ダニエル・ゴールドマン著の「EQ こころの知能指数」が話題になって２１年。伊藤守著の「コーチングマネジメント」から１７年ー
今、改めてEQやコーチングの重要性が見直されてきています。これは、なかなか目では見えない、感情や人間関係へのアプローチですが、最近では続々とエビデンス化もされています。


先日も、こんな相談を受けました。

「この春から主任という立場になったのですが、新人教育した経験が少なく、成長を促すことなど、教育面で貢献できるスキルが不足していると感じています...」
なるほど・・以前から、このような質問は多いんです。

皆さん、リーダーとしてどのように振舞ったら良いのか、導いていったら良いのか分からず、困っています。そして何より、自信を失ってしまっているリーダーが多いのです。能力としては、決して低い訳ではないのに・・・


このような、現場でよくありがちな悩みや不安に対しても、私たちなら、いくつも“切り口”をもっています。

そんなセラピストや看護師、ケアマネージャーさんに何とかしてお役に立ちたい、と思い立ったのが本セミナーを企画したきっかけです。

元号が平成から令和へ。
そして、いよいよ今年、東京オリンピック・パラリンピックイヤーとなります。新時代の到来です。

今、この変化著しい医療介護分野において、環境に左右されない、しなやかなタフネスをもったリーダーシップが求められています。いわば、ストレスフルな環境下でも揺るがない、柔軟性のある「軸」とでも言いましょうか。

そのような方は、当然チームへも好影響を及ぼします。周りからの信頼が高まり、あなたという存在はますます際立つでしょう。何せ、そのような動きが出来る人はいませんから。

それは、何も特別なものではなく、あなたならではの“独自の宝物”をすでに持っているのです。

その意味では、何か他のものをゲットしに行く、というよりは、自己対話を深め、自らの内にフツフツと秘めたるものに気づくこと。そして有効的に生かしていくことが、これからさらに必要になります。

答えはより「内的なコミュニケーション」にあると私たちは考えています。