現在の仕事に就くきっかけとなったのは、先にこの業界に入った4つ上の兄の影響でした。兄は専門学校に入ると私の身体を実験台にして様々な治療の練習を行なっていました。当時は意味もわからず受けていましたがおかげでツボを押される感覚や筋肉の触り分けなど体験的に身についたと感じています。
いつしか兄のように、自分も【治せる治療】を学びたいと考えるようになり兄と同じ専門学校に進学しました。卒業後に就職した会社では人体について徹底的に学び、臨床を重ねました。
セミナー参加や文献を読み漁り、知識や理論を日々インプットし、臨床の現場で手技として実践する。良い結果が出た時も、おもうような結果が出なかった時もその「原因」や「根拠」を探し出し、分析して【本当に狙った効果・再現性ある手技】を追究しました。
治療技術だけでなく、症状改善に必要な「時間」や「期間」、「刺激量」、他にも食生活で気を付けるべきことや考え方などの「思考」も大事な要素です。
結果が出なくて苦しい想いをした時期もありましたが、そんな日々を約10年。
今では自信を持って患者さんと向き合えるようになりました。