苦節7年、
離婚することになった時の話

こんにちは、管理人のダイゴ(仮名)と言います。

タイトル通り僕は結婚7年目にし、昨年4月に離婚しました。


理由は性格の不一致。お互いがお互いに魅力を感じなくなっていたこと…というのは表向きで、最大の原因は僕の適当な性格。

簡単に言うと愛想を尽かされたと思います。正直、僕は離婚するほど嫌でもなかったので。

身の上話はこれくらいで本題に入りましょう。

僕たちの間には3歳になる娘が一人います。

養育費は毎月4万円、今なら払えないほどの金額じゃありません(むしろ会えなくなることの方がダメージ大きい)

自然消滅的な離婚だったため、慰謝料で揉めることはありませんでした。財産分与も滞りなく、互いに文句も言わず淡々と進みました。


しかし一点、とても面倒な問題がありました。

娘が生まれてから家を買っていたんです。

離婚の難題。
持ち家はどうする?

マイホームを持ったのは4年前。郊外の住宅地、その中でも少しはずれの方に建てました。

土地代が安かったので、勢いで大きな家にしました。今思えばその辺から離婚へのカウントダウンは始まっていたかもしれません。

住宅ローンは35年で2700万円。相場はよくわかりませんが営業マンが言うには高い方だと。

名義人は僕、連帯保証人は元妻です。

まあ普通なんですが、これが問題を面倒にしました。離婚後は僕が一人で住むつもりだったのですが…

住宅ローンが残る持ち家。
離婚後の流れは?

マイホームは当然ながら『資産』です。住宅ローンが残っていても、離婚するときは財産分与の対象となります。

ところが財産分与と住宅ローンは別の話。

ローンは銀行との契約なので、離婚しても名義が変わるわけではありません。

あくまでローン名義人は僕、連帯保証人は妻のまま。

離婚後もこの状態は続くのです。
最初は妻の代わりに別の連帯保証人を立てようとしました。

名義さえ変えれば済む問題だと思ったからです。


しかし僕の父はすでに他界。高齢の母は田舎で年金暮らしでとても連帯保証人になれる経済力はありませんでした。

何人か親戚もあたりましたが…やはり皆いい顔をしない。こちらも離婚をする負い目もあって無理に頼むことができず。


結果、離婚を間近に控えながら連帯保証人を変えることはできなかったのです。

持ち家の財産分与で一悶着


これに納得しなかったのが元妻の方でした。

妻は娘を連れて実家に帰る気満々。持ち家のことなど気にも留めていませんでした。しかし連帯保証人になっているためか

「あなたが支払いを止めたら、
 私がローン払うわけ!?

 そんなの…絶対いやよ!!」

と噛みついてきたのです。

適当な性格は見透かされていた

僕が支払いを止める・・・?


なるほど。
鋭い。
言われてみれば。

僕はこの無駄に大きい家に一人で住むことになる。
家族の面影が残る家だ、住んでいて楽しい気分はしないだろう。新しい女性と出会いがあっても足かせになるかもしれない。

そうなると離婚後も持ち家のローンを払い続けるのは確かにしんどい。

というかモチベーションが持たない。

(誰のために借金払ってるんだ?)

なんて言葉が頭によぎるだろう。


支払いがバカバカしくなってもおかしくはない。

しかもよりによって僕の趣味は競馬だ。

離婚後に僕が自暴自棄になって競馬に大金をつぎ込むのでは?と思われても無理はない。


仮に僕が支払い不能になったとして・・・
じゃあ今後の支払いは誰になる?

連帯保証人である妻だ。

7年一緒にいただけあり、こちらの性格を熟知していらっしゃる。

結局、持ち家は始末することに

ならば自分にとっても妻にとっても、持ち家はないほうがいい。とっとと売って、僕はマンションでも借りて気楽に過ごしたい。

お互いの利害は一致した。


『離婚と同時に、今の持ち家は売ろう。』


こうして持ち家を手放し、一旦ローンを無くす方向で話はまとまりました。

ローンが残った持ち家、
売るには条件があった


住宅ローンが残っている家を売るには条件がありました。

”家の売却が完了した際、住宅ローンの全額を一括で返済しなければならない”

つまり住宅ローンが残った状態で家を手放すことはできないんです。

売却後も自分がローンを払って…と考えていたけど、抵当権の関係でそうはいかないみたいです。

そのため重要になるのがこの2点。
  • 持ち家の売却額
  • ローンの残高
持ち家の売却額が高いか。ローン残高が高いか。また差額がどれだけあるかで持ち家の処分方法が変わってきます。

せっかくなのでケース別に例えてみましょう。


売却額>ローン残高の場合
(アンダーローン)

持ち家の査定結果がアンダーローンだった場合、持ち家を売ることで利益が出ます。これをローン残債に充て、残った金額は財産分与することになります。

ちなみにアンダーローンになるケースはほとんどないそうです。ピカピカの新築の状態だとしても1日でも人が住めば『中古住宅』となり、20~25%ほど価値が下がると言われています。

売却額<ローン残高の場合
(オーバーローン)

オーバーローンは持ち家を売ってもローンを完済できない状態です。つまりこのままでは持ち家を手放すことができません。

この場合は貯金を切り崩しててでも一括でローン残額を支払うか、不動産会社に仲介してもらって『任意売却』に持っていく形になります。


ちなみに僕が持ち家を売った時も任意売却でした。

任意売却とは?

任意売却はオーバーローン時に役に立つ方法。

持ち家を売ってもローンが残るとハッキリわかっている状態でも、金融機関の合意を得て持ち家と土地を売却できる方法です。

任意売却は競売と違って、

・競売より高く売れるケースが多い
・立ち退きの心配がない
・ご近所さんに変な噂が立たない
・売却時の融通が利きやすい

というメリットがあります。
ただ注意点なんですが

任意売却に強い不動産会社は一部に限られているようです。

不動産会社の中には『うちは買取しかできません、任意売却の手続きは自分でやってください』なんて丸投げにするところもあるんだとか。

任意売却は債権者(銀行)との交渉です。自分でやるにはハードルが高過ぎるので、なるべく任意売却も任せられる不動産屋を選びたいところですよね。

離婚で持ち家を手放すなら、
必ず見積もりは複数取るべき

任意売却に強い不動産屋と出会う方法はただ一つ、
なるべく多くの不動産会社にアポを取ることです。
ネットで地元の不動産会社を調べれば『任意売却はお任せ下さい!』なんて謳ってるサイトもありますが、その実態は話を聞いてみるまで分かりません。

ここは絶対に手を抜かない方がいいです。面と向き合って話を聞いて『信用できる』不動産会社を見つけましょう。


あと、家の見積もり査定も複数の会社に取ってもらったほうが良いです。

見積りを複数もらえれば一番高いところに売れるわけですからね。百万円単位で差額が出ることもあるみたいです。

手っ取り早いアポ取りなら
一括査定サイトが便利


僕の場合、動き出しが遅かったため離婚はすぐそこまで迫っていました。

のんびり1社ずつアポを取るヒマはないし、見積もりを待つ時間も無い…

そこで使ったのが不動産の一括査定サイト。ネットで無料で複数社の見積もり依頼ができるというものです。

※ 僕が使った一括査定サイト

これは当時のスマホのスクリーンショット。
査定サイトはいくつかありましたが、私は『イエウール』という所を利用しました。LINE風になってますが

  • 物件のタイプ
  • 物件の所在地

を選ぶだけですぐ一括査定を依頼できます。

ここは1400社以上の不動産会社が登録されてます。任意売却を仲介してくれる不動産屋も見つけやすいですよ。

無料で使えるので、困っている人はまず覗いてみてください。

見積もり結果。差額は歴然だった

実際に一括見積もりを取ってみると、やはり会社により見積金額にはバラツキがあります。

ちなみに僕の持ち家の場合は
最高と最低で422万円の差額
がありました。何と差額が400万円以上…

そう、見積金額を比べなければこの400万円を丸々損していた可能性だってあったんですよね。

ただ最終的に持ち家の売却をお任せしたのは、2番目に高い見積もりをくれたT社。

理由は任意売却の実績が一番あったからです。

僕の目的は『高く売る』よりも『確実に持ち家を手放す』だったので、T社と出会えたのは本当に助かりました。


ちなみに一番高い見積りの会社は、買取額は飛び抜けていたもののアフターフォローがありませんでした。

金払いがいいのもウラがあるみたいですね。ここも比較しなければ分からなかったことです。

最後に。
離婚後の再スタートを切るために

最終的に持ち家がどうなったかというと、かなり満足いく金額で売却できました。

ただ、結局オーバーローンは変わらず…

それでも任意売却の経験豊富なT社の仲介もあって、金融機関との話はスムーズにまとまりました。債務残高も圧縮され、離婚後も無理なく払えるレベルまで抑えることができたのです。


離婚手続き、財産分与も滞りなく進み…


現在はそれぞれの道を歩き出しています。


僕は郊外から都心部のマンションへ引越し、再スタートを切りました。養育費はありますが、経済的な負担は『軽傷で済んだ』くらいかなと思っています。


不動産会社をキチンと調べなかったら今頃もう少し苦労していたかもしれません。見積り額にしたって、ほんの一手間でここまで違うなんて…

より良い条件で持ち家を手放すなら見積り比較をやらない手はないですよ!!



管理人自己紹介

ダイゴ
福島県出身の38歳。
坊主頭歴32年。自動車メーカー勤務。

趣味:
競馬、競艇、競輪を良識の範囲内で。
60~70年代のクラシックカーが好きです。
昨年よりブログを開始。