明治20年から続く大阪タオル産地では、吸水性が良く清潔で肌触りも良い後晒しタオルの製法を一貫して守り通してきました。そして現在も環境や使う方々への優しさにこだわり、ニーズ・市場に合わせた新しい商品の開発を続けています。さらに心地よく、快適な機能のタオルづくりを目指し、大阪タオル産地の商品は、環境・安心・品質の日本製、とても「吸水性の良いタオル」です。
しかし、泉州タオルは様々な問題問題を抱えています。
タオル産業の最盛期には泉州の地に約800社ありましたが、現在では約80社まで減少しています。
職人さんの高齢化が進み、後継者不足にも悩まされています。
泉州タオルは分業体制で生産されています。紡績工場・サイジング工場・製織工場・染屋さんなど一つ一つの工程に企業が存在しています。よってどれか一つの企業(工場)が無くなると他の工程の企業に大きな影響を受けるのです。