さて、早速ですが転職って今の待遇に不満があるからするものですよね。私もそうでしたし、おそらく皆さんもそうでしょう。
不満の内容も、思ったような仕事をさせてもらえないとか、上司先輩との人間関係がギスギスしているとか、後は単純にお給料が低すぎるとか、人それぞれあるかと思います。
それら身の回りの環境を改善させるために転職をするのですが、実は一回の転職で見事ハッピーエンドというのは最近では中々ありません。
就活・転職サイトなどを見ると、「転職して成功しました!」といったような華々しい成功体験談が載っているので、ついつい転職って一発で成功させるものなのだなと思ってしまうのですが、実はこれがすでに罠なんです。
昔はどうか分かりませんが、少なくともこの現代において一回の就職・転職で理想の勤め先を見つけられることなんて滅多にありません。
しかし、世の中は「就職に失敗したらそこでもうお終い」「転職なんてそう何度もするものじゃない」みたいな雰囲気で、私たちも半ば強迫観念のように「一発で成功させるぞ!」って意気込んでしまうんですよね。
そうではなく、就職や転職というのは自分が納得できるまで何度でもやってしまって良いのです。
もちろん大人としてある程度の我慢や忍耐は必要ですが、少なくともストレスで胃に穴が空くような職場にしがみつく必要は全くないのです。
このように「就職・転職=何回も繰り返すもの」と考えると、次に自分がどこへ行くべきか、何を優先させるべきかに方向性が見えてきます。
一回で終わらせようとすると、求めるもの全てが最優先になってしまって結局的を外してしまうのですが、次もあるしその次もあるって考えると、不思議と割り切って考えられるんですよね(笑)
以下は私が次に転職するなら絶対にこの優先度で考えようと思っている項目のリストです。
金回りの良い業界か自社メディア、自社サービスを運営しているか株式市場に上場しているか裁量労働制ではない各種待遇(お給料、福利厚生、その他)社員数と社員の男女比自分のやりたいことができるか一番上の優先度が最高で、一番下の優先度が最低です。順番に解説して行きましょう。
プログラマーの転職で優先すべきもの① 金回りの良い業界かまず第一に、その会社自体にお金が回ってくることが大事です。
無い袖は振れないと言うように、会社にお金があれば社員にもいずれ還元されますが、お金が無ければそれは絶望的です。これは【経験談】です。
ですので、あなたが候補だと思う会社が金回りの良いお仕事をしているかを、転職前に入念にチェックしておきましょう。
例えば最近ならウェブ広告関係のお仕事でしたら景気が良いかもしれませんね。業務の柱がBtoCモデルである会社も狙い目かもしれません。
BtoBを柱としている場合は、その会社が取引先の会社よりも立場が上であればイケるかもしれません。
絶対に行ってはいけないのがBtoBを柱にしていて立場が下の会社ですね。分かりやすく言えば下請け会社ってやつです。
なぜ下請けはダメなのかについては世間の評判を聞いていれば想像できますよね?ですので説明は省略します。
私の人生においての基本戦略でもあるのですが、死なない限りは次がある、次があり続ける限りは成功できる可能性も残ってるしいずれ成功できる、という考え方の下に本記事は書かれています。
なので、見る人によっては非常に消極的な考え方で理屈が組まれているかもしれませんね。
死なないために必要なお金に対してはとことんこだわる一方、プログラマーとして成長できるかについては優先度をかなり下げて考えています。(成長しなくても良いという訳ではありません。ただ、転職という行為を考える上での優先度が低いというだけです!)
それが良いか悪いかの判断はお任せするとして、上の記載を一つの案として頭の隅にでも置いといてもらえれば嬉しいです。