コーチングが日本に入ってきて早20年になります。この間、会社や組織のなかで、コーチングの研修が盛んに行われてきたことで、コーチングへの認知度や関心も高まってきました。
しかし、一方で「ちょっと学んだけど使えなかった」とか、「コーチングを使っても部下が思うように動いてくれない」といった声もチラホラ耳にします。
なぜ、コーチングを学んでもうまく使えないのでしょうか?
実はそれらは「コーチングの原点」を知らないことが原因だったのです。
「どうすれば相手の力を伸ばせるだろうか?」
相手の力を伸ばすために、上司や教師たちは部下や生徒に対して、さまざまな知識や手法を教えてきました。確かに何も知らない最初のうちは教えることが必要です。
しかし、教えれば教えるほど伸びなくなってくる人が出てきたときに、「教えすぎるから、うまくいかないのではないか?」と、気づいた人が始めたのがコーチングでした。
そうです。相手の力を伸ばせないのは、知識や手法が足りないからではなく、力の発揮を妨げているものがあったからなのです。
コーチングは、知識や手法をどんどん教える「足し算」ではなく、
力の発揮を妨げているものを減らす「引き算」によって相手の力を伸ばすアプローチ
です。
今回、SHIRAKI代表の白木がお招きする講師、赤木広紀コーチは、このコーチングの原点をわかりやすく語れる稀有な人物でもあります。
コーチングの原点を知ることで、すでにコーチングを学んだことがある人も、コーチングに興味がある人も、コーチングを深く理解でき、あなたの周りの大切な人たちが持っている力を、今よりもさらに伸ばすことができるようになるでしょう。
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