読書には縦糸の読書、横糸の読書があると考えています。縦糸の読書とは、時代が変わっても残り続ける普遍的な真理について書かれてある本。例えば、石田梅岩の本、論語、仏教、禅、江戸しぐさなどです。それに対して横糸の読書とは、時代が変わったら使い物にならなくなるマーケティングやノウハウについて書かれてある本。例えば、Facebook、Instagram、Twitter、メルマガ、音声配信などです。どちらの本を読むことが商売にとって重要でしょうか？世の中の大半は今すぐ、簡単、効果的に、時間をかけずに売り上げを上げる、集客を増やすという書籍が売れる傾向があります。しかし、そのようなマーケティングやノウハウ本は短期的にはうまくいく事があっても長続きしません。時代が変化し、お客様が変化することに対応できないからです。何十年、何百年、何千年と残る続けている本物の本を読み、本質を身につける事で、自分自身の頭で思考できる商人を目指しましょう。