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著書「新復興論」が「第18回大佛次郎論壇賞」を 受賞した小松理虔君を祝う会を、
3月30日(土)いわき湯本温泉の老舗温泉宿・古滝屋で開催いたします。
小松君らしく、いわき色溢れる会。賑やかになるであろう宴の中身は、少しずつお伝えしていきます。
飲んで食べて温泉につかって、良き夜を共に。めでたき宴の席へ、皆様ぜひお越しください。
豪華トークショー決定!
第18回 大佛次郎論壇賞「新復興論」 小松理虔
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第16回開高健ノンフィクション賞「空をゆく巨人」 川内有緒
1979年いわき市小名浜生まれ。ローカルアクティビスト。いわき市小名浜でオルタナティブスペース「UDOK.」を主宰しつつ、いわき海洋調べ隊「うみラボ」では、有志とともに定期的に福島第一原発沖の海洋調査を開催。そのほか、フリーランスの立場で地域の食や医療、福祉など、さまざまな分野の企画や情報発信に携わる。『ゲンロンβ』に、本書の下敷きとなった「浜通り通信」を50回にわたって連載。共著本に『常磐線中心主義 ジョーバンセントリズム』(河出書房新社)、『ローカルメディアの仕事術』(学芸出版社)ほか。「新復興論」(ゲンロン)で第18回大佛次郎論壇賞を受賞。
photo(C)朝日新聞社
第18回大佛次郎論壇賞 受賞!
震災から七年、復興は地域の衰退を加速しただけだった──。
希望を奪い、コミュニティを分断する公共投資。原発をめぐる空回りする議論。賛成と反対、敵と味方に引き裂かれた日本で、異なる価値観が交わる「潮目」をいかにして作り出すのか。福島県いわき市在住のアクティビストが辿り着いたのは、食、芸術、観光によって人と人をつなぐ、足下からの「地域づくり」だった。
「課題先進地区・浜通り」から全国に問う、新たなる復興のビジョン。柳美里氏、後藤正文氏、志賀忠重氏推薦。図版多数収録。
2018年9月1日刊行
本体価格2300円 + 税
ハードカバー・四六判 本体396頁
ISBN: 978-4-907188-26-9
Guest
川内有緒(かわうちありお)
第16回開高健ノンフィクション賞受賞
現代美術の世界的スーパースター蔡國強と、世界最大99000本の桜を植える福島の男。夢に挑み続けるふたりの“巨人”の奇跡の実話。
福島県いわき市の実業家・志賀忠重と、中国福建省出身の世界的現代美術家、蔡國強。二人は、1980年代にいわきで出会い、数々の驚くべき「作品」を生み出してきた。砂浜に埋もれた木造船を掘り出した作品、海に導火線を置いて走らせた炎……蔡が描いたスケッチを、日頃アートに縁のない志賀らが頭と体を使って形にしていく――いわきは蔡が世界に羽ばたくきっかけとなった。
そんな二人の最大の作品が、東日本大震災後に制作した「いわき回廊美術館」だ。美術館周辺の山々では、志賀が、99,000本の桜を250年かけて植樹する「いわき万本桜プロジェクト」を進めている。原発という「負の遺産」を残したことを激しく悔いて、未来のいわきを世界に誇れる場所にするために。二人の「巨人」の足跡を辿りながら、美術、ひいては「文化」というものの底力を問う。こんな時代だからこそ伝えたい、アートと人間の物語。読み終えたあと、一歩を踏み出す勇気が湧いてくる!
2018年11月26日発売
1,700円(本体)+税四六判/372ページ
ISBN:978-4-08-781671-6