不機嫌な朝
が
ご機嫌な朝に！

清水美穂子と申します。
私はダンス教室を営んでいるのですが、私がダンスを教えているのは、上手なダンサーを育てるためではありません。

本来、ダンスというのは楽しい音楽に合わせて体を動かすもものです。楽しく体を動かしていくうちに、もう少し綺麗に立てる様になりたい、格好よく動きたい…そんな気持ちから様々なジャンルのダンスが生まれたのです。
そして、その欲望に突き動かされた人々は、体の使い方、綺麗で格好よく見える振り付けなどを追求したのです。

つまり、何百年という時間をかけて分かってきた体の使い方、見せ方が凝縮されたものがダンスなのです。

この知恵をほんの少し学ぶ事で、体は綺麗に整い、歩き方、姿勢が変わっていくのです。

たったこれだけの事でも、
なんだか綺麗になったね。最近格好いいね。
と言われ、こう言われるだけでも、どれほど多くの人が自信を取り戻していったのか…あなたも想像できるはずです。

私が５０歳近くになっても自分自身がダンスをし、人に教え続けているのは、ちょっとした体の使い方を知る事で、どん底だった私でも自信をもつ事ができたからです。

生徒さんの中にも
「あなたと会うとなんだか元気が出るよ」
と言われて大喜びをしている方がいました。こんな言葉がお互いにかけあえる様な街になる事を目指しているから私はダンスを教えているのです。