか?それは、未練があるから、いろんな未練があるからなかなか死ねない。それがテーマになっている映画が、『愛が微笑む時』これはバスの事故で不幸にもなくなった人達の霊がある子供にとりつく。子供には、霊が見える大人には見えない。これはちゃんとした目的があった。なぜ取り付いたか、この子供が大人になった時に、その霊が人間の体をかりて、おのおのの未練を達成するために子供に取りついた。おのおのの未練をここでたちきっていくという素晴らしいファンタジー。笑いある。涙もある。こんな素晴らしい映画がなぜ有名じゃないかというとタイトルが良くない。『愛が微笑む時』って中途半端な売れなかった歌謡曲みたいで、もうすこしタイトルが良かったらもっともっと広がる映画です。

2日(火)『ファンタジー②小説』
亡くなった大切な人と一時間だけ話ができるとしたらどんな、話をしますか?というのがテーマの赤川次郎の『午前0時の忘れもの』です。これは、それぞれの人に手紙が来るんですね。午前0時にバス停に来て下さい。それが、みんな一月前のバスの事故で亡くなられた人からの手紙なんです。みんな半信半疑であつまる。そこへたまたま、バスに乗り遅れた若い女の子2人この奇跡の出来事をまのあたりにするという。そういう物語なんです。涙なくしてはみれないファンタジー。これを映画にしたのが、大林監督。演劇にしたのが、私なんです。大林監督に会ってもう一度話がしたいてのもありますし、一番来てもらいたいのは、師匠立川談志。2人来てもらうのが一番いいんだけれども、2人来てもらうと親友通しだから、二人で盛り上がって私がかやの外になってしまう。どっちか一人となると難しい。皆さんもこれを機に、どんな話がしたいかというのを妄想するのもいいかもしれません。


3日(水)『ファンタジー③歌謡曲』
高田みづえがすきでした。もっと評価されてもいいと思います。というのが、演歌の歌声でポップスを歌った歌手なんですね。当時はアイドルとして活躍をしました。演歌の声でポップスを歌うのは美空ひばりもいます。でも、美空ひばりの場合は演歌も歌えばポップスも歌うとそもそも、ひばりがデビューしたころは、演歌は、ございません。流行歌。演歌は1966年に五木寛之の艶歌、演歌とあうのが元でそれがきっかけで、1970年代に、なって演歌というジャンルが出来上がって比較的新しいジャンルなんですね。その高田みづえの隠れた名曲『ドリーム・オン・ドリーム』ファンタジーの歌なんです。夢をテーマにいろんな言葉を羅列してイメージの世界を作っていく。本当にファンタジーな歌!この曲があまりヒットしなかったのは、ちょうど受験シーズンだったんです。歌詞の一つに滑るようにぃ~滑るよぉ~にぃ~♪大ブーイングでそれで、名曲になってしまったんですね。

4日(木)『ファンタジー③』
サルバドール・ダリの言葉に『今までいい時代はたくさんあっただろうが、これからは我々の時代なんだ』という言葉があります。コロナの中でとても勇気づられる言葉です。ダリの絵というとホントにファンタジーな絵が多いんです。夢のような幻想のようなだけどもそこにはちゃんと理屈がある。一番有名な時計が歪んだ絵がありますよね。あれは、固さと柔らかさの対比。欲望と不安との対比みたいな。理屈があるんです。像が二匹いてそれが、宙に浮いてるように足がものすごく長い絵が、私が好きな絵なんですが、像は権力の象徴しかし、なぜ足が長いのかというと、権力は長く続けていきたいけれどもこの細さ、危ういものなのだと。何が凄いかというとファンタジーと理屈というのは、相入れないもの。それをダリというのは、共有させた共存させたこれがダリの凄いとこだと思ってます。それから、ダリの言葉で「私はドラッグをやらない何故なら、自身がドラッグだから」それは、真の芸術家ならば一番正しい生き方だと思うのですが、中島画伯どう思いますか?自分がドラッグだと思ってるんでしょ?中島「思ってないですwダリは繊細な方だと言われていて、こういう変人的なパフォーマンスをしてるんですけれども、それはあくまでパフォーマンスで他の人とふれあってる時にはすごく誠実な人だったと。ファンタジーとしてみんなの期待に答えようという、サービス精神というのが、やはりファンタジーですよね」志らく「さすが画伯」

5日(金)『ファンタジー⑤落語』
今日はくしくも自分の気持ちは自粛するなという落語です。「紺屋高尾」という落語。紺屋の職人が一番売れていた花魁に恋煩い、3年間金を貯めて、身分を偽って花魁に会いに行く。嘘をばらして、その正直さに花魁がホレて、紺屋職人と一緒になるという夢のようなお話。だけど、ストーカーみたいなやつと一緒になる訳がない。そこで私はなぜ高尾が好きになったかという、新しい演出を試みた、新しい紺屋高尾をこしらえました。志らくの紺屋高尾どこで聴けるかというと、日曜日夕方6時ワタナベエンターテインメントチャンネルにて聴けます。男女が結び付く時には心を裸にして、話し合うこれが一番大事だ、落語にしてはちょっと珍しいホロッと涙が流れるようないい話です。

8日(月)『狂気のエンタメ①小説』
狂喜の小説、シェイクスピアの『ベニスの商人』お馴染みの物語ではありますが、若きベニスの商人が老いたユダヤ人の高利貸しにお金を借りるその際、担保としてお前の体から1ポンドの肉を切り取ってもらうよと、そういう条件。その小説はユダヤ人差別に繋がるんではないかとNYの図書館からベニスの商人を全部撤収しちちゃおう。というのが裁判になったぐらいなんです。もう一方では、いや、これは、迫害を受けてきたユダヤ人の魂の叫びなんだと、読むだけだと難しい過ぎてよく分からない。これ映画でアルパチーノが主演をしているのがある。虐げられた魂の叫びだと思うと泣けてくる。魂の叫び。今の黒人差別もそうです。心に響く。落語家の言葉が突き刺さるのは、長年、落語家は虐げられてきた歴史があるからですね。ですから、志らく一段落は、志らくの魂の叫びです。wそんなことはないですが。。。w

9日(火)『狂気のエンタメ②映画』
今村昌平監督の「にっぽん昆虫記」という作品。これは、狂喜の世界で、東北の農村に住んでいる。若い女の子が、都会に出て来て、売春宿の下働きをしてやがてその斡旋するトップに君臨するという話なんです。こういったところの女性というのは、まるで昆虫のような生命力、繁殖力、さらには変化、脱皮していく姿これが本当に凄いという作品なんです。主演が左幸子、邦画史上最高の女優だと思ってますけど、本来、映画というのはドリームを描くのが映画、ただこのにっぽん昆虫記というのは、リアルを追及する。オープニングの農村のシーンは方言がキツくて何を言ってるのかわからない。そのリアルの積み重ねによってどんな映画よりも、狂喜のドリームとして成長している、訳です。それは、一見の価値はあるんですが、朝っぱらに紹介するような内容ではありません!wひろゆきさんはパリの夜中ですからひろゆきさんには丁度いい作品なんです。ひろゆき「どこで見付けて観れるんですか?今、レンタルビデオ屋とにかないじゃないですか?」志らく「あります、あります。ビデオでありますので」

10日(水)『狂気のエンタメ③歌謡曲』
北原ミレイの「石狩挽歌」これは、石狩の海でニシン漁に一攫千金の夢をもって結局夢破れたという歌なんですが、とにかく歌詞がすごい。なかにし礼の歌詞。ゴメが鳴いたらニシンがくると赤いしゅっぽのやんしゅが騒ぐ。もぅ。わからない業界用語がバーと並ぶ。ようは、海猫がないたら、赤い作業着を来た若い衆がこれからニシンがたくさんくるぞという。何が凄いかというと。夢破れて、ニシン御殿もボロボロに、なった。それが、オンボロロ。オンボロ。ボロロ。そういう表現をするんですね。その歌をもらった北原ミレイさんが、嫌だ恥ずかしい。半ば、捨て鉢で歌った、それがピッタリとハマッて大ヒットしたんです。歌謡曲でオンボロロ、ボロロなんて思い付かないでしょ。ボロロになったって思い付かない。歌謡曲は誰もが思っていることを、表現できない言葉で表現するこれが一番心に刺さる。とにかくすごい歌ですので、今日は特別に北原ミレイさんが歌う『石狩挽歌』を聞いてお別れです。

11日(木)『狂気のエンタメ④絵画』
マネの「草の上の昼食」、なぜ狂喜なのかというと、絵をみて分かる通り、裸体の女性がいます。これよりもずっと前は絵画の世界で裸体というと神話の世界なんです。現実の女性の裸体を絵画の作品として初めて描いた。ましてや、ピクニックで楽しんでる男は、普通の格好なのに女性だけ裸という。これは、当時は不道徳だと当時はバッシングを受けたそうですけど、いろんな画家が影響を受けて、ルノアールは裸体を描くようになった。そのルノアールの息子のジャンルノアールはフランスの映画監督なんですが、父親とまったく違う世界を描こうと父親は美しい絵を描くが自分は囚人だとかどん底だとか、おおいなる幻影のようなもっと、男らしいものを画いた、それがやがて、歳をとると、父親と同じような綺麗な映画を撮るようになる。晩年に作った映画のタイトルが、なんと映画「草の上の昼食」という。最後でこれが出てくるという。この繋がりもものすごく狂喜めいたエピソードに感じます。中島先生マネについてはどうですか?中島「こういう絵って本当に狂喜じみてて、これ当時の貴族の人に見られちゃいけない遊びの絵なんですよ。だから、これどうやったら伝わるかなぁと思ったら、様は渡部さんの裏の顔だと思ってみてもらえれば」志らく「そういうことは。。。私が言おうと思っていたのにwどうですか?でもこの絵は普通に観ると綺麗な絵だなって思えるけれども。物凄く狂喜を含んでますよね?当時、この絵を描くってのはよほどの勇気がないと描けない絵です。それを今では美しい絵だなと言ってるのがおかしいんですね。絵画の歴史を知るとそこらへんの狂喜みたいのを知ることができます。」

12日(金)『狂気のエンタメ⑤落語』
古典落語の最高傑作は「らくだ」だと答えます。らくだとあだ名される。嫌われもので、乱暴者がフグ当たって死んでしまう。そこに兄弟分と兄貴と気の弱い屑やさんが、らくだの死骸を横に話が繰り広げられる。つまり、主人公が死んでいるという、すさまじい物語。登場人物の全員が狂喜が出てくるという噺です。志らくのらくだに、ロックのカリスマ、ザゼンボーイズの向井秀徳が惚れて、ジョイントしましょうと言われて、東京と大阪ロックファン千人の前で二回このらくだを高座に座ってやったという武勇伝があります。その志らくの「らくだ」が聴けます。今週の日曜日夕方6時ワタナベエンターテインメントチャンネルにおいてネット配信されます。談志のらくだも凄い、でも、落ちが私の創作でございますので、楽しみにご覧下さい。

15日(月)『親子愛エンタメ①小説』
芸術に必要な物の1つとして、母への幻影があると教えてもらった作品。今日は水上勉の「越前竹人形」という小説。魂を鷲掴みにされるような、ものすごい作品ですね。越前の山奥で竹細工を作っている名人が、亡くなった息子が後を継ぐ。そこにあるときに、生前お父さんに大変にお世話になったという遊女が現れてあまりの美しさのために、結婚をするそれからどんどんおとっちゃんに近づくように腕を上げていくが、なかなか、亭主は女房の体に指一本触れない。女がいるわけでもない。多目的トイレを使ってる訳でもない。wとにかくそれが不思議でしょうがない。でいろんな悲劇が起こるのだけれども、何故かれは、名人になっていくか、というその真実が知れた時に、ほんとにこれは、凄いと震えがでるような感動を覚える作品です。竹細工人形ってなんだろうって読んでもわからないけれども、水上勉の凄いところは、目に浮かんでくるんですね。それが、優れた小説家の力でございます。

16日(火)『親子愛エンタメ②映画』
つらい映画「ソフィ―の選択」音だけきくと、ソフィー叔母さんが洗濯してるようなね。こっちに、画像がありますけど、どっちの男を選択するかみたいな映画に思われてしまうかもしれませんが、これは、ナチの話です。ある女性が収容所に送られる際に、列車に乗ろうとしたら自分より小さい子供男の子と女の子がいる。そうすると一人しか連れていけないと、置いてった方はどうなるのかと聞くと、焼却炉へ放り込む。どっちか選べ。どっちも選べません。じゃあ。二人とも焼却炉だと連れて行こうとする。その時に、お母さんが、どっちの子にしてと選択してしまう。それが人世のトラウマになってしまうという映画。私がこの映画をみてから30年ぐらいたちますが、いまだに結論がでません。もし、そういう立場になったら、どっちを選ぶべきか!皆さんも考えてみてください。ひろゆきさんはどうおもいますか?博之「1日の朝からだいぶこんな重い話をぶちこんでくるって志らくさんすげぇーなぁーと思って。僕はそういう状況になる前に他の国に逃げてると思います。」志らく「そういう話じゃない!皆さん考えてみてください。」

17日(水)『親子愛エンタメ③演歌』
美空ひばりを紹介します。美空ひばりのお母さんはステージママと言われて、本当に二人は仲が良かった。ひばりと言えば天才子供歌手としてデビュー、童謡歌手と言って子供の歌手は子供の歌しか歌わなかったそれが、大人の歌を歌ったことにより、人気が登ってく、その際、当時のヒットメーカーのサトウハチローが、新聞の記事に近頃美空ひばりというゲテモノが持てはやされていると書いた。ひばりが読んでショックを受けたその時のおっかさんはどうしたかというと、新聞記事を切りとってお守りの裏に入れて、ひばりに渡した、悔しいときはこれを見ろと。そして、大スターの道に歩んでいく。のちにサトウハチローとは和解をしておりますけれども。そんなひばりが母を歌ってるんです。タイトルはそのまま「母」弟が作った詞だから物凄い感情がこもってるんですけれども、絞り出すようにして、「母」を歌ってるんですね。母への思いというのは、皆さんもそれぞれある。美空ひばりは、絞り出すんですね。これが、すごい!ひばりの歌は絞り出す。絞り出すように歌うから、みんなの心を掴むんですね。

18日(木)『親子愛エンタメ④絵画』
ミレイの絵画、ジョン・エヴァレット・ミレイ 「初めての説教」そして「二度目の説教」という連作です。その絵のなにが素晴らしいか、可愛らしだけではない。娘が初めてお説教を聞きに来た真面目な顔してます。だけど、二枚目の絵になると寝オチしてしまった、そしてお母さんがきっと帽子を横に置いたんでしょう。何が素晴らしいかというと、この絵以上にこの絵を見ているお母さんの絵が我々の頭の中に浮かんでくる。つまり、なかなかこういう絵はないんですね。画家が絵を描いたんだけれども、描いてないものが浮かんでくる。これが凄いんです。母親の気持ちだとか、表情が想像できる素晴らしい作品なんです。母親の愛情のバロメーターの一つに私は、見ているってことが大きいと思います。見てないとどんなに買い与えても、薄いとおもうんですけどね。中島画伯どうですか?一言。中島「絵の見方って、最初は何も知らずに観る。ストーリーを知って観る。そして、自分なりに考えてみる。その師匠のその見方すごい素敵だなぁと思いました」志らく「おそらく、母親が浮かんでくる。母親を画いたというのは、美術の専門書を読んで私が言ったのではなくて、私の持論。私の感覚ですね。こういう絵の見方とあるということです」

19日(金)『親子愛エンタメ⑤落語』
3代目金馬師匠の「籔入り」私は子供の頃に再放送で金馬師匠の「藪入り」を観ました。その時に衝撃を受けたんですね!白黒です。そして、しらないおじいさんです。その知らないじいさんが着物を着て落語は子供にとっては一人言。なのに面白いなんなんだこれはと!じいさんが面白いことが、衝撃で一人言が、面白いことが衝撃。当時人気のあったお笑い芸人だれよりも、面白かったんですね。もうひとつ言いたいことは、分かんないことだらけなんです。藪入りというのは、明治時代に奉公精度があって、子供が里心がつくといけないから、短くて一年、長くて三年。家へ帰ってこれなかった。それを、藪入りなんですね。お許しがでることを、で両親が明日帰ってくるぞ、って大喜びで一晩中眠れない。帰って来た子供が立派になったと喜んでるんだけれども、子供がお店のお金を猫ばばしたんじゃないかという疑惑が生じる。親子愛の人情噺。子供にとっては、奉公がわからない。藪入りがわからない。江戸っ子も、わからなけば、なんにも、わからない。なのに凄いと思った。これなんです。わからない=つまらないじゃないんです。本当に凄いものというのは、わからなくても凄いんです。それを落語に教えてもらいました。金馬師匠に、感謝です。

22日(月)『さまざまな愛①洋画』
胸が苦しくなるような壮絶なラブストーリー。『離愁』という映画です。ヒロインがロビーシュナイダーという実に美しい女優さん。この話は、ソフィーの選択と同じで、ホロコーストが舞台になっている。ある二人の男女が列車の中で出会って一目惚れ。そして、甘い時間を過ごす。二人は別れるんだけれども、これが本当の愛だということに気づいて、とにかく会いたい会いたいと思ってる。再会が叶った場所がなんとナチスの取調室。二人がもし知り合いだということが分かってしまったら、その場で処刑されてしまう。二人はどうするか、どういう行動にでるかという。もうびっくりします。こんなすごいラブストーリーがあるのか、こんな凄まじいラブシーンがあるのか!凄まじいラブシーンったって、山田さんが想像しているようなエッチじゃないですよ!ビックリするような、これを観たときには震えがとまらなくなるような、映画です。ホロコーストを舞台にするといろんな映画が出来る。つまり不遇の時代には、いろんなドラマが誕生するんです。ということは、コロナのこの時代には、いろんなドラマが作られてもいいかもしれない。ソーシャルディスタンスをきっちりとったような、ラブストーリーだとか。いろんなドラマが作られる可能性があると思います。


23日(火)『さまざまな愛②邦画』
昭和ならではの、恋、昭和ならではの苦悩「飢餓海峡」という映画。昭和22年にせいかん連絡船が転覆しまして、乗客にはいないはずの身元不明遺体が2つ上がった。これは後に、放火殺人の被害者だということが分かる。犯人をおって、若い刑事高倉健と老刑事伴淳三郎。逃げる犯人が三国連太郎。朝っぱらから話をするような感じじゃないですねw濃すぎますね。そして、情婦のところへ泊まってその娼婦が左幸子。その娼婦にお金をあげるんですねたくさん。命の恩人だとそのお金をもって都会に出ていく。恋をしてしまうんです。その殺人犯に後にその男が殺人犯ということが分かってだけれどもその気持ちはやまない。名場面です。一晩共にした時に足の親指の爪を切ってあげる。その爪を持っていたんです。大好きな彼のこと。でも殺人犯です。でも、その爪を思いながらもだえるという。朝からお届けする話じゃございませんけれども。とにかく凄い話なんですね。東京映画館の小屋主さん。上映してみて下さい。

24日(水)『さまざまな愛③歌謡曲』
悲運の天才歌手、 江利チエミ美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの元祖<三人娘>歌の上手さに関しては美空ひばりと双璧だと言われておりました。さまざまなトラブルに見回れた人生だった。高倉健と結婚をしましたけれども、トラブルによって離婚。その後だしました「酒場にて」という曲がございます。酒場で飲んでいる女性が家には帰りたくないとドアを開けてもそこには誰もいないからと。ファンはこれを聴いて高倉健への愛なんだと思って広がっていった。そうすると歌う方もつらい思いがあったんでしょう。その後、この歌の続きのように、45才の若さで部屋で一人病気で亡くなってしまいました。この歌の凄いのは歌い方にあります。歌謡曲なんだけれども、小唄のように歌う場面がある。これが江利チエミの凄いところ。また、強情なところもあって紅白歌合戦、何回もオファーがあったが、私にはヒット曲が、ないから出ません!と断っていたそうでございます。
閉めコメ「てぃ!!」

25日(木)『さまざまな愛④絵画』
誰もが一度は目にしたことがある。ドガの踊り子の絵。「エトワール」とっても繊細で美しいのです。だけれども、どことなく暗い。恐怖すら感じる、理由がちゃんとあって、当時の踊り子のというのは娼婦と同じぐらいの身分だったんだそうです。黒い男の姿がみえますが、パトロン。つまりパトロンに気を使って踊ってる。パトロンにすべて支配をされていたそれがこの暗さ恐怖をかもしだす原因。でドガ自身はとっても一説には、踊り子を低くみていたという説があるんですが、私は、そう思わないです、ドガは踊り子に恋をしていたんじゃないかと、そうじゃなかったら、たくさん踊り子を描くわけがない。とっても好きになってしまったからだからこそ、暗い恐怖な絵なんだったけれども、踊り子がみんな可愛らしくみえるのはそこに要因があるのだと思ってます。 中島先生はこの絵が好きということですけれども。中島「ほんとに素晴らしいんですけれども、一方で、ルノアールとかモネとかものすごい嫌われていた人なんで、人間的には癖が人みたいなので、僕も下品なスキャンダルが、好きな人間ですから、以外と物作りと人間性というのは噛み合わないんだなぁと感じます」志らく「それはありますね。ドガは晩年目が見えなくなって、孤独な中たった一人でなくなったと、でも、私は画家というのは、自分の描いた作品のなかに吸い込まれていくというイメージがある。だから、素晴らしい名作というのは永遠に続くのだと思っております。」

26日(金)『落語について』
私は学生の頃、金原亭 馬生師匠に惚れておりました。亡くなる10日前の高座に遭遇しているんですね。一番ど真ん中の一番前の席がゲットできた。それが、食道がんで、全然知らなかった声は出ないし、ほとんど聞こえない。タンがからんで、話を中断してしまったり、他の客はほどんど寝てました。しかし、私には、どういう訳だか「あんちゃん落語頼むよ」という風に聞こえてきた。帰り道、自分はそれまで映画監督になりたいと思ってた、その夢を全部捨てて落語家になろう。この人の弟子になろうと決心をした。その後亡くなってお葬式にいって気持ちをちゃんと、伝えて帰り道寄席に入ったら当時、大嫌いだった、立川談志が出ていた。満杯のお客の中で落語やらない、ずっと馬生師匠の話をしている。対して面白くない。客が怒り出して談志落語やれって怒鳴ったんです。そしたら、談志が悲しい顔して「今日は落語やる気分じゃないんだよ。木戸銭返そうか?」この姿がかっこよくて、当時は私と同じイメージですよ。上から目線でいい加減なことばっかりいって何てやなやつだと思っていたのが、落語聴きに行ったらあまりにも凄くてそれで、落語家になった談志の弟子になった。何が、言いたいかというと、人生どれだけ、衝撃を与えてもらえる人と出会えるか!そして、もう一つ、職業の選択をするのではなく、人生の選択をする。これがものすごく大事だということをこの二人に教わりました。


29日(月)『アメリカのTVドラマ』
数多くのアメリカテレビドラマシリーズで一番面白かったのが「ブレイキング・バッド」高校の科学の教師が癌で、余命宣告をされてしまう。家族の為にお金を残さないといけない。彼が思い付いたのが!科学の知識をもってブルーメスを作る、覚醒剤を作るということなんです。元の教え子と共謀してこれを作ると、純度が高くたちまち評判になり、やがてその世界の帝王に君臨する。もちろん、家族も友達もまったく裏の顔をしらない。だけれども、彼は家族の為にやってるってのは建前で、あまりにもこの製造が面白くて自分の為にやってる。葛藤してるんです。見てる我々も社会のクズですよこんなもん作ってるのは、だけども魅力的な人間なので応援したくなる、観る側も葛藤するわけです。このドラマは、間違った正義はいかに恐いかというのを教えてくれます。家族の為なんだ、これは子供の為なんだって一生懸命理由付けをする。間違った正義というのは、理由付けをしちゃうんですね。ほんとの正義は理由はない。人を助けることに理由はない。そこらへんを教えてくれる。素晴らしく面白いドラマです。

30日(火)『ある人から頂いた』
世界的銅版画家の山本洋子さんに頂いた言葉。「志らくは、馬鹿に嫌われて天才に愛されるから、大丈夫よ」ほんとに私を嫌いな人が馬鹿と言う訳じゃない、私を好きな人が天才という訳じゃないんだけれども、その言葉をもらっただけで物凄くポジティブに生きることが出来るんです。私が毎度言う。10人に嫌われる人は悪党。10人に好かれる人は偽善者。5人に好かれて5人に嫌われる人が本物だ。そこを目指そうと思っても、50%に嫌われるのは精神的にまいる事なんですね。で、私があみだした言葉は一万人の馬鹿に嫌われても敬愛する一人の人間に愛されればそれで、幸せだと。ほとんどの人は一万人の人に寄り添ってるんです。でも、ほんとに考えたらホントに好きな人に愛される方が幸せな人生がおくれるんだとそういうことなんです。けっこう志らく一段落はいい言葉を発信しております。これを、まとめて観たいかたはワタナベエンターテイメントチャンネル。志らくの一段落スペシャルとして、今までのエンターテイメントからあります。最後はあっと驚く番宣でした。wまとめて観ることができます。明日からスペシャルウィークで一段落はお休みです。


【7月】
1日(水)『スペシャルウィーク』
ゲスト ヒロミさん
志らく「ヒロミさんに感謝してることがある。お腹のシェイプアップの買いました。そしたら、1週間で3㎝マイナス」ハセン「楽屋でそういう話はしてください。今日の放送は?」ヒロミ「楽しみましたよ。僕はTBSにお世話になってますので、YouTubeも含めて、東大王のADが頑張ってくれてますので」志らく「伊代さんとの家族のほのぼのした雰囲気が楽しそうなので、私は我が家でやります。」ヒロミ「ほんとにやらなきゃだめですよ。」志らく「内容のあるのをYouTubeでやると800回とかそんなもんなんですよ」ヒロミ「内容なんかいらない、とにかく考えていきましょ」志らく「鼻毛抜きましょ」


2日(木)『スペシャルウィーク』
ゲスト 田村淳さん淳
「グッとラックは楽しいですよ。好きなこと喋れるので、自己責任において誰からも規制を受けずに生放送で喋れるので」志らく「メインの私が何を喋るかなんて何も知らないでしょ?台本があるんじゃないかとか、言われるけど何にもない」淳「ほんとに机の上になにもないですならね。」志らく「だって打ち合わせ5分しかしてないもんw」淳「短すぎますけどね。それはそれでw」志らく「今日は首だし族ですよ。首だし族がダメだってことに関しても首だしさるようにでにてますよ。」淳「そんなんですよ。この後のTwitterを観るのが非常に楽しみ。また、新たな首だし族が出てくる」志らく「子育ての事に関してもだいぶ首だしする人いるしねぇ」淳「そうです。ライブやったじゃないですか?ライブをこんな時期によくやれたなぁ。乳幼児がいるのにって言われましたし、明日ちょうどライブやってから二週間たつんですよ。だからようやく会えるっていう。それまで会えてなかったので、」志らく「そうですか。」淳「万が一ということを考慮して会えてなかったんですよ。明日からようやく会える。」ハセン「また是非御願いします。明日は、東野さん」
志らく「ものすごく来るのを怖がっているですよ。自分が仕切るのはいいけど、発信しないといけないから。」淳「そうなの?」志らく「だから、ビビりまくるんですよ」


3日(金)『スペシャルウィーク』
ゲスト 東野幸治東野
「二回目でしたけれども、前回もコロナウイルスのニュースだったんですよ。ゲスト出演ってだいぶ前に決まるじゃないですか、だから違うニュースだったらいいのになぁと思ったんですけど、またコロナですから、本当はプーチン大統領とかしたいんですよ」志らく「東野さんの場合はお笑い芸人が来たり、緩い話題の時はものすごいイキイキするけれども、コロナとかの話題の時は、とにかく敵を作らないようにオドオドオドオド。w」東野「師匠!ええかげんにしてくださいよw僕は歯に衣きせぬでお馴染みですからwプーチンでもいきますから!」志らく「喋り方が急におどおどw」東野「習近平国家主席とか、舌かみそうなんですよ。」ハセン「有り難うございました」志らく「来週はまたいろんな方が、辛坊さんがまた来ます」東野「辛坊さんとそこで相撲しないとwオープニングここの丸いところで」東野「古舘伊知郎さん!!グッとラック!本気じゃないですか!」
6日(月)『スペシャルウィーク』ゲスト橋下徹 さんせあろがぃおじさんを受けて橋下「ちょっと誤解があるのが、全部記録を残すというのは、大賛成です。いつ公開するのかというのは、いろんな問題がある。直接安部さんに記録は残すべきだと、伝えたら音声記録はすべての残っている。公文書管理に移す。だから公開されるらしいんです、だからいつ公開されるタイミングで、ちょっとズレが生じたみたいなんです。残した上で即時に公開してほしいんですが、安部さんの考えて、もうちょっと後でちゃんと公開しますからって言ってましたね」志らく「そういう話を聞くとせやろがいおじさんの話もわかるんだけど、それに対していやこうなんだっていう人もいないと。野党応援番組になっちゃうから」ハセン「明日のスペシャルコメンテーターは梅沢富美男さん」志らく「私は梅沢さんに、感化されてコメンテーターになったみたいな。相談に行ったことがあるです。やるんだけども、そのやり方を教えて下さいって。番組の企画の1つで。炎上覚悟で好きなようにおやんなさいって」ハセン「楽しみだすね」志らく「あっ!もう番組終わりなんだ!引き続きこちらのほうを」w

7日(火)『スペシャルウィーク』
ゲスト梅沢富美男さん
せあろがぃおじさんを受けて梅沢「いや、入って来ないんだよ。まわりがとっても綺麗で、そこまで言ったら危ないだろう、危険があるだろって心配してんだけど、そういうのがいっぱい出てくるから、何を言ってるんだか、さっぱり.」志らく「(笑)」梅沢「煽り運転は分かってますよ。」志らく「東野さんはせやろがいおじさんは字がいっぱい出てて顔を覚えられないって言ってました。」梅沢「入ってこなかったたなぁ。絵が引いていくから何かするのかなぁと思ったら。。まぁ。煽り運転のことは言ってたんだろうけど、細かいところまで入ってこなかった。」志らく「今頃、テレビの前で落ち込んでると思う」志らく「有り難うございました。梅沢さんと2人が吠えすぎてやりずらかったと思う」岸部「入って入って言われましたけど、無理です怖いですもんあたし。。。」梅沢「なんでみんな、怖い、恐いってでも、初めて出さして頂いて、言いたいことも言えていい番組だなと思いますよ。また、宜しくお願い致します。明日大変だね」志らく「辛坊さんが来ちゃうTBS出禁に、なったはずなんだけどなぁ。。w」梅沢「出禁に、すべきだとおもうよw」


8日(水)『スペシャルウィーク』
ゲスト辛坊治郎辛坊さん
「震災に水害に関しても、自分の身は自分で守るしかない、しかし、高齢で動けない自分で自分の命を守れない人がいますから、その人たちにどう手を差し伸べるか、基本的な情報は全部同じです」志らく「明日はタマちゃんでしょ浅草キッドの今日は辛坊さんでこないだは橋下さんで、梅沢さんで、もう、統一感がないから私の情緒はどうしたらいいのかわからない!だんだんだんだん、分からない」辛坊「志らくさんとご一緒させて頂いて、私はぶっちゃけ、言わして頂くとね、もしかして、このおっさん好きかもしれないです。」志らく「私もぶっちゃけ、辛坊さん好きかもしれないです」ハセン「なんですかその、おじさんどうし相思相愛。」志らく「おっさんずラブ。さいごどういう〆方なんだw」

9日(木)『スペシャルウィーク』
ゲスト玉袋筋太郎さん
ハセン「久しぶりの志らくさんとの共演いかがでしたか?」玉袋「志らくさんが早起きしてこういう番組やってね。昔笑点の司会やりたかったって言ったんですけどね。w」志らく「一度も言ってないw一度も言ってない!」玉袋「しかし、今回はお店の方の惨状を伝えさせてもらいましたけれども、この番組反省会とかあるんですか?」志らく「反省会は、まったく、ないです」玉袋「反省会あるのなら、うちの店でやってもらおうと開けてたんですけれど」志らく「ホントに浅草キッド、立川ボーイズ、因縁の間柄がね。まさか、こういうところで再開するとは、ホントに考え深いところがありますね。」玉袋「そうですね。今は因縁は何もないですよ」ハセン「今は、仲がいいんですよね?」志らく「仲はそれほど、良くない。w」ハセン「最後の最後で!」玉袋「25年ぶりですよ。」ハセン「明日は古舘伊知郎さん」志らく「古舘さんとも楽しみですが、玉袋筋太郎さんからの古舘さんってどういう流れなんだよ。訳がわからない」ハセン「感情の起伏がふごいですね」志らく「もう、私はすべて放棄してます。司会進行はあなたに任せます」

10日(金)『スペシャルウィーク』
ゲスト古舘伊知郎さん
古舘「大変な時期に水害とコロナ堝とありまひて、何も言えるような状況下にないなかでも、明るいスタジオに読んでもらってとっても嬉しかった、志らくさんものすごい忙しいから心配してたんですよ。実際にあって元気そうだととっても嬉しいし、ホントに体に気を付けて頑張って下さいよ」志らく「全然大丈夫なんですよ。。辛坊さん過ぎればあとはどうってこない!w」古舘「あの人強烈ですからね。でも、今日ハセン君の、毒舌みたんですけど、ちょっと、しゃべりすぎてすいません」ハセン「いえ、そんなことないです。どこかで行こうと思ってたんですけど逃しました。次回は絶対にぶちギレますので」古舘「そうですか、大丈夫ですか、それと僕は顔面、トイ・ストーリーとだけは言いたかったんですw」ハセン「それ、以前もおっしゃってましたよね?」古舘「地球温暖化と顔面トイ・ストーリーは言い続けようとセットでやろうと思ってます」ハセン「いいですよ、別にそれは!w」志らく「辛坊さんに裏に呼び出されて小言くらったか、ビビってるんですよ。」古舘「そうなの?辛坊さんも辛坊さんですよ」ハセン「このモニターの後ろに呼びだされましたからね。」志らく「辛坊さんに、呼び出されるだけでドキドキするもんね!」古舘「辛坊さんは辛抱が効かないからね」志らく「もう、辛抱さんも橋下さんも古舘さんも、みんな呼んじゃうってのはある。」古舘「それこそ、三密になる」


13日(月)『涙のエンタメ①仏映画』
【シェルブールの雨傘】フランスミュージカル。最初は憂鬱な雨をふかんで撮っている。カラフルな無数の傘が映るこれがテーマなんです。ミュージカルというといきなり歌ったり踊ったりすると話は能天気なものが多いんだけれども、神業の歌やダンスを楽しむこの場合は違います。全編歌なのです。ちょっとだけの郵便屋さんも歌いながら入ってくる。どういうことかというと、若い結ばれる男女が、戦争のおかげで別れてしまう。そして、違うパートナーと結婚をして違う人生を歩んで幸せになったところで再会をするという悲劇なんですね。この悲劇を歌ったり踊ったりするとまったく悲劇が薄まってしまう。全編歌って楽しい雰囲気なんです。楽しい雰囲気になってるとこの悲劇性がものすごく引き立ってくるんです。つまり、憂鬱な雨と美しいパラソルそして、戦争の悲劇と楽しい歌これが、見事にマッチしている優れた名作でございます。


14日(火)『涙のエンタメ②邦画』
井上陽水の有名な『少年時代』これは映画のテーマ曲なんです。この歌の素晴らしさは日本の田風景、日本人のきびを画いている。この歌も素晴らしいんですけど、映画を見ると陽水の歌のすべてが分かりますね。どういう話かというと戦争中に都会から富山の田舎に疎開した話なんです。ガキ大将いて、二人でいる時は、優しくしてくれる。だけども、まわりに大勢友達がいると急に急に意地悪になったり、苛めたりする。親分ですから子分たちの手前、都会からきた奴を可愛がる訳にはいかない。わざと冷たくするんですね。世の中は戦争だけれども、子供達にとっては、しょせん他人事で自分達のこの社会で生きていく事がどれだけ大変か。これは子供だけではなく、大人も本当はそうなんですね。大きな不幸よりも、身近な不幸の方がどれだけ大変か、悲しみが大きいかなんですね。ラストこの、二人の少年友情は芽生えてるんですけれども、別れなくちゃいけない。この歌が流れる涙が止まらなくなります。この映画を見ると井上陽水の名曲が一生忘れない名曲になります。
今日は「いなげや」でポテトサラダを買います。

15日(水)『涙のエンタメ③』
シャンソンの女王、エディット・ピアフ、ある日の恋人達。これはどういう歌かというと、カフェで女中が毎日グラスを磨いている。2階でカップルが愛の営みそれを羨ましそうに見ていたんだけど、それが心中をして遺体として発見される。私は変わらずずっとグラスを磨いている。という歌。エディット・ピアフは大スターなんですけど、幼少がとっても不幸だった。幼い頃は売春宿で育ち、16歳で結婚して子供のが出来たがその子供は亡くなってしまう。夫は飛行機事故で死んでしまう。自分も交通事故にあって、モルヒネ中毒になってしまう。47歳の若さで亡くなってしまう。名曲のすごいところは、亡くなってあと、その不幸な生い立ちを歌に重ね合わせて聴くんですね。どういうことかというと、歌が生まれ変わるんです。今まで、聴いてたのが考え深いものに、変わっていく。そして、永遠の名曲となるのです。一度シャンソンにも触れてみて下さい。


16日(木)『涙のエンタメ④絵画』
セザンヌ夫人の肖像という絵。セザンヌとあうのは、奇人変人でモデルがちょっとでも動くと、動くな!リンゴだって動かないぞとこういう言い方をする。みんな嫌がってしまう。そんな中であった彼女のちの夫人となる人なんですが、ちゃんと言うことを聞いて最高のモデルだったんですね。二人は恋に落ちてだけども、変わった人ですからセザンヌは気持ちも冷めて、籍は入れてなかったんです。結婚はしたんですけど、子供ができたから仕方なく籍を入れたんですけどその時も、私は妻に対してなんの感情も抱いてないっていうのをほうぼうで公言したぐらい。やがて別居するようになった。だけれども、肖像画を書くときには呼びつけてずっと絵を描いていた。30枚近く彼女の肖像画を書いた。一説には、彼女は無抵抗の抵抗なんだと。あなたの為に不幸になった女性がここにいますよという顔だという人がいっぱいいるんですけど。セザンヌの事を才能も含めて愛していたんじゃないかと。だから、切なくて切なくていとおしくていとおしくて、いつか、きっと心が私に戻ってくるんじゃないのかなと心の中で泣いてる表情がこれなんじゃないかと私は思います。中島画伯の見解は?中島「画家ってだいたい嫁に逃げられるパターンが多いので、そういうことかなって聞いてて思っちゃいましたね」志らく「いろんな捉え方も作品1つで観ることが出来るというのが絵画の良さでございます。」

17日(金)『天才落語家について』
人間国宝柳家小さん師匠はこころよこしまなな者は、落語家になるなと言いました。それに対して、愛弟子である立川談志は、心がよこしまや奴が落語家になるからいいんだよ。全く逆だったんですね。二人は、親子のような間柄、二人とも天才です。だけども、落語協会の分裂騒動があって、談志は飛び出した。けっきょく可愛がってた談志を小さん師匠は、破門にしたんです。結局は仲直りすることなく、小さん師匠はお亡くなりになった。で、お弔いに談志は行かなかった。新聞記者がなんでお弔いに行かないんですかと言われた時に、小さんは俺の中にいるんだと。こう答えたんですね。後に談志が亡くなったときに、私はどう答えたかというと。談志は死んでない。私の体に入ってこれからは談志と共に、落語を語っていくんだ。談志は私の中にいるんだと言った。けっきょく。私の中には談志と小さん。両方いるということになってしまった。これが、正しい伝統芸能です。師匠から弟子に伝わり弟子から師匠に伝わりる。これが、正しい伝統芸能。いかに小さんが談志を愛していたかというと。喧嘩別れした後、小さん師匠の前で私が落語をしたことがある。小さんに礼を尽くすために、軽い噺をするのに45分ある文七元結をやった。怒られるかなって思ったが、小さん師匠はにっこり、笑って、お前談志に似てるじゃねぇーか。小遣いやるよって1万円もらった。あぁーやっぱり、談志の事を可愛がってたんだなぁって思いました。
感染アプリの「ココア」必ず入りますので怒らないで下さい。


20日(月)『すごいエンタメ①邦画』
「喜劇ああ軍歌」という、ものすごい映画がありました。名コメディアン、フランキー堺、財津一郎、この二人。終戦まもなく戦争で金儲けをしようとした連中に対する痛烈な批判をした映画がです。その2人が戦争で金儲けをしようとするんですけど、野戦病院に入院をしていた。これは最前線に出たくないから気が狂ってしまった芝居をしてるんです。狂った人がいっぱいた。これが、バレる瞬間がある。ある病院の庭でもって運動してるときに、空襲警報がなって銃撃を受ける。命が欲しいから逃げますよね。中に大村崑が演じている。最後まで、芝居をして死んでしまうというそういうエピソードが入ってくる。このエピソードが凄まじい。何が言いたいかというと、コロナ禍とおんなじです。どんな不幸な事があっても、最後は人間はヤケクソに近い感覚で笑い飛ばすしかしょうがないそれを皮肉った映画です。この映画は恐らく地上波で紹介したのは、私が初めてだと思います。地上波で流せないような過激な話なんです。

21日(火)『すごいエンタメ②洋画』
ディア・ハンターこれは、3時間におよぶ長い映画です。世界中にベトナム戦争の過酷さとロシアンルーレットの存在を広げた作品です。この作品前半1時間ぐらいは、若者の結婚式の日常がたんたんと描かれている。だすから、つまらない映画だなぁとか、途中で観るのを止めちゃったって人もけっこういるんですね。だけど、場面がいきなり変わると、村人と若者の一部が、ベトナム戦争に放り込まれて、捕虜になっていきなりロシアンルーレット。その怖さたっらない。映画館では失神するお客さんとか、気分が悪くなってトイレに駆け込むお客もいたそうです。なぜ、そうなるかというとずーと一時間見ていたその若者達がまるで、自分達の、ような仲間のような、中には自分自身に、なったようなそういう緊迫感がここで味わえる。ようはこの映画何が言いたいかというと。最初の一時間、脚本だと5ページなんです。監督が一時間にしたってのは、日常なんてのは、ダラダラなんだ、これが、平和なんだと。平和がいきなりかっと状況が変わると凄まじいのもになる。今のコロナの状況と似たような気がいたします。

22日(水)『すごいエンタメ③歌謡曲』
お客様は神様ですといったのは、三波春夫。でも、お客様は何をしてもいいという訳じゃなく、三波春夫は客席を神殿だと思って、神様に向けて歌うつもりで、この言葉がお客様は神様ですという言葉になったんですね。その三波春夫の代表曲最高傑作は「俵星玄蕃」です。これは、浪曲歌謡。尺は9分ぐらいあります。これは、赤穂浪士の討ち入り影となって、俵星玄蕃とその蕎麦屋に身をやつしていた杉野との師弟関係友情物語なんですね。これは、日本の伝統のいろんないいものが入っている。浪花節。講談。日本舞踊。語り。そして、演歌といろんな要素が入っているんですね。ただ、若い人からすると、赤穂浪士?なんだかよく分からないとか、難しい言葉がいっぱい出てくるので、意味がちょっと分からないよ。9分もあるの、嫌がる人もいるけど、本当に素晴らしい芸術は意味なんかいりません。感ずればいいのです。感じてこの凄さを楽しめばいいのです。とにかく圧倒されます。今日はその一部をご紹介して、この番組はお別れでございます。(俵星玄蕃ダイジェスト)


23日(木)『すごいエンタメ④絵画』
戦争は絶望の涙と廃墟を残して通りすぎていくと言ったのが、画家のアンディールソーです。ルソーというと、世界一ヘタな画家と言われているんですね。だけれども、ピカソだとかゴーギャンのような天才に絶賛をされている。その代表作が『戦争』という作品です。たしかに遠近法もめちゃくちゃだし、人物の陰影もぱっとしてない。真ん中にいる少女の形もなんだかおかしい。だけど、ルソー自身は、写実派だと言っている。みた通りきちんと書く写実。だけど、考えてみると戦争というのは、見たものをそのまんま写実しても実際に体験した人からすると、印象は当然薄まるはずなんです。ルソーにはこう見えた。こう見えたというのをそのまま描いたほうが、恐怖は伝わる。例えば子供は、こう見えてるんだと描く。だから、ものすごく深いものがあるような気がする。だから、観れば観るほどこのトンチンカンな絵が、怖く感じてくるんです。ルソー自身は自分は写実だと言ったんだと思います。それからルソーはこんなことも言ってました。もし王様が戦争を始めたならば、母親が叱るべきだと。どんな偉い人だって、ちっちゃい時は、子供だったんだとわずか数年の間で、人間を殺すような事をしてはいけない。だから、今の政治家なんかはみんなママに叱られるべきじゃないかなって気がします。ルソーについて中島画伯は?中島「ルソーって生前まったく売れない画家だったんですよね。けど、絵を辞めることをしなかった。意思を貫く強さを持ってた。今の政治家にもホントに見習ってほしいですよね」志らく「中島画伯の見事な〆で今日は終わらせてもらいます」

24日(金)『人気ドラマ半沢直樹について』
半沢直樹を観たある人が、しょせん銀行内のゴタゴタ話だろとこう言った人がいる。でも、このゴタゴタ話だから面白い。その半沢直樹に似た映画はないかなぁって考えたらば、アメリカに一つありましたね。「摩天楼を夢見て」という映画でアルパチーノとジャックレモンとアランアーキンとハリスが出てたか、ケビンスペイシーが出てる。個性はの濃い俳優が集まった密室劇なんですね。舞台は銀行ではなく不動産業界なんです。いろいろあって、業績の悪いやつはもうクビだと。年をとってても関係ないまるで家畜のように使われるそう言った、待遇を受けた人がよし!やり返すんだ。それこそ、倍返しだ!という感じで話が進んでいく。密室劇まるで呼吸をするのを忘れるぐらいの面白さなんです。で、何のためにビジネスってあるんだろう。なんでこんなに苦しまないといけないんだろう。この緊迫感はもしかしたら、任侠画よりも凄まじいものがあるのが、「摩天楼を夢見て」よく人間ドラマとかヒューマンドラマってパッケージはくくりますけれども、しょせん人間のゴタゴタ話なんですね。まぁ。映画ドラマ、ファンタジーがあったりSF。それからホラーがあったりコメディ。いろんなものがあるけど、結局一番面白いのは、人間のゴタゴタ話なんですね。それを半沢直樹と摩天楼は夢見てが教えてくれたと思います。

27日(月)『夏休みおすすめエンタメ①洋画』
おバカ映画として有名なSF映画で「スターシップ・トゥルーターズ」というのがある。これは、地球軍と虫の形をした宇宙人との戦争を描いた映画で、当初は戦争を美化してるといって叩かれた映画なんです。だけど、よく観るとそんなこと全然なく見事に茶化してる戦争になると人間はこんなに愚かだ。相手が虫。虫だと片っ端から殺してもなんの罪悪感もない。爽快感すらある。これが戦争の本質なんです。敵が虫に見えるから平気で殺しが出来る。最後の最後に虫の親分が捕まって、人間がつつくとピーって泣くんですね。とたんに可哀想に思えてくる。ようは感情がないと思っていたから殺していたのに、感情がある。それが分かった途端に敵だろうが何だろうが、気の毒になってくる。これが戦争の本質なんですね。だから、ただのおバカ映画ではありません。ヒロインが2人いて、可愛いの嫌なやつ。途中でパンと変わるんです。みごとに嫌な奴が可愛く見えて、(可愛い子が醜く見える。素晴らしい作品ですのでご覧下さい。


28日(火)『夏休みおすすめエンタメ②邦画』
古い映画小津映画「長屋紳士録」これは十数年前大正大学の表現学科の講師をやった時に生徒に長屋紳士録という映画を見せた。かなり冒険だったけれども、レポートにとにかく面白かった。笑った。泣いてしまったという意見がたくさんきた。なぜ、学生にこれを見せようと思ったかと言うと、私が中学校の時に、たまたまテレビで観たんですね。ただ、めちゃくちゃ面白くて感動したという記憶があって、大人になってから小津安二郎の映画を観てくうちに、子供の頃に観た映画だと気づいた。これは、戦後捨て子というのが社会問題になった時に、ある貧乏長屋にお母さんとはぐれた子供が引き取られてその面倒をみるおっかさんがとにかく怖い。やたらと叱りつける。だけど最後の最後。別れのシーンでこのおっかなかったおばちゃんがワーと泣き出すつまり、親子。疑似親子ですけど、血の繋がりも大事だけれども、思い出というもの悪い思い出も含めてそれが何よりも大事だと。するとこの人間の絆ってものすごく深くなるという。これは間違いなく傑作です。

29日(水)『夏休みおすすめエンタメ③音楽』
美しき天然という歌をご存知でしょうか?タイトルは、知らなくても聴くと誰もが知っている。昔サーカスでよく流れた音楽。これは、日本人がもっとも好むメロディと旋律なんだそうです。だから、古賀政男から始まる演歌の元になっているのが、美しき天然なんです。この似たようなクラシックの曲があって、「セカンド・ワルツ」という曲。これは、アイズ・ワイド・シャットという映画がある。その時のテーマ曲として紹介しました。そして、今日紹介するのは、アンドレーリュウという音楽家のパフォーマンスです。この人はクラシック音楽を誰でも楽しんでもらえるようにと、パフォーマンスをする。だから、指揮をしながら自分で演奏もする。さらには、お客さんにも参加して下さい。つまり、クラシックの音楽を聴きながらお客さんも歌ったり、中にダンスも初めてもかまわない。もうコンサート会場中みんなが盛り上がる。素晴らしいコンサートがある。考えてみるとクラシックは咳ひとつ出来ないような静かな会場で聴かなくちゃいけない。だから、ファン以外の人は敷居が高い。それが、このアンドレリュウの手にかかれば、ほんとにエンターテイメントでございます。そして、日本人がちょっと懐かしく思えるメロディが流れてくるのです。そのセカンド・ワルツの映像とともにお別れです。(アンドレ・リュウ セカンド・ワルツ♪ )


30日(木) ※緊急地震速報の為お休み

31日(金)『バカンスについて』
私が初めて海外旅行したのが35年前談志の鞄持ちでハワイに行ったのです。シェラトンホテルに泊まって談志は夕飯高級レストランで食事をした。お前は弟子だから表で待ってろって言われて、食べさせてくれなかった。そのうち談志が亡くなった時に、妻と思い出の地追悼の意味も込めてハワイに行きました。その時は、トランプホテルに泊まりました。夕飯は妻がサンセットが見えるようなオープンテラスがいい探してもいっぱいで入れなかった。で、ここでいいやとちょっと奥まった室内のレストランに入りました。そして帰るときに、ホテルのロビーを通って表に出ようと思ったら、なんとシェラトンホテルだったんですね。私が食べることが出来なかったレストランで談志の追悼で行った時に食事が出来たという。師匠に導かれた。次の日、たまたま行った飲茶の店。日本に帰って来て娘さんに聞いたらパパが好きなお店よ!たまたまビーチで買った趣味の悪いサンダル。談志とおんなじ物を買っていたという。奇跡がホントに続くというそんなお話です。
それでは、グッとラックはまた来週でぇっす!!「厚切りジェーソンのマネ」


【8月】
3日(月)『おしゃれなエンタメ①洋画』
ある有名なフランスの女優さんが私はメニューを読むだけで、観客を泣かすことが出来ると言ったことがある。そこまでいかないにしても、日本人はフランス語を聴くだけでお洒落な気になってしまう。そんなフランス映画で一番お洒落な映画が「アンリエットの巴里祭」ダニー・ロアン主演。何がお洒落かというと、二人の脚本家コンビです。どういう映画を作ろうかと相談をしている。じぁ。主人公はこういう、女性にしようと言うと。ポーンと場面が切り替わる。パリの町にその女性がいる。服装はこうしようと言うと、服装をポーンと着て、片方の方がいやいや、こっちの服装の方がいいよというと。またポーンと変わる。じぁあどこに、いこう。カフェに行こう。男性が現れる。あっこれは没だ。あっこれは、面白いからやろう。恋敵が出てきたら?!作り方を変えようといって、その脚本家と映画とが交互になってる。最後には、脚本家の手におえない状態になっていくという。すごくオシャレな映画です。

4日(火)『ハセン一段らく 初めての一人司会上手にできた?』
※37.5℃以上でコロナの疑いで師匠お休みハセン「雑談ということになりました。あと、30秒しかないので、雑談ということになりました」 西村「大きなトラブルがあった方が生放送感があって面白かったですけどね。出来ちゃいましたね!なんか、残念だなぁとおもって」ハセン「残念ってそんなこと言わないで下さいよ」上地「若林アナが初めてニュース噛まなかった、ことに、感動してます。」若林「噛むのは食べ物だけで、やらせて頂きます。」ハセン「勘違いしないでね!噛まないのを!志らくさん待ってます!」若林「待ってます!」
5日(水)『お洒落なエンタメ③音楽』※師匠お休み映像で、立川志らくのブルースハープ「テネシーワルツ」※志らく独り芝居から
ハセン「志らくさんのエモい姿」

6日(木)『おしゃれなエンタメ④絵画』
※師匠リモートで自宅から印象派の父と言われております。「ピサロの立ち話」という絵を紹介します。これは、農村のとある風景の切り取りなんです。この絵を初めて観た時なんだか、ものすごい幸せを感じたんです。なんなんだろうといろいろと考えて、このピサロという人は人格者と呼ばれている。とうコメンテーターの中島画伯のように奇人変人ではないのですね。だから、画家というのでも人格者でもいい絵を描くんだと。で、普通の農村の絵はミレーに代表される。落ち葉ひろいのようなもっと厳格な厳しい絵が多いじゃないですか!まぁ。悪く言うとそれほどインパクトがない。いろいろと調べてみたら、ピサロの言葉に「幸せな人とは質素な何もない場所から他の人には見えないような美しさをみいだすことが出来る人のことを言うんだ」とあっ、このピサロというのさ何気ない風景のから美しい幸せをみいだす力がある。つまり、この絵を観て美しいなぁ。というのは、それを見出だす力があったという事なんですね。だから、たくさん絵を観てるとそういうことが出来るんだなぁと。こういう絵だけではない、幸せになる人というのは、何にもない空間からどれだけ美しいものを引っ張り出せるか、このコロナの状況。やな世の中です。だけれども、何か美しいものを引っ張りだすと幸せになれるんじゃないか、とピサロが教えてくれたと思います。中島画伯ピサロの見解を中島「この絵は国立西洋美術館という日本が所蔵してるので、見に行ける絵なんですよね。師匠のお話を伺ってますと、ホントに思うのはこの作品は素朴な絵なので、観てるだけだったら通りすぎちゃうんですよ!絵画って観るときに必ず想像力が必要なんですね!ちょっと絵をみて想像力を膨らませてもらいたいですよね。観に行けるというのはね!」


7日(金)『おしゃれなエンタメ邦画』
※師匠リモート自宅から金曜日に邦画を取り上げるのは、おひさしぶりね♪w木下恵介監督の「お嬢さん乾杯」という映画です。木下恵介監督は22の瞳のような悲劇の名将ですが、喜劇を撮らしても素晴らしいこれはおそらく昭和22年の映画で最高のラブコメです。原節子と佐野周二この二人が主演、黄金もちの周二が家族のお嬢様とお見合いをする。どうせ、プライドの高いやなお嬢様だろうと思っていたらとっても、素直ないい子なので好きになってしまう。しかし、よくよく調べてみると、没落家族でお父さんが詐欺でもって刑務所に入っていて、家が抵当に入ってしまっていると、これ、金目当てだと分かるんだけど、一本気な男だから好きになってどうにも止まらない。バーのマダムがアドバイスくれるんですね。高貴なお方だからと言って愛してますじゃだめ。惚れてると言いなさい。これが、いいんです!今では、惚れてるは当たり前に使うことばですが、これが、元祖でございます。週末は是非ともgotoDVDということで、この、「お嬢さん乾杯」ごらんになって下さい。残りはハセンさん切れるといけないので、お渡しします。ハセン「はい。皆さん有り難うございました。」


10日(月)『橋下さんエンディング』
【夏休み期間】すごい喋らせてもらった。メディアが政治をチェックするのはすごい重要なこと、批判も当然。批判されて腹立ったけど、もうひとつはメディア同士の批判も必要だと思う。だから、今日モーニングショー30回ぐらい言ったけど、次回は50回ぐらい言うように、注意して、メディア同士もちゃんとチェックしないといけない。
また、志らくさんとスタジオでお会いしたい。

11日(火)『志らくオススメ手作り餃子』
【夏休み期間】志らく特製手作り餃子の作り方。具材は、キャベツとニラそこに、特別な食材として白菜の漬物。白菜の漬物はみじん切りにしてしっかりと水分をよく切ってから入れる。そこにひき肉をいれて、生姜、ニンニクなどで味付けあんの完成。包み作業では、アルバムで餃子焼いていたという師匠。こだわりポイントは、具材に白菜の漬物を入れる。
西村「こんなに、VTR作ってコメント言うぐらいだったら、スタジオに来ればいいじゃないですか!」

12日(水)『辛坊さんエンディング』
【夏休み期間】グラフを出して、コロナの感染者と死者数の比較。 緊急事態宣言の時より確実に死者数は減っているけれども、冬場に関しては、専門家は徹底的に調べて欲しい。志らくからのコメントフリップ「コロナの素人と言いながらテレビ画面の印象はほとんど専門家でした。」辛坊「はっきり申し上げます!ほとんど適当。」ハセン「痛感しましたよ。辛坊さんはあなた本当は何者?なんですか?」辛坊「有り難いことにね、シンクタンクにいろいろなデーターの資料分析もらったりしてることもありますので、別に私一人が喋ってるってかたちでもないんです。ありがとうございました。」

13日(木)『福田エンディング』
【夏休み期間】朝から厚切りさんはボケ倒してきたんですけど、本番以外とボケないんだなぁ。ジェイソン「ふかしといてね、本番やらないようにしようと」福田「必死感あると思ったんですよ、朝からボケ倒してくる人。サンジャポのデーブさんとまったく一緒です」ジェイソン「デーブさんが、僕のお父さんより年上です。」福田「なんですか?そのプチ情報。私厚切りさんのこと尊敬してたんですよずっと。」ジェイソン「尊敬!!」福田「はぃ。今日で止めました」ジェイソン「why!」福田「ネタの書き方とか、すごいなって密着されてるテレビとか、見て、本当に尊敬してたんですけど。」中島「厚切りを褒める感じになって気持ち悪いなぁ。」福田「今日は厚切りさんに会いに来たので」ジェイソン「有り難うございます。」ハセン「志らくさんは、毎回メッセージがあったんですけど。。福田さんにないんですよ!」福田「ないんかぁーい!」ハセン「志らくさんと共演されたことは?」福田「いや、一度もないので、今初めてここで共演という」ハセン「また、志らくさんがいるときにいらして下さい。」福田「また、宜しくお願い致します。」

14日(金)『田村淳池田美優エンディング』
【夏休み期間】ハセン「ここでみちょぱさん大事なお知らせがあるとかで」みちょぱ「はい、大事なお知らせがあります。こちらをご覧下さい」【番組宣伝】オオカミ少年ハセン「淳さん3回目いかがだったですか?」田村「なんか、師匠がいないとノビノビ出来ますね。大切な存在ですから。」ハセン「もちろん、MCですから、来週は戻ってきますから、志らくさんの倍返し期待して下さい」


17日(月)『追悼、渡哲也さん』
渡哲也主演の「仁義の墓場」この映画は、仁義なき戦いの監督の深作欣二監督の作品なんですね。深作作品というのは、任侠の抗争をカメラを客観的に撮るのではなく、抗争のど真ん中において、あたかも観ている我々がその、抗争に巻き込まれたような錯覚におちいる。この作品は、バカ笑い30年大騒ぎというのが、一つのテーマになっていて、一人の若者が任侠の世界でどんどん、狂っていくという。それを渡哲也が演じている。なにが、凄いかというと表情の変化ですね。どんどんどんどん変わっていってしまいには、自分の女房が自殺をしてしまう。そのお骨を抱いて、親分のところへ乗り込んで、お骨をガリガリ噛りながら、親分に向かって「組立ち上げたいから2000万金くれねぇ~か」という、この狂喜の凄さ!また男の色気がある。モンスターが世の中の歪みによって生まれるという、構造は近年だと、JOKERという映画がある。それに近い感じがあるんですけれども、JOKERよりも渡哲也の方が凄いです。狂喜のところで勝って、そこに男の色気があるから、たまらない。渡哲也こんなに凄い役者なんだ。再認識するためにも追悼の意味を込めて是非ともご覧下さい。


18日(火)『夏休みおすすめ映画』
1970年前後にアメリカーズシネマってスタイルが流行ったんですね。映画はというのは、起承転結の結でもってジッエンドとなるのが、普通だったんですが、起承転あたりでスポーンとぶったぎって、終わってしまう。そのスタイルが斬新だと、その代表作、「スケアクロウ」かかしという意味ですが、アルパチーノとジンハックマン二人が共演をした、友情ものロードムービー。アルパチーノというと、ゴッドファーザーやスカーフェイスというような、マフィア、ギャングのイメージがありますが、ダメ男を演じさせるとこんな上手な人はいない。刑務所に服役をして出てきてから、自分の女房に子供が出来たからプレゼントを持っていこうとだけれども、女房の心ない言葉でもって気が狂ってしまう。その友達のディーファックマンが、起承転の結になる前でスポーンとぶったぎって終わる。これは、初めて観たときに、こんな凄い映画があるんだと震えた記憶があります。でも、考えてみるとこのスタイルは落語がそうなんです。起承転結までいかない、転のところで、オチをつけて、思考ストップさせて、結どうなるのかってのを聞く側に気にさせない。ぶったぎってしまう。それを江戸時代にアメリカニューシネマという形を作っていた。是非ともこれをご覧下さい。宿題をやる時間がったら、映画1本観た方が人生どれだけ勉強になるか。


19日(水)『夏休みオススメ歌謡曲』
戦前の歌謡曲というのは、男女問わず歌手はみんな直立不動で歌っておりました。戦後ステージの上で踊って歌ったのが、笠置シヅ子そして、情感をたっぷり込めて時には涙を流して演じるように歌ったのが美空ひばり。今日紹介するのは松山恵子この人は派手なドレスに身を包んで、ドレスに中に身を沈める。元祖小林幸子みたいな感じです。見せる歌というのを広めたスターであります。お恵ちゃんと言われておりました。私は松山恵子さんを自分の落語会のゲストに呼んで対談しました。30分ぐらい話をしてるんだけれども、ずーと心地がいいなにが、心地がいいんだろうと思ったら、そのトークが歌に聞こえてくる。ちゃんとそのトークの中にメロディとリズムがあったんです。人柄もすごく良くて悪口をいい人は誰もいないというぐらい、いい人なんだそうです。歌ってる時は、とにかく明るい元祖アイドルみたいな人ですからでも、どっかに悲しみがあるんですね。なんで、悲しみが出るんですかと聞きましたけれども、志らくさん内緒と言われました。誰でもどっかで、明るさにいい意味での日本人の下品な部分があわさってる。中毒になるような曲。特に、この『未練の波止場』是非とも聴いてみて下さい。


20日(木)『夏休みおすすめの絵画』
画家のマティスがこんなことを言っております。「一番描くのが難しいのは薔薇、何故ならば描くときには自分の知ってる薔薇を全部捨てないといけない」つまり、上図らだけみても、本質をとらえることが出来ないということですね。このマティスの私が好きな作品は『金魚』何故、マティスは金魚を描くようになったか、モロッコに行った時に、モロッコの人が日がね1日ずーと金魚見て衝撃を受けた。なんて平和なんだろうと。そりゃ町中の人が全員見てたら平和でもなんでもない。異常ですが!平和がテーマということで、そこに気がついた。最初の私の言った言葉。金魚を全部自分の知ってる概念を捨てて観ると、実に不思議な金魚なんです。こんな金魚観たことがない。この違和感は何かというと、金魚にまさかの表情があるということなんですね。この表情はおそらくマティスの表情がここに入ったんだと思います。考えてみると、日本人は縁日でもって金魚すくい、平和をすくってる。これは捨てたもんじゃないなという気がいたします。中島さんは?中島「マティスの金魚の絵が大好きで、ちなみにマティスって野獣派の画家って色彩の野獣のような絵を描くと言われているんですけど、野獣派なのに金魚とあうところが、可愛らしくて好きです」志らく「これは、国山ハセンさんは小学校6年生の絵だといってました。」ハセン「違う。違う!w」


21日(金)『猛暑のエンターテイメント』
猛暑のエンターテイメントと言っても肝だめしではありません!映画でマイケルダグラス主演のホーリーダウンという映画がある。これはサラリーマンが真夏タクシーに乗って渋滞でイライラしてブチキレて、銃を入手して町中で撃ちまくるという無茶苦茶な映画なんです。あと、猛暑で漫画で「ひのひでし」この方の「鱗のない魚」短編があるんです。これは漁港に住む少年が、連日の暑さ、魚の腐った匂いでまうとにかく毎晩悪夢を見てしまう。それを、どういう夢か思い出せない床屋に行く、その話をして床屋の親父にあの悪夢をみるんだけども、どういう夢か思い出せないんだよ。そうですか、って切っている親父が暑さで気が変になってカミソリで少年を刺してしまうという、刺された瞬間に、どんな悪夢を見ていたのかというのが、パッと思い浮かぶという。それが、タイトルの鱗のない魚に繋がってくるんですが、子供の頃読んで忘れられない作品です。落語にもあります。「夏の医者」という大きな蛇ウワバミに呑まれてしまうという。実に間抜けな落語だったり、青菜という、植木屋さんが金持ちにお酒をご馳走になったときに、次の間から奥さんが入ってくるこれに憧れて、家でもやってみようと思うんだけれども、一間しかないので、おかみさんを押し入れにいれて、後ろから呼び出すという、実にくだらない作品です。夏は疑似体験をしてみて下さい。


24日(月)『おすすめのエンタメ洋画』
日本で一番有名なハリウッドスターはというとオードリーヘップバーンでしょうね。ただ、オードリーヘップバーンの作品はというと、ほとんどが「ローマの休日」もちろん名作ですが、他にもたくさん素晴らしい作品がでてます。「暗くなるまで待ってた」とか「シャレード」だとか「麗しのサブリナ」私が一番好きなのは、ビリーワイルダーが監督をした。「昼下がりのジョージ」映画の基本というのは、ヒロインは最初から綺麗ではいけないんです、最初はどっちかというと、なんだこのこ、評判の割には綺麗じゃない俺のタイプじゃないななんて思ってみてる。物語に段々感情移入して最終的に、物凄く綺麗に可愛くみえるこれが映画の基本なんです。これがもっとも如実にでてるのがこの映画なんです。お父さんが探偵。ヘップバーンは探偵の娘。調査がきた。その浮気の対象の相手こらが、年上の男。ヘップバーンが興味があって観に行くと恋してしまう。彼をどんどん追いかけて、最初のうちはこんなに可愛くないのヘップバーンタイプじゃないなと思ってみていたものが、どんどん物語に入っていってラスト駅のシーンなんですけれども、ヘップバーンを応援して、こんな魅力的な子はいないって変わってしまうんですね。魅惑のワルツという曲が流れてますけれども、この曲も素晴らしいし粋な演出もたくさんあって思わず、スタンディングオベーションしたくなるような見事な作品であります。是非ともご覧なって下さい。


25日(火)『おすすめエンタメ②邦画』
今年4月に亡くなられた大林信彦監督。尾道をこよなく愛してましたその遺作として、尾道の集大成の映画。公開中でありますけれども、海辺の「映画館キネマの玉手箱」公開中ですけれども、私は大林監督にとっても可愛がってもらいました。新作を観るときは、監督と一緒に試写会で観るというのがほとんどだったんですけれども、今回は映画ファンに戻って一ファンとして観ようと決めてました。そして、先日観てきました、とにかくぶっ飛んだ映画、こんな凄い映画があるんだと映画の域をはみ出してますね。狂喜のファンタジーこれは、広島の尾道の映画館がこれで閉館になると、オールナイトで戦争映画を上映するそこで、人々が集まって若い3人組が映画の中に飛び込んでしまって、ありとあらゆる戦争を体験しながら、8月6日へと向かっていくという物語なんですが、物語なんてあってないようなもんです。とにかく意味なんかどうでもいいんだ。監督は感じてくれ、これ芸術の基本ですね。とにかく監督は映画でもって戦争をなくすことが出来ると言ってました。ホントにそうなるんじゃないかと思うぐらい物凄い映画です。是非ともご覧下さい。

26日(水)『おすすめエンタメ③歌謡曲』
昭和30年代にふるさと歌謡というのが流行りました。これは集団就職やなんかで、東京に若者が大勢やってきた。それで当然ふるさとを懐かしむ気持ちが芽生えるそこに、狙ってきたのが歌謡曲なんですが、それに対抗して大人の歌を歌うようになったのが、ムード歌謡なんですけれども、今日はそのふるさと歌謡第一人者、三橋道也。昭和30年代最高のスターでございますね。三橋美智也の歌を聞くと私のような東京人でもなんかふるさとが懐かしいなという気持ちにかられるさらに、三橋美智也を聴くと日本人に産まれてよかったなぁと思えます。とにかくテクニックが素晴らしい民謡で鍛えた喉、それからブレス音が一切入らない、マイクの使い方。ふつうにこうやってマイクをふってやりますが、三橋美智也はマイクを立てたまんま一切、動かず自分の音量だけで、調節をするこれが素晴らしい。とにかく絶対言いたいことは、三橋美智也の歌い終わった後の笑顔。この笑顔を観るとあぁー三橋美智也いいなという気持ちになれるんですね。ですから、その笑顔を是非ともみてもらいたいと思います。 ヒット曲はたくさんあります。


27日(木)『おすすめエンタメ③絵画』
印象派の世界で女性の画家というのは、大変に少ないのですが今日はモリゾの「ゆりかご」という絵を紹介いたします。ゆりかごというタイトルですから赤ちゃんが主役なのに赤ちゃんが焦点がぶれてる。だけども、表情がよく分かる。何故かというと、お母さんの顔はちゃんと焦点があたっていて、みんなまずお母さんを観て、それから子供の目線に行くわけです。そうすると、自然と子供の顔が我々想像つくような、うまい描き方なんです。女性ならではってのは、私はちっちゃい子供がいるから分かるんですが、必ず子供のいるお母さんはこの表情しますね。にこやかじゃないちょっとくたびれているだけども、愛情を感ずるかならずするんですよね。それから女性ならではというのは男性には気づかないそえた手。これが、女性の優しさなんです。赤ちゃんに触ってる訳じゃないけれども、今日はたまたまなんですが、女性の問題。それから、カゴの話。ついてしまいましたが。モリゾーにかんては画伯は?中島「この絵って第1回印象派展にだされた作品で、ルノアールもモネもドカもたぶんこの作品をみて嫉妬したと思うんですよね。やっばり、男性の我々には母性とうのは描けないので」志らく「そうです。母性なんですよね。」

28日(金)『女性執念のエンタメ』
落語のフレーズでこんなのがあるんですね。女ってのはやっかいだ、文句を言えばふくれるし、ぶちゃ泣くし、殺しゃ化けて出る。という。これは、落語のフレーズですからね。怪談話で真景累ヶ淵というのがあって、これは長い話で、豊志 賀という、冨本節のお師匠さんがいて、出入りをしているタバコやの新吉はるか年下。でこれが、深い仲になってしまうと、だけど豊志賀は病気で右目がバーンと膨れて、化け物になってしまう。そうすると新吉は嫌気が刺して若い弟子の同世代のおひさと恋仲になって、お師匠さんを捨てて、はにゅう村に逃げようじゃないかと、お寿司屋で相談をしてると、おひさの顔がだんだん豊志賀の顔に変わってという。結局豊志賀は病気で死んでしまうんだけれども、枕元に紙が出てくるその紙には、新吉七代までとり殺すとそういう文字が出てくる。これが、どんどん長くなるという因縁噺で、話芸の人とにかく怖いんですね。昭和の名人三遊亭円生師匠それから、歌丸師匠もライフワークでやっておりました。私も時々、やるんですが、私がやると面白くなっちゃう。あんまり怖くなくなっちゃう。あんまり怪談、ホラーが好きじゃないんですね。リングの貞子観た時も、たしかにいい映画なんだけれども、TVから貞子が出てきたらこんなもの踏み潰しゃいいじゃねーかと思ったぐらいで。まぁ。是非とも名人の話芸を楽しんでください。


31日(月)『橋下さんが言い足りなかったこと』
ハセン「橋下さんなにか言い足りなかったことはありますか?」橋下「自己満足で申し訳ないですが、今日の番組の議論って凄くよかったなて思うんですよ。というのは、メディアは政治を批判するという役割を重く感じすぎて問題点ばっかり追及すると思うんですよ。でも、問題点の追及は、今やってる安倍政治の方向性これをもっとも進める為に、問題点を追及するのか、それとも、今やってきた。安倍政治の方向性を抜本的に変えるための追及なのか、これ問題点の意味の追及をしっかり考えないと方向性どっちに言ったらいいか分からなくなると思うんですよ。今日の議論では方向性自体はいいんじゃないかなぁって議論だったんですが、もちろんこれは、いろんな意見があるから、これ、サンデーモーニングのメンバーにこの番組来てもらえないですかね?」全員「w」橋下「方向性真逆にするっていう考え方だから、問題点は言っていくしサンデーモーニングも言っていくんだけれども、その方向性をどっちの方向性も向くための指摘なのか、この議論をメディアでは必要だと思います。メディアの質がよくないと政治は絶対によくなりません。問題点ばっかり指摘するようなそんな情報番組横並びにはなりたくないなと思って凄く言い議論が出来たなと思いました」志らく「たかよっちゃうというのは、良くないですもんね。お互いに言い合うのが、一番いいんですよ。だってあんな落ち着きのない龍崎さんみたの初めてですよ。」ハセン「橋下さんってモーニングショーからのオファーはないのですか?」橋下「まったくないですよ。まったく!」ハセン「サンデーモーニングもない?」橋下「昔はあそこの前の番組に出させてもらったんですけど、まったくなんの声もかかりません」


【9月】
1日(火)『おすすめの邦画』
♪いのちぃみじぃかし、恋せよ乙女~♪雪の公園のブランコのシーンがあまりにも有名な黒澤明の「生きる」これは、これは、邦画史上最高傑作じゃないかと言われております。この映画の何が凄いかというと、主人公が胃ガンになって自分の人生を振り返る何にもやってなかった。ただ生きていただけ、だから、自分が生きていた証なにかを残そうと、それは、近所のヘドロなんかで困っていた子供達の為になんとか公園を作ってあげよう。政治的ないろんな圧力にも戦って最後、そのブランコで楽しそうに歌を歌っているという映画なんですが、これはヒューマンドラマでなんとも感動的にみえるんですが、実はこれは、人の為じゃないんですね。エゴなんです。自分の為にやってるんです。ですから、この映画というのは、壮大なブラックジョーク、コメディの映画なんですね。黒澤明はそこのところを分からせるために随所に笑いを入れてるんです。一回目観たときは感動して、二回目観たときはゲラゲラ笑えるようなそういう映画です。もう一つ付け加えるならば、この志村 喬 邦画歴史最高の役者ですがおじきにします。そのぐらいいいです。

2日(水)『おすすめの音楽』
世界最古の楽器、パンフルートというのがあります。これは、ハーモニカだとか、パイプオルガンの元祖とも言われています。縦笛がたくさん連なって、長さが違う、音がいろいろと変わる。たまたま、ネットで見つけたんですけれども、その奏者が大束晋(おおつかすすむ)さんという方で、楽器は人柄が出ると言いますけれども本当にこの演奏で、演者の優しさというのが出るんですね。また、テクニックが凄いです。笑ってしまうほどすごいです。流れていますけれども、早いとこ後でお聞かせしますけれども、面白いですよ。よくここまで吹けるなぁと、これは、ミンティという方が作曲きた♪チャルダッシュという曲なんでございますけれども、いろんな演奏でいろんな楽器で聴いたことがありますが、私はだんぜんこのパンフルート、これが、一押しでございます。初めて観たときは笑っちゃった。二度目に聴いた時は感動しました。それでは、大束晋さんのチャルダッシュの映像と共に今日はお別れでございます。♪(大束晋さんチャルダッシュ)


3日(木)『おすすめの絵画』
ビームスさん是非この絵画をTシャツに来て下さい。今日紹介するのは、スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」という作品です。スーラという人は、点描というそういう手法を用いる画家でございます。スーラは芸術というのはハーモニーなんだと爆発だ!じゃなくハーモニーなんだと、で光と影によって、楽しみ、悲しみを描いていると、この絵はいろいろ言われているんですね。影の部分がちょっと悲しくみえる。一説に言われているのは、この陰の部分の紳士とこれは、不倫をしてるのではないかと。だから暗いんだと理由は、犬の他に猿が他にいる。当日、猿というのは、高職な生き物とだから、この二人は不倫関係にあるのではないかとこう言われていた。私が気がついたのは、これは社会の縮図じゃないかなとまぁ。みんな目線が外れてるんですけど、一人だけ中央にいる子供だけがちょっとこっち向いてるように見えるでしょ。子供というのは、世の中のことをずーと見てるのですよ。世の中を見て成長すると必ず自分は大人になっていく、良いところも悪いところも全部この子供が見ているんだ。そういう絵だと私はみております。本当にいろんな事を考えさせられる絵だと思います。中島画伯はスーラについては?中島「スーラって本当にそうせいの天才で30歳の頃には亡くなってしまっているんですよね。やっぱり表現力って積み重ねていくものではなくって、若い時から凄くこれだけ、豊かな表現力を持ってる人がいるんですよね。この絵の不思議なところって、誰も目が合ってないんですよ。誰も目が合ってない違和感によって観る人は作品に引き込まれていくんですよ。ってぼっかてきな日曜の午後にみせて、背景には、性的な問題なんかも潜ませたりするっていうこれぞ、表現力だと思うんですよね。芸術というのはこの豊かさこそが本来のもので、表面的にすごい凄いセクシャリティーを打ち出せばそれが、芸術ってのは全く正しくないとおもう。」志らく「この絵をみた、山岸さんがちょっと怖いってそれが、本当の芸術」

4日(金)『ペットについて』
我が家にはクロエというチワワがおりました。24のクロエ捜査官に、顔が似てるということで、どんな顔なんだと思いますけど。そして、私は師匠談志の家をリフォームしてそこに移り住んのですね。庭には、談志が愛した八重桜が咲いていた。引っ越した時は、八重桜のシーズンが終わっていたのでその年の瀬にクロエは脳に腫瘍が見付かって医者からは、余命1ヶ月だと言われて、おそらく年をまたぐ事は出来ないだろう。私はなんとかクロエに八重桜を見せたいと、一生懸命桜見るまで頑張るんだ、桜見るまで頑張るんだ!と言い聞かせて、年を越えて2月3月、顔がこうなくなるぐらいに、大変な状態にはなってました。ソメイヨシノよりも一月ぐらい遅く八重桜は咲くんですね。だいたい7部咲き8部咲きになった時に、クロエにこれを見せて明くる日、息を引き取りました。それも、私の腕のなかではなく、何故か、妻の腕の中で。。。なんでお前俺の腕の中で死なないんだ!!それは、置いといて、犬には人間の言葉は通じなくても、心は通じるんだなと深く思いました。山崎さん久々に泣きましたか?山崎「いやぁ~ちょっと、、もうちょっとでした。。w」志らく「ふらなきゃよかった。とにかく、ペットを捨てるようなことだけはしないで下さい。宜しくお願い致します。」

7日(月)『ちょっとオシャレな洋画』
ウディ・アレンのマンハッタンというお話をします。これは、モノクロの映画なんですけれども、わざとモノクロにしている。バックに流れるのが、ジャズでお馴染みのラストインブルーという曲。これを聴くとモノクロなのにものすごく我々には色彩が浮かんでくるんですね。ウディ・アレンという人は、ニューヨークが大好きでニューヨークの風景をスクリーンというキャンパスにずっと描き続けてきた映画作家なんです。物語はウディアレン演ずるディレクターがテレビの世界で愛想つかして、小説家になろうとしている。彼は女子大生にもならない女子高生ぐらいの若い女の子と同棲をしている。だけど、女の子の方が夢中でもう深入りしちゃいけないと思ってる。で、この男は親友の浮気相手ダイアンキートンが演じておりますけれども、知的でキャリアウーマンこっちの方に、夢中になっていくんですね。だけどこの、若い子とキャリアウーマンとどっちに真実の愛があるんだということに、気づくというのがこの映画なんです。歳からすると女子高生といいおじさんですよ。実際は人生相談にのってあげなくちゃいけないぐらいの差があるのに、なんとこの女子高生若い子に人生を教えてもらうという。そういう洒落た映画です。是非ともウディ・アレンの名作1度はご覧になってください。


8日(火) 『オススメの邦画』
「男はつらいよ」を作ったあとしばらくは山田洋次監督は時代劇を中心に傑作を産み出しました。しばらくたって監督はもう一度喜劇が作りたいと言って、手掛けたのが「家族はつらいよシリーズ」今日は、そのパート3「妻よ薔薇のように」これは、主婦の仕事がいかに大変かというのがテーマになってる世の主婦の皆様が観るとスカッとするような内容です。主人公宅に泥棒が入って奥さんが貯めていたヘソクリをとられてしまう。けっこうな額なんです。それを知ったご亭主が、お前なにか!俺の金をそんな貯め方してたのか?俺の金というのにカチンときた奥さんは家出をするんです。それによってこの家庭は男だけになって、いかに家事が大変か、てんてこ舞いするというコメディなんですが、最後は、夫婦の愛というのを再確認するという物語です。その泥棒に入られた後、刑事が捜査にやってくる。、その刑事がなんと私が演じているという。ですから、是非ともご覧いただきたいというのと、私が刑事役で林家正蔵さんさっきちょっと名前が出ましたけれども、笑点の三平くんのお兄さん、二人の落語界のライバルというような間柄ではない、ほとんど先輩ですけれども、その二人の芝居のかけあいも是非とも観た頂きたい。宏之さんじゃないですけれども、ほとんど番宣みたいなものです。


9日(水)『ちょっとオシャレな音楽』
TBSの新しい顔がロンブーの淳さんならば、演歌界の新しい顔は大沢桃子さんだと思っております。大沢桃子。演歌界では珍しいシンガーソングライターなんです。彼女の場合は、浅香光代さん、エレキの寺内健さんこれが師匠なんです。大沢という芸名は、ラジオ番組の大沢ゆうりさんから、頂いたんだと話は伺っております。私が一番好きなのは今流れております。「恋する銀座」ちょっとレトロな感じがしますけれども、エレキと演歌との融合この違和感がとっても心地いいんですね、でちょっと鼻にかかったような歌い方、声。初めて聴くとそんなにいい声じゃないなって感じるんですが、歌というのは、美声とちょっと変わった声!ファンがどんどん増えてくるのは少し変わった声なんですね。そういった意味からすると、この大沢桃子という人の声は、中毒性がありますね。ここは、別に大麻に引っかけた訳じゃありませんよ。とにかくもっともっと活躍をしてくれる人だと思っております。フワちゃん呼ぶのもいいですけれども、是非大沢桃子さんも呼んで頂きたいと思っております。最後に大沢桃子さんの恋する銀座の映像と共にお別れです。〈恋する銀座 大沢桃子〉


10日(木)『おすすめの絵画』
黄金に包まれた女性の裸体で有名な「クリムト」。この方は、私を知りたければ私の作品を観て感じてくれとこうおっしゃってます。私はクリムトの絵を観たときに、夢と現実の違和感融合だと思ったんですね。ゴールドの色は夢でだけど、妙に女性の裸体が生々しいこれが現実。今映ってます。「ダナエ」という絵なんですけれども、これは神話なんですね。ドリームの世界、さまざまな孫に貴方はこれされると、その予言を信じて自分の娘ダナエを廊に閉じ込めてしまう。すると彼女に惚れた男の彼が姿をすべて黄金の雨に変えて彼女に降りかかって、子供が誕生するという。ディズニーにも出てきそうなお伽噺。だけども、実際に言われてるのが黄金の雨というのが、精子だと言われているんですね。妙にここで現実が出てくるんです。夢と現実これが見事に融合して違和感を生じている。これが、クリムトの絵の素晴らしいところだと思っております。中島先生どうですか?中島「僕はこの絵は実は一番好きな作品で、何回かこの絵に救われた事があるんです。その理由はいろいろあるんですが、100年前の絵が未だに人の心を打つというのは、最近の刹那的に結果を求めてしまう世の中にむしろ、一つの芸術の継承なのかなとも思ったりしますね」志らく「このクリムトの絵は他にいっぱいあったりしますが、みんな夢のような世界でありながら、妙になまなましいんですね。クリムト是非みてください。クリムト伸一郎なんて人はいまさん。w」


11日(金)『キワドい映画』
男の友情というものは、場合によっては異性との愛情よりも深いものがあるんじゃないかと、いや、もしかしたら性別なんか関係ないんじゃないかとこうおもうような、「マカロニ」という実にマニアックな映画がございます。これは、ジャクレモンというイタリアの名優のマルチェロマストロヤーニ。まったく違った名優が共演をしている。アメリカ人が若い頃仕事でイタリヤの町にやって来て、イタリア人と親友になってその妹と恋仲になる。だけれどもアメリカに戻ってからは、もう仕事、仕事でそんなことはほんのちっちゃな思い出もぅほとんど覚えてない。それが三十数年たって、男は出世して仕事でその地に訪れた、するとそのイタリア人はまるで昨日の事のように接してくる、まったくテンションが違うんですね。妹は結婚して孫までいるんだけれども、本当に恋人のような感じで彼を迎えてくれる。町中の人があぁあの恋人の人ね!みんなが彼の事を昨日のことのように覚えてるんです。これには理由があってこのイタリア人がアメリカ人が居なくなってから妹の為に、妹が落ち込まない為に、アメリカ人になり変わって、ずーとラブレターを書き続けてきた三十何年間だから、町中の人もちっちゃい町ですからみんな知ってる。このイタリア人にとんでもない悲劇がおきる。するとこれを観ていた神様が、友情にほたされたのでしょう。ビックリするような奇跡を起こすのです。これが涙が止まらなくなります。おそらくレンタル化してないと思うので、TSUTAYAさんレンタルか宜しくお願い致します。


14日(月)『ハリウッド映画』
タランティーノ監督作品で、ブラットピットとディカプリオが共演したことでも有名になりました。2019年の「ワンポワタイムインハリウッド」という映画この映画はテレビ界が進出してきたが為に映画界が斜陽になってきた物語なんです。バックボーンにシャロン・テート事件というのがあって、これは、実際にあった事件ポランスティ監督のシャロンテートという奥さんが、実際にカルト教団に殺害されてしまったという本当に痛ましい事件なんですね全体2時間40分ぐらい映画でなんとなくのんびりしてるんです。でも、このシャロンテート事件を知ってる人は、その事件にどう結び付くんだ観ているうちは物凄い緊張感なんです。知らない人はのほほんとした、ブラットとデカプリオの映画だと思ってのんきに観てると、最後の最後に展開が変わるからビックリするという映画なんです。賛否両論ありますが、問題はシャロンテート事件と違う結末を迎えるんです。実際にあった事件をこんなに変えていいのかというところで賛否両論、だけれども、これは、単純に○と×出せるものではないんですけれども、私はこれはアリだと思ってます。というのは、陰惨な事件この事件を映画だからこそ、いい意味で終わらせるので、結末を変えることによって、成仏させてあげることが出来るんだ。これは、タランティーノの素晴らしいアイディアだと思ってます。是非とも観てください。


15日(火)『落語にまつわる映画』
落語を題材にした、映画やテレビドラマはたくさんあるんですけど、あまりうまくいっていない。というのは、落語って面白い噺だからといって、物語性を重視するんですね。本来落語は物語なんてたいしたことはない。業であったり狂喜であったり非常識であったり、そういったものが落語の面白さなので、映画とかドラマにすると面白くないんですね。そんな中で川島雄三監督の「幕末太陽傳」は大盛況しました。これは、監督が落語好きということもあったんですけど、遊郭の女郎やの噺をたくさん集めて物語を産み出したんです。居残り佐平次という噺を中心に、品川心中だとか、三枚起請だとか、そして主人公はフランキー堺演じた、口八丁、手八丁の居残り佐平次、橋下さんみたいな人が出てくるんですね。ダークヒーローで詐欺しなんです。これが実に魅力的で面白くなったという成功例なんです。ですから是非ともこの映画を御覧頂きたい。落語居残り佐平次を観てからこの映画を観るのもいいし、この映画観てから居残り佐平次を聴いてもかまいません。ただ、一つお願いしたいのは、私がやるやつを聴いて頂きたい。来月10月14日に国立演芸場で独演会をやります。 全員「宣伝!?」w


16日(水)『懐かしい歌謡曲』
古いファンにとって懐メロといえば、「田端 義夫」通称ばたやんですね。「かえり船」という曲が大ヒットですけれども、若い人がこの曲をきくと、漁船の歌だと思うんですよ。魚をたくさんとって漁港に帰って来たみたいな。だから、これは終戦直後満州に捕虜になった兵隊さんが数年後日本へ戻ってくるというそういう歌なんです。ですから当日、この歌を聞いて涙を流したそうなんです。だから、我々の世代になると戦争が全く、わかりませんので、でも、この歌声このちょっと震えた独特の歌声は日本人なら、心に物凄く響くんですね。だから、その経験がなくても涙するような、歌詞でございます。私師匠談志がばたやんが大好きで、よく酒飲むと、ばたやんに、向かって「あの曲歌ってくれ、この曲歌ってくれっ」って言うと困って、「いやぁ~談志さんこの、曲10年ぐらい歌ってないから歌詞が分からない」「歌詞は俺が教えるから歌え!」って訳が分からない。大好きな人は私の叔父さんで、二の腕にばたやん命とタトゥーを掘っていたぐらいです。最後に田畑義夫の「かえり船」ばたやんの映像と共にお別れです。「かえり船」

17日(木)『おすすめの絵画』
北のモナリザと言われている。有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」これは、謎が多くて、いったいこのモデルは誰なんだろうと。いろいろと説があって、一つはフェルメールの娘ではないか。もう一つは、飯使い。フェルメールの飯使いとの禁断の恋ではないかと言われています。私が思うのはいずれにせよ。なんかこっちを向いていてこの少女は自分に恋をしてるんではないか?といつ錯覚に陥るんですね。だけども、しばらく見ているとハッ気がつくんです。彼女はこっち見てない、ちょっとだけ視線がずれてる。だから、俺に気がある訳じゃないんだ。、だから余計、夢中になってしまうそういう絵なんです。映画にもなっております。フェルメールは亡くなった後、競売に作品にかけられて、なんとこの絵は、4千円です。私が色紙に書いた絵が一万円で売れた事があります。それよりも、安い。今では100億円以上の値がついてます。だから、デジタル大臣もワニなんぞ見ないで、こういう絵をみてるのであれば、また評価がかわるんでしょうけども。中島画伯どうですか?中島「そうですね。ほんとに師匠がおっしゃってたように、描かれたのが1600年代で評価されるのに200年ぐらいかかってるんですよね。再評価されるまえの最初の値段が4千円で、そして今売ったらおそらく400億、500億ぐらいでもおかしくないと思いますね。そういう数百年前の作品がこうやって、我々の心を打つのはロマンチックですよね。」志らく「修正に修正を重ねたみたいですけどね。最初は埃まみれで物凄い汚い状態で出てきたようです。」

18日(金)『巨大ミミズB級映画』
トレマーズというB級モンスターパニック映画があるんですね。巨大なミミズの化け物が地中から人を襲うというだけの映画、CGもそれほど、駆使してないだけれども、めちゃくちゃ恐いんですね。なぜ恐いかというと。来るってのが、分かってるから恐い。スリラーでも、ヒッチコック監督がこんなこと言ってました。あるカフェでもって男が二人話をしている。足元に鞄があって、1分後に爆発する時限爆弾があったら、男達の会話が耳に入ってこない。あれ、早く気がつけ!早く気がつけとドキドキする。で、1分後にバンと音がすると観客は後ろにのけぞると。でも、今の映画の脅かし方は、ここに時限爆弾があると客にメッセージは教えない。いきなりバーンとぶっ飛ばしちゃうんですね。セットごと。確かに、驚くんだけれども、心に残る驚きではない。ですから、このトレマーズの場合はいきなりというよりも、もう、いつくるか!いつくるか。それが分かっててドーンと出るからみんな腰を抜かしてしまうんですね。だから、CGがあるていどセコくても心に残るそうとう恐い映画になってます。是非とも、巨大ミミズの映画御覧になって下さい。

21日(月)『安部敏樹さんルイ53世さんきょうでご卒業』
一言メッセージを安部「志らくさん、出演者の皆様有り難うございました。観ている人に言うのであれば、どうですか、マスメディア。いいですか?マスメディアって観ている人がすごい評論家になっちゃつなって、煽るだけ煽って、対立作ったけど、建設的な議論とか具体的な議論がされないと社会を進める力にならないと思います。だから、観ている人達が参加してメディアを作っていかないといい社会は作れないと思うので是非とも視聴者のみなさんも今後ご一緒することがあったら、よりよいメディアよりよい社会を一緒に作っていけたらなと思います。有り難うございました。」山田「もぅ言うことないですよ。こんなちゃんとしたこと言われたら。本当に勉強させていただいて有り難かったかなとでも、心配しないでください。これが、卒業だってなった時にとある単発ドラマのコメンテーター役が決まりましたので、ここでの経験をすべてそこに注ぎ込みます。」

22日(火)『鴻上さんきょうでご卒業』
一言メッセージ鴻上「去年の10月にこの番組をださせて頂くことになった、時には今年がこんな年になるとは夢にも思ってなかった、想像も出来ない年で、本当に人生の記憶に残る年になりました。40年ぐらいほそぼそとTVに出させてもらってますが、この40年間がTVに何を伝えられ何が出来て、どう撮られるのか!TVというメディアに対して本当に考えまくった一年でしたね。まだ事態は終息していませんが、今後のグッとラック!の発展と若林さんが噛まないことをお祈りしながら一視聴者に戻って、11月に芝居が2本中止になったんですけど、また芝居ができるので、自分のフィールドに戻りたいと思います」志らく「それでも、鴻上さんはちょくちょく炎上は、すると思いますけれども」鴻上「あなたのせいで一回炎上したんですからね!やめてくださいよ。本当に!」

23日(水)『グッとラックは来週からパワーアップ』 出演者の説明。


24日(木)『中島さん厚切りさん山岸さんきょうでご卒業』
一言メッセージ中島「視聴者の皆様、スタッフの皆様、そして、志らくさんをはじめとする出演者の皆様には一年間お世話になりまして、有り難うございました。このコロナ禍において画家としてただ美しいものを描く仕事になんとなく後ろめたさがあったが、師匠が一段落でルノアールの言葉を引用してくれたんですね。この世界は悲しみにみちているからこそ、画家として美しいものを描かないといけない。僕はその言葉に物凄く、救われました。だから、一年間コメンテーターとして、いろんな言葉を発する中で誰かの救いになってたらいいなと思います。これからは、画家として美しいものを描くことで皆様に恩返しできたらと思っております。一年間有り難うございました。」 厚切り「もう、今まで有り難うございました。はぁ~はぁ~~ハクション!」 ハセン「意味わかりません!w最後に意味わかりません」厚切り「最後にやりたかったんです。やりたかったんですよ!いぃーいいじょう!!」ハセン「いま、やるな最後にそれを!」山岸「ホントに出演者の皆様もスタッフも本当にいい人だらけだなぁと思って、一緒にごはん食べに行ったりできて本当に一生の友達が出来たなっと思って嬉しく思っているのと、視聴者の方と番組終わってから、インタやTwitterでやりとりしたんですよ。交流がすごく嬉しくて楽しみにしてたので、それが、今日で終わってしまうのが残念ですが、また、どこがでお会いする機会があると思うので、宜しくお願い致します」中島「山岸さんがインタで一生の友達が出来たって書いてくれたんですけど、たぶんいろんな人に言ってんじゃねぇーかなぁって」山岸「いやいやいやぁ!ケンティー!!」中島「俺はぜったいに山ピーとは呼ばないですけどね。」志らく「ケンティーと山ピーがいる番組だったんだ」中島「クオリティの低いケンティーと山ピーがいる木曜日グッとラックでしたね。」志らく「だけど、木曜日は本当に息があったファミリー的な感じで良かったですね。ジェイソンさんだけちょっとズレてましたけど」

25日(金)『正能さん山崎さんきょうでご卒業』
一言メッセージ正能「一年間本当に有り難うございました。台風があったときに、私が通っている長野県小布施町の特集をして頂いたりとか、あと全国放送なので地域でお仕事をしている方たちが観てくださったりとか、SNSで励ましの言葉もお叱りの言葉も頂いたりとか、すごく嬉しくて宝物の一年間でした。これからは視聴者として応援していきますので、皆様と一緒に観ていきたいと思います有り難うございました。」山崎「TVの向こう側の皆様本当に、一年間お世話になりました。コメンテーターを初めてチャレンジさせて頂いて、どうかなと思ったんですけどTVってすごく一方方向かなと思ってたんですけど。本当に町とかでも観てるわって声をかけて頂いて、本当に向こう側にいらっしゃらんだなと思ってきました。社会には喜怒哀楽たくさんのニュースがあったり情報があったり、いろんな事が起こってて、その喜怒哀楽を感じることが出来て、人間としても凄く成長できる機会を与えて頂きました。マザーハウスという経営している会社もですね。これからの可能性をもってますので、その会社に光を当てる会社だと思ってますし、僕自身もそうありたいと思っておりますので、また皆様とそういう形でお会いできたらいいなと思ってます、そして、グッとラック社会もいい運がいくやうに期待しております。」志らく「山崎さん。。。泣かないと。。、w」山崎「いやぁー、もう、つらい。めちゃくちゃ楽しかったんですよねぇ。」




【グッとラック!リニューアル】【10月】
2日(金)『今こそ聴きたい歌謡曲』
季語でいうと、新しいのはユーミンとサザンも季語になってますね。志らく一段落、久しぶりでございますけれども、藤山一郎の言葉に「悲しい歌はぐっと押さえて、楽しい歌は、思いっきり楽しそうに歌う」これが大人の歌い方だっというのがあるのですが、そういった点からすると、倖田來未さんも、松田聖子さんもそうです。今日紹介します「二人の銀座」和泉雅子 と山内賢この歌は、もともと、シャンソンの越路吹雪さんの為にベンチャーズが作った、しかし、これを越路吹雪が聴いた時に、これ和泉雅子に歌わせてあげてと、彼女は世界でも珍しい音痴だけれども、楽譜どおり歌える男の人とデュエットしたら絶対にヒットするから。その通りデビューしたなら、なんと、100万枚を越える大ヒットになったんですね。和泉雅子さんの歌い方は本当にぶりっ子なんですけれども、全く、嫌みがないのでございます。この歌の素晴らしいところは、1960年代の銀座。本当にこんな雰囲気だった、若者がいたんだっていうのを見事に切り取って残してくれている。そおいった点からすると、とても貴重な歌でございます。二人の銀座どうぞ、お聴き下さい。「二人の銀座」

7日(水)『きょうのニュースをふり返る』
故郷に錦を飾るを故郷にひじきを飾ると言った奴がいましたけれども。石器時代から男は狩に出掛けて、女が子育てをする。それが、人間の本能であり、何百万年も続いた習慣だったそれを現代において、変えようとしてるんですね。並大抵の事じゃ変わらない。落語家も30年ほど前には女性の落語家は真打ちになるときに、女が真打ちになるのはおかしいと、ですから、女真打ちという枠を設けた。とんでもない制度です。でも今ではそんな事はなくなりました。ですから、女性の社会進出というのは、女性の有能なリーダーが現れないとダメなんじゃないでしょうか?そんなことをいろいろ考えていきたいと思っております。豚に真珠。。。国山ハセンに。。。。ハセン「なになになに???気になる気になるなぁ~!!番組終わっちゃいますよ」


13日(火)『きょうのニュースをふり返る』
国勢調査の黒塗りの件なんですけど、目には目を歯には歯を!ハムラビ法典仕返しですね。日本には、江戸時代に敵討ちの制度が認められていた。ただし、敵討ちというのは、自分よりも上の親族、だから、子供だとか妻に対する敵討ちはダメだと。警察権が及ばない犯罪者にたいして認められたと。さらに驚くべきことに、返り討ちもいいんだと。これと認められていたんですね。この敵討ちというのは芝居にもなって、「やぁ~汝はなんのなにがしを、なにがしを打って。。いざ、勝負!勝負!」と芝居にもなるぐらいのこれは、客観的な第三者がみて、入院がさがる。あぁ。気持ちいいというもので、当人は結局のところはむなしいという気持ちが残ったんだそうです。結局は時代だって、こんな次なので、黒塗りをされたからといって、こっちが黒塗りしたからといって、回りが気持ち分かるよ!面白いよになるかもしれないけれども、あんまり進められることじゃないと思います。

14日(水)『今日のニュースを振り返る』
タピオカの流行について考えたのですが、流行ってなんなんだろうなと、ジャンコクトウが「芸術というのは時には醜いものを産み出すけれども、時間と共に美しくなる場合がある」と、流行は美しくなると共に時間と共に醜くなる場合がある」と言ったんですね。その差はなんなんだろうと。クラシックというものは、産まれた時は新曲じゃないかという人がいる。これは大きな間違い。クラシックは出来た瞬間からクラシックなんです。いかにも名曲。そこに永遠性があるんですね。もちろん、新曲がクラシックになっていく場合もあるだけれども。この永遠性というのが、一つのポイント流行がすぐに終わってしまうのは、永遠性格がないからなんです。それを考えると、一発芸人というのは凄く悲しいですね。敦さん一発芸人というのは少し悲しいですね。敦さん「儚いですね。」志らく「永遠性があるかどうかなんですが」

16日(金)『芸人ミキ初登場』番宣の為にお休み

20日(火)『今日のニュースを振り返る』
東京弁というと、=標準語だと思ってる人がいますけど、まったく違うんですね。東京弁というのは、アクセントがなまる。電車じゃなくて、でん↓しゃ↑。箒じゃなくて、ほう↑き。寿司じゃなくて、す↑し↓なんですね。それから、山手線も間違ってます。高田馬場じゃなくて、たかたのばば。秋葉原じゃなくて、秋葉神社が側にあるから、本来はあきばはらなんですね。昔の懐かしい町名とかは、行政改革でどんどん消えていった。黒門町とか、神田立大工町とか美しい名前もどんどん無くなってしまった。作家の池波正太郎さんが、オリンピックの際に江戸の玄関である日本橋に高速道路という名前の蓋をしちゃったこんな、間抜けな事をしていいのか!とエッセイに残しております。つまり、何が言いたいかというと、都道府県の魅力のあるランキング、私が何が魅力があるかというと古き伝統をちゃんと守っている都道府県がもっとも魅力的だと思います。だから、東京はそんな感じからすると、あまり守ってないなぁという気がするんですね。ですから、栃木とか茨城とかは、私は素敵な町だと考えております。

21日(水)『今日のニュースを振り返る』
子供って正義よりも悪に惚れる時期ってあるじゃないですか。こんな話があって、あるギャングが町のスターになって子供達も憧れていた。そんなギャングが殺人を犯してしまって死刑台に送られる。そこへ、牧師が面会にやってきて、そのギャングと牧師は子供の頃に親友だったんですね。その時に最後お願いがある。死刑台に送られる時に、怖がってくれ泣き叫んでくれとすると子供達が現実を知って、お前に憧れなくなるから、冗談じゃない俺はかっこよく死にたいんだ。といったギャングが死刑台に送られる時に、「怖いよぉー」と泣き叫んだ。よって子供達の夢が崩れて、牧師の説教を聴くようになったんだとこれは、古い映画でもって、「汚れた顔の天使」なんだけれども、大人が正論を正義を伝える時には、こういうやり方があるんだとずいぶんと感動した記憶がございす。皆さんはどう、とらえてますでしょうか?

23日(金)『今こそ聴きたい歌謡曲』
鬼滅の刃の曲もカッコいいのですが、昭和40年代物凄いカッコいい曲がありました。私は懐メロファンで懐メロ博士みたいなところがあるんですが、昭和40年代のこの曲が一番昭和を感じさせてくれる。私がリアルタイムで聴いていたというそんなせいもあるんですが、『ピンキーとキラーズ』物凄い売れ方をしました。今陽子ピンキーがシルクハットを被って男装をして、男達を従えて歌ってるこれがあまりにもかっこよくて、当時まだ10代なんです。彼女は4年ぐらいでピンキーとキラーズ抜けてしまうんですが、その時の理由がおじさんたちは足手まといだから、今のふあちゃんみたいな感じで言ったんですね!フアちゃん「ちょっとぉーーー!!」志らく「とにかく私がいなかったら、貴方達なにも出来ないでしょみたいな生意気なことを言ってやめてしまったと。だけど、後にソロになって歌を歌ってこのおじさん達がどれだけ自分に気を使って自分を支えてくれていたのかというのを、後々知ることになるんですね。本当に申し訳ないことをしたというのをちゃんと懺悔してました。だから、人間というのは年を重ねるということも悪くないですね。若い時にはそれが尖っててカッコいいんだけれども、それが分からなかった。年を重ねてちゃんと分かって謝られる。フアちゃんもいつか私に謝る日が来ると思います」フアちゃん「あはぁ~志らくちゃんごめんねぇ~~♪」それでは、恋の季節どうぞ。『恋の季節』♪


27日(火)『今日のニュースを振り返る』
立川談志という人は「南極探検」という落語が好きでしたね。その談志なんですけど、結婚式だろうが政治家のパーティーだろうが普段着で行ってました。政治家のパーティーなんかは、ジーンズ姿で紙袋もって平気で行ってました。ただ、お葬式の時はきちっとした格好で行ってましたけれども。春風亭柳朝という談志の先輩が亡くなったときに、お葬式上に談志は普段着で現れたんです。なんで、談志普段着か!お焼香するときに、正座をせずにあぐらをかいて、ずっーと腕組みして遺影を観てるんですね。で、お焼香もしない。で四・五分じーとしていて、最後に「兄さんじゃーな。」その姿があまりにも美しくてカッコいいなぁーと、そりゃ常識の範疇の中で、普段着で行って正座もせずにお焼香もしなきゃ、なんて非常識な奴だと笑われるんだけど、そこには愛があったんですね。ちゃんと最後に自分の好き先輩と話をしてじゃあな。ですから、常識だけでは判断できません。


28日(水)『今日のニュースを振り返る』
あだ名の問題でさっき敦さんが、話し合いで解決するという。私はふと子供の頃を思い出しました。小学校の時にある女の子をみんな、オランウータンと呼んでたんですね。その女の子はかなり傷ついて、それが学校のホーム会議にかけられて、みんなで話し合いをしようと何故彼女のことをオランウータンと呼ぶんだとするといじめっ子が、「似てるからだ、とか動きが猿っぽい」からだとか、そんなことを言って彼女を傷つけた。結局のところ、先生が出てきて、多数決で多数決で彼女をオランウータンと呼んでいいかいけないか、それもどうかと思うんだけれども、多数決だと、そりゃ多数決だと圧倒的多数で否決されたんです。で、彼女はホッとして私の事をみんなオランウータンとは呼ばないんだほっとした顔した。すると先生がそこへ出てきて、多数決の結果決まった。彼女の事を今後、「マントヒヒ」と呼んじゃいけない!みんなコケたんですね。次の日からその子はマントヒヒと呼ばれるようになっちゃいました。先生があまりにも酷い。一番悪いのは、コイツですね。コイツのせいで、彼女は余計にいじめられるようになってしまった。ホリエモンさん、私はなんとも思ってないですからね。なんと呼んでもかまいませんから、しょせんコイツですからw

30日(金)『ブルースハープの達人』
ハーモニカの種類に通称ブルースハープ、10ホールズというのがあって、穴が10個しかないから音が出ないのですね。ですから、出ない音がある。それは、ベントと言って舌を丸めて口の中でマックシェイクを吸うみたいに、音を下げていく、私はこのブルースハープが大好きで、ミキーカーチスさんに教わりました。もう一人影響を受けたのは、小倉綾乃さんという方でその時はまだ、小学生だったんですけれども、選ぶ曲が、美空ひばりだとか、笑点のテーマ曲だったりとか、渋い曲を選ぶ。今は女優としても活躍しておりますけれども、日本一にもなったことがありますブルースハープの大会で、それは、私のブルースハープに物凄く影響を与えてくれました。「川の流れ」これから、お届けしますけれども、とにかく、柔らかい。それでは、ブルースハープを聴きながらどうぞ♪
小倉綾乃さんブルースハープ「川の流れのように」♪


【11月】
3日(火)『今日のニュースの振り返り』
私はミッキーカーチィスさんのことを物凄くリスペクトしてるんですけれども、アメリカのテレビドラマの『24』を観てごらんと言われて、しょせんテレビドラマだろと思って半年ぐらい観なかった、ある時、ビデオ屋に行って、ちょっと観てみようかと思って観てみたら、めちゃくちゃ面白かった。そらからハマって全シリーズ2回ずつ観ました。もう一人、有名な大好きな映画人が、『クレヨンしんちゃんの映画版面白いよ』と言われて、しょせんクレヨンしんちゃんだろ!と小馬鹿にして観なかったんですね。ある時、ビデオで観たらボロボロ泣いてしまいました。だから、『鬼滅の刃』も誰かリスペクトしてる人が志らく観ろといったら、観るんです。そう言ったらロンブーの敦さんも面白いと言ってるんだから信用して観ればいいんですけどね。そうすると私物凄くハマる。鬼滅の刃博士のように語り出すかもしれません。

4日(水)『今日のニュースを振り返る』
本気の反対はうそんきってのもあるんですよ。島根県のダビデの銅像に卑猥だからパンツ履かせろって話題になったことがあるんですよ。そんなパンツ履かせたら、ただの変態親父になってしまう。そういう女性の方ってやらしいことばっかり考えてるってことなんですね。ある、芸能人が自分の娘とキスしてる写真を載せたら、やらしいと言われた。私がみたら全然やらしくなかった。私も自分の3才の娘と浜辺でキスしてる写真があるだけども、観ると涙が出てくる。本当に純粋で。だから、キスというものをいやらしいと考えてる人は何を観てもいやらしくなっちゃう。ニューシネマパラダイスのラストシーン。キスシーンがわーと出てくるあれを観ると感動するんだけれども、いやらしいことばかりを考えてる人はなんてスケベな人なんだろうとなってしまうんですね。だから、今日の年賀状の子供の写真なんだけれども、一部例外はありますけれども、子供の写真を観たならば幸せなんだな。あぁ楽しそうだなぁ。それで、いいじゃないですか、それを後でどう、処理するかは別の問題だとは思うんですけれども、そんなにギスギスした世の中は、私は嫌でございます。

 
6日(金)『今、聴きたいあの名曲』
今日は、せんだって亡くなられた守屋浩の曲を紹介します。守屋浩さんと言わないと怒られるんですけれども、スターの場合は、敬承、略なんですね。これが、礼儀、長島、イチロー、ひばり、裕次郎、フワちゃんが、全員呼び捨てにするのはスターだと思っているのかもですけれども、フワちゃん『志らく!w』志らく『ぇー守屋浩この人はロカビリー全盛期の時に出てきたスターです。歌謡曲を歌って、♪僕は泣いちっちという曲を大ヒットさせました。ロカビリーのロックの人が凄い甘い声で、歌詞も本当に可愛らしい、このギャップが凄かったんですね。考えてみると、泣いちっちというのは、今で言うと流行語なんですよ。泣いちっち。でも流行語って時代と共に褪せるんだけれども、守屋浩、この方の歌ってのは今歌っても古く感じないんですね。泣いちっち。って言われてもなんかよく分かるんですね。素晴らしい名曲でございますので、今日はお届けさせて頂きます。守屋浩の『僕は泣いちっち』を聴きながらお別れでございます。♪『僕は泣いちっち』


11日(水)『今日のニュースを振り返る』
[ 情けは人の為ならず]という言葉があって、情けをかけると巡りめぐって自分に返ってくると。落語で『佃祭り』という落語があって、橋で身投げをしようとしてる若い娘をある商人が助けてお金をあげて諭すと、5年後に佃祭りのお祭りに行って、船に乗ろうとしたならば、その娘さんに、止められて、その節は有り難うござましたと、その船はしまい船と言って,乗らないと次の日まで船が出ない。困ってると、その行った船が人を乗せすぎて、沈没してみんな死んじゃったと。結局、娘さんを助けたことによって自分も助けてもらえたという落語なんですね。落語ってのは、何故300年続いてるかというと、人生のありとあらゆるパターンがほどんどここに集約されて入ってる。だから、笑いが少し古くなっても落語というのは現代にあるのですございます。

13日(金)『今聴きたいあの名曲』
 水星の一年というのは、地球の一日より短いという雑学もありますね。今日は、ヒデとロザンナの曲を。当時は非常に珍しい日本人とイタリア人のデュエット。大ヒット曲を出して、ロザンナがイタリアへ帰る前日に、ヒデさんがプロポーズをした時に、腹が立ってなんでこんなに待たせるんだと。ぶん殴ってやろうと思ったんだけれども、気がついたらキスをしていたという素晴らしいエピソードがあります。47歳でなくなってしまいました。残念なことだけれども、この二人の歌というのは、単なる懐メロじゃなく、亡くなったことによって、進化して永遠のラブソングになりました。今、聴いても心が震える二人の愛というのは素晴らしいなと思う曲でございます。今日はそんなに曲を聴いてお別れです。ヒデとロザンナ『愛は傷つきやすく』♪『愛は傷つきやすく』ヒデとロザンナ

17日(火)『今日のニュースを振り返る』
コロナ解雇の話題ですけれども、こんな話がありまして、その昔戦争の不景気によって、30年勤めていた銀行員がクビになって解雇されて、家には足の悪い妻と幼い子供がいると、家族を養う為に彼が選んだ職業が殺人だと、何故殺人を選んだかと言うと国が推奨している。つまり、人を一人でも殺すと英雄になると。これは、この番組でも一度紹介したことがありますが、チャップリンの殺人狂時代という映画なんですね。これは一見屁理屈にも聞こえます。そりゃそうですよね。国でギャンブルをやってれば娯楽だけれども、個人でギャンブルをやったら賭博になると、確かにこのチャップリンの話は屁理屈なんだけれども、果たしてこれを屁理屈で済ませていいのかという、もしかしたら、真をついてるんじゃないかという気もします。コロナ禍でそうやってどんどん解雇されるどう解決していいかなかなか分からないですけれども、この新型コロナというのは、戦争に置き換えたならば、もしかしたら、ちょっと答えが見えてくるのではないかなとそのくらいの事態なんじゃないかと私は思っております。皆さんはどう受け止めておりますでしょうか?

20日(金)『今聴きたいあの名曲』
歌手 森山愛子の曲を紹介します。シンディローパーが彼女が歌う童謡[赤とんぼ]を聴いて涙を流しと、それぐらい奇跡の歌声の持ち主なんです。私が10年前にラジオの司会をやってて、森口博子さんが、相手役だったんですけれども、森口さんが、休むときにたまに、彼女が来てた、王様のブランチかなんかやってて、アニメ声を出すそういう、タレントかと思っていたので、演歌歌手とは知ってたんだけれども、歌謡曲ファンだからあまり興味がなかったんですね。それから、しばらくして、私がBSで歌謡曲の番組をやった時に彼女がゲストで来て、彼女の歌をいろいろと資料で聴いてたらビックリした。こんなに凄いのかと、私はあの時歌謡曲の話をもっともっとすれば良かったと、凄く後悔をしております。兎に角歌声が綺麗で、拳を効かせるんだけれども、あまり効かせるとヤボになってしまう。そこを粋に抑えてるあたり、素晴らしいですね。笑顔も可愛らしいですし、自分の曲以外のいろんな人のカバーを歌っても抜群なんですね。コミカルソングを歌ってまでも、抜群なんで物凄い実力の持ち主です。私は彼女が早く紅白に出てくれるのが楽しみにずーと待ってます。改めてヒット曲『おんな節』これを聴きながらお別れです♪森山愛子『おんな節』

24日(火)『今日のニュースを振り返る』
大統領の替え玉映画で、『デーブ』という傑作があって、『替え玉となっとた男が政治改革まで初めてしまって、やがてはファーストレディー』と恋に陥るという話なんです。容姿が似てるだけじゃなく、物凄い純な染まりやすい、言ってみるとおでんのなかの竹輪麸みたいな存在で、竹輪には似てるんだけれども、全く違う食べ物。なぜ竹輪麸が人気があるかというと関東では、おでんのありとあらゆるタネの旨味を全部自分が純粋だからみんな染み込んじゃうんですね。いろんな味がする。だから、関東ではとっても、人気のあるタネの一つなんです。大統領とおでんをちょっと合わせた。敦「繋がるんだなぁそこがぁ~」志らく「くろさわとしおさん是非ともおいでくださいまし」

25日(水)『今日のニュースを振り返る』
ムンクの絶望、あれは橋の上で沈黙してるので、私は昔沈黙と覚えたことがある。東京のお笑いのご意見番で放送作家の高田文夫先生、私のもう一人の師匠でもあるですね。この世界に誘ってくれたお笑いのプロフェッショナルですけれども、東京のお笑い芸人は少なからずこの高田文夫先生に認めてもらいたいと思ってる人は沢山いるんですね。でこの高田先生ってのはとっても、褒めるんです。いい芸人ってのは、決して悪口を言わない批判もしない。批判しないということは、無視、沈黙、スルーなんですね。本当に面白い人だけピックアップつまり、ピックアップされないということは、あれ?俺のライブ観に来てくれたのにラジオで何にも喋らない、何も欠いてくれない、つまり、批判されたのと、おんなじなんですね。なので、今日のTwitterの問題なんかも、普段いいね!押してくれる人が、押してくれなくなった時、とっても恐いじゃないですか。それだけで私は十分なような気がしますね。わざわざ嫌いだって押さなくても、それは人を傷つけるだけ、高田先生はお笑いが大好きだから、ダメな奴をお前つまらなかった!って傷つけることは決してしない。スルー私は2つとも同じような気がします。皆さんはどう受け止めたでしょうか?
西村「では、もう一回フワちゃんのモノマネやりますか?w」志らく「やらないよ!!w」

27日(金)『今聴きたいあの名曲』
バスケット最初にはじめた試合に日本人がいたというそんな話も聞いたことがありますね。今日は日本の歌。昭和の歌姫でもっともファンたちが聴きたがってるのは、ちあきなおみと佐良直美。この二人。今日は佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」という曲ですね。レコード大賞を受賞しました。レコード大賞を受賞するとみんな泣くのですが彼女は涙ひとつ溢さずに歌ったというそんな伝説もあります。この歌詞は、岩谷時子が書いた。ハイハイ的な歌詞なんですけれども、いずみたく作曲。この詩を見たときに、ついにこんなとんでもない歌謡曲が出来るんだ、凄い詩だ!と驚愕したぐらいですね。ある人が、この歌を理解するようになれれば、大人の仲間入りだとそんなふうにも仰っていた。女性のなんとも投げやりな儚さを歌っているんですけれども、どちらかというとボーイッシュな佐良直美が歌うこのギャップがたまらない。また、低音の魅力があるんですけれども、時折みせる高音に凄く女性らしさを感じます。今日はこの曲を聴きながらグッとラック!お別れです。グッとラックはまた来週です。それでは、こちらの曲をお聴きください。♪『いいじゃないの幸せならば』佐良直美



【12月】
1日(火)『今日のニュースを振り返る』
かぐや姫の特技が姿を一瞬に消すというのもあるんだそうですね。だからこれはSFなのではないかと言われています。数年前にSF小町という映画の監督をしたことがあるんです。蛭子さん、春風亭昇太さん、ミッキーカーチィスさんとか、吉行 和子さんが出演してもらいました。SF映画なんですけど、予算がないので出来上がったのが、みんなに失笑されて、なんてチープな映画なんだと大人達に物凄く酷評でバカにされたんです。だけど、子供達に観せるとけっこうケラケラ笑って喜ぶんですよ。子供ってのは節穴じゃない。物の本質を掴みとる力があるから、もしかしたら、今もう一回上映したら、評判になるんじゃないかなという気もしました。ただ、子供騙しという言葉もございますから、どっちに転がるかちょっと恐いので、上映するのは、止めておきます。

2日(水)『今日のニュースを振り返る』
一万円札の福沢諭吉の年齢は56歳ですね。私よりも年下なんですが、ずいぶんと貫禄がある。考えてみりゃ、ひばりも裕次郎も52。はるかに私の方が年上なんだけれども、大スターというのは貫禄があるです。新たに、お札になる渋沢栄一。この方の俳句をプレバトで詠んだことがある。「色変えぬ松や渋沢栄一像」とこう詠んだんですね。渋沢栄一の銅像の後ろには、たくさんの松の木が生い茂っている。色変えぬ松というのは季語で、晩秋の季語、秋になって色々と木々の色が変わるんだけれども、松のだけは色が変わらないというそういう、季語なんですね。つまり、渋沢栄一の業績というのは何年たっても全く変わることがないんだと。、これで私はプレバトの中で名人の位に上がったのでございます。なんとその俳句が渋沢栄一記念館に飾ってございますから、もし、この飾ってある色紙これをコロナの交付金で使ったとしたならば、志らくさんはいつも毎日コロナの話をしてるから、コロナに関係があるんでしょと!そしたら、絶対にみんな怒るでしょ?それは、飛びすぎてますけれども、それに近いことをやっている県がたくさんあるのではないかと私はそう思ってます。ですから、佐賀県の知事是非ともおいでください。西村「」

8日(火)『今日のニュースを振り返る』
ナイキの差別の問題で、「風と共に去りぬ」名作があります。あれが南北戦争時代の奴隷制度を肯定してるというので、やり玉に上がったことがある。差別映画だということで、実はあの映画、「ハッティーマクダニエル」という女優黒人初のオスカーに輝いているんです。その際に、授賞式のテーブル。白人アクターとは同席を禁じられていた、それどころか、オスカーの授賞式のホテル、ホテル事態が黒人が入ることを禁止されていたんですね。彼女は仕方なく裏部屋みたいなところに連れていかれたそんな歴史があるんです。だけども、この映画を差別の映画だからといって闇に葬ってしまうのも、黒人アクターとして初めてオスカーに輝いた彼女の功績まで消えてしまうことになる。でも、よくよく観てみれば、風と共に去りぬ、一部というのは、あるんだけれども、そういう、映画ではないです。もっと素晴らしいものを提供してくれる美しい映画ですから、一部を切り取ってこれは差別ですからと言って攻め立てるのは、このによると文化の崩壊に繋がっていくんじゃないかと思っております。一度「風と共に去りぬ」をご覧になってみてください。
今日の教養をハセンさんが当ててましたから!ドヤ顔ですw

9日(水)『今日のニュースを振り返る』
名優ロバートレッドフォードの監督処女作で『普通の人々』という映画があるんですね。これは長男が事故で死んでしまって家庭が崩壊するという、普通の人々の話。それから小津安次郎の『東京物語』核家族化の悲劇これも普通の人の物語。向田邦子の『冬の運動会』というのは、普通の幸せに見える家庭なんだけれども、外に家族をこしらえて、疑似家族をこしらえて、本当の幸せを求めるというこれも、普通の人々の物語。どれも、めちゃくちゃ面白いんですね。ようは普通の人の物語というのは、世の中一番面白いのかもしれません。じゃ普通の人ってなんなんだろう。普通っの考え方って何なんだろう。普通の生き方って何なんだろうって考えると一番答えを出すのは難しいですね。そういう考えでいくとこよグッとラック!は、普通の情報番組なんでしょうか?佐賀県知事をここまで追い詰めるということは、ひょっとすると普通じゃない情報番組かもしれませんけれども、今日も苛めてすいませんでした。

11日(金)『今聴きたいあの名曲』
今日は森口博子の「エターナルウィンドウ」これガンダムのテーマ曲これをご紹介します。何故紹介するかというと、バラドルのイメージが強いんですけれども、この歌の大ヒットによって、紅白歌合戦6回連続出場という一流歌手の仲間入りとなりました。彼女とラジオを10年ぐらい一緒にやってたことがあるのでなんか、ライブに足を運んでビックリしたんですね。歌のうまさ云々以上に彼女はこんなに歌を愛してるんだと、歌が好きすぎるその歌の愛が身体中から溢れ出ている。だから、何を歌ってもポップス歌ってもジャズ歌ってもブルースも演歌歌っても、何を歌っても全部心に響くんですね。私は彼女のことを全身歌手だと思っております。最後はこの曲を聴きながらお別れでございます。♪『ETERNALWindow』森口博子

15日(火)『今日のニュースを振り返る』
伝説の女優と呼ばれていた原節子の代表作『晩秋』そのワンシーンで結婚する前にお父さんと京都に旅行にいく、寝てる姿が映るんですけれども原節子はバッチリメイクしてるんですね。それは、リアルに考えたら異様なんですが、映画としてみてたらなんの違和感もない。結局映画やドラマはディフォルメなんですね、感情のディフォルメ、人物のディフォルメ、女優はより美しく、だから、アパートの人達がみんな大島の着物着てても、おかしいことがなかったりするのが、映像の世界なんですね。だから、現実においては、今の時代、メイクというのも、女性のディフォルメにとらえることも出来ますけれども普通でいいんじゃないですか、映像の世界だけでみんな好きに自由にいきるそういう、時代だと思っております。

16日(水)『今日のニュースを振り返る』
トイレのエピソードでこんな話があって、夏目漱石が時の総理大臣のサロンに招待されたと、でも断ったんですね。俳句を詠んで断った『時鳥厠半ばに出かねたり』 ようはホトトギスの声が聞こえるんだけれども自分は、トイレに入ってるから、鳴き声を聴くことができないという、つまり、今トイレに入ってて忙しいから、サロンには出られないと皮肉を込めて断ったんですね。さすがの権力に対して反発的な漱石だというエピソードですが、もうひとつ深読みぎあって、江戸時代には、便所の中でホトトギスの鳴き声を聴くと不吉な事が起きるという言い伝えがあった。文豪が総理大臣とか権力の方に出掛けていくと何か嫌なことが起きるといって断ったとそういうエピソードでございます。


18日(金)『今聴きたいあの名曲』
立川談志が落語というのは江戸風が吹くものを落語という。その観点からすると、いい映画というのは、銀幕の風が吹く、いい歌謡曲というのは、懐メロの風が吹く、今日もっとも懐メロの風が吹く『石原詢子』彼女の歌声というのはとっても可憐なんですね。可憐なんだけれども、どっか骨太を感ずる、それは子供の頃からお父さんが、詩吟の先生だったんで詩吟をずっと習ってたそれが、出てそれが、太いところと、崩れそうな可憐なところが道鏡している。そして、高い声のところなんかは、なんか苦しそうな、当人は苦しくなんともないんだろうけれども、苦しく感ずるところが、物凄く色気に我々思えるとっても、魅力のある歌手でございます。今日はこの曲を聴きながらお別れです。♪『ふたり傘』石原詢子

22日(火)『今日のニュースを振り返る』
夢は五臓の疲れだという、言葉があって、人間五臓が疲れると夢を見るといわれていました。落語から得た知識ですけれども、その昔私は笑点という、番組を否定してました。落語=大喜利になるというのが物凄く嫌だったので、それは新潮社から出した私の本にも書いてあります。しかし、最近はまったくその考え方を変えて、落語冬の時代は笑点があったからこそ、日本人は落語を忘れずにいてくれたんだと感謝しております。その笑点の中心メンバーだった、林家こん平師匠がお亡くなりになりました。直接的な交流はなかったんですが、こんなエピソードがあります。声がデカイ人であのパーティーで乾杯ーー!!ってやったら、目の前のコップがパンって割れたという。そのぐらい元気のある師匠でございました、それが病気で本当に私は切ない思いでおりましたけれども、こん平師匠のいいところは、弟子のたい平くんが全部引き継いで頑張ってます。永六輔さんの言葉にスターは2年死ぬと、一度目は肉体的な死。2度めはその人を語らなくなった時が2度目の死なんだと。だから、私はずっと立川談志のことを語り続け。そして、たい平くんはこん平師匠のことをずーと語り続けていくことだと思っております。こん平師匠長い間本当に有り難うございました。お疲れ様でした。


23日(水)『今日のニュースを振り返る』
よく流行り廃りと言いますが、流行ったものが。なぜ廃っていくのか、それは、力がない。永遠性がないということなんですね。よく古典落語の場合。古典だって出来た時は新作じゃないか。クラシック音楽の時も出来た時は新曲じゃないかと言いますが、これは大きな間違いで、古典落語は出来た時から古典落語なんです。モーツァルトの曲は誕生した瞬間からクラシックなんです。どういうことかと言うとその作品に力があって、普遍性があるということなんですね。ですから何百年たっても、ずーと続いているとそれは歌にも同じ事がいえて、おそらく英吾さんの「香水」なんかは、去年からジワジワ上がってきたものだから、恐らく普遍性があって、これは一時の流行りではなくクラシックになっていくんじゃないかとそんな感じがいたします。芸人の一発やなんかも、そこのところが、あるんでしょうね。ずーと続いてる芸人と早く終わってしまう芸人とそんなことを考えさせられました。

25日(金)『今年の総まとめ』
今日はグッとラック!今年最後の放送です。今年は一年はコロナに始まってコロナに終わった様なそんな目まぐるしい一年でございました。もぅ、分かんないことだらけで、私は分かんないことがあると『男はつらいよ』の寅さんに聞くと答えは分かるんじゃないかと、例えば除夜の鐘がうるさいとか、騒音問題、幼稚園の子供の声がうるさいと苦情が入る寅さんなら何というのかなぁとか、だからこのコロナも、マスク警察がいたら、寅さんは何と言うんだろうか、時短営業についても、GOTOキャンペーンについても、きっと寅さんだったら、こんな風に言うだろうなとそれが、正解かどうかは分からないんだけれども、日本人の心のあり方を寅さんなら教えてくれるんじゃないかなぁとそんな気がしています。ですから私は困った事があると、自分で寅さん、この件についてどう思う?すると寅さんが夢の中でこう答えてくれる。それが、私のひとつの生きる指針にもなっております。年末年始はステイホームでございますから、『男はつらいよ』全部で48作ございますので、1本づつちょっとづつ観ていくだけでも、いいステイホームになるんじゃないでしょうか?今日は私がブルースハープ。ハーモニカで男はつらいよ!を演奏した映像がありますので、それを聴きながらお別れでございます。年明けは1月4日月曜日からスタート致します!コメンテーターの皆様、根本さんも有り難うございました。それでは、こちらどうぞ。
♪志らくブルースハープ『男はつらいよ』



【2021年】
【1月】
5日(水)『今日のニュースを振り返る』
成人式の話題で私はプチ炎上したって話をしましたけれども、志らくさんよく、炎上して、罵詈雑言浴びせられてよく耐えられますねって言われるんですけれども、山本容子さんという銅板画家の彼女が私に向かって『志らくさんはバカに嫌われるんだと、天才に愛されるから何にも気にしなくていいよ』ホントかは分かりませんが、自分で強くもってられる。どんなに酷いこと言われても、、、、馬鹿と言っちゃいけないですねwとんちんかんな奴が攻撃してくるんだと。ちゃんとした人は私のことを理解してくれてるんだからと、それが私の1つの基準に繋がってます。もぅ1つ私の大好きな言葉が毎度言う。『一万人の馬鹿に愛されるよりも、敬愛する一人の人に嫌われる。こんな人生はつまらない。』どんないろんな人に嫌われたって好かれたって、どんな人に好かれたって、大切な人に嫌われたらつまらない人生じゃないですか。これが私の1つのモットーにはなってます。ヒロユキさんケラケラ笑ってる場合じゃない!!w
ヒロユキ「素直にみんなに、好かれたいって言えばいいじゃないですかぁ~w」

12日(火)『今日のニュースを振り返る』
ボス恋の上白石萌音さんを見てると、今いちばん、健気さが似合うヒロインのような気がします。健気これはとっても大事な事で、健気に行動が移ってくると純愛物語として、成立するんですけれども、成人式の時に振袖を着てにこやかにしてる女性を観ると健気でいいなぁと思うのですが、一方では、酒ラッパ飲みにして、自由を履き違えてる連中を見るとしょうがないなぁとただ、素敵な大人になるかどうかは、何歳になってもこの健気さを忘れないという。それを1つ忘れないで下さい。皆さん有り難うございました。グッとラックはまた明日です!
あっ!!5秒も!!6秒もあいてしまいましたww時間を読み間違えてしまいました!健気に謝ります。

13日(水)『今日のニュースの振り返る』
レジ袋の禁止の話から禁止繋がりで、上映禁止になった、映画というのはたくさんある。その中でもっとも衝撃的なのが、世界の喜劇王のチャップリンの作品は片っ端から上映禁止になった過去があるんですね。それは政治的思想だとか、プライベートスキャンダルとか、結局チャップリンは国外追放になって、映画は全部アメリカでは上映禁止。だけど、後にアメリカが非を認めて、チャップリン申し訳ないといって20年後、国に呼び戻してアカデミー賞の特別名誉というのを与えたというのがあるんですね。その中のライムライトの中の言葉で『死が何故怖いか。死ぬのが何故怖いか。それは、日常がもはや習慣になってる。それが失くなるのが怖い』と。今、コロナかですなら、普通の日常がなくなってしまった。これを何とか取り戻したいと思っていると思います。

15日(金)『今、聴きたいあの名曲』
今日は永遠のアイドル柏原芳恵の歌をお届けいたします。14歳でデビューして、私は高校生だったのでとっても彼女が好きでただ、デビュー当時は松田聖子という大スターがいたので、それほど、目立った存在じゃなく歌も、あんまり上手く感じなかったんですね。デビュー曲「NO.1」それから、「毎日のバレンタインデー」「第二章口づけ」だとか、それがヒット曲の「ハローグッバイ」あたりで、歌唱法が変わったのか、それともキーを変えたのか、声変わりをしたのか分からないですけど、格段に歌が上手くなるんですね。で、やがて中島みゆきの「春なのに」を歌うと情感を込めて歌えるようになって、それで、トップスターえと登りつめました。彼女の目力がとても好きでございます。今日はこの歌を聞きながらお別れでございます。♪柏原芳恵『春なのに』


19日(火)『きょうのニュース振り返り』
東京タワーがオープンした昭和33年というとあの長嶋がデビューした4打席連続三振の年ですね。あと、33年3月31日に売春防止法が発令して、江戸時代から続いていた、吉原が完全消滅をした年でもあります。時代が大きく変わった年に大きな法律が出来た。今も同じですね。コロナかという大きな時代が変わろうとしている時に、特措法が改正される。東京タワーの時にはその東京タワーという。1つの希望のシンボルそれがありましたけれども、今の日本には恐らく、東京オリンピックをやることが1つのシンボル。希望のシンボルに繋がるんでしょうけれども、それが果たして出来るか出来ないか、それは、大きな問題になってくると私は思っております。昭和33年。忠臣蔵が映画の興業1位と4位。長谷川一夫と片岡家江蔵が主演している。日本人はやっぱり、判官贔屓というのが物凄くすきなんですね!そんな雑学はおいといて、有り難うございました。


20日(水)『今日のニュースの振り返る』
ピアノといえば、売れないピアニストと売れない女優のラブストーリー。ミュージカル映画『ララランド』というのが、とても流行りました。私がこの映画を観たときにとても感動したんですねぇ。昔のミュージカルが好きなんです。MGMのアステェアだとか、ティーチャーロジャースだとか。そのオマージュがたくさん入っていて物凄く過去のミュージカルをリスペクトした作品だったので、面白かった感動したってTwitterで書いたらば、全然知らない人がこんな映画なにが面白いんだと、いやいや、いろんな昔の映画のオマージュになってるから、歌は下手だし躍りも大したことはないだろうと。いや、私は感動したんだ!いやいや、こんなもの面白いというお前の感性がおかしい。俺はミュージカル好きだから認めない!という。ようは何が言いたいかと言うと、マスク拒否男と同じで、自分の価値観をやたら強要してくるんですね。価値観というのは強要するものではなく、お互いに尊重しあって、時にはこの価値観は素晴らしいなと思ったら、リスペクトする。そういうものなのに、ギスギスした世の中なのかもしれません。皆さんはどう受け止めるのでしょうか?
ヒロユキさんが茶々を入れる。
志らく「また、最後なんか言わないで下さいw!」

22日(金)『今、聴きたい歌謡曲』
今日は小椋佳の『白い一日』という懐かしい曲をご紹介します、作詞は小椋佳、作曲は井上陽水ですね。真っ白な陶磁器を眺めてはというこの歌詞。長年小椋佳はこの歌詞はほんらい間違いなんだ。陶磁器というのは、総称であって、陶器と磁器に別れないといけない。陶器というのは厚い茶碗、磁器というのは薄手のこうひみたいな。本来は間違いなんだけど、深読みすると。物凄く歌詞にあってるんですね。大好きな一緒に住んでる彼女。一緒にいると果たして、彼女は何なんだろうと、厚手なのかそれとも薄手のこうひなのか、分かるとはただ1つ、白い!つまり、美しいということだけ分かる。兎に角、心に刺さる詩がたくさん出てきます。吹き位が上がって振り返るとすでに大人の顔をしていたというような。本当に美しい歌声で心に刺さる。この歌手の歌声をと届けしてお別れです。
♪小椋佳『白い一日』

27日(水)『今日のニュースを振り返る』
菅総理の自信のなさというのが、話題に出ましたけれども、芸人の場合は、自信10割の芸人というのは、これは、鼻について聴いてられない。怯えが10割の芸人はこれはプロとして金がとれない。自信が7割、怯えが3割ぐらいの芸人が一番いい芸人だと私は思ってます。これは、政治家に当てはめてもおんなじです。トランプ元大統領のように全部が自信だと、なんかおっかない感じがする。ただ、政治家の場合は怯え出はなくら愛嬌なんでしょうね。愛嬌身があるとなんかこの人についていこう的な気持ちにもなると思うんです。ですから菅総理には自信7割、怯え3割でこの苦難を乗り越えてもらいたいと思っておひます。


29日(金)『志らくさんから大事なお知らせ』
かねてから、噂をされておりました、グッとラック!の、打ちきりでございますが、噂通り、3月いっぱいをもって終了ということになりました。まぁ。番組というのは始まりがあれば必ず終わるもので、ございます。私がこの番組を引き受けたのは、信念があって、どんなことでもふざけますよと、それによって、視聴者からお叱りを受けることもあるけれども、ふざけた中に時たま、時折真実が転がっていることがある。どんなに真剣に語り合ったとしても、そこに、見えない見つからない真実があるから、それを視聴者の皆さんに拾って頂こうと、それが、お笑いや喜劇の存在価値ですね。『ふざけたところに真実がある』そのつもりでやってきました。とりあえず、22年もやってまいりましたので、、、あっ!それはとくダネの小倉さんでございました。。w1年半!!短っ!という言葉もありますが、太く短く。いや、細く短く。。。?いや、太く短く!私は十分楽しんだんで、ございます。ただ、終わると言いましても、まるまる二ヶ月ございますので、いろんな事が出来る。まぁ。物事に忖度せずに、なるべく嘘をつかずにどんどんどんどん、言ってた。終わった時には、あぁー志らくロスという言葉が、広がるような言葉が広がるような番組作りをしていきたいと思っております。とりあえず、皆さん明るく前向きに、私が一番陰気なんでございますけれども、まぁ。終わることも含めて、楽しんでしまうというのが、落語家の了見。お笑いの了見。この番組にはお笑いがたくさんいますので、楽しく楽しくやっていきたいと思います。何かありましたら、叱咤激励宜しくお願いいたします。引き続き宜しくお願い致します。


【2月】
3日(水)『きょうのニュースをふり返る』
今日の一段落はあと40秒ちょっとしかないので、落語家らしく珍しく謎かけをやります。グッとラック!終了とかけて大河ドラマと解く、その心は、どちらもきりんが来る。
一同『あ~上手い!』敦『きりんがくる』志らく『番組の終了が決まってこんなに茶化しながら賑やかに終わってく番組はそうはないと思う、それはおそらくお笑いコメンテーターが多いからなんです。今のところお笑いのコメンテーターの意見なんて聞きたくないってのがあるんだけれども、こういったプラスもたくさんあるので頑張ってやっていきたいと思ってます。』

4日(金)『志らく一段落』ワタナベNオンラインハイスクール宣伝のためにお休み

9日(火)『きょうのニュースをふり返る』
映画監督の世界も男性社会ですね。ソフィアコッポラという女流の監督がいます。あの、フランシスコ、コッポラ監督の娘。デビュー作はお父さんの『ゴッドファーザーパート3』酷評を受けて、アカデミー賞の逆のラズベリー賞で最低新人賞二冠に輝いた。これだけ叩かれたら映画なんか嫌だというはずが、数年ののち監督業に進出をして、アカデミー賞、カンヌ、ベネチアあらゆる映画賞を受賞しました。女の才能が怖いから、男は長年ずっと押さえつけていたようなそんな気も致します。

10日(水)『きょうのニュースをふり返る』
今日は、女性のゾクッとした言葉をご紹介します。向田邦子、『あうん』だとか『冬の運動会』『阿修羅のごとく』この向田邦子がエッセイを書いておりまして、女性というのは、地図が苦手だと、地図を読むのも苦手だし、地図を書くのも苦手。それに比べると男性は地図がとっても好きだと、地図を眺めるだけでも楽しいし、書くのも好きだと。つまり、何が言いたいかというと、女性は戦争には不向き。何故かというと戦争というのは、地図を見ながら、ここを攻める。ここを守る。だから、女性は戦争には向いてないという、エッセイなんです。あぁーなるほどなぁと思ったんですが、最後の一文がゾクッとするんですね。『しかし、最近の女性は地図が好きな人が多い』と書いてあるんです。だから、女性の才能は、本当はどんどんどんどん昔からあったような気がいたします。皆様はどう思われたでしょうか?

12日(金)『今聴きたい あの名曲』
銅メダルが表彰状だけだったという時代もありますね。今日の一段落。昭和の時代の価値観だとか、昭和の考え方、昭和の言葉であって、最近のこの昭和天皇が批判をやり玉にあがることがありますけれども、確かに今の考え方からすると昭和の考え方というのは、デタラメなところがあります。私なんかは、昭和デタラメ論だと思ってます。でも、間違えなく元気があった。そして、エンターテイメントの世界においては、物凄く素晴らしいものをいっぱい排出したのが昭和の時代です。今日は、その昭和の価値観の歌を紹介致します。かぐや姫『赤ちょうちん』あの頃二人のアパートは裸電球眩しかった。とか、月に一度の贅沢だけどお酒もちょっと飲んだわね。すごくこの貧乏というのがテーマにあって、間違いなくこの時代の若者はこの歌の若者に憧れていたんですね。ただ、今の若者はただの貧乏じゃないか。そのに、愛があればというのは、なかなか伝わらないけれども、間違いなく昭和の時代はみんなこれに憧れてました。それでは、昭和の価値観。この歌を週末はじっくりお楽しみ下さい。♪かぐや姫『赤ちょうちん』

16日(火)『きょうのニュースをふり返る』
たしか、アクエリアス座というのもあったと思いますね。星にまつわる話じゃないんですけれども、落語界にはスターと言われる人達はそんなにいません。800人ぐらいいるなかで30人ぐらいなんじゃないですかね。落語で食べてるのは、もっとスタイルの少ないのは、女性の落語の数です。何人かいるんですが大変に数が少ない一連の森会長の話題で、落語界は女性が少ないじゃないかと、だから落語界こそ女性蔑視、女性差別そこから変えようと、意見があったけれども、歌舞伎の世界をみると、男だけですよね。逆に宝塚歌劇団は女性だけです。なぜこういうことが起きたかというと、歌舞伎とか落語は男との視点で描いたエンターテイメント。だから、男が女を演じてあれは、男の理想の女性なんです。逆に宝塚の方は、女性の視点で描いた世界。だから、どちかというと少女マンガのような男性が現れてくると。落語もまったくおんなじなんですね。男の視点、男の了見で作ったエンターテイメントだから女性には、合わない。しかし、40年ほど前に門を広げました。浪花節だとか、講談の世界には女性の名人がいる。落語にあけることによって名人が出来るかもしれないと、今現在、まだまだ名人と言われる人はいませんが、これから年月を重ねるともしかしたら、出てくるかもしれません。やっぱり男女の分けるというのはおかしな話なのかもしれません。

17日(水)『きょうのニュースをふり返る』
世界遺産。人間だと日本の場合だと、人間国宝ということになりますが、うちの師匠談志のそのまた師匠は五代目柳家小さん師匠。人間国宝でございました。談志と小さんというのは、親子のような仲があったんですけれども、落語協会分裂があって、小さんは、談志を破門しました。その後、私が弟子に入ったんでなかなか接点がなかったんですけれども、小さん師匠と初めて一緒の舞台。私が先に上がったんですけれども、後が小さん師匠。当然、軽いネタで小さん師匠を立てないといけないのに、私思い出作りに45分かけて、『文七元結』という人情噺をやった。どれだけ、小さん師匠が志らくの事を怒るだろうとスタッフは慌てました。それで、会が終わったら小さん師匠に呼ばれて、私の顔をジーと見て、こりゃ怒られるかなぁと思ったら、『お前談志に似てるじゃねぇーか、小遣いやるよ』って一万円もらっちゃったんですね。私にとっては、最高の人間国宝との思い出です。今日はそんなはなしでおしまいです。裕之『一万円は高いんですか?』志らく『高いですよ!金額の問題じゃない!w』


24日(水)『きょうのニュースをふり返る』
今日のブラック校則の話題のところでは、議論が白熱して情報番組というよりは、なんか朝まで生テレビみたいな、もしここに、大島渚さんが居たら、裕之バカ野郎なんかおそらく言ったんじゃないかというそんな感じでした。これ裕之さんの凄いところは、これ逆にしても論破してくるというね。凄さがあの、人は持ってますね。ですから、私は感情論の人間はリベートでは勝てません。私には高橋弁護士だけが頼りですから、私の専属として活躍してほしいと思っております。しかしブラック校則もいろいろあります。さっきの下着の色までチェックするとか、後は、女性はポニーテールがいけない。その理由が男子生徒が欲情するから、そりゃ下着の色とか欲情するとか、恐らく先生がただたんにスケベなんじゃないかと気がしますね。このブラック校則が話題になってますけど。やっぱり日本は少し遅れてるんじゃないかと、やっぱひ変えてく努力というのは、大切じゃないかと思っております。


【3月】
5日(金)『今聴きたいあの名曲』
苺の食べ方はヘタの方から食べた方が美味しいのです。ですから、1度苺狩りに、『デレデレしてる。完全に深キョン意識してる!!』志らく『ちゃんとホテルはとりますけれども二部屋とります』今日はゲスな話題とは全く真逆の美しい歌を紹介します。八神純子「みずいろの雨」昭和の歌姫ですね。彼女の場合はよく、あんなに高音が出る。それが、本当に透き通っていて、このみずいろの雨というのと見事にマッチしていて、素晴らしいドリームに誘ってくれるんですね。彼女の凄いところは、座りながらピアノを弾きながらあの形であれだけの声が出る。でも私よりも年上だと思うんですけど、いまだにあれだけの高い声が出る。もう一度八神純子を再評価したいと思います。
♪八神純子『みずいろの雨』

10日(水)『今日のニュースを振りかえる』
ひろゆきさんとホリエモンとの喧嘩。それから、黒岩さんと小池さんの喧嘩。仲のいい人ほど、喧嘩をするとよく言いますけど、立川談志と元税金党の野末陳平先生というとは、無二の親友だったんですね。毎晩毎晩、1時間、2時間話をして、談志が陳平先生に手作り弁当を拵えてテレビ局に差し入れしたり、とっても仲が良かった。それが、ちょっとしたきっかけで絶縁状態になったんですね。まったく合わなくなっちゃった。談志から陳平先生のところに毎晩電話が係ってくる。それも全部、留守番電話です無言電話。毎晩毎晩何十回もかかってくる。でも、無言電話なのに何故談志からと分かるんですか?と陳平先生に聞いたら、談志のため息が入ってるんだよねってとってもいい話。ひろゆきさんもホリエさんも仲直りして頂いて、あのひろゆきさんの留守番電話にホリエモンからのため息が入ってれば理想的だと思いますけど。
ひろゆき「僕が拒否してる訳じゃないですから!」


12日(金)『今聴きたいあの名曲』
昨日は音楽の日。日本の歌謡曲というのは人生の応援歌のようなものがたくさんります。中には疑似体験できるような歌もございます。今日紹介するのは昭和の名曲久保田早紀の『異邦人』久保田早紀の歌声というのは非常に清んでいる素直な歌声、だけれどもこの独特のメロディと癖のある違和感が混ざって、私の世代になると余りにも聴きすぎて耳にたこが出来る状態の歌でもあったんだけれども、令和の時代になって聞き直してみるとすんなり入ってくるんですね。シルクロードに行った事がなくても、なんかその光景と匂いまで、この歌によって教えてもらったようなそんな気がするんですね。久保田早紀ヒット曲はこの「異邦人」私は当時アルバムを買っていろんないい曲がたくさんありますので、いろいろと聴いてみて欲しい歌手の一人ですね。今日はこの久保田早紀の『異邦人』で昭和の時代にタイプスリップをしてみたいと思います。

16日(火)『今日のニュースを振りかえる』
磯野アワビの片思い。アワビは婚礼には不向きだと言われてます。一方、のしというのはあわびからきてますから、ぴったりだという、そういう話もあって、古典落語の『鮑のし』のいう落語があるんですね。近頃落語やると落語ファンのご高齢の方が、コロナはいつ終わるんだと、だいたい2年ぐらいかかるかなぁと言うと、2年も生きてはいられないよぉとおじいちゃんが言うんですね。いやいや、おじいちゃん待ってくださいと、2年たってもう一度正常な生活を取り戻して、それをこの目で見てからあの世に行った方がいいんじゃないですかって言ったら、そうかことによるとコロナというのは俺たちの寿命をもしかしたら伸ばしてくれるそういうこともあるんじゃねーかっておじいちゃん言ったんですね。ですから正常な日常を取り戻すまで長生きしてください。志らくその時はまた、落語やりに来てくれるかって言ったんで、必ずやりにきますよって言ってなんとなく私と落語ファンがコロナを通じて同士になったようなそんな気持ちになりました。ですから、まだまだ時間がかかるかもしれませんけれども、必ず元の世界に戻ると信じて前向きに生きていきたいと思っております。

17日(水)『今日のニュースを振りかえる』
グッとラック!をやるようになって、志らくさんもっと落語に専念しなさいと、師匠の談志が草葉の陰で泣いてるよと言われるんですが、泣いてるってことはないのですね。何でテレビをやるようになったかというと、談志がどうして、志らくはテレビで売れようとしないんだとやたら方々で愚痴をこぼしている。談志の名前を誰に継がせるかという話になった時に、まぁ志の輔じゃないと世間は納得しないだろうと志らくが継ぎたきゃ継ぎゃいいよ。と投げやりに言われた事があるんです。つまり、知名度の差なんです。その事が、全部談志が死んだ後に分かったので、師匠に対する恩返しでテレビに出ようと、それでひるおびをきっかけにグッとラック!をやるようになりました。そのグッとラック!もあと7回で終了致します。師匠今度は何をやったらいいでしょうか?てめぇで考えろ!と言われるのがオチですが、池の水でも抜きますか?井上『いやいや!いいです』敦『いいましたからね、今!』志らく『あるいは、こちらの人にていぞく』井上『誰がていぞくだ』志らく『あと7回ですので、一つ一つ楽しくやっていきたいと思いますので皆様の方もお付き合い宜しくお願い致します。』


18日『今聴きたいあの名曲』
今日は演歌を紹介しますが、演歌というのは元々明治時代に自由民権運動の時に政府を批判するときに歌われた演説歌なんですね、それが、昭和の時代になって流行歌、最初は人民ようとかいろいろな事言われて、それが流行歌。で戦後に美空ひばりが現れて、演ずるように歌うようになった、それが40年代で定着して演歌とあうものが、定着した、だからそれほど歴史は古くはない。でも、今歌われてる演歌というとは、艶歌ですね。その演歌の中で画期的なのが今日紹介する。八代亜紀の『おんな港町』これはロックなような感じで八代亜紀が歌うロックと演歌の融合みたいな、元々は南勇治という歌手が出した歌ですね。ちょっと八代亜紀がカバーした時には、メロディーを若干いじってより、ロックっぽく、なりやすくした。これが大ヒットしたのでございます。とりあえず八代亜紀が歌うとカッコいいんですね。エンターテイメントの重要な要素にカッコいいというのがやっぱり、必要ですね!これが日本人の場合はさらに突き詰めると粋になるんです。ですから、今日はこの八代亜紀の粋にカッコいい曲を聴きながらお別れです。♪八代亜紀『おんなの港町』


26日(金)『志らく最後の一段落』
グッとラック!の終了が決まってからこの番組が抜群に面白くなったといろんな人から言われるですね。それはまぁ。開き直ってやけくそになって、やってるというのが一因としてないことはないですが、そうではなく、秋のリニューアルから敦さんが入ってくれて半年近くたって、ようやくみんなの役割分担が分かって息の合う型になってそれで面白くなってきた。本当は後半年とか一年やってみたらもっと違った番組になれたんじゃないかなぁって、悔しさはおります。だけども、この貴重な朝の時間を私のような何でも言いたい放題の落語家に任せてくれたってことはTBSそれからそれを支えてくれた、視聴者の皆様には深く感謝をしております。もう一つ、愚痴を言わせてもらえば。愚痴っぽいんですよ。落語家というのは人生の一番恥ずかしいところを語るのが家業なので、愚痴を言わせて頂ければ、正常時にやりたかったなぁってのがありますね。コロナ一年半のうち一年はコロナだったので、まぁ。コロナばっかりこれが早く収まってほしいというのはありますけれども、まぁ考えようでコロナ堝を全力で走りきったのは、グッとラック!という番組立ったと思います。来週はここはラビットが始まりますので皆様是非ともご覧下さい。私は観ませんけれども!全員『おいおいおい!観よーよ!』志らく『観れるわけないじゃないですか、2,3年たったら心穏やかになってるかもしれないから、だからラビットは短命で終わらしたらしょうちしないからね。だったらグッとラック!は何のために早く終ったか分からないからね。』それでは、時間が余ったので、最後は志らくの桜独唱を♪、それはいいか!全員『(笑)』志らく『それでは、皆様本当に有り難うございました!グッとラック!』





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