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SEとしてやりがいある仕事

SEとしてやりがいある仕事を見つけるため、気をつけるポイントは次の3つ。

(1)今の仕事は我慢の価値があるものなのか考える
(2)所属する会社が重要だと気づくこと
(3)よい経験を積める仕事かを強く意識すること

これらを手っ取り早く解決したいなら、まず自分の考えをまとめること。そして相談すること。客観的に自分の価値を知るのに専門家の力を借りるからここがオススメです。

では、上記の3点をそれぞれ説明していきます。


(1)今の仕事は我慢しがいがあるものですか?

「石の上にも三年」と世間では言われますよね。仕事を転々としていると堅実なスキルが身につかないため、一旦始めた仕事は続けるなさいというもの。確かに一理はあるけれども、それにも限度があります!
ITエンジニアは自分の技術で生きて行く必要があることを忘れないで下さい。若いうちにしかさせてもらえない経験は山ほどあります。つまり、若いうちにどんな経験を積めるかは『ITエンジニアにとっての生命線』と言えるほど重要なのです。

仕事を始めて数ヶ月で様子見でよいですが、1年経っても今の仕事で得られるものがないと思うのなら、次の仕事に移ることに躊躇は要りません。

(2)所属する会社がとても重要です

IT業界は特殊な業界です。ユーザが発注し元請けが請けた案件が、下請け、孫請けに流されることが日常茶飯事。その際、元請けや一次請けは、上流工程と言われる業務を担当しますが、孫請けやさらに下位の会社となると、切り売りされた仕事に携わる程度。。。これでは業務に就いてもスキルを磨くのは困難です。

孫請けレベルに甘んていじる会社では、こうした案件(商流が深い案件と言います)が多いです。所属の会社がそうした仕事しか請けられないなら、そこで働くエンジニアは上流工程に携わる機会を得ることが出来ず、ひいては成長の機会を得にくくなります。

こうした会社が無意味だとは言いません。でも自分の将来のキャリアは、自分で責任を持って考えてみて欲しいのです。

(3)自分のキャリアパスに責任を持って

IT業界は恒常的に人手不足です。だからスキルある技術者は大歓迎されます。もちろん、エンジニアも仕事があることは有り難いことではあるでしょう。ただ、それが本人のキャリアパスとマッチするかは別問題。現場が、まず人手を集めることが優先となってしまい、本人のキャリアはそっちのけであることもしばしば。。。

IT業界は、年齢が高くなればなるほど『どんな経験やスキルがあるか』が重視されます。さらに、年齢が上がればならリーダー経験も欲しいところ。学ぶべきことは多くあります。アンマッチな仕事で働き続ける時間はありません。会社の論理に流されると危険!自分のキャリアは自分で考えていきましょう。

幸い、今はエンジニア側の超売り手市場です。自分のスキルを買ってくれる企業と出会う可能性はとても高いのです。もちろん、転職だけが正解ではありません。まずは中立な姿勢で情報を整理することからスタート。自分一人で考えることもできますが、転職検討のための情報は多い方がよいでしょう。リクナビネクストやマイナビなどの求人サイトに登録して、と考える人が多いと思いますが、併せて転職の専門家に相談するのもアリです。 

「忙しくて転職のための情報収集の時間がない」「検討のために何から始めたら良いのか分からない」

など、行動を起こすのが簡単でないなら、一度、転職支援の専門家に相談してみませんか。

ITエンジニアは自分のスキルで食べていく職業であり職人でなければなりません。今の仕事に何らかの不満や不安を抱えているのなら、早めに問題点を確認しましょう。

 

業界の特殊性

さて、ITの仕事について言えば、業界の特殊性を無視できません。SEとして転職を考えるなら、知っておくべきIT業界の2つの特徴を説明します。

・業務経験の重視と細分化
・SI業界でのピラミッド構造

業務経験の重視と細分化

IT業界で働いていくのに業務経験は欠かせません。どれだけ勉強をして資格を持っていても、業務経験がなければ未経験者の扱いです。20代なら未経験でもい『当社で育てます』という会社はチラホラあっても、30歳を超えたら急激に道は険しくなります。入れる会社、就ける仕事がありません。。。

そして、ITの業務は細かく細分化されています。どんな言語を使って開発したか、どんなOSやシステムの構築に携わったかが重要です。C言語の開発経験があるからと、Web系開発の業務経験にならないですし、逆もまたしかりです。つまり、将来需要のない業務で経験を積むのではなく、若いうちから、IT業界で旬とされる業務で経験を積むことが重要になります。


SI業界でのピラミッド構造

また次に、IT業界というのは業界全体でピラミッド構造が成り立っているということ。具体的には、発注元や元請を頂点として下請け、孫請けと連なる構造です。

もしピラミッドの下部に位置する会社に属していた場合、キャリアアップをする機会はかなり制限されてしまうでしょう。現状に甘んじたまま年齢を重ねてしまうと後々かなり苦しいことになります。 

そのため、若いうちから適切な業務経験でキャリアを積んでいくことが、ITエンジニアとして働いていくための必要条件なのです。

 現状に甘んじていると、将来の自分の道がどんどん先細りします。IT業界でこの先も働き続けるためには、今の業務の内容にシビアになるべき。今の仕事でSEとして必要なキャリアが身につくのかを考え、もし不安があるなら行動を起こしましょう。

その際に大事なのは、広い視野で業界を観察することです。自分ひとりで考えると、一人よがりな判断になりがち。誤った結論を出したばかりに、余計に悪い方向へ進んでしまうことだけは避けなければなりません。

そのためには、以下の条件を満たす人への相談をお勧めします。

・IT業界の動向に詳しいこと
・多くのエンジニアに会っていること
・IT企業が求める人材を把握していること

上記を踏まえ、知り合いのエンジニアに相談するのも1つ。そして、持っている情報の多さから、転職支援の専門家である転職支援サービスのコーディネーターも利用したいところです。

 

昨今の転職事情

転職支援サイトは、転職するのに必要なものをほぼ全て提供しています。ヒアリング(コンサルティグ)、企業の求人情報、面接の調整、条件の交渉、そしてアフターサポートなどが主なものとなりますが、これらは無料での提供です。

もちろん、転職支援サイトは営利企業なのでどこからか費用を得てサービスを運営しています。一般的には、転職後に企業の方から、紹介手数料という形で費用を頂く形になります。

以前は、紹介手数料がかかることから、転職支援サイトでエンジニアを探すことを敬遠していた企業が多かったですが、最近は多くの企業が転職支援サイトを用いるようになっています。

その背景に、エンジニアの深刻な不足があります。つまり『売り手市場』ということです。そのため、以前は転職支援サイトだと転職が少し決まりにくいところがありましたが、最近は転職支援サイトでも、転職がドンドン決まります。

ただし、転職が決まりやすいのはある程度のスキルを持ったエンジニアのことです。スキルがなければ、転職支援サイトであっても転職を決めることは難しい場合があります。

『自分の今のスキルが市場ではどの程度の価値があるのか?』と思うのなら、早めに転職支援サイトのコーディネーターに相談してみてください。

SEが好条件で転職するのは簡単ではない

一昔前は、SE、すなわち「システムエンジニア」というと、高度なITシステムにかかわるエンジニアとしてかなりもてはやされたものですが、最近ではSEの数も働く場も増えたため、今の条件が不満なためにもっと良い職場に移りたいと考えるSEは少なくありません。

一方、「SEの転職は需要が多いから簡単」と思われがちですが、実は思ってるほど簡単に上手くいくものでもありません。

確かにSEとしての経験がある程度あれば、どこでも良いから職を見つけるということなら問題ないと思います。しかしSE経験が豊富であればなおさら『条件の良い求人』を見つけたくなるものでは?


・自分の経験が活かせる職場で働きたい
・チームの雰囲気が良い職場で働きたい
・稼働が安定している職場で働きたい
・PJの管理がしっかりとれているところが希望
・・・などなど。


そうすると、思っているほどSEの転職は簡単ではなかったりします。

もちろん、根気強く求人を探せば見つかることも多いのですが、そこに至るまでに転職をあきらめてしまうということもまた多くなってしまいます。

その背景として、SEは忙しいので求人を探す十分な時間がない、ということが挙げられます。

良い条件の求人を見つけるために多くの求人を確認していく必要あり。
⇒多くの求人を確認する時間がない

また多くの場合、好条件の求人というのはスポット的に出る。
⇒頻繁に求人情報を確認する時間がない。 

結局のところ、仕事に忙しいと求人探しが不十分になってしまうということです。そこで転職するのを諦めてしま打事も多いですが、逆に適当な求人で妥協して転職してから後悔することに繋がります。

 求人探しに失敗してしまう場合、重要なのはその原因を改善すること。

例えば、転職したいと思っても
『1人で求人を探している』ことが原因でうまくいかないなら・・・
⇒チームで転職活動を進めていくことも必要。

 大きな仕事を成功させるには、チームで協力しながら進めていくのが鉄則です。これは転職ということにおいても例外ではありません。


転職するSEに求められること

SEに最も求められていることは、今も昔も「専門スキル」であることに変わりはありません。SEのスキルいかんによってそのプロジェクトが成功するかコケるかが決まってきますから、SEを採用する際には、採用する側もかなり慎重にその人のスキルを確認します。

ただし、最近の傾向としては「十分なコミュニケーション力」を持ったSEを必須とするようなプロジェクトが増えています。

 たとえば、2人のエンジニア

・十分なスキルを持つがコミュニケーション力が今一つのAさん
・スキルをとしては十分だとは言えないものの、コミュニケーション力抜群のBさん

 

がいた場合に、私の感覚では、Aさんが採用に至る可能性は結構低いです。(かといって必ずBさんが採用されるわけでもありませんが) 採用側がどこまでスキルとコミュニケーション力を求めているかはケースバイケースですが、コミュニケーション力が低いシステムエンジニアというのは採用する側も敬遠する傾向にあります。

というのも、最近よくあるプロジェクトのパターンとして 

●仕様がガッチリと決まっていない
●あやふやな要件から顧客や他のスタッフとの対話を通じて詳細な設計に落とし込む

というケースがよくあるのです。ユーザの方としてはぼんやりとした完成イメージだけしか持っておらず、そこから綿密な要件定義に落とし込み、そして満足できるシステムに作り上げるというわけです。そしてそのプロジェクトが成功するかどうかも、SEに大きくかかっているということです。


ただそのためには、技術的なバックグラウンドも当然必要になります。技術的な知識をもとに顧客の目線と技術者の目線を自由に行き来できるシステムエンジニアが市場価値として高くなっているのです。

もちろん、コミュニケーション力のようなスキルを持つのは簡単ではありません。しかし、いったんコミュニケーション力の高いSEになれれば、自分の市場価値としてはグンと上がります。転職の際にも有利に働くことは間違いありません。

SEとして転職をする際に注意すること

SEとして転職をする際に注意することとはどのようなことでしょうか。 

転職後によくある悩みとしては「聞いていた内容と違っていた」というものです。

その中でも多いのが
・仕事内容が違っていた
・勤務時間などの条件面が違っていた
というものでしょう。

 SEなどのITエンジニアは自社内で働くだけでなく、客先で常駐して働くことも多くあります。そのため、雇用された会社では業務内容をよく把握していないことも有ります。

本来であれば、雇用をした会社の方でも仕事内容はしっかり把握しておくのがベストではありますが、企業機密の問題や派遣契約の理由などで業務内容の一部分しか公開されないのが基本です。

「それであれば、自社内開発の会社だけを目指せばよい・・・」と考えるのも1つの方法です。しかし、大規模なプロジェクトに参画できることは少なくなります。大きなプロジェクトというのは大企業のプロパー少数と、多数の常駐エンジニアで進められるのことが多いです。そうした大プロジェクトはITエンジニアとして学ぶことがたくさんあります。だから自分のキャリアやスキルをアップさせたいと考えるなら、常駐して働く形態を最初から除外してしまうのは自分にとってマイナスにもなりえます。

結局のところ、SEとしての可能性を狭めず、なおかつ納得できる職場で働きたいと考えるながら、SEとして転職する際に注意することは、『面談時に業務内容や勤務条件をよく確認しておく』ということです。

通常常駐SEとして働く場合は、常駐先のリーダークラスと面談をすることになります。(実質は面接のようなものですが) 常駐先の担当者ですから業務内容や稼働についてはよく把握しているはずです。その席で確認をするのが一番確実です。 

業務についてよく分かっている担当と話ができるかどうか、そしてその場では気になることを忘れずに確認しておく、ということが大切です。

将来のエンジニアの需要について

仕事をする上で、仕事の数とエンジニアの数の均衡がとれていることがベストであるのは言うまでもありません。しかし、それは理想ではありますが、なかなかうまくいかないものでもあります。

 

(1)仕事の数>エンジニアの数
この場合、エンジニアは仕事を見つけるのには苦労はしないと思いますが、仕事が多すぎて激務につながります。

 

(2)仕事の数<エンジニアの数
この場合、仕事に追われることは少なくなるかもしれませんが、多くのエンジニアが職にあぶれることになります。

 

現在はエンジニア不足が顕著で(1)のパターンですが、2017年ごろになると大規模案件が一巡するためにエンジニアが余ると言われています。そうなると(2)のパターンになる可能性が高いです。

仕事の数のバランスが変わるという背景には、現在多くの企業で行われているシステムの刷新がひと段落つくということがあります。大きなシステム更改を固めて行うのではなく、タイミングをずらして実施してくれれば一番いいのですけどね。

といっても、設備の老朽化や法改正に伴う設備刷新などは時期が決まっているのでどうしてもタイミングが固まってしまうものだと思います。

現在は、いろいろなシステムの開発やリプレースが盛んなため、いろいろな分野のエンジニアが求められています。

将来はどんなスキルを持つエンジニアが生き残るのか?ということについては、じっくり考えてみることをお勧めします。