1977年 山形県生まれ 山形市在住

20代、結婚後まもなく私が妊娠しにくい身体であることが判明。約10年間、できる限りの治療をしましたが、望みは叶いませんでした。他人との比較、欠如感、喪失感、情けなさ、不甲斐なさ、様々な感情が押し寄せ、自分を責めました。
40歳を前に治療に終止符を打った時、預かっているこの命、いただいたこの身体で、人生、何か成し遂げたいと強く思いました。
これからどう生きていくのか、何をしたらよいのか、自分の人生の在り方を見つめ始めた頃に、曼荼羅アーティスト茶谷洋子先生の美しい曼荼羅アートに出会ったのです。
この時、自分自身が大きく変わるのではないかという漠然とした予感がしましたが、勇気を出せずに行動することができないまま数ヶ月経過。どうしても曼荼羅が頭から離れず、やっぱり私も描いてみたい！と曼荼羅アート入門レッスンを受講。その後、入門レッスン認定講師養成講座を約半年間受講し、下図の書き方、基本の技法を反復練習し、自分自身で表現することを学び、ディプロマを取得しました。同時期、一日一枚、100日間曼荼羅アートを描き続ける “100曼荼羅” を達成。描けば描くほどに、曼荼羅の奥深さを知り、その魅力に魅了されていきました。

曼荼羅アートと出会い、自分にストップをかけていたのは自分だと気づき、自信がないという言葉で逃げ続けるのはやめようと思いました。
「一度きりの人生、大好きなことにエネルギーを注いで、精一杯生きていきたい。過去の事柄に縛られたり、未来を不安視するのではなく、覚悟をもって自分の未来を自分で築いていこう」と曼荼羅アーティストとして活動することを決断したのです。

曼荼羅の中に私の本質が存在し、本来の自分に還ることができるようになり、生き方が劇変。
曼荼羅に受け取ったエネルギー、想いを込めています。生命力を宿らせ、魂から魂へ、あなたにそっと寄り添う曼荼羅アートをお届けしていきたいと思っています。
作品を暮らしの中に取り入れていただき、身近に感じていただけましたら嬉しいです。


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