東大出身弁護士の社長が経営する株式会社サイトビジットについて調べてみた

株式会社サイトビジットでは、東大出身の弁護士が社長を務めています。

一流エリートが興した会社ではどのような事業を行っているのでしょうか?

今回はサイトビジットの代表である鬼頭政人氏の経歴、企業概要やサービスの特徴について調べてみました。

さらに、サイトビジットの今後の展望についても考察しているので、ぜひチェックしてみてください。

サイトビジットって何の会社?

株式会社サイトビジットは2013年4月に設立され、東京都千代田区に本社を構える会社です。

「リーガル×テクノロジー」の組み合わせを通じて、「リーガル領域での社会のインフラになる」というビジョンの実現を目指しています。

創業当時から法律系難関資格の取得を目指せる「資格スクエア」というサービスを運営し、次々に定番化を目指した新しいサービスを生み出し、人々や企業を手助けしています。

経営理念は、「ともに成長し続け、未来をつくる」です。

この経営は社員が一丸となり、数日間の議論を続けて一致した想いから言葉を作り上げたそうです。

1秒1秒を楽しみながら成長を続け、また自ら模範を示していき、社員同士助け合いながら顧客から感動してもらえる商品・サービスの提供に一人ひとりが尽力しています。

東大出身の弁護士が社長!?

サイトビジットの代表取締役は、鬼頭政人氏が務めています。

鬼頭氏は東大出身で、さらに弁護士資格を持つというエリート人生を歩んできた人物です。

ここからは社長の経歴や起業に至った経緯などについてご紹介しましょう。

  

■鬼頭政人氏の経歴

 

鬼頭氏は、財団法人に努める父親と専業主婦の母親の間に生まれました。

小さいころから父親から政治や事件について意見を聞かれており、考える癖が身についていたそうです。

その癖のおかげで中学は難関・開成中学に入学を果たします。

勉強のコツを探りながら学生生活を過ごした鬼頭氏は優秀な成績をキープし、2000年3月に開成高校を卒業しました。

その後は東京大学の法学部に入学し、2004年3月に卒業します。

2005年11月に司法書士に合格し、2006年3月には慶應義塾大学大学院法務研究科を終了しました。

2007年に司法修習が終わり弁護士として登録され、その後は石井法律事務所へ入所して3年間弁護士の経験を積みます。

弁護士事務所では顧問事業をメインに行っていましたが、友人の誘い誘いに乗って産業革新機構に転職しました。

 

 ■起業のきっかけ

 

鬼頭氏が起業を本格的に目指したきっかけは、産業革新機構に転職したことがきっかけでした。

産業革新機構は、産業再生法および現在の産業競争力強化法に基づいて設立された官民出資の投資ファンドです。

鬼頭氏は産業革新機構での事業を通じてたくさんの経営者を触れ合う機会があり、そこから刺激を受けるようになりました。

そして、経営者たちの熱に当てられて、自分も起業の決意が決まり、分野も自分が最も得意であった勉強を選びました。

創業当時から資格スクエアを運営していますが、当時は弁護士カリキュラムしか提供していない状態でした。

認知されていないサービスを世間に広めるにはどうすればいいのか苦悩しながら、本試験に向けたビラ配りなどを少ない人数で行います。

兵庫県の甲南大学でビラを配ったところ、月4,000円のリーズナブルな価格で弁護士の資格取得の勉強ができることが注目され、問い合わせが殺到したことをきっかけに、資格スクエアは全国的に浸透していきました。

サイトビジットのサービスの特徴

サイトビジットでは、現時点で3つのサービスを運営しています。

どのようなサービスなのか、3つのサービスの特徴を見ていきましょう。

 

 ■資格スクエア

 

司法試験や弁護士などの法律系難関資格のオンライン学習ができるサービスで、サイトビジットのメイン事業です。

資格スクエアでは、まずは動画講義でレジュメを確認しながら学び、その直後に問題演習を行って記憶に定着させる学習スタイルとなっています。

また、学習システムには特許を取得した資格スクエアクラウドと脳科学ラーニングを取り入れています。

合格者のデータや脳科学のデータ、さらに学習者の学習履歴に基づいて、効率の良い学習を提供している点が大きな特徴です。

問題演習で復習を繰り返せば繰り返すほどAIが理解度を把握し、それに合わせた自分専門の問題を出題してくれるので、弱点を集中的に学べるようになっています。

学習の進捗や成績もオンラインで「見える化」されているので、自分の理解度や合格ラインの見通しもはっきり分かります。

士業や公務員試験などの資格だけではなく、ビジネス会計や簿記など一般ビジネス向けの学習サービスも提供しており、企業からも好評を得ているようです。

 

 

■LEGAL ENGINE

 

弁護士・法務人材・弁理士・特許技術者の人材紹介を行っているサービスです。

資格を持つ人や資格の取得に準じる人が、自分のライフスタイルやキャリアプランに合った働き方を選択できる、大手からベンチャーまで紹介してもらえます。

LEGAL ENGINEではたくさんの弁護士や弁理士などが登録されており、採用側は人材データベースからニーズにある人材を提案してもらえます。

一方、転職希望側は優秀な転職エージェントが専任に就き、案件の紹介から就職までのサポートを行ってくれるので安心して転職活動が行えます。

 

 

■NINJA SIGN

 

電子契約の締結、ワークフローの可視化、契約書の一括管理といった機能が備わった、サブスク制のワンストップ契約サービスです。

契約書の作成ではテンプレートの登録ができ、相手方の情報を事前に入力項目に設定できるので、スムーズな契約締結に貢献してくれます。

オンラインで契約が締結できるようになるので、製本や郵送、印紙代にかかるコストの削減や契約書の作成から押印、郵送までの手間を省くことが可能です。

また、契約書ごとに自由度の高いワークフローを設定でき、修正履歴はいつ誰がどう修正したのか確認やコメントなどを残せ、内部統率の強化が図れます。

書類はすべてNINJA SIGNに保管され、PDF化した紙の契約書もアップロードして一元管理が可能です。

ファイリングや棚への収納、契約台帳の記入といった業務を省け、見つけたい契約書へ簡単にアクセスできる点もメリットです。

サイトビジットではNINJA SIGNを活用した電子契約に関するセミナーも実施しており、導入前後のフォロー体制も万全となっています。

サイトビジットの今後

サイトビジットは資格の勉強や法律業界の就職支援を行ってきましたが、NINJA SIGNのリリースをきっかけにSaaS領域で事業を始めていきました。

今までは法務分野の入り口を作る事業ではなく、法律の知見を活かして一般企業の業務効率化の支援にステップアップしていきたいと鬼頭氏は考えたそうです。

そこでビジネスプロセスにおいてニーズがなくならない電子契約に着眼点を置きました。

電子契約のサービスは色々存在しますが、鬼頭氏が使っていた電子契約サービスの改善点を反映させて完成したものがNINJA SIGNです。

そのため、既存のサービスよりも使いやすいと好評で、今後も安価を保ちながら顧客がカスタムしやすい仕様を+αの料金で提供していく見込みです。

また、鬼頭氏は差別戦略を重視しておらず、とにかく顧客の真の声を聞くことを大事にしています。

聞いた意見を全て反映するのではなく、全体の声の中からニーズのあるものを選択し、攻めていくことを大事にしているのです。

今後も顧客の真の声を聞き、本当にニーズのあるサービスを生み出していくでしょう。

総括

資格スクエアやNINJA SIGNなどのサービスを運営するサイトビジットは、東大出身で弁護士資格を持つエリート人生を歩んできた社長によって立ち上げられました。

鬼頭政人氏の得意分野である勉強分野から始まり、今では法律業界での就職支援や電子契約サービスと事業領域の幅を広めています。

これからも企業や法律業界で働きたいと考える人々に役立つ事業・サービスを提供し、進化を続けていくことに期待できる企業です。