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認定NPO法人 山友会 2017年 冬の募金
認定NPO法人 山友会 TEL. 03-3874-1269

ホームレス状態から住まいを得ても、
ひとり旅立つことは避けられないかもしれない現実。

だからこそ、孤独さを分かち合える”絆””居場所”を。
2017年 冬の募金へのご協力をお願いします。

元ホームレスの方の”孤立死”

またひとり、
私たちの大切な仲間が独りで亡くなりました。

ホームレス生活を経験した彼には、
住む場所もありました。

最低限の生活を送るお金もありました。

しかし、死にゆく間際の苦しさと寂しさを
分かち合う人がいませんでした。

ホームレス状態にある方の多くは、
身寄りのない方たちです。

住まいを得て、路上で暮らさないで済むようになっても、
孤独と向き合い続けなければなりません。

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ホームレス問題は解決に近づいているのか

バブル崩壊以降の不況で約25,000人存在したといわれるホームレス数は、約6,000人にまで減少してきました。※1

しかし、ホームレス問題は解決に近づいているのでしょうか。

仕事を失う。住まいを失う。
ホームレス状態に至るさまざまな経緯の中で、
誰にも助けを求めることが出来なかったのかもしれません。

本当に苦しいときや辛いとき、誰かが手を差し伸べてくれるようなやさしいつながりを失ってしまっていることが、彼らの抱える最も深刻な問題だと私たちは考えています。

そうした社会的に孤立した状況は、やがて「自分は誰からも必要とされていない」という想いを抱かせ、前向きに生きていく力を失っていくことにつながっていくのです。
※1 厚生労働省「ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)」
 平成15年1月 25,296人→平成29年1月 5,534人       

高齢化するドヤ街、山谷

ドヤ(簡易宿所)が密集していたことから、日雇い労働者が多く集まる街であった通称「山谷地域」。
私たちは30年以上この地域で活動を続けてきました。

戦後の復興や高度経済成長を支えたとも言われる日雇い労働者の人々は、不況や産業構造の変化の影響でその多くが路上生活を余儀なくされました。

今ではドヤに暮らしている人々の約9割が生活保護を受給しており、そのうちの約6割が高齢者という状況になっています。※2

様々な事情で家族とも縁が途絶えてしまった方も多く、身寄りがない彼らは介護が必要な状態になったり、病気が悪化しても誰にも気が付かれないということが起きやすくなっています。

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※2 東京都福祉保健局「山谷地域簡易宿所宿泊者実態調査」

”孤立死”が身近に起きる社会

加速する高齢化。
家族構造の変化による単身世帯化。

山友会が活動において目の当たりしている状況は、日本社会が迎えようとしている未来予想図のようにも見えます。

孤立死の問題もそのひとつなのかもしれません。
約27,000人の高齢者が死後2日以上経ってから発見された「孤立死」であったと推計されています。※3
誰にも気が付かれずに亡くなっていく”死”が、私たちの身近に起きる社会が迫りつつあります。

果たして、この中のどれだけの人たちが、生前も孤立し、また孤独であったかは推計するのは難しいのが現実ですが、その存在の可能性は否定できません。
そして何よりも、孤独なままひとり死にゆく現実を見過ごしていてよいというわけではないはずです。

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※3 株式会社ニッセイ基礎研究所「平成22年度 老人保健健康増進等事業 セルフ・ネグレクトと孤立死に関する実態把握と地域支援のあり方に関する調査研究報告書」において、東京都監察医務院公表の「東京都23区における孤独死の発生数」(2009年時点)と「人口動態統計(厚生労働省)」(2010年版)から高齢者の孤立死に関する全国推計を算出している。高齢者の孤立死は、死後2日~3日目までに発見された事例…「上位推計」:全国で年間 約27,000人/死後4日~7日までに発見された事例…「中位推計」:全国で約16,000人/死後8日以上経過して発見された事例…「下位推計」:全国で約9,000人と推計されている。
山友会は、医療・食事・住まいなど様々な支援活動を通して、
ホームレス状態にある方々とつながりを持ち、彼らが孤立せずに暮らせるコミュニティを築いています。

孤独さに凍える冬の夜を越えて、あたたかな人のつながりの中で春を迎えられるように。

あなたのやさしさをわたしたちに託してもらえませんか。

山友会の活動について

相談室  
生活上の問題や健康上の問題に対しての相談支援や、地域生活サポート(見守り、関係機関との連絡調整、緊急時対応)を行っています。
無料診療所「山友会クリニック」   
おもにホームレスの実態にある方など、健康保険証を持たないことで一般の医療機関を受診できない方々を対象に無料診療を行っています。
食堂  
無料診療所の患者さんや相談室の相談者の方など、山友会を訪れた人々に昼食の提供を行っています。
ケア付き宿泊施設「山友荘 」

介護が必要であることや、病気や障害のため一人暮らしが難しくなった方のための宿泊施設を運営しています。

炊出し・アウトリーチ  

隅田川沿いに住むテント生活の方や路上生活の方々に対して、炊き出しとアウトリーチ(訪問相談)を行っています。

居場所・生きがいづくりプロジェクト  
地域の中で孤立せずに暮らすことのできるための居場所と生きがいづくりをサポートしています。
山谷・アート・プロジェクト  
「表現することの楽しさを知ってほしい」
山谷や路上で生活している方々に写真で自分を表現し、社会とのつながりを感じてもらうことを目指しています。
食堂  
無料診療所の患者さんや相談室の相談者の方など、山友会を訪れた人々に昼食の提供を行っています。
互いにその存在を認めあい、
助け合うことのできるやさしさに満ちた社会を実現していくために。

あなたのご寄付でできること

路上生活を余儀なくされている方たちのために

3,000円
治療を受けることのできない5人
 の患者に、無料診療を行うことができます。
5,000円で
食に困る175人の人々
に、炊き出しで食事を提供することができます。
10,000円で
住まいを失った人に約5日
、寒さをしのぐための宿を確保することができます。
10,000円で
住まいを失った人に約5日
、寒さをしのぐための宿を確保することができます。

地域で孤立した暮らしを送る路上生活を経験した方々のために

3,000円で
15人
の生きがいづくり活動を行うことができます。
5,000円で
50人
に食事を通したつながりづくりを行うことができます。
10,000円で
10回
 
の訪問ができ、孤独死を防ぐことにつながります。
10,000円で
10回
 
の訪問ができ、孤独死を防ぐことにつながります。
2017年 冬の募金へのご協力をお願いします。
日中、山友会の玄関前には椅子が並べてあります。いつ来てもいいし、帰ってもいい。お茶を飲んだりお話をしたり、思い思いに過ごすことのできる憩いの場所となっています。
私たちは、「路上生活や苦しい生活を送らざるを得ない人々が、ひとりではないと感じて笑顔を取り戻すこと」をミッションとしています。
私たちは、「路上生活や苦しい生活を送らざるを得ない人々が、ひとりではないと感じて笑顔を取り戻すこと」をミッションとしています。
山友会とは
東京都の通称「山谷地域」において、ホームレス状態にある人をはじめ生活困窮状態にある人々に対して、無料診療、生活相談・支援、炊き出し・アウトリーチ、宿泊支援などの支援活動を行っています。
団体概要
名称 認定特定非営利活動法人山友会
住所 〒111-0022 東京都台東区清川2-32-8
設立 1984年10月17日 ※法人格取得年月日 2002年3月19日
理事長 大脇 甲哉
理事長 大脇 甲哉
山友会とは
東京都の通称「山谷地域」において、ホームレス状態にある人をはじめ生活困窮状態にある人々に対して、無料診療、生活相談・支援、炊き出し・アウトリーチ、宿泊支援などの支援活動を行っています。
山友会代表 ルボ・ジャン の想い
 山友会は、山谷地域で30年以上活動を続けてきました。山谷地域は「労働者の街」から「福祉の街」に姿を変えてきていますが、今も昔も変わらないことがあります。それは、活動を通して出会ってきた人たちの多くが孤独を感じて生きてきたということです。
 
 私たちはさまざまな活動きっかけに、ホームレス状態にある人々と関係を築いてきました。そして、その関係を大切に積み重ねてコミュニティをつくってきました。路上生活を送る人も生活保護を受給するようになった人も、分け隔てなくみんなで一緒に支え合うコミュニティです。そして、つかの間でも孤独を忘れさせてくれる場所です。
 
 山谷地域で孤独な想いを抱えて暮らす人々が、誰でも来られるように活動を続けています。
 毎日来てくれる人のために。たまに来る人のために。行方知れずになってしまった人のために。

 最近、「無縁社会」という言葉を耳にします。だからこそ、血がつながらなくてもお互いに大切な存在になれるような、人間関係の多様さや豊かさが必要なのだと思います。

 そうしたあたたかい”ホーム”を、これからもつくっていきたいと思っています。


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山友会代表 ルボ・ジャン の想い
 山友会は、山谷地域で30年以上活動を続けてきました。山谷地域は「労働者の街」から「福祉の街」に姿を変えてきていますが、今も昔も変わらないことがあります。それは、活動を通して出会ってきた人たちの多くが孤独を感じて生きてきたということです。
 
 私たちはさまざまな活動きっかけに、ホームレス状態にある人々と関係を築いてきました。そして、その関係を大切に積み重ねてコミュニティをつくってきました。路上生活を送る人も生活保護を受給するようになった人も、分け隔てなくみんなで一緒に支え合うコミュニティです。そして、つかの間でも孤独を忘れさせてくれる場所です。
 
 山谷地域で孤独な想いを抱えて暮らす人々が、誰でも来られるように活動を続けています。
 毎日来てくれる人のために。たまに来る人のために。行方知れずになってしまった人のために。

 最近、「無縁社会」という言葉を耳にします。だからこそ、血がつながらなくてもお互いに大切な存在になれるような、人間関係の多様さや豊かさが必要なのだと思います。

 そうしたあたたかい”ホーム”を、これからもつくっていきたいと思っています。


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応援メッセージ

自分が誰のために、何のために医師をしているのか。そして、一人の人間として世の中の不条理とどのように向き合って生きていくのか。山友会は、そういった大切なことを思い出させてくれる場所です。

※メッセージの全文はこちら
石松伸一 氏
(聖路加国際病院 副院長・救急部部長)
人の心は変えられません。しかし、安心して閉じた心の口が自然と開くときに、変わってゆくものなのかもしれません。
人の心をゆっくり芯からあたためてくれる山友会は、拙速に結果を求めようとする現代人に、いま一度ケアの在り方を問うてくれる貴重な存在といえるでしょう。

※メッセージの全文はこちら
吉水岳彦 氏
(浄土宗 光照院 副住職・社会慈業委員会 ひとさじの会 事務局長)
山友会の過去30余年にわたる地道な活動は、いわば草の根のレベルで、こうした憲法25条から締め出され、『さけ目』におちた人びとに、同胞として、温かい支援の手を差し伸べるものでした。
のべ11万人に及ぶ山友会の完全無料診療活動は、その営々たる努力を如実に物語るものです。

※メッセージの全文はこちら
本田 徹 氏
(認定NPO法人 シェア=国際保健協力市民の会 代表理事・浅草病院 医師)
自分が誰のために、何のために医師をしているのか。そして、一人の人間として世の中の不条理とどのように向き合って生きていくのか。山友会は、そういった大切なことを思い出させてくれる場所です。

※メッセージの全文はこちら
石松伸一 氏
(聖路加国際病院 副院長・救急部部長)
2017年 冬の募金へのご協力をお願いします。

よくあるご質問

寄付金の領収書はもらえますか?
はい。ご寄付の都度「寄付金受領証明書」を郵送させていただきます。寄付金受領証明書の金額はご寄付いただいた都度の金額となります。
なお、クレジットカード決済によるご寄付の場合、寄付金受領証明書の領収日付はお申込日ではなく、各決済代行会社から山友会に入金された日付となりますので、ご留意ください。
税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることはできますか。
はい。山友会は「認定NPO」なので、寄付や募金については税制上の優遇措置が受けられます。所得税・住民税を合わせて最大で50%の税額控除が受けられます。

例:年間1万円ご寄付された場合
A:国税分 (1万円-2,000円)×0.4=3,200 円
B:地方税分(1万円-2,000円)×0.1=800 円
A+B=4,000円 が税額(国税・地方税)から控除されます
※控除額は、その年分の所得税額の25%相当額を限度とします。 ※地方税の控除割合等は自治体によって異なります。
※ご寄付の際に山友会から発行された「寄付金受領証明書」が必要となります。 ※詳しくは最寄りの税務署にお問い合わせください。
毎月の寄附を止めることはできますか?
はい。いつでも中止することができます。クレジットカードをご利用の方の中止ページはこちらからお手続きをお願いします。
口座振替をご利用の方は、事務局までご連絡ください。
活動報告書はもらえますか?
はい。ご寄付をいただいた方には年に一度、年次活動報告書「山友会白書」をお送りしています。事業年度1年間の活動の様子や会計報告などが掲載されています。
2016年度活動報告書「山友会白書2016」(PDFファイル)
寄付者の個人情報の取り扱いはどのようになっていますか?
当会で定めている個人情報保護方針(プライバシーポリシー)に則って、適正かつ安全に取り扱っております。
※参考…個人情報の取り扱いについて

毎月の寄附を止めることはできますか?
はい。いつでも中止することができます。クレジットカードをご利用の方の中止ページはこちらからお手続きをお願いします。
口座振替をご利用の方は、事務局までご連絡ください。