すべての違いを学びの源にする

自己組織化コミュニティのつくり方 Vol.1

組織やコミュニティの状態を把握し、管理しようとするとなぜうまくいかなくなるのか?
逆に、管理を手放し、理解不能な状態になると、なぜ、ひとりでにうまくいくときがあるのか?

この逆説的な真理に、未来へ繋がるヒントがあります。

「自己組織化コミュニティの作り方」は、あなたの回りのコミュニティに「いのち」を宿らせる方法を学ぶ講座です。 そのために必要なことを、オンラインの対話を通して学んでいきます。

こんなあなたに参加してほしいです

  • 世界を本気で変えたいと思っている人
  • 多様性が尊重されるコミュニティや組織を運営したいと思っている人
  • 「教える」から「学ぶ」への「学びのパラダイムシフト」を起こしたい人
  • 数百人~1万人が想いによって繋がり、一体となって動くようなコミュニティを創りたい人
  • 世界を本気で変えようとしている仲間と出会いたい人
  • 「機械論パラダイム」から「生命論パラダイム」へのシフトを起こしたい人
  • ZoomやSNSをフル活用したコミュニティ構築について学びたい人
  • 世界を本気で変えたいと思っている人

講師紹介

田原真人とは

こんにちは。田原真人です。
 
私は、「生きている状態とは何か」ということにずっと興味があり、大学院では、複雑系の物理、生物物理を専攻しました。その中で出会ったのが、自己組織化という考え方でした。

その後、物理の予備校講師になったり、物理の授業をインターネットで配信したりする会社を立ち上げたりして10年が過ぎました。その間も「生きている状態とは何か」という問いは、ずっと頭の中にありました。

2012年に反転授業に出会い、「反転授業の研究」というオンラインコミュニティを立ち上げたとき、ここで人間の活動を自己組織化できないだろうかと考えました。かつて学んだ知識をもとに試行錯誤をしながらコミュニティ運営をしていった結果、4400人の活発なコミュニティへと成長しました。また、そこで、Zoomというビデオ会議システムを使った参加型のオンライン講座のノウハウを確立しました。
 
100人で話すことができるZoomの可能性に気づいた私は、「Zoom革命」を立ち上げ、オンラインコミュニケーションの先進的な取り組みを始めました。あらゆることをオンラインでできないか挑戦したり、オンラインとリアルの対話を同時に行ったりしました。また、内面を掘り下げていくオンライン対話を頻繁に実施するようになりました。

この頃から、自分の周りのコミュニケーションのネットワークが活性化し始め、予想のできない展開が、毎週のように起こるようになってきました。計画を立てて実行することは難しくなりましたが、ネットワークの中で守られているという安心感を得ました。
 
このような経験を元に、コミュニティが自己組織化していくプロセスを体系化したのが、今回の「自己組織化コミュニティの作り方」です。これは、私の20年以上の思考と実践の結晶です。

(プロフィール)
早稲田大学物理学及び応用物理学専攻博士課程中退。元河合塾講師。「反転授業の研究」代表。Zoom革命代表。国際ファシリテーターズ協会日本支部理事。『微積で楽しく高校物理が分かる本』など著書9冊。ZOOMで働き方を変えた19人の実例と、自らの実体験、オンラインの可能性を綴った『Zoomオンライン革命』を2017年10月出版。

今何が起こっているのか?

機械論パラダイムの終焉

一般的に、システムは複雑化するにつれて「新しい性質」を獲得します。さらに複雑化すると「いのち」が宿ります。だから、分析的な方法では、複雑なシステムは理解できません。分割すると「新しい性質」が消えてしまうからです。生き物を分割すると死んでしまうのは、「生きている状態」が、分割することで失われてしまうからです。

今まで、社会は、巨大な機械に例えられてきました。機械は分割して調べてから組み立てることが可能です。社会がそれほど複雑でなかったときは、問題を分析し、単純化するやり方で十分に対応できたので、この例えは、それほど悪くないものでした。

しかし、インターネットの発展によって、社会が複雑にネットワーク化し、生命的なものに変わってきました。そのため、ものごとを分析し、単純化する方法では理解するのが難しくなってきたのです。

今や、単純化思考によって組み立てられた機械論的組織は立ち行かなくなりつつあります。分析し、単純化する思考法によって立てた計画は、現状把握の段階で、複雑さが獲得する「新しい性質」を見落としているからです。それに加えて、社会の変化が速くなり、計画を立ててから実現するまでの間に、計画と現実のズレが、無視できないほど大きくなってしまうのです。 

このような機械論的組織に労働者を送り込むために作られた教育システムには、人間をロボット化するカリキュラムが含まれていましたが、それらは、急激に時代遅れになりつつあります。

インターネットが世界を複雑にネットワーク化していく流れは後戻りできず、今後も、さらに発展していくことでしょう。

社会の複雑さが、私たちの理解の範囲を超え、不確定性が増大する時代が到来し、私たちは、生きるためのルールを変えることが求められています。つまり、生き方を「機械論パラダイム」から「生命論的パラダイム」へとシフトする必要があるのです。 

でも、これは、ロボット化されていた私たちが、人間らしさを取り戻していくことでもあります。 

「計画」から「ホメオスタシス」へ

求められる複雑性の知

未来が予想できなくなってきて困るのは、「機械論パラダイム」が破綻するからです。

私たちの生き方が「生命論パラダイム」へシフトすれば、予想が必要なくなるので、困らなくなります。
 
「生命論パラダイム」で優先されるのは、「未来予想」ではなく、「いのち」の躍動です。森の動物や植物が豊かな生態系を作り上げるのは、彼らが正確な予想をしているからではありません。「いのち」を躍動させて生きているからです。
 
「機械論パラダイム」では、組織のメンバーが自由に活動することを許すと、組織で起こっていることを頭で把握できなくなるため、コミュニケーションを命令伝達式にして単純化します。個人の「いのち」の躍動を抑えることで、組織の秩序を維持するのです。
 
一方、「生命論パラダイム」では、組織のメンバー間のコミュニケーションネットワークを張り巡らせていきます。メンバーは「いのち」を躍動させて活動します。その結果、一つ一つの動きを把握することは難しくなっていきますが、ネットワークが複雑になることで、システムが「新しい性質」を獲得し、さらには「いのち」が宿るようになります。
 
機械論的組織から、生命論的組織にシフトしていく段階では、一時的に混乱状態が生まれ、組織の生産性が下がります。その状態を超えて、「いのち」のはたらきによる自己組織化を起こしていくためには、私たちの内面にパラダイムシフトを起こしていくことが鍵になります。
 
私たちは、今後、複雑化していく社会を頭で理解して「計画」を立てることが困難になっていくでしょう。でも、そこで、理解力の限界を受け入れ、パラダイムシフトを起こせば、私たちの身体に備わっている「ホメオスタシス」の能力を、個人も、組織も、発揮できるようになるのではないでしょうか。
 

Zoomオンライン革命

コミュニケーション量を確保できる時代へ

自己組織化が起こるためには、十分なコミュニケーションが必要です。しかし、これまでは、遠隔地同士では自己組織化が起こるほどのコミュニケーションをとることが難しかったため、一カ所に集まって話ができる範囲に限定されていました。

しかし、100人で集まってビデオチャットで話すことができるZoomが登場したことで、数百人~1万人の世界中に分散しているコミュニティに自己組織化が起こる可能性が生まれました。

これは、2016年に生まれたばかりの、人類が新しく手に入れた可能性なのです。
 
現在、私たちが直面している世界的な環境問題や、大きな経済格差などの問題は、思考の枠組みを作って、その外側を無視して単純化する機械論パラダイムの副産物だと私は思います。私たちの社会が生命論パラダイムにシフトし、多様な知見を集めて集合知を生み出し、国境を越えたコミュニティに「いのち」を宿らせることができれば、このような問題が消滅していくかも知れません。
 
インターネットは、世界を生命的なものにしていき、機械論パラダイムを終わりに近づけています。そして、同時に、生命論パラダイムで生きようとする人が、自己組織化を起こせるようなコミュニケーションのインフラを用意したのです。これは、大きな時代の流れではないでしょうか。
 
流れに抗って留まるのか、流れに乗って新しい世界へ飛び込むのかは、私たちの選択です。

私は、一足先に、覚悟を決めて新しい世界へ飛び込み、人生を実験台にして様々な検証をしてきました。そして、実践を通して気づいたことを体系化して、みなさんにお伝えします。私がお伝えするのは、すべて、私の体験をもとにしているものです。
 
私が実践している自己組織化のための思考ツールを、世界を変えたい多くの人たちに使ってほしいです。そして、私1人ではできないことが、様々な場所で自己組織化の渦が回ることで達成されていくことを望んでいます。その結果として、世界が、もっと公正になり、生きやすくなり、平和になっていくことが、私の心からの望みです。


4つの自己組織化ツールを伝授

ツール

1

自己組織化の哲学

私たちは機械論的世界観の終焉期に生きています。そこからパラダイムシフトを起こしていくためには、まず、私たちが生きているパラダイムに自覚的になることが必要です。私たちが無意識に取り込んでまっている常識を疑い、新しい可能性を試していく中で、少しずつ新しい世界観が見えてきています。新しい世界観を支える哲学に、自己組織化の哲学と名づけ、対話によって探究していきます。

ツール

2

複雑性と全体性

機械論的世界観では、私たちの行動を「理解できる範囲」に限定しようとします。それによって秩序は維持されますが、私たちの「いのち」の躍動は抑え込まれてしまいます。「いのち」の躍動を解放すると、複雑な状況が生まれて、あっという間に「理解できる範囲」を越えてしまいます。そこから、崩壊へと向かうのか、自己組織化が起こるのかの違いは、どこにあるのでしょうか?引き込み現象のような複雑性の科学や、量子力学が明らかにしつつある情報の非局在性を手がかりにして、複雑性と全体性について学んでいきます。

ツール

3

自然の摂理

計画通りに物事を進めていくことを止めて、管理を手放し、場のプロセスに委ねていくと、自然の摂理が現れてきます。自然の摂理に対する理解と場のプロセスに対する信頼が、自己組織化を進めていくときの頼りになります。ツール3にさしかかる頃には、コミュニティでの学びにも自然の摂理が現れてきているはずです。理論と体験とを結びつけながら気づきを深めていきます。

ツール

4

共同創造の世界

外部から与えられた計画に従うことを止め、自分自身の内側の真実から行動していくと、場にエネルギーが循環しはじめます。場に生まれる「いのち」のドラマは、みなさんに多様な役割を与え、場に参加している意味を生み出していきます。関係性が育まれていくにつれて、「自分ができること」に限定されていた創造性が拡大していきます。「分断された個」から「繋がり合う個」へのシフトが起こり、創造性が拡張した個による集合知という、想像を絶する世界が垣間見えてきます。この世界を、一緒に探究していきます。

ツール

1

自己組織化の哲学

私たちは機械論的世界観の終焉期に生きています。そこからパラダイムシフトを起こしていくためには、まず、私たちが生きているパラダイムに自覚的になることが必要です。私たちが無意識に取り込んでまっている常識を疑い、新しい可能性を試していく中で、少しずつ新しい世界観が見えてきています。新しい世界観を支える哲学に、自己組織化の哲学と名づけ、対話によって探究していきます。

この講座で提供するもの

  • コミュニティを自己組織化させるときに役立つ4つのツール
  • オンライン反転授業形式で学ぶ、対話型の学び体験。
  • 自己組織化グループ学習を理論と体験を通して学ぶことができる。
  • 自己組織化コミュニティが生まれるプロセスを理論と体験を通して学ぶことができる。
  • パラダイムシフトを目指す志を持った仲間
  • コミュニティを自己組織化させるときに役立つ4つのツール

この講座は、はっきり言って分かりにくい

最初にお伝えしておきます。この講座で扱う内容は、分かりにくいです。
なぜなら、この講座の学びの対象である生命論的パラダイムの特徴が、「分かりやすさ」を追求することによって失われてしまうもの、単純化できないもの、だからです。
 
簡単な論理で説明されて、ちょっと話を聞いて、すぐに、「あ、そういうことね。じゃあ、次!」という感じになりません。私たちが、普段慣れている思考法とは、違う思考法が必要になります。
 
最初に説明動画を見たときにには、頭の中にクエスチョンマークがたくさん並ぶかもしれません。でも、何度か見るうちに少しずつイメージが沸いてきて、その後、Zoomを使ったオンライン対話で、いろんな人の考えを聞いているうちに、ようやく「そういうことか!」という気づきが生まれてくると思います。掲示板でのやりとりも理解の助けになると思います。
 
このような分かりにくいテーマを学ぶときは、ゆっくり時間をかけて学ぶことが大切です。複雑系の知は、理解するというよりも、感じ取る、受け入れる、という感覚のほうが近いです。1つのツールごとに2週間の時間をとり、朝1回、夜1回の対話の時間を取ります。対話は録画しますので、出席できない時間の対話は録画で視聴して学ぶことができます。
 
前提知識は、それほど必要ありません。必要なものがあれば、必要に応じて講座の中で紹介していきます。
分かりにくいからといって、心配することはありません。共に学ぶ仲間と力を合わせれば、きっと身につけることができると思います。講師やスタッフも、精一杯サポートします。
 

講座スケジュール

1つのツールの習得に2週間かけます


12月 4日(月) オリエンテーション 20:30-22:00

ツール1

12月   5日(火)「自己組織化の哲学」サイトオープン
12月   9日(土) 対話① 20:30-22:00
12月12日(火) 対話② AM8:00-9:30
12月14日(木) 対話③ 20:30-22:00

※対話のいずれかor複数にご参加ください


12月15日(金) 雑談ルーム(任意) 21:00-23:00

ツール2

12月19日(火)「複雑性と全体性」サイトオープン
12月23日(土) 対話① 20:30-22:00
12月26日(火) 対話② AM8:00-9:30
12月28日(木) 対話③ 20:30-22:00

※対話のいずれかor複数にご参加ください


12月29日(金) 雑談ルーム(任意) 21:00-23:00

ツール3
   1月   9日(火)「自然の摂理」サイトオープン
   1月13日(土) 対話① 20:30-22:00
   1月16日(火) 対話② AM8:00-9:30
 1月18日(木) 対話③ 20:30-22:00

※対話のいすれかor複数にご参加ください


   1月19日(金) 雑談ルーム(任意) 21:00-23:00

ツール4 1月23日(火)「共同創造の世界」サイトオープン
   1月27日(土) 対話① 20:30-22:00
   1月30日(火) 対話② AM8:00-9:30
 2月 1日(木) 対話③ 20:30-22:00

※対話のいすれかor複数にご参加ください

   2月    6日(火) 全体振り返りミーティング 20:30~22:00

ツール2

12月19日(火)「複雑性と全体性」サイトオープン
12月23日(土) 対話① 20:30-22:00
12月26日(火) 対話② AM8:00-9:30
12月28日(木) 対話③ 20:30-22:00

※対話のいずれかor複数にご参加ください

運営チーム

佐藤さわ

究極の器用貧乏

座右の銘
「やってみなきゃわからない!」

大隅紀子

世界とつながるファシリテーター

座右の銘
「とりあえずやってみる」

川端宏樹

遊ぶように働く天才

座右の銘
「屁でもこいてから、寝よう」

相宮幸二

別名:アイミーン皇太子

座右の銘
「果報は寝て待て」

推薦の言葉

西 幸代
(ぷれジョブ 代表)

私は17年間「ぷれジョブ」という活動の種蒔きをしてきました。障害のあるお子さんが、付き添いのジョブサポーターさんと一緒に、一週間に一時間、職場で働きます。ジョブサポーターさんと職場は半年ごとに交代します。月に1回、みんなで顔を合わせてお話をネタに楽しいお茶を飲みます。 子どもたちの「弱さの力」は人々をつなぎ、地域の中で感謝される存在となって、集う人全員の自己肯定感を育みます。ひらいて細く長く活動を続ければ、おとなも子どももいろんな人が顔見知りになり、ゆるくつながり、互いに互いの依存先となり人々は暮らしやすくなります。この活動は丸ごとそのままの存在の価値を交わす活動です。 23都府県にこの活動団体がたくさんできたので、ぷれジョブの趣旨を共有しつつ、各地をつなぐにはどうしたらいいか考えていた時に、田原真人さんと、ZOOMと、このセミナーに出会いました。そして今、ZOOMで各地とつながり、当事者以外の関心を寄せてくださるかたも生まれ始めました。 自己組織化を起こすには、自分の中にある「弱さや苦手さのネガティブなところ に気づいたり、他者のそれを受け取ったりすることが大切なことの一つです。 0期セミナーでは、ZOOMの対等な学びの場が、参加される方のありのままの存在を丸ごと肯定し、深い安心と信頼の場が醸成されました。やがて、他者を自分のからだとして獲得された方々が多く生まれ、その余波が今も私に寄せては返しています。主催者の田原さんご自身も、他者を自分とし、馬や刀をみずからの身体として何十倍もの力に与る人馬一体の武芸者のように変化して見えます。 今、私はZOOMで各地をつなぎ対話を重ねることから、このセミナーで生まれたような「全からだ」を感じてエネルギーが充ちる人をが増えて、各地のぷれジョブに命を吹き込むことができたら、どんなに素晴らしいだろうと思うようになりました。 「うらをみせ おもてをみせて ちるもみじ」(良寛)


【 プロフィール 】

岡山県倉敷市生まれ。岡山大学教育学研究科卒業。岡山県内で中学校教諭を勤めた。途中、重症心身障害児の少女との出会いから「ぷれジョブ」を考案し、その種蒔きを今も続けている。全国ぷれジョブ連絡協議会代表世話人。ワーキングメモリ学習塾ぽえちか主宰。

岩下牧子
食卓から未来を創る
「食卓ファシリテーター」

「自己組織化」を辞書で調べてみると「自律的に秩序を持つ構造を作り出す現象のことである。 自発的秩序形成とも言う」とありました。調べても意味が分からず、0期が終わった今でも、自分の言葉で自己組織化とは何か?を語るのは難しいのですが、一人の母親として思うのは、いつの時代も子供に願うことそのものなのではないかという事です。つまり、「あなたは、あなたのままでいいですよ(自己肯定感を育む)」「その人が自由にやりたい事を表現して欲しい(自発的な自己表現)」それでいて「協調性や共感性は持っていて欲しい(他人との共生)」。この3つを自己組織化コミュニティで私自身が体感してきたと感じています。 0期スタート当初は、こんなにたくさんの映像を観るの?こんなに対話が必要?と正直思いましたが、観れなくても、言葉が出なくても、そこには温かい包むような雰囲気がありました。講座内容もとても秀逸です。社会全体がどういうシステムになっているのか、その中で自分がどういう状態にあるのかを俯瞰してみることができました。また、自然の摂理などをマクロやミクロの視点で知ることで、その間にいる人間にも同じ視点を持ち込むことができ、そのものの見方は私の人生において大きな変化を生んだと実感しています。8週間という期間の中だからこそ人と人との差や違い、受容、調和の図られ方などが体感でき、個人という最小単位から、親子、家族、子供の学校との関わり、そして地域や社会と幅広く応用して観ていくことができると思っています。


【プロフィール】

東京やシンガポールで、消費財メーカーや人材紹介会社などで約10年勤務後、第二子妊娠を機に仕事から離れる。感情というサインから自分の大切な想いに気付くNVCや、身体や顔に現れるサインから体の内側の状態観る望診法を共に学んでいく。二元論に囚われず、心と身体の結びつきを「食べること」を通して体感してもらえる場を提供している。 好きな言葉は「Less is More」「一期一会」。小学生の娘と幼稚園の息子の二児の母。

鈴木利和
(自己組織化コンサルタント)

大学の時の体育会の体験以来、『全員がリーダーシップを発揮する創造的な組織づくり』をかれこれ30年探求して来ています。

その中で、田原さんとの出会いは、田坂先生との出会いと同じくらい衝撃で、自己組織化について深い対話を重ねて来ました。概念を共有していないと対話が成り立たず、自己組織化は起きませんが、知識を伝える側と受け取る側が一方通行になると学びが阻害されます。

その絶妙な加減を実体験できる絶好の機会になると確信しています。

【プロフィール】

1991年名古屋大学法学部卒業後、リクルート入社。2001年4月多摩大学大学院で経営情報専攻、田坂教授のもと複雑系の経営論を専攻MBA取得。リクルート定年退職後、合資会社ベルノートに専念。自己組織化コンサルタントとして、日本と海外で活躍。

嘉村賢州
(NPO法人場とつながりラボhome's vi代表理事)

私はファシリテーターとして10年ほど前からまちづくり、教育、組織開発などの現場で仕事をしてきました。年間100を超えるワークショップや会議のファシリテーションをしている日々です。試行錯誤の日々を送っている中、私自身の究極の目標というかあこがれが「自己組織化の肝をつかむ」ということです。人類が誕生し、進化をしていく過程で人間は集団を作り、組織やコミュニティという形態を発明し発展させてきました。

しかし今までの組織は管理・マネージメント型が中心で生まれ持っての一人ひとりの個性が活かしきれているかというとそうではないようにに思えるのです。だからこそこの「自己組織化」という考え方は次の新しい世界を作っていく上で絶対欠かせない概念であり、とても魅力的に私には映るのです。しかしその道のりは険しいのが正直なところ、あまりに新しいパラダイムすぎて、できたとしても偶然であったり、属人的なセンスを通じてのみ実現しているように感じます。

もしより多くの人が自己組織化の肝をおさえ、ざまざまな組織やコミュニティで実現できるとしたら、それは人類にとって素晴らしい発展で、そこには今では想像できないような人々が輝く新しい景色が見えるような気がします。3年ほど前に縁があって田原さんと出会うことができました。

そのあくなき探究心と志、そしてICTツールなどの卓越した技術面での知識に常に驚かされます。今始まりつつあるこの自己組織化を通じた新しい社会づくりのムーブメントにいち早く関わって、その世界を目撃することをおすすめします。是非是非一緒に探求してきましょう。

【プロフィール】

1981年兵庫生まれ。京都大学農学部卒業。IT企業の営業経験後、NPO法人 場とつながりラボ home's viを立ち上げる。

京都経営品質協会 理事
京都市未来まちづくり100人委員会 1~3期事務局長
京都工芸繊維大学創造連携センターファシリテーション専門職等歴任

香取一昭
(マインドエコー代表)

いくつものコミュニティが自己組織化して生まれるコミュニティ、いわば「コミュニティ・ジェネレイティング・コミュニティ」とでも言えるようなものを立ち上げて、長年にわたり育ててきた田原さんが、満を持して、これまでに培ったノウハウのすべてを開示する講座を始めると知って大変興奮しています。

これまでも、ある限られた空間的広がりの中では、自己組織化されたコミュニティは生まれてきたのですが、Zoomを始めとする最近のICT技術サービスの急速な発展と普及は、私たちの住む世界を劇的に広げました。今では世界中の人たちが、あたかも同じ町に住んでいるかのように感じられる時代になったのです。

この変化にいち早く注目した田原さんは、日本を始めとする世界中の志を同じくする仲間を募って4千人を超えるコミュニティに育て上げ、場をホールドすれど管理せずの姿勢で、自己組織化を見守ってきています。 この講座の参加者の中から新しい時代のコミュニティ・リーダーが多数生まれてくることを大いに期待しています。

【プロフィール】

日本ファシリテーション協会などでの活動を通じて、ワールドカフェ、OST、フューチャー・サーチなど一連のワークショップ手法の普及活動を展開している。著書に「ワールド・カフェをやろう!」「決めない会議」「eラーニング経営」「コミュティ・マーケティングが企業を変える」など著書、訳書多数。


信岡良亮
(株式会社アスノオト代表取締役)

私は、島根県の隠岐の島・海士町というところで地域がどう未来を見ていくのかということに携わってきて、人々が未来をいかに自治していくのかということに興味がありました。

311のあと、田舎の問題は田舎だけの問題ではなく、 都市と田舎の関係の問題として捉えなおそうと思っていま活動しているのですが その中で、どうやって都市と田舎が繋がりながら学ぶのか、 お互いの見えている景色を日常的に交換し、 双方から見える未来をどう対話して創っていくのかということに 興味を抱いていたときに出会ったのが、田原さんとzoomでした。

田原さんの活動と、そこに共感し共に学習する仲間が増えていくことで いつしか都市と田舎の双方をつなげた形での自己組織化されたチーム・コミュニティが進化していくことをとても楽しみにしております。

 

【プロフィール】

1982年生まれ。関西で生まれ育ち同志社大学卒業後、東京でITベンチャー企業に就職。Webのディレクターとして働きながら大きすぎる経済の成長の先に幸せな未来があるイメージが湧かなくなり、2007年6月に退社。小さな経済でこそ持続可能な未来が見えるのではないかと、島根県隠岐諸島の中ノ島・海士町に移住し株式会社巡の環を仲間と共に起業。6年半の島生活を経て2014年5月より東京に活動拠点を移し、都市と農村の新しい関係を創るために2015年、株式会社アスノオト創業。

深尾 葉子
(大阪大学経済学研究科准教授)

日々地球の各地で発生する戦争やテロリズム、人間活動の無制限な拡大と膨張によりもたらされる破局的な環境破壊、もはや人類は地球生命系のがん細胞といってもよいような破壊的作用を引き起こしているといっても過言ではありません。

しかし、そうしたネガティブな情報に注意をひきつけられ、それに対処しようとしても、とても追いつかないばかりか、増大する破壊的な力にとても追いつかないというジレンマに陥ります。そしてそのような闘いに自らも疲弊してゆきます。そこで私たちは、生きる力に依拠し、生命を紡ぎ出すようなコミュニケーションネットワークをつくることで、地球生命系をに破壊的作用をもたらす流れを凌駕するアプローチが必要だと考えます。

その一つがこのオンラインコミュニティによる人と人とのつながりであり、誰かにコントロールされたり命令されたりするのではなく、生命の営みに学びつつ、ゆらぎながら相互につながりあうような流れに身をゆだねる新しい場の創出です。インターネットを通じて、現代は地球全体を覆う神経回路のように情報伝達や人々のつながりを瞬時に実現することが可能です。そのような時代に、我々は仕事においても、遊びにおいても、命をはぐくむ新たなつながりを地球上のあちこちで実現することができます。

この講座を通じて、「生命の戦略」による、自己組織化コミュニティづくりを学ぶことで、地球生命系を豊かにする動きを作り出しましょう。

【プロフィール】

大阪外国語大学地域文化学科中国語専攻助手講師助教授を経て大阪大学経済学研究科准教授。中国社会研究および環境問題のグローバル・マネジメント研究に取り組む。また、魂の脱植民地化研究も行っている。

武井浩三
(ダイヤモンドメディア株式会社
代表取締役)

弊社では「ホラクラシー経営」と呼ばれる生物的な組織作りをかれこれ10年近く実践して来ました。

複雑系マネジメントに拠ると「組織は複雑になると生物的な特性を持つようになる」とのことで、組織作りの参考にしてきたのは、従来の経営管理や経営手法ではなく自然が本来持つ力でした。自然の力とは、物理であったり生物であったり、はたまた植物や動物などの生態系、そして人間自身の身体であったり。とにかく経営とは関係の無さそうなものばかりを研究している中で田原真人さんと出会いました。

田原さんの研究されている領域である「自己組織化」は、まさに弊社が目指している企業像そのものであり、田原さんが過去に研究されたアメーバやヒドラのような粘菌性生物はおかしな話かもしれませんが、これからの組織のあり方を示唆するものであると直感しました。

企業という組織だけでなくこれからは、全てのコミュニティーにおいて生物的で創発的な運営が求められるようになるでしょう。そして田原さんの取り組みが新たな世の中を作っていく一助になると確信しています。

【プロフィール】

1983年横浜生まれ。 19歳の時にアメリカに単身音楽留学に行き。2年後に帰国。翌年にはメジャーレーベルよりCDをリリース。 22歳でファッション関連メディアを運営する会社を起業し代表に就任するも、1年で倒産。以降、企業の存在意味や働く意味を模索し、新しい経営システムを作ることを目指す。 24歳でダイヤモンドメディアを創業し、不動産を中心としたITサービスを提供する傍ら、「給料を公開し話し合いで決める」「社長役員を毎年選挙で決める」「上司部下など役職を撤廃」「働く時間場所、休みは自由」という生物的経営を実践。近年アメリカで「ホラクラシー」という言葉が生まれたが、日本の第一人者として講演や企業コンサルティング等の普及活動も行う。

龍見亮太(Rio)

ギフトで利用できる宿泊施設兼コミュニティスペース「musubi」を運営者

7年間コンサルティングの仕事をした後に、“自然との共存”や“命の循環”を大切にしたネイティブ・ハワイアンの生き方に魅了され、ハワイに移住。1年間のハワイ生活の後、日本に帰国し、今は《ギフトで成り立つ世界》をコンセプトとしたGiftShareという活動を淡路島を中心に行っています。


田原さんのお話をお聞きし、僕がコンサルティング時代に行っていた思考や生き方はまさに「機械論的パラダイム」であり、ハワイ以降は「生命論的パラダイム」に変化したんだなと感じました。
「機械論的パラダイム」とは、得たいもの(ゴール)を設定し、その実現までのプロセスを計画(プランニング)し、進捗を管理(マネジメント/コントロール)するという生き方。この生き方では、自分の手中で物事を捉えることできるので、ある種の安心はありますが、自分の思考を越えた現実を得ることは不可能でした。

一方、私にとってハワイ以降の生き方のベースとなった「生命論的パラダイム」は、世界をひとつの生命体(生態系)と捉え、その中の一部が自分であるという世界観。この世界観で生きはじめると、世界全体からの恩恵が自分に注がれるようになるので、自分が思い描いた理想よりも何倍も素晴らしい現実が出現するようになりました。


この生命論的パラダイムで生きる人が増えたら、世界はもっと面白いものになり、すべての人が満たされ、まったく新しい未来が出現すると確信しています。
また、本講座は「自己組織化コミュニティのつくり方」というテーマですが、最終的にはコミュニティという枠を越えて、新しい世界の生き方というテーマにまで到達するだろうと期待しています。

【プロフィール】

龍見亮太(Rio)
東京で7年間、コンサルティング業界で活躍した後、2012年に独立。ネイティブ・ハワイアンが受け継いできた生き方や価値観を学ぶため、ハワイに移住。ハワイ島のパーマカルチャー・ファームにて、“命の循環”や“自然との共存”を大切にした暮らしを行う。
2014年に帰国し、自転車で日本一周しながら各地でイベントを行う『L project』を実施。途中、東日本大震災の被災地でイベントを行ったときから資本主義や貨幣経済に疑問を持ちはじめ、「等価交換ではなく、贈与循環」という世界観に辿り着く。その後、自ら主催するイベントには参加費を定めず、参加者が「与えたいものを、与えたい分だけ、与える」という独自の参加スタイル『Swag(Something I/you WAnna Give)制』を導入。以後約3年間、Swagだけで活動・生活を続ける。
2017年より《ギフトで成り立つ世界》をコンセプトとしたGiftShare構想を始め、ギフトで利用できる宿泊施設兼コミュニティスペース「musubi」を運営している。

倉貫義人

株式会社ソニックガーデン
代表取締役社長

「管理のない会社経営」を目指して7年以上、会社経営をしてきました。私たちは職人プログラマたちが働く会社で、彼らは管理するよりも自主性に任せた方が生産性が高くなるからです。

プログラマのようなナレッジワーカーに指示命令の組織は向いていません。良いアイデアを出せと指示命令してもアイデアは出てきません。イノベーションは指示命令では起きません。

ナレッジワーカーに必要なのは自由に考えられる時間と裁量です。そのために、会社経営から管理を無くすことにしました。勤怠管理がないのはもちろん、部署や管理職もなし、経費や休日も申請なし、果ては売上目標や評価もなくしました。

社員たちはセルフマネジメントで自律的に働き、組織も無理なく成長を続けることができました。そうして出来上がったのが、自己組織化されたコミュニティのような会社でした。

これからの時代、多くの仕事がナレッジワークに変わっていくでしょう。そうした際に求められるのは、新しいマネジメントの形で、その土台となるのが「自己組織化」だと考えています。

田原さんの講座を通じて、これからの組織マネジメントの肝となる自己組織化について触れることになるでしょう。それが、いずれ多くの組織の改革につながり、そこで働く人たちの人生を変えていくきっかけになると期待しています。

【プロフィール】
株式会社ソニックガーデン代表取締役社長。大手SIerにてプログラマやマネージャとして経験を積んだのち、社内ベンチャーを立ち上げる。2011年に社内ベンチャーのMBOを行い、株式会社ソニックガーデンを設立。ソフトウェア受託開発の世界で、月額定額&成果契約という新しいビジネスモデル「納品のない受託開発」を展開。働き方についても、全社員リモートワーク、オフィスの撤廃など新しい取り組みを行っている。著書に『「納品」をなくせばうまくいく』『リモートチームでうまくいく』など。「心はプログラマ、仕事は経営者」がモットー。ブログ

受講料について

受講料について
この講座は、学び、運営、お金を、自己組織化の哲学に沿って進めています。最初に与えるところから循環が生まれるという考えから、前回の受講者のペイフォワードと、恩送りオークションの収益によって、講座を運営します。
 
今回の参加者のみなさんは、基準額10万円を参考に、講座修了後に、ご自分で金額を決定してお支払い下さい。
その一部を、次回の講座のペイフォワードに充てさせていただきます。

受講料の基準額は10万円ですが、前回開催の講座では10万円以上の大きな価値を多くの方が受け取ってくださいました。
この講座にご参加いただき、大きな変容とギフトを受け取って頂ければ幸いです。

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