顔貌の変化(エラが張る)
この通り、お口の中はもちろんですが、その他にも様々な部位に悪影響を与えてしまうのです。
歯ぎしり・食いしばりをしている事を自覚していない患者様も多い様で、歯科で食いしばりを指摘されて治療を受けたところ
「なんとなく頭が痛い」
「なんとなく体調が悪い」
といった症状が改善するという事例も多々あるのです。
上記の項目に当てはまる方は歯ぎしり・食いしばりを日常的にしている可能性がありますので、セルフチェックリストとして使ってみてくださいね。
実は歯ぎしり・食いしばりのお問い合わせは例年であれば気温が低く無意識に筋肉が緊張する冬の時期に増える傾向にあります。
ですが、今の時期にお問い合わせが増えているので、しだみ歯科では「新型コロナウイルスの影響で心身にストレスがかかり、無意識な食いしばりをしている方が増えているのではないか」と考えています。
ストレスは歯ぎしり・食いしばりの大きな原因の一つですが、他にも不正咬合(正常でない歯並び)、むし歯等で痛みがある、枕の高さがあっていない等様々な原因があります。
噛み合わせが不均一であったり高さが合っていない事により不快感や異物感が生じ、歯ぎしり・食いしばりの原因になります。
噛みたくないところを避けて噛んでいると顎のずれが生じてしまい、歯ぎしり・食いしばりの原因になります。
特に枕が高いと睡眠中に歯がかみ合ってしまい顎に圧力がかかってしまう為、噛みしめる癖が出来てしまいます。
特に枕が高いと睡眠中に歯がかみ合ってしまい顎に圧力がかかってしまう為、噛みしめる癖が出来てしまいます。
食いしばりの診断はこれまで骨隆起(口蓋の骨の盛り上がり)、歯のすり減り、エラの張り、知覚過敏のチェック、食いしばりのチェック、咬合チェック等の結果を元に行ってきました。
しだみ歯科ではこの度新たに表面筋電計を導入し、咬合力検査を診断に利用することになりました。
咬合力検査では「噛む力の強さ」や「噛む力の左右差」がリアルタイムに可視化(グラフ化)されるため、様々な診断に活用する事ができます。
具体的には歯ぎしり・食いしばりの症状がある患者様の咬合力を計り、ボトックス注射が適応になるのか、ボトックス注射を行う際の左右の薬液量の調整、マウスピースの利用が適正なのか等の診断材料の一つとして活用しています。
検査方法ですが、電極の付いた小さな機械を咬筋(耳の下あたりの噛んだ時に硬くなる部位)に押し当てて噛みしめていただくだけなので、痛みも全く無く数分で終了します。
当院では
「歯ぎしり」
「食いしばりからくるあごの痛み」
「エラの張り」
等の症状でお困りの患者様を対象に、治療を目的としたボトックス注射を25,000円+消費税で行っております。
ボトックス注射とはボツリヌス菌の産出するボツリヌストキシンという成分を使用した薬剤を患部に注射する治療です。
ボツリヌストキシンは筋肉を収縮させる神経を抑制する作用があり、筋肉に注射を行うことで筋肉のつっぱりや痙攣(けいれん)を和らげる効果があります。
歯科以外ではパーキンソン病や脳性麻痺等の筋肉のこわばり、美容領域では主に小顔効果や顔面のしわ取り、ふくらはぎを細くする目的等に使用されており、さらには多汗症やわきがの治療にも使用されています。
歯科では歯ぎしり・食いしばり以外にガミースマイル(笑った時に上の歯ぐきが見えすぎてしまう)にもボトックス治療を行っております。
まずは歯ぎしり・食いしばりの発生するタイミングや強さ、その他のお困りの症状についてドクターが詳しくヒアリング致します。
視診ではドクターが以下の点を目で確認しながら診断していきます。
・エラの張り⇒歯ぎしり・食いしばりを日常的に行っている方は常に咬筋(エラ)の筋肉トレーニングをしている状態と言えます。必要以上に咬筋が発達してしまうと顔の雰囲気が変わるだけではなく、歯ぎしり・食いしばりをした時に顎や歯にかかる負担が増大して悪循環に陥ってしまいます。
・骨隆起⇒日常的に歯ぎしり・食いしばりを行っている人に発生しやすい症状で歯ぐきにボコッとした硬い膨らみが出来ます。骨隆起のでき方や量によって歯ぎしり・食いしばりの癖が分かる事もあります。
・咬耗⇒咬耗とは噛みしめ等が原因で歯がすり減ってしまっている状態です。重度の場合歯が短くなったり、割れたり欠けたりしてしまう事があります。
歯ぎしり・食いしばりの影響で咬耗や歯の欠けがある場合、知覚過敏の症状がでる事があります。高圧のエアーを歯に吹きかけて痛みのある場所が無いかを検査します。
お口全体の状態を詳しく知る為に、レントゲン撮影を行います。
歯科用の低被ばくレントゲン装置を導入していますが、妊娠中の方はお申し出ください。
撮影時期にもよりますが、当院に既にかかられていてレントゲン画像がある場合は省略する場合がございます。
またボトックス注射前後の顔貌の変化を記録する為に正面からのカラー写真も撮影させていただきます。
レントゲン画像を元に歯並び・むし歯・顎関節・歯槽骨の吸収等歯ぎしり・食いしばり・に関係する部位をチェックします。
かなやま歯科では表面筋電計という機械を導入しており、噛みしめる力をリアルタイムにグラフ化することができます。
検査方法は電極の付いた小さな機械を咬筋(耳の下あたりの噛んだ時に硬くなる部分)に押し当てて噛みしめて頂くだけです。痛みもなく数分で終了しますのでご安心ください。
筋電計検査では「噛む力の強さ」「噛む力の左右差」がリアルタイムで視覚化されることで、マウスピースの利用が適しているのか、ボトックス注射が適応になるのか、ボトックス注射を行う際の左右の薬液量の調整等の判断材料となります。
かなやま歯科独自の取り組みです。
今までの問診・視診・知覚過敏検査・レントゲン撮影・筋電計検査の結果をもとに歯ぎしり・食いしばりの原因や治療法を診断しご説明いたします。
ボトックス治療のメリット・デメリットの説明を受けた上でボトックス治療を行うと決定された患者様には同意書をご記入頂きます。
まず当日の健康状態を確認して、問題なければ注射位置を確認する為に蛍光ペンでお顔にマーキングを行います。
その後表面麻酔のクリームを注射部位に塗りこみます。
表面麻酔が効いてきたら数ヶ所にボトックス注射を行います。
※お顔のマーキングに使用するペンは蛍光ペンですのですぐに落ちますが、お化粧なども一緒に取れてしまう可能性がありますのでご了承ください。
ボトックス注射後は「薬剤の効き具合」「問診時の症状の緩和状況」「顔貌の変化」の確認等を行うため、基本的に1ヶ月間隔での経過観察のご予約を取らせて頂いています。
予約時間は30分で問診・カラー写真・筋電計検査等とクリーニングを行います。
毎月の経過観察時に歯ぎしり・食いしばりが再発してきた場合は次回のボトックス注射希望の有無や実施時期のご相談をさせて頂きます。
視診ではドクターが以下の点を目で確認しながら診断していきます。
・エラの張り⇒歯ぎしり・食いしばりを日常的に行っている方は常に咬筋(エラ)の筋肉トレーニングをしている状態と言えます。必要以上に咬筋が発達してしまうと顔の雰囲気が変わるだけではなく、歯ぎしり・食いしばりをした時に顎や歯にかかる負担が増大して悪循環に陥ってしまいます。
・骨隆起⇒日常的に歯ぎしり・食いしばりを行っている人に発生しやすい症状で歯ぐきにボコッとした硬い膨らみが出来ます。骨隆起のでき方や量によって歯ぎしり・食いしばりの癖が分かる事もあります。
・咬耗⇒咬耗とは噛みしめ等が原因で歯がすり減ってしまっている状態です。重度の場合歯が短くなったり、割れたり欠けたりしてしまう事があります。
ボトックス注射は切開などを行わず施術した日からお化粧やシャワー浴が行える為、比較的手軽な治療と言えます。
しかし、以下の様な注意点がありますので、ボトックス治療をお考えの患者様はしっかりと確認してくださいね。
当院の受付スタッフも無意識な食いしばりからくるあごの痛みに悩まされていた為、当院でボトックス治療を行っています。
更に当院の石井理事長も夜間の歯ぎしり、食いしばりが酷く、定期的にボトックス注射を行っています。
そんなボトックス注射ですが、しだみ歯科では¥25,000(税込¥27,500)で行っていますので、
興味がある方はお気軽にお問合せ下さいね。
住所 | 愛知県名古屋市守山区大字上志段味山の田1029−4 |
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電話番号 | 052-715-3333 |
公式サイト | https://shidami-dc.com/ |
定休日 | 火曜日・祝日 |
営業時間 | 午前9:00〜13:00 午後14:00〜19:00 ※土曜・日曜日 午前9:00〜13:00 午後14:00〜17:00 |
診察項目 | 一般歯科/小児歯科/矯正歯科/予防歯科/審美治療/ホワイトニング/口腔外科/インプラント/入れ歯 |
定休日 | 火曜日・祝日 |
飲酒は禁忌ではないのですが、飲酒する事により血流がよくなり内出血が発生するリスクがある為、出来れば控えて頂きたいです。翌日からは通常通りに過ごして頂いて構いません。
ボトックス注射当日にお風呂に入っていいの?
長時間の入浴は結構が良くなり内出血が発生するリスクがある為、シャワー浴をお勧めしています。翌日からは通常通りに過ごして頂いて構いません。
ボトックス注射は1回で終わりなの?
個人差によりますが効果は大体3~4ヶ月で薄れる為、再度歯ぎしり・食いしばりが起こる場合は続けてボトックス注射を行われる事をお勧めしています。
筋力が減少していくと注射の間隔が長くなっていく傾向にあります。
ボトックス注射の相談を行い、その日に施術できますか?
しだみ歯科に掛かるのは初めてなのですが、ドクターの初診診断を受けずにボトックス注射だけお願いする事は可能でしょうか?
歯ぎしり・食いしばりの原因が咬筋の亢進から来るものなのか、それ以外の原因なのかを診断する必要があります。
普段保険診療をしている間にドクターが判断してボトックス治療が有効かを確認していますが、自由診療での初診診断も¥15,000(税込¥17,500)で承っております。
どれくらいで効果が出るか?
個人差によりますが、早ければ翌日から効果を実感頂けます。
どこのメーカーの何という商品ですか?
しだみ歯科では韓国ヒューゲル社の「ボツラックス」という商品を使用しています。
KFDA(韓国⾷品医薬品安全庁)に医薬承認されており、効果と安全性が認められています。
どれくらいの量をどこに注射するのですか?
咬筋という噛みしめると硬くなる筋肉に数ヶ所注射します。注射する薬剤量は咬合力検査、注射の回数・間隔等から歯科医師が一人一人調整して決定します。
注射後に物が噛めなくなるのですか?
違和感を感じる方はいますが、普段通りのお食事が出来ない。という事はありませんので、ご安心ください。
ボトックス注射当日にお風呂に入っていいの?
長時間の入浴は結構が良くなり内出血が発生するリスクがある為、シャワー浴をお勧めしています。翌日からは通常通りに過ごして頂いて構いません。