ネパール地震
チベット難民
キャンプ支援

レインボーチルドレンは、国際的な支援が届きにくい被災したチベット難民キャンプ15,000人を対象とした支援に取り組んでいます。

ネパールを襲ったM7.8未曾有の大地震

15,000人が住む
チベット難民キャンプには

国際的な支援が届きにくいことをご存知でしたか？今もまだ支援は届いていません。。

ネパールのチベット
難民とは？

遠く本土チベットより生命を懸けてヒマラヤを越えて亡命してきた人々です。

居住区の中で移動を制限され、教育も仕事も制約を受けた中で、最低限の生活だけが保障された状態で人々は祈りと共に暮らしています。中には住民ＩＤを持たず、その最低保障さえない状態で暮らす人々も沢山います。

最貧国とされるネパールでさらに厳しい生活を送っているのがチベット難民なのです。

難民を支えてきた
カーペット工場の危機！！

50年以上500を超える世帯を支え続けてきた、ジャワラカル・チベタン・ハンディクラフトセンターは震災以来閉鎖されています。

そのため、300人の従業員に悪影響が出ています。彼らの多くは週払いの賃金で生活をまかなっています。現在、生活共同組合が従業員に賃金を支払っていますが、一ヶ月以内にそれも尽きてしまうかもしれません。

今は人々が建物の中に入ることさえも危険な状態です。建物の基礎が壊れかかっているからです。建て直すには500,000ドル（約6,000万）の費用がかかります。

レインボーチルドレン奨学生
Pemaちゃんと共に

Pema Bhuti（ペマ・ブーティ）ちゃんはカトマンズの難民キャンプから優秀な成績をおさめてレインボーチルドレン奨学生となった一人です。現在、看護師を目指してインドのデリーにある、ジャミア・ハムダード大学に通っています。

今回5/18より帰省するペマちゃんと共に難民キャンプへ入り、日本全国の皆さまより集まった緊急支援金を届け、またこれからの復興支援に必要な活動をして参ります。

日本が東日本震災で
経験したこと

それは、必要な支援が届かないということ。

支援格差は、そこに住む人たちにとっては、全てを失ったという絶望感に加え『見捨てられてしまったのではないか』という焦燥感や、無力感に繋がるひとつの要因でした。

人は『希望』を失ってしまうと、今この瞬間さえも生きづらくなることも学びました。

『格差』によって希望の光が途絶えてしまわないように。『ちゃんと見ているよ』というこころが、ひとつでも多くの希望の光を灯せるように。精一杯わたしたちでできることをさせていただきたいと思います。