情報化社会の進展により、あらゆる産業の根幹にある「物流」に対するニーズは年々、高度化・多様化してきております。
三甲株式会社は創業以来、産業資材・物流資材に特化したプラスチック物流機器の専門メーカーとして各産業界のお客様より高い評価を頂いております。
今後は商品供給にとどまらず、これまでにトップメーカーとして培ったノウハウを持って、お客様の製販一貫した物流システムの効率化、物流におけるローコストオペレーションの実現に貢献してまいります。
また環境面に於きましても、低炭素・循環型社会の観点に根付いた製品作り、物流効率化を促進することによる輸送エネルギーの抑制など環境負荷の少ない社会を目指し取り組んでまいります。
取締役会長
後藤甲平
三甲株式会社は「物流」を支えるプラスチック物流機器の専門メーカーとして2015年度で創業65周年を迎えました。お陰さまで日本全国に65箇所を超える営業所・ショールームを構え、25箇所を超える生産拠点を有する事が出来ました。
地域に密着した営業活動を行い、圧倒的な短納期対応で今後ともより良い製品をより早くお客様へご提供させて頂きます。
日本トップメーカーから世界のプラスチック物流機器メーカー・三甲株式会社へ成長出来るようたゆまぬ努力で取り組んでまいります。
今後も一層のご支援とご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長
後藤利彦
三甲株式会社を創立し、初代社長、会長に就任して三甲発展の基盤を築いた、丹羽治助翁が92歳で入寂直前に後継役員に残した言葉が"三法の遺訓"として会社経営の基本精神となっています。
仏法おかげさまでと感謝せよ [衆生恩]企画営業 2009年入社
東京支店 営業1部
東京23区内の代理店約30社を主に担当しています。膨大な社数ではありませんが、各代理店はそれぞれ多くの取引先があるので、実際の購入先であるエンドユーザーまで含めると、実は大変なお客様の数となり、業界業種も多岐に渡ります。営業は、このマーケット全体を掌握して、コントロールすることが求められます。
代理店へは、日々頂く見積り依頼への回答や、在庫状況や納期の連絡と調整、ユーザーに提案すべき製品の選定や提案へのアドバイス、時には代理店の営業活動に同行もしながら、少しでも多く、当社の製品を販売頂く為に、フォローやアドバイスを行います。代理店が当社の製品を多く販売することで、代理店も我々も潤うこと。ユーザーも最適な物流機器の導入でメリットを得ること。これが理想の関係であり、そのために代理店とのパートナーシップの下、そのお力をお借りしながら、共に拡販に努めています。
【産業界のマストアイテム「物流機器」】
開発設計 2013年入社
商品設計部 第2部
実は学生時代は図面やCADには無縁で、プラスチックについても少し触れただけの全くの素人同然でしたが、設計部門配属からおよそ半年余りで、私にとっての第一号製品をお客様に送り届けることが出来たのです。
このスピードデビューを可能にしたのは、先輩方からのマンツーマン指導のお陰だと感謝しています。配属直後は、先輩方の開発業務のお手伝いから始まりましたが、これがすごく役に立ちました。開発のプロセスは勿論、形になった製品の物性試験を行う中で、物流機器の構造や設計のポイント、素材の知識まで蓄えられていきましたし、時間を割いて頂いて、図面知識やCADの扱い方のトレーニングもして下さいました。こうした先輩方からマンツーマンでの手厚いご指導を頂いたおかげで、キャリアはまだ浅いですが、早い段階で製品設計の基礎を会得できました。
これからも先輩方の教えを受けながら、先輩たちのような発明を沢山したいと思います。
入社する前は、コンテナーやパレットは形状的には単純な資材に思っていましたが、
実はお客様の要求が想像以上に細かく、厳しい事が最初の驚きでした。
例えば軽量化と強度アップという相反する条件が同時に要求される事もよくあります。
また、納期や価格にも制約がありますから、製品のスペックを決めていくだけでも簡単ではありません。
その他お客様ごとに異なる様々な条件や課題をどうクリアしようか。
豊富な過去の開発事例や経験豊富な先輩上司の助言を頂きながら、
自分自身もアイディアを捻り出して形状を創り上げていきます。
一見単純に見える製品の形や厚み、大きさの全てに意味があるのです。
ようやく完成に漕ぎ着けて製品として納品された時には、生みの苦しみと喜びを同時に感じることができますし、
お客様からのありがとうの言葉を頂けるのは格別です。
当社では、一つの開発案件に、基本的にひとりの設計担当者が選任されて、
納品されるまでの一貫してやり遂げるというスタイルが特徴です。
行程ごとに担当を引き継ぐスタイルではありませんから、創り上げた製品への愛着や可愛さはこの上ありません。
世の中で活躍する可愛い製品を、もっともっと生み出し続けていきたいです。
製造技術 1997年入社
岐阜第2工場 次長
当初は、保全担当として、生産設備の保守点検を主に行っていましたが、実際のモノづくりのラインについて、受注~生産~出荷にも携わるようになり、より高度な基幹業務に就いたりしながら今に至ります。
振り返ると同じ工場でも、当時と今では仕組みも効率も品質も格段に向上しています。これは、新鋭設備の導入だけではなく、カイゼンに向けて皆で知恵を出し合ってトライ&エラーを繰り返した結果です。これからもより進化させるために、部下の皆と共に、工場全体の能力向上に向けて頑張ります。
メーカーの心臓部とも言える製造部門も、長い歴史の中で着々と規模を拡大させ、
ライバルとのリードを広げています。
常に前進を続ける当社は、チャンピオンの地位を確たるものにするため、
既存工場の増強や新規工場の増設、新鋭設備や新技術の導入などの積極的な設備投資を行い、
生産供給体制の拡充を好不況に関わらず続けています。
ただ、私たちはチャレンジャーの意識を捨てたわけではありません。
よそと同じ事をしていては追いつかれ、敗れ去る。立派な設備を持っていても、
意識の高い人の集団でなければ強くはなれない。
私たちは常に危機感と向上心を抱き、工場間で切磋琢磨しながら、
工場とその現場それぞれで工夫とカイゼンを繰り返すことで、
今あるアドバンテージをさらに広げるため日々奮闘しています。
工夫カイゼンには年齢も経験も関係ありません。
若い人も含んだ全社員が意識を揃えて前進していることが、
本当の当社の強さだと思います。
その後、量産試験と生産マニュアルの作成まで行い、すぐにも量産できる状態まで持っていくのが役割です。同時に、加工工程の設備との適合性の確認とその対応なども製造本部と共に行います。私たちの仕事は、その後の工場での生産性や加工性、不良率などに大きく影響する仕事です。
設計部門、製造部門、外注先など多くの関係する部署や人とのコミュニケーションを大切にしながら、技術者としての腕を磨いていきたいです。
新規に開発された製品の生産立ち上げを担当する立場として感じるのは、
製品開発のペースとスピードが年々上がっていることです。
次々と舞い込んでくる金型製作要請は、世の中の物流機器への期待の大きさや進化への要求だと思います。
生産性や品質を大きく左右する金型は、我々成形加工業にとっては何にも代え難い財産ですから
、今自分がそこに携わっている事に大変誇りを持っています。
金型は非常に高価なモノですので、多額の費用を預かる立場ですから、常に真剣勝負の連続でもあります。
まだまだ自分に出来る事も限られていますが、自分自身の研鑽努力は勿論、
先輩方の教えを受けながらサンコーが持つ多彩な成形技術と蓄積されたノウハウを結び付けて、
金型のレベルを上げ、開発スピードを加速させたいですね。
それが生産性と品質、開発力のアップに繋がって、サンコーの可能性を大きく広げると信じています。
自分の行ったことが全社に影響することもありますし、私ひとりに任されている業務も多く、大変な責任も伴いますが、その分やりきった感や達成感もよく感じます。当社の全ての部署もそうですが、事務だからここまで、という縛りが無いので、やる気と能力では高度な仕事も担当できます。「単純な事務ではない」と言うのが特徴ですね。
全国展開したスケールは私たちの自慢のひとつです。
入社以来、毎年のように新しい営業所や工場が誕生していますし、
これからも新設計画がいくつも控えていると聞いています。
こうした会社としての頼もしさは抜群で、安心して身を置くことが出来ますし、これからがすごく楽しみです。
仕事を通して全国の事業所の皆さんと接点を持つ中で感じることは、場所と役割は違っても、
各部署が、そしてそこにいる一人ひとりが、お客様の満足を第一に頑張っていることも実感しています。
ネットワークの広さだけでなく、社員同士の結びつきの強さと考え方が一致していることも当社の自慢です。
清掃を終えて着席。
メールチェックとその回答をする。
また、電話応対は単なる取次ぎをしているだけではなく、担当しているお客様からのご質問やご要望を受けて、在庫状況や納期の回答、製品のご説明や選定のアドバイス、時には工場への納期調整をしながら、お客様の質問やご要望に応えたりと、事務の立場でできることは全て対応します。そうすることで、営業担当者が安心して外勤に専念できる環境ができあがるのです。
私たちはお客様と直接お目にかかることが殆どありませんが、お客様に対しては、営業担当と同じ意識で対応することが重要です。その意味では、営業活動の一端を担っているとも言えます。時には自分の判断を求められる事もあったりと決して簡単な仕事ではありませんが、これからも経験を積んで、仕事の質をもっと上げて、売上拡大に貢献していきたいです。
営業担当と私たち事務は、攻めと守りの二人三脚の関係で、担当するお客様に対応しているので、
営業担当者は私たちのことをすごく頼りにしてくれています。
単なる営業アシスタントに留まらず、ビジネスパートナーとして、同じ部門の一員として、
売り上げの拡大に大きく寄与できるポジションに居る実感があります。
部門の売り上げの進捗に一喜一憂しているのはそんな気持ちの現れでしょうね。
これは同じ部門内だけの話ではありません。
お客様のご連絡やご要望を直接受ける身として、全国の工場や本社の各部門に、
連絡や調整ごとを多く行っている中でも、どの部門の人も自分やその部門の都合よりも、
営業部門からの要求、つまりお客様のご要望を最優先に考えて応えてくれます。
全ての社員がお客様第一の気持ちが浸透しているのが強く感じられる会社です。
得られた様々なデータから、個々のレンタル先のシステムをより良くする為のカスタマイズの提案や、新しいビジネス展開の提起など、営業担当者がアクションを起こすベースとなるバックデータの提供をする重要な役割です。大変難しい面もありますが、このアクションが、導入されたお客様と私たち自身に、大きな利益をもたらすので精一杯頑張っています。
ちなみに、東京本社ビルの受付は、特定の時間帯を複数の事務担当でローテーションにしていますから、受付として接客応対も行ってもいます。会社説明会でお目にかかれることを楽しみにしています!
よく見てみると、誰にも馴染みのあるサンコーの製品が街中にもたくさん溢れています。
コンビニやスーパーに普通にありますし、多分皆さんのアルバイト先にもあると思います。
入社する前にも感じていましたが、今改めて見つめてみると、その存在意義もよくわかりますし、
仕事を通して直接関わった製品を目にする事もあって、自分自身が役立っているんだなと、
少し嬉しくなる事があります。
実際は普段の生活では目に触れないところで、圧倒的に多くのサンコーの製品が使われているので、
想像する以上に大きな事業に関わっているのも、仕事や世の中の仕組みがわかる中で実感します。
頂くお電話も、誰もが知っている超有名企業から身近な所、意外な所まで、
サンコーの製品が活躍しているスケールは、入社前の想像を遥かに越えていますから、身が引き締まります。
もっともっと私たちの製品が世の中で活躍するように、頑張っていきたいと思います。
照合 | 三甲株式会社 |
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取締役会長 | 後藤 甲平 |
代表取締役社長 | 後藤 利彦 |
創立 | 1951年12月3日 |
資本金 | 1億円 |
東京本社 | 東京都江東区永代2-11-2 電話番号:(03)3630-3535 FAX番号:(03)3630-3693 |
岐阜本社 | 岐阜県瑞穂市本田474-1 ◆JR東海道線穂積駅からタクシー(約10分)でのご来社が便利です。 FAX番号:(058)327-6691 |
社員数 | 3,289名 |
単体売上 | 1,014億円(2018年5月期) |
グループ売上 | 1,549億円(2018年5月期) |
取締役会長 | 後藤 甲平 |