■新橋駅前の蒸気機関車
明治初年、新橋と横浜を結ぶ日本最初の鉄道が開通しました。鉄道は文明開化の象徴でした。当時の新橋駅は、現新橋駅よりやや東、現在の汐留駅付近に在りました。
鉄道は品川から更に横浜まで延長され、外国に向かうには新橋から横浜に出て、そこから航路を取るのが普通でした。「翔ぷが如く」にも、台湾出兵の補償交渉に出立する大久保利通を新橋駅に多くの政府要人(勝海舟、伊地知正治ら)が見送る姿が描かれています。現代においては、栄転するサラリーマンを駅で万歳三唱して見送る風習も過去のものとなりましたが、当時は海外に赴くとなると一大事であったということでしょう。
■旧新橋停車場 鉄道歴史展示館
かつて新橋駅のあった場所に我が国最初の鉄道ターミナル新橋停車場の駅が、当時と同じ位置に、できるだけ忠実に再現されています。この駅舎は明治五年(1872)に建設されたもので、現在は鉄道歴史展示館として活用されています。因みに現在JR新橋駅はかつて烏森駅と呼ばれていました。大正十三年(1914)に旅客ターミナルの機能が新設された東京駅に移り、同時に烏森駅が新橋の名を引き継ぎ、旧新橋駅は汐留駅と改称されて貨物駅となりました。旧駅舎は関東大震災で焼失してしまいましたが、平成になって遺構の発掘調査が行われプラットホームや構内の礎石が発掘されました。合わせて駅舎も再建されましたが、不思議と周囲のモダンな街並みに溶け込んでいます。
■ 港区立 南桜公園
新橋界隈にはあまたの会社のビルが所狭しと林立しています。かつてこの辺りには大名や旗本の屋敷が軒を並べていました。塩釜公園は仙台藩中屋敷跡です。西新橋の南桜公園は老中を務めた堀田正睦の中屋敷があった場所です。公園の案内図にそのことが触れてある以外、特に遺跡はありません。
新橋駅前ビルです。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
物件名 | 新橋駅前ビル1号館 |
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所在地 | 東京都港区新橋2-20-15 |
最寄駅 | JR線「新橋」駅 徒歩1分 東京メトロ銀座線「新橋」駅 徒歩1分 都営浅草線「新橋」駅 徒歩1分 ゆりかもめ「新橋」駅 徒歩1分 都営大江戸線「汐留」駅 徒歩6分 |
お問合わせ | 株式会社ダク・エンタープライズ 東京都港区新橋3-26-3 会計ビル TEL, 03-3574-9651 FAX,03-3571-7587 公式サイトはこちらへ |
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