借金の減額方法とその仕組み

「借金の返済額を少しでも減らしたい」「借金をなくして、苦しい生活から解放されたい」と思いませんか?

このページでは、借金の減額方法とその仕組みについてまとめました。

借金の返済額や総額を減らすことができれば、ゆとりある生活を送ることができますので、何をすればいいのかわからない方は参考にしてみてください。

繰り上げ返済

安全に借金を減らしたいのであれば、積極的な繰り上げ返済がおすすめです。

繰り上げ返済とは貸金業者に返済する毎月のお金とは別に、任意のタイミングで借金を返す方法を指します。

繰り上げ返済が借金の減額に繋がるのは、利息の総額を抑えられるのが理由です。

カードローンやキャッシングは、「借金残高(元金)×年率(%)÷365日×借入れ日数」の計算式に当てはめて利息を算出します。

つまり、借金の返済期間が長ければ長いほど利息として支払う金額が増えますので、繰り上げ返済で早く借金を支払い終えた方が良いことはおわかり頂けるのではないでしょうか。

貸金業者の繰り上げ返済は、次の2種類に大きく分けられます。

  • 先に多く返済した分、その後の返済期間を短くする「期間短縮型」
  • 返済期間は変更せずに返済期間中の返済金額を減額する「返済額軽減型」

両方とも利息軽減効果が望めますので、どちらの繰り上げ返済が自分に適しているのか検討してみてください。

過払い金請求

過払い金請求とは、金利18%以上の利息制限法の上限を超えて支払っていたお金を貸金業者から返してもらう手続きのことです。

債務者が債権者にお金を借りた時に利息を支払うのは当然ですが、利息制限法では下記のように法律で上限が決められているのが特徴です。

  • 元本額10万円未満の借金は年20%の利息まで
  • 元本額10万円~100万円未満の借金は年18%の利息まで
  • 元本額100万円以上の借金は年15%の利息まで

しかし、以前は借金や金利などの取り締まりに関する法律の出資法で、旧上限金利が年29.2%と設定されていました。

このグレーゾーン金利で借りていたお金は本来であれば、債務者が支払う必要のないお金ですので、過払い金請求で取り戻すことができます。

次の2つに該当する場合は、過払い金が発生している可能性があります。

  • 平成22年よりも前に消費者金融から借り入れを開始した
  • 借金を完済してから10年間が経過していない

過払い金請求は借金完済後と返済中のどちらでも手続きできますので、「自分は過払い金に該当するの?」と悩んでいる方は優秀な弁護士が在籍している法律事務所に無料相談してみましょう。

任意整理

任意整理では上記の項目で説明した過払い金請求に加えて、利息の免除に関する交渉も行う手続きのことです。

多重債務者の中で、「利息があまりにも高額で借金の元金が中々減らない」と悩んでいるケースは少なくありません。

任意整理では利息の免除や見直しもできますので、借金の返済総額を安く抑えられる仕組みです。

以下では、任意整理による借金の減額例をいくつか挙げてみました。

  • 利息がカットされた
  • 支払い期限を延ばしてもらった
  • 借金自体を減額してもらった

どこまで借金を減額できるのかは状況次第ですが、借金苦で悩む人を救ってくれる手続きであることは間違いありません。

自己破産

どうしても借金の返済が難しいのであれば、自己破産を検討してみましょう。

自己破産とは借金を免除することを目的にした法的な手続きで、借金の減額ではなく全ての返済義務がなくなります

下記に該当する場合には、債務整理の方法の中でも自己破産が向いています。

  • 債務額が5,000万円を超えている
  • 支払い能力が極端に乏しい
  • 個人再生では借金問題を解決できない

裁判所で自己破産の免責許可が得られると、税金や養育費を除く全ての借金を返済する必要がなくなるのです。

その代わりに財産を没収されたり、ブラックリストに載ったりという弊害がありますので、自己破産が自分に合っているのかどうか専門家に相談してみましょう。

まとめ

「今の借金を全て返済しないといけない」とイメージしているかもしれませんが、繰り上げ返済や過払い金請求、任意整理など借金を減額する方法はたくさんあります。

自己破産をすれば、借金の減額ではなく全ての借金返済の義務がなくなるのがメリットです。

あなたの借金の総額や状況によって適した債務整理の方法には違いがありますので、何をすれば良いのかわからない人は弁護士に相談してみてください。