ーアンテナショップー
umu(うーむ)

上乃裏アンテナショップについて

1.アンテナショップ開設の背景

■ニーズをカタチにすることを得意とするものづくり支援企業です

弊社は大手メーカーを中心にヒット商品の企画や評価ノウハウとして活用されている商品開発技法やグループインタビュー法、ニーズ解析法を駆使できるコンサルタント会社であり、このような調査技術やマーケティングノウハウを障がい福祉や介護、子育て等の福祉分野の分析に応用してきた数少ない会社でもあります。また、平成19年の創業以来、障がいのある方々のニーズの分析を中心とした調査研究や障がい福祉計画等の策定支援業務、障がい者が作られた製品の販売促進業務など毎年、何らかの障がい者に関わる業務に携わって参りました。

■障がい者のニーズをカタチにするオンリーワン企業に

弊社を含め生活者ニーズに着目する企業は、大きな市場に向かいがちです。このため障がい者のニーズをカタチにする作業は全国でさまざまな取り組みがなされていますが、まだ始まったばかりの状況だと認識しています。このような状況の中で、弊社は熊本市内で障がい者のニーズをカタチにする作業を地道に行い、役立つ成果品を次々と発信・提供していくことにより、ノーマライゼーションのまち実現の一助となり、ひいては、日本だけでなくアジアにもノウハウや成果品が提供できるオンリーワンの企業になりたいと考えています。


■上乃裏通り沿いに「アート系クラフトの小さなお店 umu(う~む)」を開設

弊社の強みを生かし障がいのある方々のお役に立つ事業を展開するための布石として、2014年7月、熊本市中央区南坪井町1-17(通称上乃裏通り沿い)に、障がい者作品のアンテナショップを開設しました。

店名は「アート系クラフトの小さなお店 umu(う~む)」で、上乃裏通り沿いの木造2階建ての建物の1階、店舗面積16.52㎡、10畳ほどの小さなお店です。

障がい者や消費者の情報収集と分析、収集したニーズを商品やサービス等の成果品に活用することを主目的に、全国(一部フランス等の外国からも仕入れ)の就労継続支援施設等の作品の中からセレクトした作品を展示販売するスペース、4~5人程度が雑談できるスペースのほか、雑談の内容などのデータの収集を行う機能を持たせています。

店舗を中心に展開する業務は、以下の通りです。
・全国の就労継続支援施設等の作品の展示販売と販売促進
・展示及び販売作品に関する消費者の意見や要望の聴取と分析、とりまとめ
・展示及び販売作品に関心を持つ消費者の就労継続支援施設作品のモニターとしての活用
・展示及び販売作品を紹介する媒体の制作とホームページ等の運営
・展示及び販売作品に関連するイベントの企画と開催(他者主催のイベントへの出展も含む)
・商品企画ワークショップ、パッケージ企画ワークショップ(開催場所は別の場所で)

2. アンテナショップのコンセプトスケッチ

■店名
アート系クラフトの小さなお店 umu(う~む)

■基本コンセプト
<こういう特徴のお店です>
~あなた本来の心の鍵を開く~

①これまでにない世界観が伝わる手作り商品の展示・販売
・“かわいい”“おもしろい”“とびぬけている”“理屈抜きに何か訴えてくる”“これまでにない世界観を感じる”“思わず人に伝えたくなる”という障がいのある作家さんの手作り商品を展示・販売しているアート系クラフトを扱う小さなお店です。

②ぜったい見に来たくなる商品をギャラリー風に展示
・枯葉アート、絵画、メッセージカード、時計、バッグ、Tシャツ・・・
・商品をみて、これまでにない心の鍵が動き出す人がたくさんいます。「プレゼントしたい」、「自分へのご褒美にしたい」、「自分の気持ちをほぐしたい」・・・そんな気持ちに応える小さな心温まるお店です。熊本や九州ではなかなかお目にかかれない商品を手にすることができます。

③“何かに訴えてくる”ワケが分かる
・“かわいい”“おもしろい”“とびぬけている”“理屈抜きに何か訴えてくる”“これまでにない世界観を感じる”“思わず人に伝えたくなる”という障がいのある作家さんの手作り商品を展示・販売しているアート系クラフトを扱う小さなお店です。

④雑談スペースの提供と商品開発情報等の発信
・店の中央には円卓があり、少人数での雑談スペースを用意しており、作品についてのさまざまなご意見等を聴取するとともに、“かわいい”“おもしろい”“とびぬけている”“理屈抜きに何か訴えてくる”“これまでにない世界観を感じる”“思わず人に伝えたくなる”などの情報を媒体やホームページ、SNSを使って発信します。

・情報発信は消費者向けだけでなく、就労継続支援施設向けに商品開発情報やマーケティング情報をお伝えするとともに、商品企画ワークショップ、パッケージ企画ワークショップを主催して情報発信します。

■メーンターゲット
・現状のアート系クラフトに新鮮味を感じなくなっている、目が肥えた30~50歳代の女性
・病院、介護施設など癒し系のアート系クラフトを必要とする施設(訪問販売、外商、DM等の通信販売)

3. 事業の仕組み

アート系クラフトの小さなお店「umu」を媒介にして、消費者の声などのマーケティングデータ、店舗での消費者と就労継続支援施設の作品とのリアルな出会い、ホームページやSNSなどでのバーチャルな集団の形成促進(2階の飲食店「わがんせ」さんとの連携によるオフ会を含めて)を行い、障がい者作品の創造的なマーケティング空間づくりを行います。

 店舗運営の収益源は、これまでにない癒し系アートクラフトの魅力を生かした新たな空間づくりを意図している人たちであり、具体的には病院、介護施設、住宅・マンションメーカーなどの法人や30~50歳代で家庭空間づくりを意図している人たちを主要ターゲットとして想定するとともに、熊本県内をはじめ九州各地で開催されているフリーマーケットに出店し、売り上げを確保します。

 店舗やネット等による販売は売り上げ追求というより出会いを演出する場として機能させ、運営費等の多くは法人営業や富裕層の開拓に力を入れることにより賄っていくことを想定しています。

 商品企画・パッケージ等のワークショップは、作家と支える人々の発掘と障がい者作品のレベルアップを意図した内容として、大手メーカー等で使われている商品開発技法による商品企画やパッケージ企画、商品評価と改良の手法等を広く普及させるために開催します(参加者は就労継続支援施設だけでなく一般からも募ります)。

アンテナショップ

■アート系クラフトの小さなお店「UMU」
(障がいのある方々の作品を展示販売)

熊本市中央区南坪井町1-17(上之裏通り沿い)
096-221-9326
営業時間 : 12:00~20:00

ホームページ:http://umu2014.com/