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債務整理のメリットとデメリット一覧

「借金問題を自力で解決したいけど無理だった」「借金が増えすぎてどうしようもない」と悩んでいる人には債務整理がおすすめです。

債務整理とは借金を減額したり、支払いの猶予期間を延ばしたりする手続きで、弁護士や司法書士などの専門家に依頼することで可能です。

こちらでは債務整理のメリットとデメリットをまとめましたので、依頼する前に参考にしてみてください。

債務整理のメリット

債務整理は、借金問題を解決できる法的な手続きのことです。

なぜ、借金の悩みを抱えている人に債務整理が適しているのか、具体的なメリットをまとめてみました。

依頼した時点で催促が止まる

債務整理は弁護士や司法書士に依頼した時点で、貸金業者からの催促が止まります。

複数の貸金業者からの借金で、次の悩みを抱えていませんか?

  • 自宅や会社にまで貸金業者から電話がかかってくるのが怖い
  • 自宅に担当者が取り立てに来るのが嫌だ
  • 返済する気はあるけどお金が全くない

債務整理をすると法律事務所から受任通知を貸金業者にFAXと郵送で送り、その時点で支払いの催促がストップしますので、精神的な負担が和らぐのが大きなメリットですね。

貸金業者からの取り立てが一切なくなるため、一時的に借金を返済しなくて良い状態になります。

借金の元本が減る可能性がある

法的な手続きの債務整理は、借金の元本が減る可能性があるのがメリットです。

弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、全ての取引を利息制限法の金利に従って引き直し計算を行います。

もしグレーゾーン金利で取引していた場合は、貸金業者に支払いすぎていたお金が返ってくるわけです。

この手続きを過払い金請求と呼び、下記に該当する場合はお金が返ってくる可能性があります。

  • 2010年までに消費者金融やキャッシングでお金を借り入れていた
  • 2010年までにクレジットカードでキャッシングリボを使っていた
  • 金利20%以上の利息で支払いをしていた(利息制限法での金利上限は20%以内)
  • 借金を完済してから10年が経過していない(過払い金請求の時効は10年間)

過払い金があると分かった人は、債務整理をして支払いすぎていたお金を返してもらいましょう。

複数の方法からベストなものを選べる

債務整理と一口に言っても、手続きには複数の方法があります。

弁護士や司法書士と相談し、今の自分に合うベストな債務整理を選べるわけです。

下記では、債務整理の方法別にどのようなメリットがあるのかをまとめました。

◆任意整理のメリット
「財産や資産の差し押さえがない」「特定業者を選べるため、クレジットカードを残せる」

◆個人再生のメリット
「借金の大幅な減額が期待できる」「住宅を手放さなくてもいい」

◆特定調停のメリット
「借金の原因や理由は問われない」「マイホームやマイカーを手放さなくていい」

◆自己破産のメリット
「抱えている全ての借金がなくなる」「安定した収入がなくても手続きできる」

素人ではどの債務整理が自分に向いているかの判断は難しいので、専門家への相談は必須ですよ。。

将来への不安が軽減される

債務整理はどの方法でも、将来への不安が軽減されます。

自己破産以外は債務整理をしても借金の返済義務は残りますが、ほぼ確実に以前よりも借金を返済しやすい状況に導いてくれるのは紛れもない事実です。

自分で何とかしようと試みると失敗したり時間がかかったりしますので、借金問題は専門家に依頼するようにしましょう。

債務整理のデメリット

債務整理は実は良いことばかりではなく、いくつかデメリットもありますので下記にまとめてみました。

  • 個人の信用情報に債務整理の手続きを行った事実が残る
  • 信用情報機関(CIC、JICC、全銀協)に登録されて、新たな借り入れができなくなる
  • 任意整理や個人再生は借金の負担が軽くなるだけで、返済の義務がなくなるわけではない
  • 自己破産は全ての借金の支払い義務がなくなる代わりに、資産や財産を手放す必要がある

「任意整理」「個人再生」「特定調停」「自己破産」の全ての債務整理では、信用情報機関に事故情報が5~10年間記録されます。

この間はブラックリストに載る形になりますので、新たな借り入れやクレジットカードの作成ができなくなるわけです。

しかし、これは新たな借金をしなくて済みますので、考えようによっては債務整理のメリットだと言えるのではないでしょうか。

まとめ

以上、専門家に依頼して行う債務整理がどのような手続きなのかおわかり頂けましたか?

債務整理は信用情報に手続きを行った事実が残ったり、新たな借り入れができなくなったりというデメリットがあります。

その代わりに、借金の減額や利息のカットができますので、借金の悩み解消に繋がるのは大きなメリットです。

借金は一人であれこれと悩んでいても解決できるとは限らないため、債務整理を選択肢の中に加えてみてください。