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昨年6月に埼玉県鍍金工業組合青年部、埼鍍会の第26代会長に就任いたしました日本ミクロ工業㈱ 山本隆治です。日頃より埼鍍会の活動に多大なる御理解、ご協力を賜り誠に有り難うございます。
昨年度は日本全体がコロナ禍にみまわれ、通常通りの会運営が困難な状況となりましたが、皆様のご指導ご鞭撻、会員の皆様、役員の尽力により無事2年目を迎えられましたこと、改めて御礼申し上げます。
ご存知の通り、当初の目算ではコロナ絡みの騒動も早々に収束し、今年こそ東京オリンピック…となるはずでしたが現況はコロナ変異株の蔓延により、年明けから関東一円の緊急事態宣言、ワクチンが行き渡る目途もつかぬままゴールデンウィークに至り再び緊急事態宣言が発令されている状況下にあり、今まで経験したことない未曾有の事態が1年以上継続しております。私自身もこの渦中で埼鍍会会長に就任し、この1年は思い通りの運営ができず戸惑いつつも、役員一同に助けられながらここまできたというのが正直なところです。
会の内情につきましても恒例となっていた賀詞交歓会をはじめ対面で親睦と深めるはずの行事を止む無く中止せざる得ない状況となり、会員同士の情報共有や活動そのものも厳しくなっている状況で、来季52期の総会も昨年に引き続き非対面のWEB総会とする予定です。
しかしながら、ウィズコロナ及びアフターコロナにおけるめっき業の有り方や社会情勢に合致した各企業間のコミュニケーションや業務アピール方法を模索するためにも、埼鍍会の活動そのものが今までのセオリーに拘らない、新たな試みを試す機会になるとも感じております。
所謂「三密」を避けるため、ZOOM等のコミュニケーションツールを使用したリモート例会が常となり、会員の皆様も状況に徐々に慣れてきたように感じます。昨年度におきましてもコロナ禍の会員の皆様に実用品をお渡ししたり、WEBツアーや研修会を企画し職場やご自宅に居ながらにして研修ができるよう検討を重ねたりと少しでも皆様のお役に立てる埼鍍会を目指して参りましたが、次年度におきましても役員ともども様々な機会や方策を提供できるよう、例えば直近の4月例会では、話題となっているSDGsを取り上げ、研修した内容をもとに52期の例会にて社会貢献活動を行えるよう準備をしていったり、WEBサイトやYouTube等のインターネット上のサービスを利用した企業アピールの方法等の勉強会を企画する所存です。
今年のテーマは不自由な中でも、自ら興味を持ったことを自身で試していく会にしたいという願いを込め、シンプルに「実践躬行」(自分自身の力で実際にすすんで行動してみること)としました。コロナ禍であるからこそ、変貌していく社会に合わせ、一企業では取扱い難い内容を試行錯誤する機会に埼鍍会を利用していただき、次の世代にバトンを渡すために会員と共に成長していく埼鍍会でありたいと切に願っております。
幸いにして若い役員から会運営について積極的な提案やアイディアも出てきており「まずは自分のやりたいこと、日々仕事をする中で興味・関心を持ったことを試してみる場所」として自ら運営・企画をしていく流れが出来つつありますが、初めての試みが多く、不備、不手際多々あるかと存じますが何事も経験し自らの糧としてこその埼鍍会であると考えております。
皆様のご理解とご協力、参加があってこその埼鍍会です。非常に困難な状況ではございますが、一日も早く笑顔でお酒を酌み交わすことのできる日常が戻ることを祈念しつつ、52期を迎える埼鍍会にご期待いただき、どうか今後とも活動にご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。
令和3年6月 第26代埼鍍会会長 山本 隆治