サイエンスフォーラムのオンライン講座


食品への予測微生物学応用2021

HACCP制度化時代に予測微生物学は有効か?

日  時  2021年4月22日(木) 10:00~17:00

配信方式  Zoomミーティング

受 講 料   38,000円(税別)

コーディネータ  小関 成樹氏(北海道大学大学院農学研究院 教授)

開催のねらい

HACCPの完全義務化がいよいよ目前(2021年6月1日)にまで迫っている中,今一度,HACCP対応における予測微生物学の有効性および実用性を様々な側面から見つめ直す場として,今回のセミナーを企画しました。

学術界からは新進気鋭の若手研究者である北海道大学の小山健斗先生から,現状世界で最も先駆的な取り組みといえるデータ活用方法をHACCPへの適用の観点からご講義頂きます。また検査業界からは気鋭の迅速検査法を提案しているAFIテクノロジーの円城寺隆治先生から,誘電泳動に基づく超迅速細菌検査法についてHACCPとの関係性からご講義頂きます。

さらに、食品業界での実際の取り組み事例として,明治の土方智典先生から乳製品製造における予測微生物学の適用方法を,三栄源エフ・エフ・アイの小磯博昭先生からは添加物製剤の活用における予測手法の活用についてご講演頂きます。

最後に小関から,従来長きにわたり殺菌条件の設定に用いられてきた殺菌指標の問題点と今後の対応方針について,HACCPへの対応といった観点からお話しいたします。

受講者の皆様にとって必ずや業務上有益な情報をご提供するだけでなく,このセミナーを機に新たな、より高度な品質管理手法へチャレンジするための契機になることを祈念しております。       
                         コーディネータ 小関 成樹

開催プログラム

10:00~10:05
開会の辞
    コーディネータ 小関 成樹氏
10:05~10:55
1.AI活用を含めた世界の予測微生物学の先端学術情報

北海道大学大学院 農学研究院
食品加工工学研究室 助教
小山 健斗

1)予測微生物学の目的
2)最先端技術による予測手法の変化
3)雑多な微生物挙動のデータベースの機械学習による解析

           <休憩10分>
11:05~12:05

2.初期汚染量の超迅速測定と今後の可能性~予測微生物学のブレイクスルー

株式会社AFIテクノロジー
代表取締役社長
円城寺 隆治

1)食品・飲料業界における迅速微生物検査法の現状および課題 ―HACCPプラン対策はどうすべきか?―
2)微生物汚染モニタリングシステム「ELESTA®️ PixeeMo®️」を用いたHACCPプランにおける工程管理活用
3)ELESTA®️システムを活用した初期汚染量の超迅速測定と今後の可能性

     <昼休み 12:05~13:00>

13:00~14:00

3.乳業における予測微生物学利用

株式会社明治 研究本部
品質科学研究所 分析研究部
食品分析技術G
土方 智典

1)乳業における予測微生物学の活用
2)当社での活用事例
 ・牛乳における腐敗菌の増殖予測
 ・損傷菌の増殖予測
 ・チルド牛乳における定量的リスク評価

           <休憩10分>

11:05~12:05

2.初期汚染量の超迅速測定と今後の可能性~予測微生物学のブレイクスルー

株式会社AFIテクノロジー
代表取締役社長
円城寺 隆治

1)食品・飲料業界における迅速微生物検査法の現状および課題 ―HACCPプラン対策はどうすべきか?―
2)微生物汚染モニタリングシステム「ELESTA®️ PixeeMo®️」を用いたHACCPプランにおける工程管理活用
3)ELESTA®️システムを活用した初期汚染量の超迅速測定と今後の可能性

     <昼休み 12:05~13:00>

14:10~15:00
4.  食品設計における日持ち向上と予測微生物学活用の実際

三栄源エフ・エフ・アイ株式会社
第一事業部 食品保存技術研究室
小磯 博昭

1)保存料と日持向上剤
2)ハードルテクノロジーと予測微生物学
3)消費期限の設定根拠(日持時間の予測)
4)保存温度逸脱時への対応
5)新製品への挑戦

           <休憩10分>
15:10~16:00

5.HACCP制度化時代の殺菌工学を問い直す~D値、Z値の有効性をめぐる諸問題~

北海道大学大学院農学研究院
食品加工工学研究室 教授
小関 成樹

1)従来評価指標(D値,z値)の何が問題か?
2)代替となる現実に即した予測手法の紹介
3)殺菌効果のバラつきをも考慮した確率論的な予測手法

           <休憩10分>

16:10~17:00
6.総合質疑&情報交換会
座 長:小関 成樹氏
パネリスト:小山 健斗氏
      円城寺隆治氏
      土方 智典氏
      小磯 博昭氏
16:10~17:00
6.総合質疑&情報交換会
座 長:小関 成樹氏
パネリスト:小山 健斗氏
      円城寺隆治氏
      土方 智典氏
      小磯 博昭氏

講師プロフィール

小関 成樹氏

北海道大学大学院農学研究院 食品加工工学研究室 教授

食品微生物の安全性に関し早くからデータ資産活用の重要性に着目して、数理モデル、予測モデル構築による予測微生物学の研究と普及に邁進。2010年3月「食品における有害微生物の増殖および死滅の予測:数理モデルと情報技術の活用」で第14回安藤百福賞 発明発見奨励賞を受賞。さらに2019年、世界最大級の食品安全に関する学術団体「International Association for Food Protection(IAFP)日本支部会長に就任。予測微生物学研究の世界の最前線に位置しつつ、各種共同研究の研究代表を務めるとともに、今後益々ボーダーレス化が進む食品流通現場への貢献を目指している。2020年7月より現職。

小山 健斗氏

北海道大学大学院農学研究院 食品加工工学研究室 助教

2019年4月より現職である。大学院では予測微生物学分野の研究に従事した。決定論的に決められていた細菌の増殖,死滅モデルに疑問を持ち,細菌の死滅,増殖過程を確率論で表現した。RとPythonを用いてプログラミングを行っている。学生時代はドイツに1年間留学し,2017年から1年半のギリシャで研究した。現在はWeb上の微生物のデータベースの解析を行っている。また,農産物の鮮度評価,熟度評価を画像と機械学習で評価する取り組みを行っている。食品分野において,これまでに蓄積されてきた知見をデータ解析を通してまとめる取り組みを行っていきたい。

円城寺隆治氏

株式会社AFIテクノロジー 代表取締役社長

1993年大学卒業後、株式会社重松製作所入社。技術研究所にて防じんマスク用高性能フィルタおよび防毒マスク用吸収缶(ガスフィルタ)の研究開発に10年間従事した後、細菌検査試薬ベンチャーに転職。2006年から東京都立大学との共同研究で”AMATAR™”の根幹となる誘電泳動電法の研究を開始。2007年にAMATAR™を専門とするフィルテクノジャパン株式会社を設立し、リサーチユースの誘電泳動分離デバイスを開発。大学や企業に対して同デバイスを販売して原理検証を行う。2013年に株式会社AFIテクノロジーを設立し、AMATAR™を導入した微生物・細胞の迅速分析装置「ELESTA®️(エレスタ)シリーズ」の開発に着手。2014年に代表取締役社長就任。2020年からHACCPプランの工程管理における迅速生菌モニタリングを実現するため最新機種「ELESTA®️ PixeeMo®️」の販売を開始。北里大学卒(保健学士)、首都大学東京(現 東京都立大学)大学院修了、博士(工学)。

土方 智典氏

株式会社明治 品質科学研究所 分析研究部 食品分析技術G

2006年3月 東京工業大学大学院 生命理工学研究科 修士課程修了
2006年4月 明治乳業株式会社(現 株式会社明治)入社
2007年4月 研究所配属(主に食品微生物の検査法開発や制御等に関する研究に従事)
現在に至る

【委員会等】
2020年6月~ 国際酪農連盟日本国内委員会 微生物・衛生専門部会委員

小磯 博昭氏

三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 第一事業部
食品保存技術研究室

1987年3月 山口大学大学院農芸化学専攻修了後、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社に入社。2000年より保存料関係を担当。
現在、予測微生物学を学問としてではなく、実際の現場での活用を目指している。

●申込みから当日まで

1
申込み
申込みボタンを押していただくと、フォーム画面になります。必要事項の入力をお願いします。
お支払い(paypal決済)
申し込みフォーム入力後「内容確認画面へ」をクリックしていただくと、次の画面の下に「送信する」というボタンが出ます。その送信ボタンを押さずに、すぐ下のPayPalの決済ボタンを押してください。決済後にフォームも送信されます。
ZoomのミーティングID送付
受講5日前頃にZoomのミーティングIDをメールにて送付します。
テキストの送付
受講2日前までにテキストを送付します
アンケートの送付
講座修了後、アンケートをお送りいたしますので、ご回答をお願いします。
6
動画視聴のご案内
動画の準備ができ次第、視聴URLを送ります。
 ※送付の日から5日間限定での配信となります。あらかじめご了承ください。
 ※動画視聴は「講演部分のみ」となります。Q&A部分の配信はいたしません。

お支払い(paypal決済)
申し込みフォーム入力後「内容確認画面へ」をクリックしていただくと、次の画面の下に「送信する」というボタンが出ます。その送信ボタンを押さずに、すぐ下のPayPalの決済ボタンを押してください。決済後にフォームも送信されます。

受講料・受講規定

受講料 38,000円+消費税
定 員 50名
(定員に達し次第、お申込みを締め切らせていただきます)
お支払い方法 □ ペイパルカード決済一括 ¥41,800(消費税込)

  ※オンライン講座はpaypalのクレジットカード決済のみとさせていただきます。入金確認次第、領収証をメールにて
   お送りいたします。  
申し込み後のキャンセル

申し込み後キャンセルは、開催7日前までお受けします(振込手数料を差し引いたうえで受講料をご返金いたします)。 それ以降のキャンセルはできませんので、ご了承ください。

ご注意  1.受講者の皆様には開催5日前を目安に、お申し込みのメールアドレス宛にZoom IDをご連絡いたします。
    ※開始20分前からミーティングルームでスタンバイしております。10分前には入室を完了するよう余裕を
     もってご入室下さい。
    ※定刻(10時)にスタートします。

<ご注意>ご確認ください!
●Zoomのお名前を必ず「申込時のお名前」に変更のうえ、ご参加をお願いします。
受講者名簿とZoomのお名前を照合・確認してから入室を許可しております。Zoomのお名前が申込時のもの以外ですとその許可を出すことができず、講義の途中からの入室になってしまう可能性がございます。お手数をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。

名前の変更の仕方:https://blog.coubic.com/onlinelesson/zoom-name-change/

●受講いただけるのは申込者ご本人のみです。またお一人につき1端末のみ接続いただけます。複数の端末での同時接続はご遠慮ください。複数の端末で入室されていた場合、いったん退出・再入室いただく場合もございます。


2.接続の不具合・トラブルについて弊社ではサポートできません。予めご了承下さい。


3.事前に「Zoom」のインストールをお願いいたします。
     使い方:https://hashikake.jp/articles/how-to-zoom-ep01
     接続テストサイト(https://zoom.us/test)にて接続性に
     問題がないかご確認ください。

4.当日は以下の環境を整えてご参加ください。
      (1)使い慣れたPC・タブレット・スマホ
      (2)安定して速度のあるインターネット回線への接続
      (3)雑音が少なく話しやすい静かな場所 

5.本セミナーの撮影・録画・録音、また配信URLを他の方に知らせたりSNSなどで公開する行為を禁止します。

6.後日、セミナー内容を復習して戴けるよう、講演部分のみ期間限定で動画を配信致します。
  このため、本セミナーはレコーディングを行います。

7.当日のテキストは、開催日の2日前までに宅急便でご送付します。

申し込み後のキャンセル

申し込み後キャンセルは、開催7日前までお受けします(振込手数料を差し引いたうえで受講料をご返金いたします)。 それ以降のキャンセルはできませんので、ご了承ください。

営業時間 9:00 - 17:00(土日祝除く)
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