ライザップがファミリーマートとコラボし、低糖質の食品を販売開始し始めましたね。
実際にトレーナーとして気になるのと、多くのお客様から質問も受けるだろうということも踏まえて、いくつかの商品を購入してみましたので、それについてレポートしたいと思います。
今回購入した商品は
の5品です。
まずはブランから食べて見ました。
こちらはローソンでも見かけるタイプの「ブランパン」ですね。
表記の仕方が私個人的には非常に興味をそそるのが【トランス脂肪酸フリー】の文字ですね。
トランス脂肪酸は脂肪酸の中でも体内で処理するには不都合な脂肪酸のため、アメリカでは「食べるプラスチック」などともいわれるくらいです。
多くのパンにはこれが含まれていますから、安心面でも食べやすい商品でしょう。
そして糖質については14.2gということですので、通常の菓子パンに比べると半分以下で抑えられています。
さらには砂糖は使わず、甘味料の「エリスリトール」を使いカロリーとして含まれないものを入れることで、甘さに関しても満足してもらえるようになっていますね。
こちらはタンパク源となる「ハム」「チーズ」が入っていますね。
どうせ食べるのであれば、たんぱく質もしっかりと摂取したい気持ちもありますので、こちらを選択しておきたいというのがトレーナー視点での印象。
味もふすまの風味があり、胃もたれもしないパンでした。
手軽に摂るのには価格も120円(税込)ですので、財布にも優しい商品ですね。
チョコチップスコーンですが、甘いものが好きな方には神様のような存在の商品ですね!
個人的にはチョコは大好きなので、糖質量が抑えられていると心理的には心が揺らいでしまう一品です。
原材料の一部には【大豆粉】が使用されています。
大豆ですからたんぱく質も多く含まれる上に低糖質というのは嬉しい限りですね。気になったのは、原材料で使用されている「準チョコレート」
「準」という表記について調べてみたところ下記のようなことがわかりました。
"「チョコレート」とはチョコレート生地だけか、チョコレート生地を全重量の60%以上使用した加工品のことです。チョコレート生地とはカカオ分が35%以上、或いはカカオ分が21%以上でそれを合わせた乳固形分が35%以上のものです。
「チョコレート菓子」とはチョコレート生地が全重量の60%未満で、ナッツやフルーツなど他の食材とを組合わせたチョコレート加工品のことです。
「準チョコレート」とは準チョコレート生地単独か、準チョコレート生地の比率が60%以上の加工品のことです。準チョコレート生地とはカカオ分が15%以上或いはカカオ分が7%以上でそれを合わせた乳固形分が12.5%以上のものとなっています。
「準チョコレート菓子」とは準チョコレート生地が全重量の60%未満で、ナッツや、ビスケットなど他の食材とを組合わせたチョコレート加工品のことです。"
※グリコHPより引用
ということですので、まあ大きく気にしなくてもいいところですが、ここで“製造コストを少し下げたのかな?”と思ってしまった次第です。
カロリーは370kcalということですので、低くはないですが、同一商品でスターバックスの「チョコレートチャンクスコーン」をスターバックスのHPで確認したところ、422kcalでしたので52kcalの差は糖質で見れば13g分のカロリーということになります。
カロリーだけで見ると「そんなものか〜」と思うものも、グラムで見ると結構大きく感じるものですね。
通常の糖質制限では【体重×1g】のルールで行うことが多いですから、この13gがいかに大きなものかわかるはずです。
こちらも糖質制限をするとどうしても食べたくなる商品ですね!
【カスタードプリン】
やはり甘味料のエリスリトールを使用しています。
エリスリトールを除いた糖質量が7.0gです。カロリーは184kcal
通常の糖質ですとおおよそ20g以上というところですから、糖質量に着目すれば優秀な品だと思います。
実はこの商品が一番気にしていたんです。甘いものが好きですから、チョコには目がなくなってしまう私の性格としては非常に悩ましい商品です。
さて、実食してみました。
画像のような濃厚さがありますが、この甘さもエリスリトールが中心でしょう。エリスリトールは砂糖よりも70~80%ほどの甘さなので、ある意味「甘さ控えめ」でしょうね。
しかし、カロリーは313kcalということで、チョコチップスコーンよりも57kcal少なく、糖質も7.8g少ないのでスコーンよりはこちらを食べる方がまだ良いかな〜という印象ですね。
キャラメルラテですが、日頃あまり買うことがない商品なので、一般商品と比較が難しいですが、エリスリトールを除いた糖質が3.4g/100mlということですので、だいぶ糖質が抑えられた上に甘いものが飲める一品ではないでしょうか?
個人的にはこの甘さは控えめと言いつつも、もう少しほろ苦さがあってほしいと思いました。この辺りは好みですので、お試しで飲んでみてもよいのではないでしょうか。