お互いの価値観を最優先にする、
「事実婚」という新しい結婚の形
皆さんは「事実婚」と聞くと、どんなイメージを浮かべられますか?
「籍を入れずに同居すること?」
「日本ではあまり聞いたことないかも…」
「自由な気がするけれど、安心感もなさそう」
もしかすると、マイナスな印象を持つ方もあるかもしれませんね。
今や、スマホひとつで世界中の人と出会え、婚活アプリで簡単にマッチングできる時代ですが、晩婚化は進む一方。離婚率も年々増えています。
その理由のひとつが、昔ながらの婚姻の形が今の時代に合わなくなっているからではないでしょうか。
これまで家同志のものであった結婚の形を、考え直す時期に来ているような気がしているのです。
私は横浜市で結婚相談所を営み、
このたび事実婚専門の相談所
「ri-connect」を立ち上げました、
代表の佐々木 理香と申します。
ページ最後のプロフィールにあるように、私は20代で結婚・出産しましたが、価値観の相違から離婚しました。
養育費は受け取らず母の助けを借りてエステティシャンとして働き、一人息子を育ててきました。
根底にあったのは「世話好き」という気質と、「世の中の女性を幸せにしたい」という思いでした。
中でも、力になりたかったのは自分のようなシングルマザーや、異性との出会いが少ない方。
息子の子育てもひと段落した頃、出会いの場を提供したいと、2016年に結婚相談所「ricca bridal Ange」を立ち上げました。
ところが、結婚していく方も多い中で、私自身が最も応援したいアラフォーの婚活は、同年代の男性に比べて厳しいのが現実。
キャリアも収入もある素敵な女性が敬遠されたり、逆にご本人が結婚に踏み込めないケースも…。
そして同世代の私自身も、子育ては終わったものの人生100年とすると、先は長いなあと考えはじめます。
「心穏やかに、おいしいものを一緒に食べられるような、経済的・精神的に自立し、尊重しあえるパートナーが欲しい」
そんなふうに思うようになりました。
若い頃は「頼りたくない」「甘えたくない!」と一人で頑張ってきましたが、この年齢になって力がふっと抜けたのかもしれません。
確かに婚活市場では、アラフォーやアラフィフにとって厳しく、特に私のようにバツイチ子持ちで母と同居、しかも経営者というのはウィークポイントになります。
でも、年を重ねた今だから、人生経験を重ねた今だから、同じ価値観を持つ男性と穏やかな共同生活が送れるのではないかと思ったのです。
自分を振り返り、周りの同世代の男女と話す中で、
・子育ては終わっているので、法律婚にこだわる必要がない
・籍を入れないので、面倒な親戚づきあいがない
・経済的な不安はない上で、日常の中で信頼や安心感を手に入れられる
ということが、事実婚の良さではないかと考えました。
同世代の方、特に離婚を経験した方であれば、きっと納得してくださるのではないでしょうか?
自分を反面教師にして、「人を頼ってもっと楽に生きてもいい」ということを、同じ世代の皆さんにお伝えしたい。
そこで思い切って、今回、
事実婚専門の事業を
スタートすることにしました。
結婚は、家事と育児、仕事の両立など、女性が大変な思いをすることが多いといわれます。
しかし男性も男性で「家族を養わなければ」という大きな責任感を背負っています。
紙切れ一つというものの、その重みから過剰な責任感にとらわれ、ついお互いに求めすぎて苦痛が生じてしまうのは、結婚されたことがある方ならご経験済みでしょう。
でも事実婚であれば、それらは払拭されます。
今までの生活を変えず、仕事をのびのびやりながら、共同生活が営めます。
お互いの価値観を譲り合い、過剰な束縛はしない。
「守るものは守りつつ、必要以上の責任感は薄められる」というのが、事実婚のメリットでなのです。
逆にデメリットやネックになることは
◆お互いの財産分与や養育費などの問題 このような方法で、安心・安全な出会いを提供したいと考えています。
また「内縁関係」との違いをよく聞かれますが、内縁関係とは、何かしらの事情で婚姻届けが出せない状況の中で同居すること。
条件だけ見ると事実婚と同じですが、事実婚は住民票の届け出を「妻(未婚)」または「夫(未婚)」と記載することで「婚姻の意思はあるが、自分たちの意思で婚姻届けをしていない」という事実婚の証明になります。
以下のようなことも、ri-connectが推奨する事実婚は、弁護士などの第三者が入り、共同生活に対して細かな取り決めをすることで内縁とは大きく異なり不利益などもありません。
・住む場所
・仕事を続けるか否か
・生活費の分担
・共同生活における条件
・お金に関する取り決め
(財産分与・保険・万が一の場合の慰謝料・お墓の問題など)
つまり入籍をしていないだけで、婚姻関係と同じ条件で生活するということです。
余談ですが、あのブラッド・ピッドの噂の彼女も事実婚。彼女には年上のパートナーとお子さんもいますが「事実婚以外でパートナーを持つことを認める」という条件があるそうです。
私が4年以上この業界で活動してきた中で、年を重ねた男女から聞くのは、共通して
「出会いが欲しい」
ということ。
特に男性はロマンチックなので「もう一度恋愛がしたい」という声も多いんです。
年齢がある程度になると、初婚は厳しくなりますが、少し見方を変えて「人生をともに歩くパートナー探し」という視点で見ると、婚活は変わってきます。
まずは「おひとりさま」
日本の生涯未婚率(50歳時点での未婚率)は、
1960年代には
男女とも1~2%でしたが、
2015年には、
男性…23.4%
女性…14.1%
となっており、まさに今、未婚の高齢者予備軍が増加中。今後、おひとりさまはますます増えると予測されています。
一方シニア婚は広く知られるようになりましたが、テレビで婚活パーティーの様子が流れると、女性はすぐ男性の年収を訪ね、男性は女性の容姿にこだわるシーンが映し出されます。
パートナーに美しさを求めるのは自然なことですし、日本の長い婚姻制度の中では、女性は養われるものという文化がありました。
もちろん昔ながらの「子孫繁栄」という務めも。
しかし、10年後・20年後はどうでしょうか?
女性の活躍はより活発になり、今ほど経済的な不安がなくなることで、再婚の条件に経済力を挙げるケースは減ってくるでしょう。
世代交代が起こると、古い価値観が入れ替わり、文化も変わっていきます。
「お墓を守る」「親戚同士のしがらみ」は薄れ、どんどん自由になるのではないでしょうか。
反対に、都会では近所づきあいどころか、家族の間ですら関係が希薄になり、おひとりさまが増えることで、突然死や孤独死といった社会問題も増えていくでしょう。
また未曾有の地震や水害の多発、コロナウイルス感染症など、これまで予測しなかった自然災害の影響もあります。
特にコロナ禍では、アラフォー・アラフィフの一人暮らしの男女のみならず、進学や就職で一人暮らしを始めた若い世代も「一人で暮らすことの心細さや寂しさ」を痛感したはずです
不安に感じることもたくさんあると思いますので、
「Q&A」をご用意しました。
そちらを参考にしていただくか、
お気軽にLINE公式サイトからお問合せください。
当社では、信頼できる弁護士をご紹介できます。まずはご相談ください。
一般的な結婚相談所と同様、書類によるマッチングや、お見合いセッティング、成婚に至るまでのフォロー、パーティーを実施致します。
結婚相談所と違うところは、専任弁護士による相続や財産分与・保険などの勉強会を実施し、双方が納得し、より良い事実婚ライフになっていただけるようなサポートを致します。
実は、事実婚というのは住民票が同じであることが前提になっています。
ですから、その条件を満たした上で、例えば住民票は同じにして仕事スペースを別に構えるといった形も取れるかと思います。
100組のカップルがいれば、ライフスタイルも100通りあります。お二人で話し合っていただき、必要であれば弁護士も交え、お互いのルールを決めるといいですね。
ご実家の資産であれば事実婚の場合、お相手に法定相続は発生しません。
むしろ、相続した後にその財産をお二人がどうするかを専門の方に相談し、公正証書を早めに作成する必要があると思います。
確かに女性の方ですと、男性の目的に不安を抱く場合も多いですよね。
当社では、当社規定の入会資格を設けており、少しでも不安材料のある方は御入会をご遠慮頂きます。
また、御入会に際しましては、オンラインまたはリアルで面談しご安心頂けるような情報をご提供させて頂きます。
あくまでも、法律婚を必要としていない方向けのサービスです。
確約=婚姻届けというお考えの方は、法律婚をお勧め致します。
当社では、信頼できる弁護士をご紹介できます。まずはご相談ください。
当社では、信頼できる弁護士をご紹介できます。まずはご相談ください。
公務員、アパレル、結婚、出産、離婚、20代後半大手エステサロンに就職し約5年。
ラスト2年間は店長として勤務したのち、土日や夜間勤務で育児との両立が難しくなり、
32歳 エステ専門の化粧品会社に転職。
心にゆとりが生まれたことから、「女性を幸せにしたい」「シングルマザーの役に立ちたい」という目標を掲げはじめる。
43歳 自宅にてエステサロン「ouchisalon ricca」を立ち上げる。
45歳 日本結婚相談所連盟 IBJ正規加盟店として、「ricca bridal Ange」を設立。
結婚相談所としてお見合いのセッティングや婚活パーティーを開催するほか、女性会員向けのブライダルエステ、および一般ユーザー向けのフェイシャル&ボディの施術を実施。
また男性会員には、第一印象を良くするためのショッピング同行やコミュニケーション術といったアドバイスも行う。
2020年 49歳 全国的にも珍しい事実婚相談所
「株式会社ri-connect」を立ち上げる。
私が事実婚を勧めるのは、男女の今後の幸せだけではなく、社会貢献の意味もあります。
先ほどお伝えした、突然死や孤独死の課題はもちろん、その先にある空き家問題、さらには現在、事実婚カップルの不妊治療が植えている背景から、少子化対策の一端も担えると思っています。
それから…私自身、息子や周りの友達や同世代の若者を見て、結婚や大人に憧れる若い人がいなくなっていることを、痛切に感じています。
何かに縛られて窮屈に生きる大人が増え、それを見てきた子どもたちは夢を持てなかったり、人間関係がうまく築けなかったり。思いつめて自ら死を選ぶケースすらあります。
これは、私たち大人の責任でもあると反省しています。
ですから、もう遅いかもしれませんが「こんな選択肢もある」「こんな楽しそうな大人がいる」、そんなことを証明していきたいのです。
コロナの影響もあり、人間は一人では生きられないことを改めて知った方も増えた今、これを機に、結婚や大人に憧れる若い人を増やしたいのです。
この仕事を立ち上げるにあたって、厳しいご意見もいただきました。
まだ日本には根付いていないシステムゆえ、よく思わない方が多いことも重々承知しています。
それでも私は、反対意見やクレームは覚悟で、この事業を立ち上げました。
「男性は寂しさを感じ、家政婦替わりの女性が欲しい」
「女性は経済力のみを求めて、より条件のいい相手を探す」
こういう図式を、もっと前向きで新しいものに変えていきたいのです!
これからは、男女ともに経済的にも精神的にも自立をする時代になっていくでしょう。
そんな中で、これまでのシニア婚とは違う、自立心のある同志のマッチングをしたい。
男女ともに活躍しながら、お互いを認め合うパートナー探しを提供したいのです。
「相手がいると楽だから」とか、「贅沢がしたいから」とかではない人のために。
そして独身の男女はもちろん、その先にあるご家族方やお友達も祝福してくださる、笑顔あふれる瞬間をたくさん作っていきたいです。
私自身も皆さんと同じように、事実婚に向けての活動をしていきます。
これまで婚活市場で培ってきた経験や実績があり、より多くの男女を引き合わせられるのが、ri-connectの特色です。
また、自分自身も経営者ゆえに同じ悩みを持つ知り合いが多く、常に情報をアップデートできるのも強みだと思っています。
肩の力を抜いて、もっと、人に甘えたり、頼ったりしてみませんか?
幸せに定義はありません。自分の価値観が確立してきた年齢だからこそ、同じ価値観を持つパートナーとともに、新しい幸せの形を作っていきませんか?
もっと、楽に、楽しく生きましょう。
皆様からのお問合せやご相談を、
心よりお待ちしております。
会社名: | 株式会社 ri-connect |
---|---|
住 所: | 神奈川県横浜市西区北幸1丁目11番1号 水信ビル7階 |
お問い合わせ先: | ricca@88.saloon.jp |
住 所: | 神奈川県横浜市西区北幸1丁目11番1号 水信ビル7階 |