在宅透析の特徴は?
メリットやデメリットについて

透析治療をしていると仕事が続けられない、と考えていませんか? 近年は在宅透析という方法が確立されていて仕事をしながら人工透析治療が可能となっているのです。今回は、在宅透析の特徴やメリット、デメリットなどについて紹介していきましょう。

在宅透析の基礎知識

こちらでは、在宅透析の基礎知識を見ていきましょう。自宅で可能な透析治療という印象しかない人も、どのような特徴を持っているのかぜひ覚えてください。

・自己管理が重要
在宅透析は当然ながら医療従事者がいない環境で治療をしなければいけません。そのため、不測の事態が起こらないように自己管理には十分気をつけないといけないのです。

・付き添いや介助者が必要
在宅透析をするにあたって、クリニックによっては付き添いや介助者を必須とするところもあります。患者自身で行えるように指導するのが基本なので「いた方が良い」程度の考えを持つクリニックもあるようです。

・穿刺が難しいと在宅透析ができない?
自己穿刺ができない人、自己止血ができない人は在宅透析ができません。ちなみに、なぜ穿刺を患者本人にさせるのかと言えば、医療従事者じゃないと穿刺ができないからです。家族に医師や看護師などがいれば患者本人がしなくても大丈夫です。

在宅透析のメリット

在宅透析にはさまざまなメリットがあります。こちらでは、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

・都合の良い時間に透析ができる
在宅透析の最大のメリットは自分の都合に合わせられることです。病院で透析治療などをする場合、決められた時間に来院しなければいけません。このことがネックになって仕事を辞める人もいます。

・仕事を辞めずにすむ
先述したように人工透析治療をしている人の中には仕事を続けたくても辞めてしまった人もいるでしょう。それは、透析治療と仕事の時間の両立が難しいからです。しかし、在宅透析であれば仕事が終わった後に自宅で透析治療が可能となります。そのため、仕事の時間ばかりを気にせずに済むのです。

・家族と過ごす時間を作れる
透析治療は長時間となります。そのため、家族と過ごす時間などが作れない人もいるのです。透析治療後はぐったりとする人も少なくありません。

在宅透析のデメリット

在宅透析にはメリットもありますが、デメリットもあるのです。こちらでは、在宅透析でデメリットと言われるものを見ていきましょう。

・研修を受けなければいけない
在宅透析をするからと言って、無条件で開始できるわけではありません。透析の技術を習得するために、クリニックで研修を受けなければいけないのです。研修期間として3ヶ月から半年程度と言われています。導入のためのトレーニングは必須なので、これらを省いて在宅透析はできません。

・機器の備え付け
在宅透析になれば、定期的に資材が運ばれてきます。そのため、資材を確保するための専用部屋や透析機器の重さに耐えうる床補強なども必要となります。条件を満たせない場合は、引っ越しなども視野に入れる必要があるのです。

・トラブルのリスク
在宅透析は自分で行うことから、トラブルのリスクをゼロにできません。医師がその場にいないので、何らかのトラブルがあった場合はすぐに対処できないのもデメリットのひとつです。

在宅透析が可能なクリニックや病院について

在宅透析はどの医療施設でも行えるわけではありません。こちらでは、在宅透析に対応している医療機関について見ていきましょう。

・東葛クリニック病院
他の医療機関から透析患者が紹介されるほど、高い実績を誇っている病院です。海外からも透析センター開発のサポート依頼などがあるので、人工透析に置いて大きな注目を集めている病院と言えます。人工透析に関するプロフェッショナルが揃っている病院です。

・おばら内科腎クリニック
腎臓内科を専門に扱うクリニックです。人工透析治療だけではなく、食事の内容指導や透析食の提供などもあります。足の血行障害を防ぐためにフットケア外来も月に1回のペースで開催されているのも特徴のひとつです。

・東京透析フロンティア池袋駅北口クリニック
在宅透析の導入トレーニングやレクチャー経験が豊富なスタッフが在籍しています。そのため、分かりやすい指導を求める人におすすめです。24時間緊急電話窓口、体液モニター、漏血検知器など安全面にも配慮された取り組みがあります。
在宅透析の特徴などを知りたい人はこちらのサイトをご覧ください。

まとめ

透析治療になったからと言って、仕事を諦める必要はありません。
在宅透析も大変な部分はありますが、好きなことを諦めずにすむというメリットがあります。
導入トレーニングなどは厳しいですが、
自分の希望を叶えるためにも前向きに検討してみてください。
ただ、在宅透析に対応していないクリニックも多いので注意しましょう。