Social Change Agent 養成プログラム2017

これからの世界の未来を切り開くソーシャルワーカーへ【1期生、7名限定募集!5/21応募〆切】

Social Change Agent養成プログラムとは

Social Change Agentとは、「様々な社会システムにおける変化を促進する主体者としてのソーシャルワーカー」を示す造語であり、わたしたちの法人名「Social Change Ageny」には、「様々な社会システムにおける変化を促進する主体者としてのソーシャルワーカーの集団を形成する」という意味が込められています。

本来、ソーシャルワーカーには目の前にいる人への個別支援だけではなく、その人の困りごとを生み出している社会構造への働きかけが必要です。しかし、現状、日本のソーシャルワーカーの多くは個別支援に終始し、社会へ働きかける機能(ソーシャルアクション)が非常に弱いという課題意識から、ソーシャルワーカーのソーシャルチェンジマインドの醸成、パートナー(仲間)づくり、スキルの獲得、それらを基にしたソーシャルアクションの実地を踏める環境づくりが急務だと考え、本プログラムの開始に至りました。

時代はさかのぼり、戦後、社会福祉専門職の養成を担った日本社会事業大学で当時教鞭を振るった吉永清、今岡健一郎、星野貞一郎らは、著書「社会福祉概説(1976)」において、”社会福祉政策はどのように実行されるか? 社会福祉の循環構造モデル”と、以下のようなことを述べています。

”日本の多くのソーシャルワーカー/社会福祉職は、さまざまな制度を必要な人に届ける役割(援助活動主体)だけではなく、制度から排除されている人たちに対し、必要な支援を届ける活動をおこしたり、ときに運動主体として、制度の不備を選挙や福祉運動、社会活動などによって政策主体に働きかけるソーシャルアクションを行っていかなければならない。”

そして、日本初の医療機関勤務のソーシャルワーカーである浅賀ふさ(1894-1986)も、「個を対象とするソーシャルワーカーが出会う問題の中には、多くの社会的レベルにおいて解決しなければならない問題がある。対象者の問題を顕微鏡を通して見るごとく身近に知ることができる立場にある」、「ソーシャルワーカーこそ、 社会政策への強力な発信者でなければならない」と述べ、その言葉を体現するかのごとく、社会活動家として母子保護法の制定に関与、1958年の国際社会事業会議で、「放射能と人類福祉-なぜ日本人が核兵器実験に反対するか」というテーマで発表(広島のMSWと被爆者調査をし、世界に発信した)朝日訴訟にも関与しました。

そのような歴史的文脈、先達たちの実践がありながら、日本のソーシャルワーカーのソーシャルアクション機能は弱体化し、ソーシャルワーク6分法の1つであるソーシャルアクションは養成過程においても軽視され、社会福祉士国家資格化により、ソーシャルアクションに関連する他学問はより軽視されるようになりました。

結果、福祉政策の末端にいるにも関わらず、政策主体にフィードバックする機能を欠落させた「物言わぬ労働者」と化すという状況に陥り、ソーシャルアクション機能が沈黙と化したことにより、職業の社会的意義の自己喪失と、社会からの評価・期待・信頼を得損ねました。強い言葉を使えば、「ソーシャルアクションという牙を抜かれて、日本のソーシャルワーカーは草食化した」と言っても過言ではない状況にあります。

ですが、昨今の地域包括ケアシステムにおける議論、国が示した「新福祉ビジョン(2015年9月)」、「一億総活躍プラン(2016年6月)」、「『我が事丸ごと』地域共生社会実現本部(2016年7月)」などにおいて、ソーシャルワーカーへの社会的要請はまた違った顔を見せます。

・包括的な相談から見立て、支援調整の組み立て+資源開発
・公的支援の「縦割」から「丸ごと」へ

上記は、時代が「ソーシャルアクション(特に社会資源開発)のできる分野横断型ソーシャルワーカー(ジェネラリスト)」を求めている、と読み解くことができます。

本プログラムは、Social Change Agencyのネットワークを総動員し、制度外のニーズを抱える人たちや現状の制度の狭間にある人たち、支援が届きづらい人たちに対して新たな資源を開発することで情報や支援を届けているソーシャルワーカーの方たち、当事者としての声を共有してくれる方たち、養成校やソーシャルワーカーの育成を担う先生方、職能団体にもご協力をいただき実現しました。

Social Change Agent養成プログラムは、”社会福祉の現場から、社会を支え、そして、より良い社会をつくるための方法をデザインする”ためのソーシャルアクションに必要な、マインド(意識)、ネットワーク(仲間)、スキル(技術)を得るために、少人数の7名がチームとなり、共に学び合う場です。


未来を切り開くソーシャルワーカーを志す皆さんの参加をお待ちしています!!

1期生 募集要項

選抜対象 ・入職3年目以下のソーシャルワーカー(社会福祉士、精神保健福祉士等)
・社会福祉を学ぶ専門学校生、大学生、大学院生
※上記以外の方で参加を強く希望される場合は応検討致します。
募集人数 ・7名
待遇 ・全プログラムを無料で受講可能(交通費を除く)
・本プログラム終了後も、ネットワークづくりの機会やフォロー有
募集人数 ・7名

本プログラムの内容

本プログラムは以下の3つから構成されます。
プログラム名
スケジュール
①Social Action Drinks& Study tour ・2017年夏開催予定
②Social Action School

【第1回】2017年6月11日(日)
【第2回】2017年7月2日(日)
【第3回】2017年8月27日(日)
【第4回】2017年10月14日(土)
【第5回】2017年12月10日(日)
【第6回】2018年2月17日(土)

※各回14:00〜16:00を予定
選抜1期生のみ、各回終了後、振り返りの時間を持つ予定です。(1時間ほど)
③Social Action Internship ・2018年2月〜3月に実施予定
②Social Action School

【第1回】2017年6月11日(日)
【第2回】2017年7月2日(日)
【第3回】2017年8月27日(日)
【第4回】2017年10月14日(土)
【第5回】2017年12月10日(日)
【第6回】2018年2月17日(土)

※各回14:00〜16:00を予定
選抜1期生のみ、各回終了後、振り返りの時間を持つ予定です。(1時間ほど)

1期生決定までの流れ


詳細
1期生選抜希望者対象説明会 5月8日(月) 14:30-16:00
5月10日(水) 18:00-19:30
5月12日(金) 18:00-19:30
5月13日(土) 15:00-16:30

説明会参加申し込みはこちらから
1期生選抜希望者申込〆切 2017年5月21日(日)23:59まで
※詳細は説明会でご説明いたします。
1期生決定の連絡 2017年5月26日(金)
1期生選抜希望者申込〆切 2017年5月21日(日)23:59まで
※詳細は説明会でご説明いたします。

①Social Action Drinks & Study tourの概要

・当事者の声から、社会の問題を知る。過去の歴史から、社会の問題を考える。
・2017年夏以降開催予定。
・選抜者以外の方も参加されたい回に参加いただけます。

②Social Action Schoolの概要

各回ソーシャルワーカーとしてソーシャルアクションを起こしている・関与している方々をゲストとしてお呼びし、
ソーシャルチェンジマインドの醸成、課題意識を共有できる仲間を得るネットワークを提供することを目的に開催。

【内容】
・講義(2017年6月〜2018年3月の間、計6回)
・内省プログラム/ワークショップ(選抜者のみ。各回終了後 約1時間ほどを予定)

【対象】
・福祉を学ぶ学生、ソーシャルワーカー(社会福祉士、精神保健福祉士など)

【受講料】
・1期生:無料
・一般参加者:各回3000円(社会人)、1500円(学生)※全回参加申込割引有

【定員】
・各回40名(選抜者以外の方も参加されたい回に参加いただけます。)

③Social Action Internshipの概要

・現場で知り、考え、実践のヒントを得る
1期生のみ参加可能
・Social Action School講師の団体でのインターンシップ/見学を実施
・2018年2〜3月の実施を予定 

・NPO法人OVA、NPO法人Pieces、NPO法人しあわせなみだより協力いただく予定


講師紹介

中野 宏美氏(なかのひろみ)

Social Action School講師
【第2回】2017年7月2日(日)


特定非営利活動法人しあわせなみだ代表
東洋大学大学院社会学研究科修了。社会福祉士。精神保健福祉士。
友人がDVに遭ったことをきっかけに、できることから始めようと決意。「2047年までに性暴力をゼロにする」ことを目指して、2009年「しあわせなみだ」を立ち上げる。2011年にNPO法人化。現在は、性暴力等に遭った方を応援する【Cheering Tears】、性暴力等に遭った方を美容の力で輝かせる【Beautiful Tears】、性暴力ゼロを実現するために社会に働きかける【Revolutionary Tears】を展開。2011年女性デープレゼンコンテスト「女性デー特別賞」受賞。2013年度東京都「性と自殺念慮調査委員会」委員。主な論文に「災害時の性暴力~見えないリスクを可視化する~」(自治体危機管理研究,2016)、「性暴力経験者へのソーシャルワーク実践」(日本ソーシャルワーク学会誌,2017)

  

斎典道氏(さいよしみち)

Social Action School講師
【第3回】2017年8月27日(日)

NPO法人PIECES理事 / Co-Founder /社会福祉士

大学在学中より国内外の社会的養護、地域子育て支援の現場でフィールドワークを実施。2012年には北欧の社会福祉を学ぶためデンマークに1年間滞在。国民の日常に溢れる、文化としてのウェルビーイングの価値に深い感銘を受ける。

日本福祉大学大学院在学中に代表の小澤と出会い、設立に参画。子ども・子育て家庭の教育福祉問題に対してシステミックな変革を追求する、独立型ソーシャルワーカーという新たな道を切り拓くべく猛進中。

岡江晃児氏(おかえこうじ)

Social Action School講師
【第4回】2017年10月14日(土)

社会福祉士。2005年鹿児島国際大学福祉社会学部卒業。国立病院機構大分医療センターに医療社会事業専門員として入職し、地域医療連携室を立ち上げる。2009年地域の医療・福祉関係者と共に地域医療福祉協議会を立ち上げ、大分市東部地区のネットワーク構築に取り組んでいる。

他にソーシャルアクションとして、「高校生対象SW体験イベントSWデー」「がん川柳」等を行っている。2014年大分大学大学院福祉社会科学研究科修了。2014年より医療社会事業専門職、現在至る。また全国各地でソーシャルワークに関する講演し、2017年1月、アメリカでNASW(The National Association of Social Workers)学会にて学会発表を行う。

荒井和樹氏(あらいかずき)

Social Action School講師
【第5回】2017年12月10日(日)

NPO法人全国こども福祉センター理事長、社会福祉士、保育士。

元児童養護施設職員。退職後から子ども若者が集まる路上やサイバー空間に出向き、当事者として身を置きながらも施設保護に至る前に福祉の介入ができないか試行錯誤する。そこで出会った仲間たちと任意団体を設立し、大規模なコミュニティを運営するも関係団体から妬まれ悪評を流される。

2013年にNPO法人全国こども福祉センター設立。現場に出て子ども若者と日々かかわりながら、奨学金ソーシャルワーカー、日本福祉大学等、複数の大学で非常勤講師を兼職。近年では、実践で培ったアウトリーチスキル普及と人材養成研修に力を入れている。

伊藤次郎氏(いとうじろう)

Social Action School講師
【第6回】2018年2月17日(土)

NPO法人OVA(オーヴァ)代表理事 。精神保健福祉士。

学習院大学法学科卒業。EAPプロバイダ―、精神科クリニックにてリワークに従事。2013年7月より若者の自殺に問題意識を持ちマーケティングの手法でアウトリーチする「インターネット・ゲートキーパー(通称:夜回り2.0)」の手法を開発・実施し、NPO法人OVAを設立。メディア掲載歴は朝日新聞「ひと」、NHK「ハートネット」等々。

『こころの科学』「Cricis」など、国内外に論文投稿多数。行政機関の自殺対策の委員やスーパーバイザーも務め、講演・研修も今までアジュ大学(韓国)、東京大学大学院、都庁などの教育・行政機関等で行っている。日本財団が選ぶ「ソーシャル・イノベーター」に選出(2016)NPO法人Socal Change Agency (SCA) 理事

コーディネーター

横山北斗
Social Action School講師
【第1回】2017年6月11日(日)

NPO法人Social Change Agency代表理事。 神奈川県立保健福祉大学卒。社会福祉士。
大学卒業後、医療機関にて患者家族への相談援助業務に従事。 社会福祉現場には社会問題が山積しているからこそ、社会福祉従事者が問題を解決するためのアクションを起こす必要があると考え、2015年にNPO法人「Social Change Agency」を設立。他団体との協働事業や対人援助職対象の研修等を実施/提供。 専門学校の講師として社会福祉士の育成にも従事。購読者1800名を超えるソーシャルワーカー向けメールマガジン「ソーシャルワーク・タイムズ」編集長。

2018年3月11日(日)
特別講演・シンポジウム

藤田孝典 氏(ふじたたかのり)


NPO法人ほっとプラス代表理事
1982年生まれ。社会福祉士。
NPO法人ほっとプラス代表理事、聖学院大学人間福祉学部客員准教授、反貧困ネットワーク埼玉代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員。ソーシャルワーカーとして現場で生活困窮者支援をしながら、生活保護や貧困問題への対策を積極的に提言している。著書に「下流老人 一億総老後崩壊の衝撃」「貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち」など。 現場で出会った人たちの声をメディアなどを活用することで、社会に届け、様々なセクターの人々を巻き込みながら制度や政策に影響を与えている。現代のソーシャルワーク業界を牽引するリーディングプレイヤー。

調整中


調整中


会場
日本福祉教育専門学校 高田校舎

高田馬場駅徒歩7分

協力・協賛

後援
一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟

企画・運営