中学の時に親が離婚し、施設を転々とするも14歳で家族と離れる。
海外でも働ける看護師になろうと、専門学校に行くも
人権無視の閉鎖的な空間に耐えられず精神と肉体的に限界を迎え中退。
何をするにも中途半端で、特別な才能もあるわけでもなく人生の王道レールから外れてしまい
周りにも顔向けできないし、真っ暗な未来に絶望しました。
それでも海外が諦めきれずワーホリに行くため、東京一人暮らし、
バイト掛け持ち長時間労働、月に休みは3日もない、睡眠時間と食費を削る生活を続けてやっとカナダとオーストラリアに飛び立ちました。
英語は全くできないまま行き、
友達も最初はいなかった為苦労しましたが
本当に心の底から息ができた海外生活でした。
何も日本より海外の方が優れているわけではありません。
ただ実際に足を運んで、現地の人たちと過ごして
2年と3ヶ月間、自分の目で見て感じたことがあります。
自分が何が好きで、どう考えてるのかをはっきり言える。
努力する人を邪魔したり、笑ったりせず、喜んで手を貸す。
夕方から大切な人たちとご飯を食べたり、お酒を飲んだりする。
愛しい人と過ごす時間がたっぷりあって、旅行にも気軽にでかけている。
どこまでも自分の人生が主体で、余裕があり、人間らしい。
上記のような人になりたくて、
そんな暮らしが当たり前な日常に身を置きたくなりました。