コーヒーを、
自分で焙煎する楽しさ、
贈る喜び
みなさん、コーヒーはお好きですか? 朝、仕事にとりかかるとき、
ほっと一息つきたいとき、家族との団らんのときなど、日々の生活にコーヒーは欠かせませんよね。
暮らしにすっかり溶け込んでいると言ってもいいと思います。
そんなコーヒーですが、私たちが普段目にするのは粉だったり豆だったり、すでに抽出されたコーヒーくらいです。
本当は、その前がとっても大事で、みなさんに知ってほしいことなんです。
そう、生豆(なままめ)を焙煎する工程です。
これを、できるだけ多くの人に体験してほしいと思っています。
生豆は薄緑色をしていて、焙煎前より一回り小さく、産地によって粒の形や色の濃淡はさまざまです。
そして、農産物だけあって、どんなに高級でもある程度の欠点豆が混じっています。
黒ずんだ豆、虫食い豆、カビの生えた豆・・・
これらは味を決定的に損なってしまい、またおそらく体にも良くないのですが、
実はけっこうくせ者で、、焙煎されるとほかの豆とまったく見分けがつかなくなるのです。
生豆だからこそ、わかるのです。
欠点豆を丹念に取り除き、焙煎機に投入します。
焙煎が進むにつれて茶色く色づいていくコーヒー豆。
そして漂ってくる甘い香り。
これはなかなか体験できないことだと思います。
コーヒー焙煎は職人技ではありません。だれでも素晴らしいコーヒーを作ることができます。
昔のヨーロッパでは、ご婦人が市場で生豆を買い、各家庭で焙煎するものでした。
コーヒーについて知っていただくため、また自分好みのコーヒーを作れる喜びを知っていただくために、
焙煎体験ができる場を作りました。
自分が焙煎したコーヒーを人に贈るのは最高のプレゼントにもなります。
そんな素敵な体験をしていただけたら幸いです。