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船橋二和病院労働組合(新組合)
千葉県船橋市二和東5-1-1 船橋二和病院内
E-mail shinkumiai2016@gmail.com

船橋二和病院労働組合(新組合)
千葉県船橋市二和東5-1-1 船橋二和病院内
E-mail shinkumiai2016@gmail.com



船橋二和病院労働組合(新組合)とは
船橋二和病院で働く労働者であれば、職種や雇用形態や直接雇用、間接雇用にかかわらず誰でも入れる労働組合です。正規雇用、非正規雇用、派遣、請負などこの職場をうごかしている労働者であれば誰でも入ることが出来ます。

船橋二和病院には、以前から「勤医労」という医労連加盟の労働組合がありました。新組合員はもともと勤医労の組合員でしたが、2016年に8人で新組合を結成しました。
理由は、人員不足や労基法違反、職種や雇用による差別や格差拡大等に対して、現場から必死に声を組織して闘いを作るたびに経営者と勤医労幹部が闘いをつぶす、労組選挙に経営者・管理者が関与しても勤医労は不問に付す、経営者と勤医労が結託して偽装36協定書を作成し労基署に出して労基法違反がまかり通る…等々。

おおよそ労働組合とは言えないような経営者との結託した労働者への団結破壊を勤医労からされ続ける中で、「だから闘えないのは仕方ない…」と現場が絶望的に諦めてしまっている現実を何としても打破しなくてはならないと考えたからです。
この様な中で労働組合的原則を譲らずに必死に格闘できたのは、先人たちの闘いをことあるごとに学び返し、とりわけ1960年代の病院ストライキや1968年のニッパチ闘争を繰り返し学び直し、現代版のこういう闘いを本気になって作り出さなくてはならないと、少数ながらも志を捨てずに来たからです。

私たちは、医療が金儲けの道具にさせられていること、医療労働者が金儲けのための使い捨ての道具にさせられている現実に対して、現場で闘い、そのちからで社会的にも「医療を社会保障として取り戻そう!!」と訴えて闘っています。

4月1日、第6波ストライキ決行!

就業規則不利益変更は白紙撤回するしかない!
物価高騰下、この非常識な賃下げ提案は許されない!
 理事会(経営者)は、就業規則不利益変更を今すぐ白紙撤回してください。この提案の骨子は、経営危機を煽って、労働者の賃金・退職金を奪うものです。
 具体的には、①労働時間の延長にともなう残業代の大幅削減、②退職金の大幅削減です。とくに退職金規定の大改悪は、若い労働者ほど影響が大きく、若い世代の、そして職場の未来を奪うものです。昨年のボーナスは前年度以下、予算以下で、物価高騰のなか、私たちの賃金は実質的に大幅低下しており、賃上げが必須です。それにもかかわらず、経営者は、労働者の労働意欲を奪うこの賃下げ提案に固執し、労働者を失望させ、多くの離職者を生み出し続けています。もう限界点はとっくに超えています。この改悪提案を今すぐに撤回しなければ、労働者が減り続け、病院は現在の機能を保てず、大幅な縮小を迫られます。労働条件の大幅な改悪提案をごり押しして強行するのか、それを阻止するのか、職場は重大な分岐点にあります。
 船橋二和病院労組は、白紙撤回が絶対に必要と考え、昨秋からストライキで闘ってきました。職場を、そして病院を守るために、この提案の撤回が絶対に必要だからです。賃上げが必要な時に、賃下げ提案で、労働者を失い続けている経営者はもういらない!選択肢はもうありません!不利益変更提案を今すぐ白紙撤回してください! (4月1日付組合のビラより)

3.13第5波ストライキをおこないました!

もう我慢の限界はとっくに超えました。この春、全国の医療労働者がぞくぞくとストライキに立ち上がっています。診療報酬は抑制され続け、病院はどこでも赤字です。経営者は安易にも、医療・介護労働者の賃金で赤字補填しようとしています。二和病院の経営者もまったく同じです。完全に間違っています。医療は社会が保障して成り立つものです。それぞれの病院でなんとかするなんて絶対に無理なんです。労働条件の悪化で退職者数は増え、ますます労働強化となっても賃金はまったく増えない。疲弊困憊した労働者の先には患者さんの安全も守られません。新組合は1月24日の終日ストに続き、本日(3/13)時限ストを行います。ベースアップや冬のボーナスの上積みは、生活のために絶対に必要であり、激しい物価高騰のなか、最低限の要求です。ゼロ回答ならば、さらに第6波ストライキも予定しています。(3/13組合のビラより)

●ストライキ要求項目
 ①来年度賃金常勤一律1万円、非常勤は時給一律100円ベースアップ
 ②冬ボーナス積み上げ支給で計2カ月
 ③就業規則不利益変更案を白紙撤回

1.24全日ストライキ→厚労省へ申し入れ(25年1月)

 船橋二和病院では、2023年5月のコロナ5類後、コロナ補助金がなくなる一方、コロナ対策であけていたベッドが埋まらず、減少した患者の受診数も元に戻らず、資金の流出が激しくなっており、今年度は5億円の流出。全国の病院と同様に、倒産の危機に直面しています。
 看護師不足は顕著であり月9回の夜勤が常態化しています。一方で、この冬のボーナスは史上最低の0・9カ月でした。低賃金と労働強化にともない医療現場は大量離職の危機にあります。病院運営ができなければ、地域医療の崩壊となります。
 私たちは、この危機的事態に直面する医療労働者へ呼びかける行動として、病院でストライキを闘うとともに、この原因をつくりだしている厚労省にたいして抜本的な改善を要求する1日行動をおこないました。
 この一連の行動として記者会見も同時におこない、マスコミにも報道されました。↓

柳沢医師の雇止め解雇を阻止!
再雇用をかちとる勝利(24年12月)

 このかん、柳沢医師(書記長)への雇止め(解雇)の動きがあり、これにたいして団体交渉をおこなってきました。就業規則の不利益変更の白紙撤回の要求とともに、波状的にストライキを構えてこの解雇攻撃に立ち向かいました。多くの患者さんが柳澤医師の解雇をわがこととして受け止め、共感して立ち上がりました。病院側に、「柳澤医師を再雇用しろ」の声が多く寄せられました。
 そして12月、柳沢医師の解雇撤回をかちとることができました。12月7日は、この勝利集会をおこないました。船橋二和病院に通う患者さん、利用者、地域の医療・介護労働者が駆け付け、勝利をともに分かち合いました。

「医師の働き方改革」厚労省申し入れ&抗議行動(24年1ー3月)

「医師の働き方改革」が4月1日に強行されました。このなかで厚労省が推進している宿日直許可申請制度は、夜間・休日の急患対応などを「ほとんどの寝ることができる片手間な仕事」で、それを「労働時間と見なさなくてよい」と労基署に認定してもらう制度です。
 労働実態を隠ぺいするだけで、これでは「過労死は減らずに、減るのは過労死認定だけである」ことから、私たちの組合は「宿日直許可申請反対」を掲げ、22年に2回のストライキをおこない、24年1月、3月に厚労省抗議と申し入れをおこないました。
 そこでのやり取りを通して、私たちが思い知らされたことは、この「医師の働き方改革」の異常性でした。「国家財政がひっ迫しているから社会保障は切り縮めなければならない」というレベルをはるか上を行っている、「医師は絶対に増やさない、診療報酬は上げない、社会保障は縮小する」という厚労省の断固たる姿勢でした。医師の働き方改革で過労死が減るとは言えない」と平然と回答する厚労省。
 では、何のための改革なのか。まったく理解できません。この非論理的な国の施策を前にして、私たちは、これが戦時下にある国の状況を示しているのではないかと考えざるをえません。
 「医師の働き方改革」を問題にして闘うことは戦争情勢に立ち向かうことです。目の前の「おかしいこと」に対して、みんなでおかしいということ、そして抵抗することが必要です。労働者の団結だけが、職場を変え、戦争情勢を変えることができます。ともに闘いましょう!

「医療を社会保障として取り戻そう」7・10ストライキ(2020年)

2020年7月10日に、船橋二和病院で起きている一時金・人件費削減案、労基法違反に対し、また「医療を社会保障として取り戻す闘い」と位置づけて、ストライキを闘いました。

病院は経営難を叫ぶ一方、病院建替え資金(設備投資)のためには労働者の賃金を下げてそこにつぎ込むことを宣言し、現場ではそのために人員不足を放置されて労働強化がなされ、また一時金を奪われ続けてきました。
「これでは生活できない」と、昨年は大量の退職者が出ました。それでも、職場には大幅な人件費削減に対して怒りがある一方で「仕方ない」という諦めがありました。同じ労働者の心の中で怒りと諦めの両方がある、そんな苦しい職場の空気でした。

そこにコロナ減収に便乗した史上最低のボーナスと、大幅人件費削減や就業規則改悪、36協定偽装の責任逃れのための労働者代表選挙の強行が襲い掛かりました。
このままでは、労働者は諦めと絶望の中に叩き落されてしまう。今、労働組合としてどう闘うべきか真剣に議論したのです。

われわれ医療労働者は文字通り命がけで、治療や感染予防に努めた。なぜ、「コロナ減収」の補填に労働者の賃金がつぎ込まれなければならないのか。

われわれは、もうこれ以上我慢し、「仕方ない」と受け入れることはできない!
診療報酬の減収補填にも、病院建て替え費用も、コロナ減収補填にも、労働者から賃金を奪ってつぎ込むのは筋違いだ!

これ以上奪われないために、もう我慢してあきらめるのはやめる。奪われまいと声を上げて立ち上がる。それがこのストライキだ。
(ストライキ指示書より)

さらに、私たちにとって、ストライキを決断する大きな要因になったのは、この職場で起きている問題が、どこの病院・福祉現場でも、形は違っても同様の問題として、現場に襲い掛かっていると感じたからです。医療・福祉を市場にして「金儲けの道具」にする“民営化”という問題が、公立であろうと民間であろうと、社会保障の解体として襲い掛かっている問題です。

このコロナ禍で病院統廃合、独立法人化をなんとしてもやると安倍や小池が言っていることに対して、急性期病棟・病床や儲からない感染症病棟・病床を潰した結果の医療崩壊に直面したくせに、この期に及んでその責任を取るどころか、効率をさらに求めようとしていることを絶対に許せないと思いました。

そして、これはもう「医療・福祉労働組合の力をつぶすことでしか成し得ない『社会保障解体』の、資本家階級側からの最終アタック」なのだと、小さい労働組合ながらもひしひしと感じたのです。
また、社会的に「コロナ減収」を理由に、コロナ便乗型の賃下げが命をかけてコロナパンデミックに立ち向かった医療労働者に対し全国至るところで襲いかかっている中で、労働組合としてどう立ち向かうべきか、職場にも社会にも労働組合として責任もって示さなければならないとも考えました。

ここで医療労働者の闘いが登場しなければならない。そうでなければ多くの医療・福祉労働者が一切の権利を奪われても「仕方ない」と我慢させられ、医療・福祉は本質的に崩壊してしまう。それは社会の崩壊そのものだ。そう考え、勇気を振り絞ってストライキに立ちました。

ストライキを通して、民間病院の労働者であっても、医療の民営化・統廃合・独法化反対を主体的に闘える道を、切り開いたように感じております。

ストライキを決断するまでの議論、ストライキをすることそのものは、大変エネルギーのいる闘いでした。しかし、それよりもずっとストライキ後の闘いの方がはるかに重要でエネルギーを要することを実感しています。

これも、団結をかため、さらに団結を拡大しながら立ち向かっていきたいと考えております。10月10日(土)に、船橋でストライキ報告集会を開催しました。詳細は後日UPします!

ストライキ報告&これからの展望をみんなでつくる
10・10ふなばし集会



船橋二和病院労組への連絡
千葉県船橋市二和東5-1-1 船橋二和病院内
E-mail shinkumiai2016@gmail.com

  • 組合員はすべて現場の現役労働者です。交替勤務などもしておりますので、連絡方法は申し訳ございませんが基本的に郵便か、Eメールのみにさせて頂いております。
  • 返信に少しお時間・日を頂くこともございますが、かならずお返事させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
  • マスコミなどの取材依頼に関しては、基本的にすべてEメールのみでの連絡に限らせて頂いております。
  • リンクを希望される方は、Eメールでお問い合わせください。
「組合事務所設置」闘争中
勤医労には敷地内に組合事務所がありますが、新組合には組合差別により病院敷地内に組合事務所がありません。現在、組合事務所設置のために闘争中です。