Social Change Agent養成プログラムとは

Social Change Agentとは、「様々な社会システムにおける変化を促進する主体者としてのソーシャルワーカー」を示す造語であり、わたしたちの法人名「Social Change Ageny」には、「様々な社会システムにおける変化を促進する主体者としてのソーシャルワーカーの集団を形成する」という意味が込められています。

本来、ソーシャルワーカーには目の前にいる人への個別支援だけではなく、その人の困りごとを生み出している社会構造への働きかけが必要です。しかし、現状、日本のソーシャルワーカーの多くは個別支援に終始し、社会へ働きかける機能(ソーシャルアクション)が非常に弱いという課題意識から、ソーシャルワーカーのソーシャルチェンジマインドの醸成、パートナー(仲間)づくり、スキルの獲得が急務だと考え、2017年度より本プログラムの開始に至りました。

第3期となる今回は行政との連携も含むより実践的なプログラムとなっています。
【2018年度のプログラム報告はこちらから】

わたしたちは事業を通して、多くのソーシャルワーカーの方たちから ”ミクロ実践に留まることの危機感” を感じ、また、変⾰主体への関与はさまざまな方法があるということ( 独立起業、所属組織のシステムへの介⼊、 所属組織の資源の活⽤、外部資源の活⽤、 様々なアクションシステムに関与すること等)、つまりは、多様なメニューをもつことができることが、ソーシャルワーカーたちがしなやかに社会の変⾰に関与していく上で必要だと考えています。


個人の問題を社会化することができるソーシャルワーカーの志すみなさんの参加をお待ちしています!

選抜3期生 募集要項

選抜対象 ・ソーシャルワーカー(資格の有無は不問)
・対人支援の仕事につかれている方

※現場経験年数は問いません。

募集人数 ・6名(一般参加枠は6月中旬に募集予定です)
待遇 ・全プログラムを無料で受講可能(交通費を除く)
・選抜生限定のプログラム提供もあり
・本プログラム終了後も、ネットワークづくりの機会やフォロー有
募集人数 ・6名(一般参加枠は6月中旬に募集予定です)

プログラムの特徴

・選抜生のみ、学びをより深めるため、各回の講座開始時間前・後にリフレクションタイムを実施
・選抜生のみ、各回のプログラム終了後から次回のプログラムの間、各回のプログラムでの学びを実践するための伴走支援の機会を提供
・選抜生のみ、プログラム終了後の勉強会や交流会の開催あり

選抜3期生決定までのスケジュール


詳細
選抜希望者対象説明会 5月11日(土)16:00-17:30
5月12日(日)13:00-14:30
5月15日(水)19:00-20:30
5月25日(土)13:30-15:00 
6月2日(日)  13:30-15:00

説明会参加申し込みはこちらから
選抜希望者申込〆切 2019年6月9日(日)23:59まで
※詳細は説明会でご説明いたします。
選抜決定の連絡 2019年6月23日(日)
選抜希望者申込〆切 2019年6月9日(日)23:59まで
※詳細は説明会でご説明いたします。

プログラム内容とスケジュール

選抜生以外の全回参加、単発参加も可能です【各回10名ほど】
一般参加申込は6月中旬から
クラウドファンディングサイトにてチケット販売を開始予定です。
(本特設サイトで告知いたします)

日時/プログラム詳細
キック
オフ
7/14(日)10:00-18:30
※選抜生のみ対象(一般参加不可)
Day1

8月24(土)13:00-17:00

テーマ「ストーリーオブセルフ」

・自身のストーリー/現場での課題意識を語り、仲間を得る/問題を社会化する方法について学ぶ

※一般参加可能

Day2

9月21日(土)13:00-17:00

テーマ「実践者のストーリーを聞く」

・社会資源開発実践を行なっている社会福祉従事者をゲストに招き、課題意識、実践のエッセンスについて聞き、学ぶ

※一般参加可能

Day3

10月12日(土)10:00-18:00

テーマ「システム思考」

・地域や社会のアセスメントを行う上で有用なシステム思考について学ぶ

※一般参加可能

Day4

11月2日(土)10:00-18:00

テーマ「デザイン思考」

・チームでさまざまステークホルダーを交えた社会資源開発を行う上で必要なデザイン思考について学ぶ
※一般参加可能

フォロー
アップ

12月7日(土)10:00-18:30

今まで学んだことを総動員し、アセスメントに基づく社会資源開発案についてプレゼンを行う。
※選抜生のみ対象(一般参加不可)

クロージング

3月7日(土)13:00-17:00

識者による講演と交流会を予定

Day1

8月24(土)13:00-17:00

テーマ「ストーリーオブセルフ」

・自身のストーリー/現場での課題意識を語り、仲間を得る/問題を社会化する方法について学ぶ

※一般参加可能

過去の選抜生の声

吉木香純さん(2期生)

初めまして、SCA選抜2期生の吉木香純と申します。

SCAには元々現状の社会への問題意識から、ソーシャルアクションをやりたい!という気持ちが強かったために参加しました。
昨年度の1年間参加してみての感想は、「とにかく参加してよかった!!!」ということに尽きます。笑

SCAでは実際にソーシャルアクションをされている方のお話を聞けることはもちろん、ソーシャルアクションを行うために重要なシステム思考やデザイン思考、メッセージの伝え方など、ほかではなかなか学ぶことのできない様々なことを学ぶことができました。

また、選抜生同士でのリフレクション(振り返り)や代表の横山さんとの1on1(面談)を行うことで、自身の考えや新たな学びについて深められ、自分では意識していなかった自身の一面についても改めて発見することができました。

でも1番大きかったのは、課題意識を共有でき、たくさんの刺激を与えてくれる仲間と出会えたことです。
実際に職場でアクションを起こした仲間、職場外でネットワークをつくって動き出している仲間…。自分が劣等感を感じるほど、活動的で前向きな仲間と出会えたことで、自身の今後についても大きな刺激を受けました。

ソーシャルアクションは1人ではなく、多くの仲間を巻き込んで行なっていくことを改めて感じました。ここで出会った仲間は、お互いを高め合いながら、なにか新しいことを一緒に始められるのではないかとワクワクできるような存在です。選抜生でない方ともプログラムを通して様々な話をさせてもらえました。

これを読んでいるSCAに興味がある方も、ぜひ一緒に社会を変えるためのアクションについて学んでいきましょう!

藤田琴子さん(2期生)

【福祉分野に捉われないこと】

プログラムでは、福祉分野の実践から学ぶだけでなく、「システム思考」「デザイン思考」「コミュニティオーガニゼーション」といった学びの時間をいただいた。日々の対人援助の仕事で感覚的に考えていたり、選び取っていたりすることが、いかに多かったのかを気付かされる体験だった。自分の想いをや考えを、どう整理するのか、どう深堀するのか、どう伝えるのか、そしていかに分かち合うのか。日常の出来事をただの“体験”として自分の内の中で終わらせることから脱するためのアイディアがたくさん詰め込まれていたプログラムであったと思う。

【希望を発見する思考と方法】

「氷山モデル」はこのプログラムの中で、一貫して使われていた。ある「出来事」には、長い時間軸でみると繰り返されている「パターン」があり、それを生み出し続ける「構造」が存在する。そしてその「構造」は“思い込み”や“意識的・無意識的な前提”である「メンタル・モデル」によって成り立っている。「氷山モデル」ではこの枠組みをつかって「出来事」の背景にあるものを分析し、そこから解決のためのヒントを導き出す。
プログラムはこの「氷山モデル」からはじまった。プログラム後のリフレクションの時間にも、マインドモデルを認識するための問いの発信をする練習を繰り返してきた。継続してこのモデルを応用していく中で、自分が課題としていることは、構造的な問題からくるのか、それともマインドモデルとしての問題なのかを意識的に考えるようになった。

「できない」と嘆くのでもなく、それを誰かや何かのせいにするのでもなく、「いや、ここのポイントを変えたらどうなるだろう」という想像的/創造的発想に転じていく。「変わらない」「変えられない」と思っていたことの“枠の外側”に目を向けること。そこにSocial actionにつながるエネルギーの源があるのだろう。SCAでの学びを通して、諦めるのではなく、その状況の中でも必ず道はあるという希望を発見する思考を鍛えていただいた。ここでの学びをいかし、母子生活支援施設の現場で、利用者の状況だけでなく、関係機関や制度についても積極的に問いを持って、お母さんや子どもたちにとっての最善を実現できるようにActionを起こしていきたい。


過去の選抜生の声

近藤康寛さん(2期生)

私がSCA選抜生にチャレンジしようと思った理由は3つあります。

1つは、自分がソーシャルワーカーとして、どのくらいのレベルに達しているのかを確認する、所謂、ソーシャルワークの異種格闘技的な場を求めていたこと。 2つ目は、代表の横山さんやスタッフの方々に実際にお会いした際、有能かつ人格者だと感じて、率直にこの方々とつながるだけでも、充分な学びの収穫が見込めたこと。 3つ目は、SCAで学ぶか、大学院で学ぶかを考えた時、自分はコンサル業務を含めて年間1000ケース以上、医療福祉の現場で支援を行っており、大学院で自分以上にケースをこなしている方に出逢うよりも、SCAの方が現場実践のエキスパートと出会える確率が高いと判断したことです。

選抜生としてSCA全プログラムに参加させて頂き、同期の選抜生や運営スタッフと長い時間を共に過ごしました。その多くの時間は、自己覚知の時間だったと感じています。 プログラムの最終日は、自分の学んだ総括発表として、私はウクレレを演奏しながら福祉を表現するという、かなり逸脱したパフォーマンスを選びました。参加者やスタッフは、それを笑ったり、咎める方は一人もいませんでした。 私の狙いは、場の空気なんて読む必要なんかない。空気は壊して新しい空気感を自分が創れば良い!そんなSCAでの学びをパフォーマンスとして表現したつもりです。 ソーシャルチェンジを志す上で、最大の失敗は、何かを怖れてチャレンジしないことだと思います。反省はチャレンジしてからいくらでもできると思います。

SCA選抜生を卒業して、約2ケ月が経過し、私宛に東京都から医療福祉に関する施策の検討委員の委嘱依頼が舞い込んできました。 メゾからマクロ視点に自分自身が自然とギアチェンジした証だと思っています。自分が成長を感じるよりも、周囲の関係者が、私の成長に気づいてくださる方が、ずっと早かったようです。 これから私は、現場で1000ケースに向き合うソーシャルワーカーとして、東京都をより良くデザインするマクロのフェーズに入っていきます。 ソーシャルチェンジという言葉に、刺激、予感、温かい何かを感じる方には、ぜひ、SCA選抜生のチャレンジをお勧めします。SCA選抜生の同志として、共に切磋琢磨して行きましょう!

松本杏子さん(2期生)

去年の今頃、わたしはSCAに参加すべきか否かとても迷っていました。仕事に忙殺されて疲れていたし、休日はできるだけ休みたいなーと思ったり、こんな気持ちで意識高い人たちに囲まれて、最後までついていけるかなぁと不安に思ったり。 でも、ソーシャルワーカーとして、日々のケースワークで理不尽な社会・制度を目の当たりにしながら、ソーシャルアクションができない自分に、とっても不全感がありました。 結局、1人ではSCAに参加する勇気がでず、同じ職場の先輩を誘い、恐る恐る2人で説明会に参加してみたことから、自分でも驚くほどわくわくした1年間の養成プログラムが始まりました。

応募する直前まで「選抜生」という言葉に正直とてもビビっていましたが、プログラムを終えて今思うことは、「選抜生に応募して本当によかった!」ということです。 なぜなら、ソーシャルアクションに必要な知識・スキルを学ぶ一般向けパート以外に、選抜生だけが体験することができたリフレクションパートがあったからこそ、わたしはSCAプログラムを通じてソーシャルワーカーとして「一皮向けた」と感じることができたからです! 選抜生同士で経験を内省し合って、学びを深めて、自分だけでは気づけなかったことがたくさんあって、エンパワメントされまくって、これからの財産となるかけがえのない時間でした。 SCAで素敵な仲間に出会えた結果、1年前の自分では考えられないほど能動的な自分に変われて、ソーシャルワーカーとしての自分に誇りを持って仕事ができるようになりました! SCA選抜生への応募をもし迷っているとしたら、とにかく説明会に参加してみてください!素敵な仲間と出会えますよー!一緒に社会を変えていきましょう!

講師紹介

NPO法人コミュニティ オーガナイジング ジャパン様

【Day1:8月24日(土)担当】

ご担当:coming soon


後藤 拓也氏(ごとう たくや)

【Day3:10月12日(土)担当】

人財・組織開発コンサルタント/バリュー・ファクター認定ファシリテーター大学卒業後、広告会社勤務を経て、英国シューマッハ・カレッジ大学院に留学。「ホリスティック・サイエンス」修士コースを修了。帰国後、有限会社チェンジ・エージェントにて、営業、講師、ファシリテーターとして、「システム思考」や「学習する組織」の理論や方法論などをベースとした人や組織の変容に携わる。

2015年5月より独立し、現在、フリーランスの講師・コーチ・ファシリテーターとして活動。「人の最高の可能性を探求する」をモットーに、「バリュー・ファクター」の個人向けセッション、企業、自治体、NPO、学校の先生などに向けた研修やワークショップの企画・開催を行う。

白木彩智(しらき・さち)氏

【Day4:11月2日(土)担当】

issue+design ディレクター/デザイナー。岐阜県羽島市出身。東京造形大学デザイン学科卒業。大学1年から4年間、issue+designの主催する社会課題解決型プロジェクトに参加。そこでの実績が評価され、2012年より同団体に参画。

グラフィックにとどまらないデザインの力で、あらゆる社会・地域の課題解決に取り組む。『できますゼッケン』でShēnzhèn Design Award 2015、『311はじまり手帳』でGood design award 2012, Community Travel Guide シリーズでGood design award 2012/2013/2014,『みんなでつくる総合計画』Good design award 2016などを受賞。

調整中

「DAY2:9/21(土)実践者のストーリーを聞く」担当

coming soon

調整中

「DAY2:9/21(土)実践者のストーリーを聞く」担当

coming soon

調整中

「DAY2:9/21(土)実践者のストーリーを聞く」担当

coming soon

リフレクション担当

齊藤 直子氏
(さいとう なおこ)

株式会社ジェイフィール クリエイティブスタッフ

慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程在学時に、NPO法人Teach For Japan学習支援事業部に参画。修士課程修了後、新卒でプライスウォーターハウスクーパースに入社。その後NPOに戻り、東京事業部エリアマネジャーとして「学習する組織」「教師教育学」をベースとしたボランティアのマネジメントや育成を中心に、幅広い業務に従事。2016年5月からジェイフィールに入社し、コンサルタントを経て現職。広報・マーケティング業務を中心に担当し、NPO法人Social Change Agencyとのコラボレーション事業であるソーシャルワーカー向けのオープンプログラムを展開中。

事務局/ファシリテーター

堀 尚子
(ほり しょうこ)

NPO法人Social Change Agency コアメンバー
在宅診療所ソーシャルワーカー

ワークショップデザイナー
C× 3ブースター中級ファシリテーター

長崎生まれ、茨城育ち。社会福祉士。ワークショップデザイナー。母子生活支援施設、介護老人保健施設の相談員を経て、現在は在宅療養支援診療所の医療ソーシャルワーカーとして従事。関心テーマは、対話や場づくり、デザイン、多様性、などなど。 プライベートでは小さな男の子のママ。 
地域に暮らす人々、とりわけ子どもたちがありのままで認められ、地域や社会とゆるやかにつながりながら、自己原因性感覚を大切にした多様な学びを重ねられる場をつくるのが夢。目指す大きな方向は、いつかソーシャルワーカーがいらなくなるくらい、世界中の人々と地域と社会のウェルビーイングが促進されること。人生においしいものと本と旅は不可欠。SCAの中ではいい意味で余白のような存在でありたいと思いながら参画中。


日下 竹彦
(くさかたけひこ)

NPO法人Social Change Agency コアメンバー

東洋大学文学部教育学科卒業。新卒でフローリングメーカーに就職し、既存顧客の掘り起こしや新規開拓をメインに、50社以上の取引先を開拓し、3年間にわたりその分野でのトップセールスの業績を残す。その後知人からの紹介にて教育業界へ転身し、私立中高一貫校の法人運営業務、学校改革に携わる。その延長線上でスクールソーシャルワーカーという職業があることを知り、予てから自身が抱いていた、教育に対する福祉的な視点の必要性のイメージと見事に合致し、現職へ。現在は主にスクールソーシャルワーカーとして活動しながら、ソーシャルチェンジエージェンシースタッフ、及び国産の木材の普及活動や、人力車を用いてのイベントの企画等、各フィールドでの共通点を見出し、最終的に織り成す自身のソーシャルワーク像を模索しながら、独立型ソーシャルワーカーとしての道を探求中。

横山 北斗
(よこやまほくと)

NPO法人Social Change Agency代表理事。

神奈川県立保健福祉大学卒。ソーシャルワーカーとして医療機関にて患者家族への相談援助業務に従事後、 2015年にNPO法人Social Change Agencyを設立。NPOや企業の福祉的事業の立ち上げ支援を行うコンサルティング事業や社会福祉専門職による社会資源開発に焦点をあてた研修事業を行っている。

・厚生労働省 社会福祉推進事業「実践的社会福祉士養成教育のあり方と地域を基盤にしたソーシャルワーク実習の基盤構築に向けた開発的研究事業」委員(2018)

・文京区 地域福祉活動計画 委員(2019)

会場

 social hive HONGO(小野田髙砂法律事務所内)

アクセス

本郷三丁目駅から徒歩5分

企画・運営