受療をご希望の方はお電話にてご予約をお願いいたします。
陰陽太極鍼は、東方鍼灸院(北海道帯広市)の吉川正子先生が、長年の臨床と研究の末、考案された鍼灸治療法です。特長は、患者の体表感覚を重視しながら、刺さない鍼と温灸を用いて治療をすることです。施術箇所は症状のある局所とは限らず、主として腕や足、背部の反応のある経穴を用いる遠隔治療が中心となります。
刺さない鍼とは、従来の刺す鍼の代わりに、王不留行という漢方薬の種子、または皮内鍼という小さな鍼を体表に貼り付けて、刺した場合と同じ効果を得る鍼法です。刺入しないので痛くなく、鍼を怖いとお感じの方やお子様でも安心して受療することができます。
温灸も、肌を直接焼くのではなく間接的な熱で温める灸法ですので気軽に受療いただけます。
皮膚の持つ機能は必ずしも全てが解明されているわけではなく、現在も研究が続いています。
最近の研究では、皮膚に従来の解釈を越えた感覚受容器としての高度な機能がある可能性が指摘されています。
刺さない鍼が効果を出すメカニズムについても解明される日が待たれます。
【吉川正子先生と東方鍼灸院について】
熊本県出身の吉川先生は、1960年代、水俣病で目に障害のある患者に行われた鍼灸治療が、
絶大な効果を示したのを目の当たりにして鍼灸の道に入られました。
1976年に「東方鍼灸院」を開業してからは眼病治療を皮切りに、多様な病気に悩む患者さんの治療に携わってこられました。多忙な診療の合間を縫って、新たな診察法や選穴法、鍼法の研究にも余念がなく、バルセロナ、北京、ニューヨークなど世界各地で開かれた世界鍼灸学術大会で研究発表をしてこられました。
1998年、世界鍼灸学会(バルセロナシンポジウム)において、
吉川先生の陰陽太極鍼は最優秀賞を受賞されました。
「東方鍼灸院」での陰陽太極鍼を用いた治療症例は、下記のホームページでご覧いただけます。
尚、吉川正子先生はご高齢のため現役を退かれ、
現在は吉川先生のご長女の大森亜希先生が治療をされています。
東洋医学では、人体を大自然の一部ととらえ、それ故に、私たちの体は常に自然界と影響しあい、お互いに循環しあって存在していると考えます。このことは、私たちの身体が食べ物という自然の恵みからできていることや、多くの人が季節の変わり目に体調の変化を経験することなどからも感じられるかと思います。
そうした考え方から、東洋医学では病気の原因のほとんどは、それまでの生活(食べ方、寝方、働き方、精神状態など)や環境の変化(季節の移ろい、寒暖差など)によるものと考えます。
具体的には、これらの事柄によって体内に「気」の流れを阻害する要因が生じて、体のいろいろな働きが妨げられたり、環境の変化に対応できなくなったりして病気を引き起すのです。
一方、人体には自然治癒力が有ります。自然治癒力というと傷口がひとりでに治るといった狭いイメージで語られがちですが、実は、私たちが日々健やかに生活できるのは広義の自然治癒力(生体恒常性、免疫などを包含する総合的な防衛力・制御力)があるからです。
東洋医学の言う「気」の働きが正常であれば健やかで居られるということは、広義の自然治癒力によって我々の身体が守られているということと同じで、鍼灸は、鍼や灸を用いて日々の生活で生じた「気」の巡りを阻害する要因を取り除き、自然治癒力を回復させることで病気を治そうとする治療法なのです。
東洋医学には「治未病」という言葉があります。これは日常的に養生や鍼灸を行うことで、病が発症する前に、蓄積した「気」の異常を取り除き健康を維持しようとする試みなのです。
当院は、数ある鍼灸治療法の中から「陰陽太極鍼」という刺さない鍼を提供することで、安心して鍼灸治療を受けていただきたいと考えています。
痛いと感じる部分だけに鍼治療をおこなうのではありません。
お身体を診て、鍼・お灸で全身の気の流れを整えながらアプローチします。
この鍼を継続して受けることで、症状の改善はもちろん、人間の本来の力、
自然治癒力・免疫力を高めます。
お子様からご高齢の方まで、様々な不調に対応致します。
人生100年時代をどう生きていくか。
自分の力で、自分らしく健康な毎日を過ごすこと。
身体の老化を加速させない、身体を良い状態で長持ちさせる。
このような人生を目指すためには、鍼灸こそ欠かせない技術です。
ぜひご興味のある方は生活の一部に鍼灸を取り入れて頂きたいです。
皆様の健康維持こそが私たちの願いです。
当院の鍼灸は、東洋医学に基づく陰陽太極鍼で行う全身調整治療です。
痛いと感じる部分だけに鍼治療をおこなうのではありません。
お身体を診て、鍼・お灸で全身の気の流れを整えながらアプローチします。
この鍼を継続して受けることで、症状の改善はもちろん、人間の本来の力、
自然治癒力・免疫力を高めます。
お子様からご高齢の方まで、様々な不調に対応致します。
人生100年時代をどう生きていくか。
自分の力で、自分らしく健康な毎日を過ごすこと。
身体の老化を加速させない、身体を良い状態で長持ちさせる。
このような人生を目指すためには、鍼灸こそ欠かせない技術です。
ぜひご興味のある方は生活の一部に鍼灸を取り入れて頂きたいです。
皆様の健康維持こそが私たちの願いです。
当院で行っている陰陽太極鍼は、東方鍼灸院の吉川正子先生が考案された技術です。
吉川先生は長年鍼灸を研究され、その集大成として刺さなくても効く鍼治療の技術を創り出されました。
症状がある箇所ではなく、腕や足の反応があるツボに鍼で刺激を与え、遠隔で治療します。
また王不留行と呼ばれる漢方薬の種を貼るだけで体に変化が起こります。
吉川先生の陰陽太極鍼はその功績が認められ、
1998年、世界鍼灸学会(バルセロナシンポジウム)において、最優秀賞を受賞されています。
北海道帯広市 東方鍼灸院ホームページ
http://toho-shinkyu.com/
当院では刺さない鍼である陰陽太極鍼に加えて、
症状によって刺す鍼やお灸も併用しながら治療しております。
初診料・再診料【※再診料:1年以上来院していない】 |
1,000円 |
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陰陽太極鍼(全身治療)初回75分/通常60分 |
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大人 ◆回数券(5回):20,000円 |
4,400円 |
中高生 ◆回数券(5回):17,500円 |
3,850円 |
小学生以下 ◆回数券(5回):15,000円 |
3,300円 |
プチ鍼灸 | 1,000円 |
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陰陽太極鍼は、貼り付ける鍼で皮膚に刺さりませんから痛みはありません。鍼を刺す代わりに、王不留行という植物の種子や皮内鍼という小さな鍼をテープで体表に貼り付けるだけです。
症状によって刺す鍼を部分的に用いた方がよいと思われたときは、患者さんに説明し同意をいただいた上で使用します。
お灸は熱かったり、やけどをしたりしませんか?
当院では、棒灸や知熱灸といわれる、もぐさが直接皮膚に接触しない関節灸の手法を行いますので熱くなく、温かく気持ちの良いお灸です。
手足の施術は、肘から手先にかけてと、膝から足先にかけて行いますので、腕や脚(膝上5㎝くらいまで)を出しやすい服装でお願いします。また、お腹と背中への施術ではTシャツなどがお薦めです
当日の飲食について
舌の状態も診ますので、治療前にコーヒー、ジュース、チョコレートなど舌に色が付くものの飲食はお控えください。